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😶 SW2.0「ドラゴンスレイヤーズ3」(●´ω`●)ホクホク 最近はリプレイにも食指が動かない。けれども、これはやはり違った。 単純な無双ゲーじゃねえか、とか思う人は浅薄の極み。読む人では居ないとは思うけど。 超高レベルキャラクターを使うTRPGは、「シナリオはプレイヤーキャラクターが進む(踏みつぶしていく)先にできるもの」。 明確に必然をともなう目的さえあれば、あとはぶっちゃけどうでもいい。どうとでもなるがいい、というGMのスタンスが光る。 それでこそ、大陸最高峰(今回、下手すると一時的にラクシア最高峰)の英雄キャラクターが、存分に魅力を発揮できると言うもの。GMが用意する目的は、やりすぎぃ!な位がちょうどいい。バランス?キャラの生死?なにそれ美味しいのでいけばよい。 今回も前2作を上回るハチャメチャさで、満足の極み。北沢さんのマスタリングリプレイは、メインゲームデザイナーでありながら、GM言動やリプレイの書き起こしの端々に傲慢さがなく心配りのある文章で、毎作とても気持ちがよい。 某〇〇みゆき氏のリプレイは、言動、書き起こしの端々に傲慢さが見て取れてうざい。PC陣の言動も同様。サーぺンターズの続編は出なくてよい。うざい。まぁ個人の好みだが。閑話休題。 セイヴェルとカーンという個性的なキャラが交代したのは残念だったが、吾輩の心の英雄ユリウス陛下が大活躍され、仲が良いのか悪いのか、「ラクシアのどら〇もん」ミスティン様も続投。Gmとしてはタブン一番下ろしたい人材だっただろけども(笑)今回はアルケミストまで超越し、GMの絶望に拍車をかける。 新たに蛮族系の超越者と、「求道者」という蛮族スペシャルのキャラが加わり、こちらも大変面白い。 ケンタウロスの超越者とか、貴方はもはやケンタウロスじゃないよね?って言いたくなる脅威の9連撃を可能とするニンジャ!?将軍。アイエエ、ニンジャ、ナンデ!?その手が振るう斧はまさしく、慈悲はない。超越者にしてはやわこい防御は、GMにとってほっこり良心だったろう。1R裏でダメージがいく喜び。ジッサイ奥ゆかしい。 そして初めてお目にかかる「求道者」。ルールを見ても「なんだろうこれ?」と首をひねっていたその真価が、はっきりしめされている。これを読んだプレイヤー諸氏から、きっと「求道」を追及する者たちが増えてゆくことだろう。 超越判定や二つの命こそ持たないものの、恐るべきはその基礎能力値の増強。全能力値が50~90以上という、もはやなんのゲームのキャラだこれ状態からくりだされる高位魔法の数々、補助動作で代償すら無く繰り出される壁も城も「位置」も意味を成さない「魔眼」の奇抜さ。訳のわからない脅威がGMを蹂躙する(笑) さらにラスボスがもつ驚愕の史上初の「究極」能力。神すら勝てんだろコレ(笑) そんな中SW2.0リプレイ史上、究極の「不屈さ」を体現し「不倒の皇帝」として仲間を守り切り、最強の戦士っぷりを大きく増したユリウス陛下にさらに心酔。一生ついていきます。 個人的には、最後の凄まじい「魔剣」は、ユリウス陛下にこそふさわしい。彼の愛剣として譲渡されるべきだっただろう。と、この一点のみ不満が残る。陛下はその強さに反して、良い剣に恵まれなかった事が唯一の弱点だった故。 当社比。 とにもかくにも、リプレイの「痛快さ」の神髄を現した一冊だろうと確信する。 気軽に手に取ろう。
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