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😶 ワースブレイド第23回 日記としては間があきましたが、話的には続いている感じの甲斐でした。 空飛ぶ巨大なものの報告を無視するわけにもいかず、操兵を出して付近の捜索に当たったPC達でしたが。 儲け話になると思ったのか先にそちらに行った山師たちの痕跡を追っておくと争いの跡を発見。 さらに捜索を広げていくと……現れたのはキードラ・マーフ+歩兵というオチでした。 練法(魔法)を使うための操兵を呪操兵というのですが、キードラ・マーフというのはその紛い物みたいなものですね。 コストパフォーマンスが悪いし使い勝手は決していいとは言えない代物なのですが、下級とはいえ術が使えるので前述のように空を飛ばせたりもできるので(普通の操兵は飛べない)、用法次第では大きな成果を上げられるといった感じでしょうか。 さて当然放置できるわけもなく戦闘になったのですが、結果はというとPCの圧勝でした。 ちょっと時間が押していたこともあって、比較的近くにコマを配置したところ術を発動させる暇もなくPCの操兵が一撃で撃破したわけです。 そして操兵が破壊されれば残りの歩兵が抗戦する筈もなく逃げ出して戦闘は終了でした。 この回で改めて思ったのはPLの安全志向が強いということですね。 つまり極力リスクを減らそうとするわけで、それ自体は間違っているという話ではありません。 ただ相手だってリスクは避けたいわけです。 特に理由もないのに勝てないとわかっていて戦うことは普通はありませんし、失敗するとわかっていて挑戦することもまずありません。 今回で言えば歩兵を逃がしたくない&できれば重傷になって経験を増やしたいPCが捨て身攻撃をしてあえて隙を作るという選択をしたのですが、それは相手側のキードラ・マーフが倒れて勝敗が確定して相手が逃げだす段になってからです。仮にそのPCを倒せたところでPC側の操兵に勝てるはずはありませんから、一発でも貰えば即死するのに踏みとどまって戦うわけもなく歩兵は逃げだしたのでうまくいきませんでした。 またキードラ・マーフを倒した後に操手(パイロット)の身柄をおさえようとしたのですが、PCの操兵が待ち構えつつ別のPCが操手槽(コックピット)の扉を開けると練法師らしい操手が自害していたというオチですね。練法師って下っ端は基本的に洗脳されているので生きて捕らえられるくらいなら自害することが多いのですよな。もちろん最後の手段には違いないのですが、ああも追い詰められると打てる手がありませんから。 諺でいえば「虎穴に入らずんば虎子を得ず」「枝先に行かねば熟柿は食えぬ」あたりですか。 大きな成果を求めるならリスクが上がるのはやむを得ないことがままあるのですよな。もちろんそのリスクの為に失敗しては元も子もないので何でもかんでもリスクを上げればいいという話ではありません。 要はPCは冒険者なのですからあえてリスクの高い道(ハイリスクハイリターン)を選んで生きているわけですが、リスクを極力避けるばかりではリターンも相応のものになる。 リスクとリターンを上手く天秤にかけて行動を選べるようになるといいということですね。 さて楽勝続きでしたので次回は多少は歯ごたえのある敵にしようと調整したのですが……
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