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😶 ワースブレイド第3回 今回の結末はある程度想定の範囲内ではありましたが「PCに昏睡者発生&ボス逃走(後に死体発見)」でしたね。 ワースブレイドの西方は人間の世界です…というと語弊はあるかもしれませんが。 確かに未開の地もあれば怪物もゴマンといますが。それでも世界を動かしているのは人間なので、基本的に人間を相手に戦うことが多い。これはナウシカばりの怪獣世界である東方と対照的ですね(正確には東方の方が後に出たので東方が対照的に作られたというべきですが)。 さてそれで前回のシナリオではオーソドックスに人間と戦ってもらったわけですが、同じ趣向の連続では面白くありませんから今回は怪物と戦ってもらうことにしたわけです。ただ怪物は基本的に知能が低いものがほとんどなので、芸も捻りもなく怪物討伐ではいささかアクセントに欠けます。そこで人間……それも術者を加えてアクセントを足した感じでした。 それで今回はゾンビの集団+怪しい術者との戦いになったわけですが。 ゾンビの数をPTの2倍に設定したのは主に「ワースブレイドの戦闘のイロハを知ってもらうため」と「修練度(BRPGにおける経験チェックに近いもの)を稼いでもらうため」ですね。他にも「できればPTの1人以上を重傷に追い込む」とか「戦闘における多人数の進行速度チェック」等いくつかありますが。 ワースブレイドの戦闘は割と短時間で大勢が決しがちです。これは「HPやダメージはあまり成長しないが、クリティカルすれば割と簡単に重傷や昏睡になる」からです。そして知能があれば理由もなく不利なのに戦い続ける者はまずいない。1回目の戦闘も3セグメント(ワースブレイドの戦闘時間単位。1セグメント2秒)で片が付きました。実際には2セグメントでもう大勢が決して3セグメント目には敵が逃げだしたわけですが。 ですが短時間では戦闘を学ぶのは難しい。それこそ後方にいたり術などでバフをかけてから戦闘に臨もうとしたら、前衛のPCが敵を倒して大勢を決してしまって、何もしないうちに戦闘が終わってしまう等ありえますしね。であれば敵を増やして少しくらいダイス目が偏って敵を減らしたとしてもそれで戦闘が終わらないようにしたわけです。とはいえPC側に不利にダイス目が偏ってPCが負けるのも困るので、雑魚の中の雑魚である最下級のゾンビの群れとなった次第。これはPCの作り方にもよりますが戦闘重視なら1人で5体くらいは相手にできますし、そこまではいかなくても3体くらいは対応可能ですから。 実際の戦闘ではダイス目の偏りもあってPCの内2人が戦闘序盤に倒れてしまって、残り4人で押し切るという結末になりました。防御(HP含む)を割と軽んじている雰囲気は感じていたので、この展開は予想はできたのですが「口でどうこう言うより実際に経験してもらったほうが理解できるだろう」と放置した結果です。ただその所為でPL2人を暇にさせてしまったことは反省点ですね。 ワースブレイドはクラス制+技能制のシステムですが、クラスによる差は一部の専門技能であるだけですし、技能の差もヒーローポイントであるLUCで一時的に補うことができるから、PCによって出来ないことってのは少ししかありません。端的に言えば「魔法が使えなかったとしても魔法使いが困らない」という感じですね。おかげで参加PCが変動するフリーキャンペーンがやりやすいわけですけど。ただだからこそ状況に応じて何でもやらないといけないわけですが。そのあたり慣れていってもらうしかないかな。
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