愛善院さんの日記 「コミュニティを考える」

	愛善院
	2020/08/04 00:37[web全体で公開]

😷 コミュニティを考える
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
いわゆる現役を引退した
暇をもてあましたシニア層には
芸事や学問やらスポーツやら

カルチャー活動にいそしむ連中がいる。

(私は辛うじて現役だ、と言っておく)


最近はコロナ禍で、
そもそもこの世代は集合を徹底して控えるので
私が参加しているいくつかのリアルなコミュニティは
実質的に崩壊しているところも多い。

さても、こうしたコミュニティを見ると
いわゆる「リア王」的な。

道化のセリフであざけるならば
「歳をとったなら、
それなりの知恵を持てってことさ」
と言って言い過ぎでない連中が

幹部やら先生やらと呼ばれ
チヤホヤされて人生の花道を歩いていることが多い。


どこのコミュニティでも私はおよそ最若年なので、
こいつらの格好のエジキとなる。

要するに
「これだけ歳が離れてんだ、尊敬しろ」
という、言外圧力である。

相手に尊敬できる点が見当たらないのに
おべっかを使ったり、世辞を披露するのは
そのコミュニティの理念に
則ったものではないと思うのだが。


こうしたコミュニティは
「みんなで楽しく」のような決まり文句がある。

つまり、
サル山のボスを楽しませるために
そこに入るわけではない。
なぜなら、そのボス猿こそが
「みんなで」と謳ったのだから。


「すごかろう、えらかろう」
人生の8分の1しかそれに費やしていない奴が
何をふんぞりかえっているのだろうか？
その歳になってまでそんなことをしないと
相手からの評価を得られないのだろうか？
「そんなこたぁ、どうでもいいんだ！
さっさとコミュニティとしての活動をしろ！」


掲げる理念や趣旨に賛同し、
または、その活動に多大な魅力を感じても

それを率いる人間の
人間的な魅力が希薄である場合。

そこに参入すると
将来的に自分が嫌う自分になっていく危険性がある。

明確な好き嫌いの線引きをしたときに
続けるほどに嫌いが降り積もってゆく想定は容易だ。

私は、私の好きなモノを成分としてできている……






と、言えるようになるためのノイズ除去は
可及的速やかに行うのが得策と
考えたほうがよいのであろう。



(すべてのコミュニティがそういう状態なのではなく、
なかには、歳を経て技に磨きがかかったり、
味わいを深めていたり、そうでなくとも、
努力や情熱、また純粋な実力において、
敵わないと思えるような人物も少なからずいる
ことも、言い添えておく)

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	フォルセティ⇒愛善院
	2020/08/04 16:07[web全体で公開]

＞ 日記：コミュニティを考える
この界隈に限らず、視野狭窄に陥って他者の「わかるはずの事情」から形作られる行動の原点を考える能力を失った文字通り「先に生まれただけの先生」みたいな輩は掃いて捨ててもまだいます。
……どうでしょう、そのコミュニティの老害とその取り巻き以外の一人一人と仲良くなって、いつの間にか力関係が変わっているよう動くというのは。
「掲げる理念や趣旨」が共感できるのなら、そこに集まった人の半分ぐらいは一緒に楽しむ意味はあるはずだと思うのです。それくらいの手間をかけてみるのも、また一興かと。