ぎんじょー(くらげのすがた)さんの日記 「ケダモノオペラのここが好き」

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ぎんじょー(くらげのすがた)
ぎんじょー(くらげのすがた)日記
2022/12/05 22:22[web全体で公開]
😍 ケダモノオペラのここが好き
参加させていただいたケダモノオペラの卓がすごく楽しかった感想日記を昨日書いたので、
今日はルールやシステム面でこれいいなと思ったポイントなどを。
完全に自己満足なんだけど書きたくなってしまった。


・どうとでも転がせるストーリー

「森の奥で迷子になっていた子供を無事に家まで送り届ける」などといった最終的な目標及び
道中起こるイベントは決まっているけれど、それ以外はアイディア次第でいくらでも膨らませられる。
イベント(PCが乗り越えるべき困難)にはダイスロール+スキルで対応することになるが、
演出の自由度が非常に高い。

~引用ここから~

スキル名:咆哮
スキル説明文:オオカミの声や言葉はあまねくものを戦慄させる

スキル効果A:その声は居場所を皆に教えました
スキル効果B:皆、恐怖を忘れることができなくなりました

~ケダモノオペラルールブック87Pより引用ここまで~

例えば上記スキル【咆哮】を使った場合、PLはスキル効果に則した演出をどこかで描写しなければならない。
…のだが、効果A/Bの好きな方を選べるし、セッション中のどこで演出に使ってもいい。
効果Bなら子供を狙って寄ってきた獣を追い払った結果「獣たちは皆恐怖を忘れることができなくなった」
ことにしてもいいし、送り届けた子供を厄介払いしようとする村人たちを叱り飛ばした結果
「村人たちは皆(以下略)」としてもいいし、相談次第でもっと残酷なことやひどいことに使ってもいい。
効果Aに至ってはより顕著で、その声が誰の声で、何の居場所を誰に教えたのか全て自由だったりする。
(逆に対象が絞られているものもあり、その場合は「あなたは」~しましたと書かれている)
ケダモノオペラは(割と)自由だ!

・システム上の操作が少ない

1度遊んだだけなので分かった風は言えないけれど、ことPL側に関しては各種スキルの使用チェック及び
それに付随するスキル効果演出を済ませたかどうか、そしてイベントをプラスマイナスどちらで通過したかの
3つくらいしか操作する項目がない。
しかも公式で配布されているオンセ用素材を見る限り、それらの記録はマーカーを置く・Wクリックするだけと、
GMだと情報メモ等他にも管理項目があるけどものすごくシンプル。
例えばこれがインセインなら(インセインをdisる意図はありません)HPに正気度、アイテム増減に
他PCとの感情、狂気Cの所持枚数及びその内容と未顕在/顕在化に連鎖の有無等々PL側ですら
操作する点が多く、自分だけ見るCを表にしてしまったり狂気Cの山の場所が分からなかったり
(画面左上にあるのに気づかなかっただけ)これまでにやらかしすぎて穴があったら埋まりたいくらいなので
このシンプルさがとても有難く、これくらいならいつかはGMに挑戦できるかなあ…という希望も見えてきたり。
問われるものはアドリブ力、多分。


・相談が楽しい

物語を作り上げていくゲームなので、自分の思いつきにいいねと言ってもらえれば嬉しいし
他参加者さんの更にいいアイディアには脳汁が出る。 なるほどその手が! となること受け合い。
PLが自分たちで考えて決めたことには結果がどうであれ満足度が高いという話をTRPG界隈で見たけど、
なるほど確かにそういうことかも。 RPが難しくてもアイディアで貢献できる点もいい。
同時に、恐らくどこかのタイミングで話の方向性をどうするか相談になると思うので、
コンセンサスが取りやすいのも安心できる。 でもノリで180度展開になってもきっと楽しい。


他にもいいなと思ったところはあるけど、何しろまだセッション回数1なのでそろそろ自重。
ケダモノオペラ卓が増えるといいなあ…! という願いを込めて。
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