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😶 DLH「魔法使いと少年」 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)タイトルはファンタジー感を漂わせるものですが、内容は現代を舞台にしたドロドロ感溢れる何かでした。 ということでダイバーさんのオリジナルシナリオ「魔法使いと少年」駆け抜けてきました。 そもそもにしてR15+を謳ったシナリオでしたので「そういう表現」があるのだろうなと覚悟して挑んだわけですが、なるほど、なかなかのエゲつなさです。具体的な表現は私が BAN されかねないので書けませんが「初対面でこのシナリオを回されたら、距離を取ることを考える」という内容でした。一応補足しておくと、極めて遠回しな賞賛です。 こういった表現は雑に扱うと「ただの下品・グロ」に成り下がるのですが、その辺りは映画関係に見識が深い方らしく、各登場人物の人間性や、物語の舞台が抱える深刻さ、 PC が動く理由付けに繋がるよう調整されていました。プレイ中は不愉快でありながら、終わった後には「こういう表現好き」と言える内容。これにはお見事の一言。 さて、そんな悪辣な世界観であればこそヒーローもまた輝くものでして、一緒に駆け抜けた PC と PL さんについて印象に残った点を書き残します。お二人とも同卓するのは初めてだったのですが、いやあ……素晴らしかったですね。 PC:マギステル(PL:リエルさん) 冷静沈着といった雰囲気の女性テクノマンサー。先生と呼ばれることが多いらしい。 継続 PC であるためか、セッション前から周囲より「噂のマギステル先生」「マギステル先生は良い」などという声が聞こえたので、根性ひん曲がった N さんは「お、ええんか? そんなにハードル上げて(´^ω^)」と心の中でほくそ笑んでいたわけですが……噂に違わぬ「先生」っぷりでした。厳しくも相手の未来のことまで気遣った説教はまさに先に生きる者の姿勢。これをリアルタイムで考えて RP に落とし込むリエルさんの技量もまたお見事。 理知的に正論を並べて説き伏せる RP も格好良いものですが、個人的に一番好きだったのはリマークの NPC に対して平手打ちと怒声を浴びせたシーン。普段冷静なキャラが感情を爆発させるシーンは、そのキャラの深い所が見えてとても良い。最高。 PC:ラプラス(PL:みなもさん) 実験の失敗作として生まれたエンハンスドの少女(年齢不詳なので推定)口数少な目。 超人種と現人類の間の軋轢に巻き込まれて生きてきたという、舞台設定に絶妙にマッチした設定を引っ提げての登場。個人的に凄く期待してました。口数は少ないながらも感情は豊かで、露骨に不機嫌な表情を浮かべることもしばしば。自分が嫌いなことにはとことん嫌いという反応を返す子で、儚さの中に一本通った筋を感じさせるキャラクターでした。 リマークでとある NPC に詰め寄ったシーンは特に顕著で、彼女の中の譲れない一線、抱え込んだ想いを吐き出すような RP で魅せてくれました。皆さん感情表現お上手ですね! PC:コンダクター(PL:私) 指揮者。風使い。魔眼。サイドポニー。発狂スイッチ持ち。継承した力。先代へのコンプレックス。サイドポニー。 などなど、私の好きな要素詰め合わせセット! 以上! そんな PC なので「格好良い」とか言われるたびにかなり喜んでました。ありがとうございます。 長時間のセッションとなりましたが、最後は眠気も忘れて遊んでしまう、そんなセッションとシナリオでした。だってあんな所で終われないでしょう() 悪辣な世界観と NPC を表現してくれたシナリオ製作者兼 GM のダイバーさん、一緒に乗り越えてくれたリエルさん、みなもさん。お三方ともありがとうございました! また、DLH の世界でご一緒できたらと思います。
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