セナさんの日記 「『ダブルクロス3rd』が楽しくて好きになったという話」

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セナ
セナ日記
2023/11/26 18:37[web全体で公開]
😶 『ダブルクロス3rd』が楽しくて好きになったという話
 先日、「いろいろなシステムを渡るのも、それぞれの魅力が見えて楽しいな」という内容の日記を上げさせていただきました。
 今日は、経験させていただいて楽しかったシステムのひとつ「ダブルクロス3rd(以下DX3rd)」の「個人的にここが面白かったな!」という話をしていこうと思います。


 私のTRPGデビューは、ソードワールド2.5でした。
 それからも遊ばせていただいており、私にとって最も馴染み深いシステムなのですね。
 ファンタジー世界で、それぞれのPLが自由に作ってきたPTを組んで、やりたいことを宣言しながら進めていく……という印象が強いシステムです(もちろんいろんなセッションがあるので程度の差異や、例外もあると思います)。

 一方DX3rdは、現代日本が舞台の異能力を持ったPCたちが活躍する「シーン制」と言われるシステム。
 既にシナリオ側に用意されているそれぞれの「シーン」で、どんなことが起こるかがおおよそ決まっているのですね(もちろんいろんなセッションがあるので以下略)。
 さらに、キャラを作る際にも、用意された「ハンドアウト(以下HO)」造形を練っていくことになるわけです。

 こういうと、「窮屈じゃない?」って思われるかもしれませんが……
 私としては「全然やりやすくて楽しい」!

 HOがあるおかげで、PCの役割も意識しやすくRPがラクに感じましたし、シナリオと関係の深い造形になりやすいから、心揺さぶられるドラマチックな展開がお手軽に楽しめるという印象です。
 例えば、戦うことになる相手と因縁があるPCさんとか。過去に友人だったとかね、オイシイ~~~~!!
 熱いRPに繋がりやすい設定や場面をシナリオ側が用意してくれるから、見せ場がしっかりと来て、見応えがあるシーンをメイクしやすいところにこのシステムの強みを感じました。

「決まっている分、迷わなくて済む」し、私はいただいたシーンに安心して出たり、他のPCさんの出番をニッコニコしながら眺めていたりできて、とても楽しい!

 それに、HOが存在しても、個性は出るものですね。
 私は運良く3シナリオに参加させていただくことが叶ったわけですが、同じ要素を含んだHOからでも、全然違ったPCさんが生まれてきたのを見られて、とても興味深かったです。
「支部長(異能力をよくないことに使おうとするヤツに対抗する組織の、責任者的な人)」というHOから、鉄壁のイケオジが生まれたセッションもあれば、範囲攻撃のプロたる姉御肌JKが活躍した回もありました。
 複数人で集まって場面を作り上げる遊びだからこその醍醐味を改めて感じましたね。



 データ面で特に魅力的だと思ったのは、「個性が出るビルド」と「侵蝕率」。

 まずは「ビルド」関係のお話。
 戦闘で使う技を、キャラ作成時に選んで取得してくる訳なのですが、この組み合わせがまた面白くてですね。
 いくつかの「エフェクト」(殴る、回復する、ダメージを上昇させる、当たりやすくする……など様々な効果がある)を組み合わせたものに、自分で名前をつけて宣言できるのです。
 この組み合わせとネーミングに、PLさん・PCさんの個性が出て、とても面白い。キャラシを眺めるのが非常に楽しいです。
 戦闘時以外にも、異能力を発揮した描写として使用できる「イージーエフェクト」なんていうものもあります。
 時にスマートに、時にコミカルに。異能力の持ち主「らしさ」が演出される場面も生まれたりして面白いです。


 続いて、「侵蝕率」。
 こちらは、「上げれば強くなるけど、上げすぎるとキャラロストに繋がる」という、ギャンブラー精神を揺さぶられる激アツなパラメーター。
 シーンに登場したり、戦闘で技を繰り出したりする度に上がっていきます。
 一定値を越えると振れるダイスの数が増えたり、攻撃の効果が上がったり……シンプルに気持ちがいい……!!
 その一定値への到達を楽しみに、ウキウキしながら上昇を見守ったりするわけです。
 シナリオクリア後に、上昇した侵蝕率をダイスで下げる判定が存在するのですが、そこで一定値以下にならないとPCが「ジャーム」と呼ばれるバケモノと化してしまい、ロストとなります。
 だから、上げすぎてはいけないんだけど、強くなれるのは気持ちがいいし……と葛藤しながら侵蝕率を管理する楽しさ。たまらねぇぜ……
 個人的には、ジャーム化も夢があっていいな……と思っている節もありますが、それはまた語るとしても別の機会に……



 そんな訳で、6月頃からDX3rdもエンジョイさせていただいておりました!

 ルルブ購入を察知して、丁寧な説明会と共にセッションを立てて、続編まで用意してくださったオンセンの先輩プレイヤーさん。
 初回、さらに続編までPC1として参加した私PLを支えてくださった同卓メンバーさん方。
 一緒なタイミングでDX3rdデビューした後、すごい早さでGMにもチャレンジされて、そこに参加枠をくださったフレンドさんと、あの日のN市支部のメンバーさん方への感謝で今回の日記を締めさせていただこうと思います。
 おかげさまで楽しい思い出になりました、ありがとうございました!
 またどこかで機会がありましたらよろしくお願いいたします!
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レスポンス

アーリング
アーリングセナ
2023/12/06 21:53[web全体で公開]
> 日記:『ダブルクロス3rd』が楽しくて好きになったという話
遅くなりましたが参加ありがとうございました! こちらこそセナさんと遊んでていっぱい楽しい!や嬉しい!をもらってのことなんで、お礼を言うのはこっちの方ってくらいですよう。
色んなゲームをポジティブに何でももぐもぐ食べて栄養にしていくセナさんの行動力は俺も見習いたい。が、がんばる・・・!
また今後ともよろしくお願いしまーす!

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