エミリオ(ハウスルール投函者)さんの日記 「東方TRPGBRP搭載型 戦闘システム」

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エミリオ(ハウスルール投函者)
エミリオ(ハウスルール投函者)日記
2020/04/18 19:59[web全体で公開]
😲 東方TRPGBRP搭載型 戦闘システム
東方TRPG イースタンデビルサーガのミッション中、怪物や賞金首と対峙して戦闘が避けられなくなった時は、自らの手で武器を持ち戦わなくてはならなくなるだろう。戦闘が起きると、全てのキャラクター、GMの操作する怪物や賞金首も同じく、DEX値の順に行動する。もっとも高いDEXを持つキャラクター、賞金首、あるいは怪物が先に最初に行動し、それから次にDEXの高い者へと順番に下っていく

例)レミリアは怪物と共に銀行を襲撃している賞金首と相対している。事態は悪化しつつあった。レミリアのDEXは65、賞金首のDEXは50、そして怪物のDEXは75である。従って最も高いDEXを持ったのは怪物で、戦闘ラウンドでは最初に行動する。続いてレミリア、賞金首の順となる

イースタンデビルサーガにおける戦闘のラウンドの時間は全員が”1回ずつ意味のある行動を行うのに十分な長さ”という表現が最もふさわしい。ラウンドの流れを管理するのはGMである。各キャラクターのDEX手番で、GMはどんな行動をとるのか決める、もしくは(キャラクターに対して)尋ねる。大抵、その行動は「あの怪物を攻撃する」「手にした武器でたたき切る、もしくは銃で狙撃する。技・魔法・アイテムなどを使う」あるいは「撤退戦が目的なので上手く引き上げる」といった分かりやすい物である

GMは行われている出来事の物語上の流れを意識しながら、全員が何かしらできる機会を迅速に与えるのがよい

キャラクターは4つの戦闘技能がある(近接戦闘)(回避)(射撃)(魔導)である。(近接戦闘)(射撃)(魔
導)には多くの専門分野がある。(近接戦闘(格闘))あるいは(射撃(ショットガン・アサルトライフル))、(魔導(退魔術))などだ。各プレイヤーはキャラクターの創造時に、自分のキャラクターが有する技能の専門分野を決定する(専門分野がある場合)。これは職業技能及び個人的な興味の技能に、技能ポイントを割り振る際に行う。(近接戦闘(格闘))技能には、素手による戦闘以外にナイフ、重武器、棍棒といった単純武器の使用も含まれるので注意する事

ただし、刀剣を振るうには(近接戦闘(刀剣))という専門分野の技能が必要である

適切な技能を使って戦闘ロールを行うのは、他の技能ロールと何ら変わりは無い。ただし、戦闘ロールで命中判定は意志力を消費して振りなおすことができるが、その後のダメージロールは意志力を用いて振り直しは出来ない。これは命中後のダメージ自体はその時の威力がそのまま敵に炸裂するからである


近接戦

DEX順におけるキャラクターの手番では、敵に対して攻撃することを選ぶかもしれない。さらには、キャラクターが攻撃されるたび、どのように対応するかを選べる。さらには、キャラクターが攻撃されるたび、どの様に対応するかを選べる。回避する(攻撃を完全にかわそうと試みる)か応戦する(攻撃を避けるかブロックする、あるいは受け流す一方で、攻撃を試みる)かである。

攻撃側と防御側の両方がパーセントダイス(1d100)をロールして、それぞれの成功度を比較する


防御側が応戦する場合は(近接戦闘)技能を使う。その場合、攻撃側より良いレベルの成功度を達成する必要がある

防御側が回避する場合は(回避)技能を使う。攻撃側は防御側より良いレベルの成功度を達成する必要がある

単純に言えばこうなる。達成値を比較して勝利した側は、いかなるダメージも受けない。そして(自分が回避をしていない限り)敵にダメージを与える

武器とダメージ

素手による攻撃:1d3+ダメージボーナス

コンバットナイフ:1d4+ダメージボーナス

マチェット:1d4+ダメージボーナス

クラブ:1d6+ダメージボーナス

アイアンハンマー:1d6+ダメージボーナス

ハンドガン:1d10

ショットガン:4d6(目標までの距離が10m以内までの場合、20m以内なら2d6ダメージ。貫通はしない)

アサルトライフル:2d6+4

応戦する者は、成功度が至難であっても「通常成功」のダメージしか与えられない。それに対して、攻撃を行っているキャラクターは(成功度が至難で勝利すれば)(会心の一撃)を与えることができる(下記参照)

例)グールが鉤爪のある手を振るい、レミリアは回避を選択する。GMのロールの結果は「03」至難の成功(グールの(近接戦闘)技能の5分の1以下)である。レミリアの(回避)ロールの結果は「20」困難の成功だ。攻撃側が、回避側より良いレベルの成功度を達成したため、レミリアに攻撃が命中する。攻撃は至難の成功であるため、最大となる10ダメージ(1d6+1d4)が自動的に与えられる

グールは1ラウンドごとに3回の攻撃を行える怪物である(怪物のDEXにおいて、3回の攻撃が全て同時に行われる)グールの2回目の攻撃では噛みつきを行おうとし、レミリアはこれに応戦する。レミリアは困難な成功を達成し、グールは通常の成功である。レミリアがグールより良いレベルの成功度を達成したため、応戦は成功した。レミリアは負傷を避けるだけではなく、グールに1d5ポイントのダメージを与える

回避側と攻撃側の成功度が同じ場合は、回避側が勝利するのを覚えておくこと(攻撃側は、回避側より良いレベルの成功度を達成しなければ勝利できない)一方、応戦側と攻撃側の成功度が同じ場合は、攻撃側が勝利する

会心の一撃

会心の一撃の成功度を達成した攻撃はダメージを増加させる

鈍器は、最大のダメージに加えて(もしあれば)最大のダメージ・ボーナスを与える

貫通攻撃(刃物や弾丸など)は、最大のダメージに加えて(もしあれば)最大のダメージ・ボーナスと、更に武器のダメージ分のダイス・ロールを加える(例えばハンドガンの場合は、1d10+10ポイントのダメージとなる)

例)レミリアは戦闘ラウンドで勝利し、至難な成功であった。彼女は槍(スピア・ザ・グングニル)を持ち、ダメージボーナスは1d8である。その攻撃は刃物扱いなので8+4+1d8のダメージとなる
もし、その時それ以外の武器(クラブなど)を使っていれば、そのダメージは6+4=10となる

火器のルール

銃を射撃する者はパーセントロール(1d100ロール)を行い、結果を自分の(射撃)技能と比較する

火器の射撃の準備できていれば、順番を決める目的で使うDEXを、DEX+50として撃つことができる

ハンドガンで1ラウンドに2回あるいは3回発射する場合、それぞれの発射につきペナルティーダイス1つを適用する

ゼロ射程(DEXの6%)m以内)にいる目標に対して発射する場合、射撃側は技能ロールでボーナス・ダイスを1つ受け取る

射撃の対象となった者は応戦ができない(弾丸をかわすことはできない)ものの、(回避)技能をロールして「掩蔽に飛び込む、遮蔽物に身を隠す」事などができる。(回避)ロールに成功すれば、攻撃側はロールにペナルティーダイス1つを加えて命中させる必要がある

掩蔽に飛び込むことを選ぶキャラクターは、自分の次の攻撃する権利を没収される(飛び込むことに成功するかどうかにかかわらず)このラウンドにすでに自分の攻撃を行っていた場合、次のラウンドで自分の攻撃を没収される

例)フランドールは刀剣を振り回して自分にせまってくるソードデーモンを見つけた時に、リボルバーを手にして応戦する準備を整えた。フランドールのDEXは70だが、リボルバーは射撃の準備ができている為にDEXに+50され、このラウンドでは、フランドールはDEX120として行動できる。よってフランドールが最初に射撃する

ソードデーモンは銃を見て、近くの塹壕(掩蔽)に飛び込み(回避)ロールを行って、成功した。命中させるためのフランドールのロールにはペナルティーダイス1つが適用されており、結局ソードデーモンには命中しなかった。塹壕に飛び込むことで、ソードデーモンは自分の次の行動を失い、このラウンドは終了する

次のラウンドが始まり、フランドールはソードデーモンが攻撃してくる前に弾丸を命中させる機会が再び訪れる

魔導戦闘のルール

魔導により火炎放射やマジックミサイルなどを敵に向かって放つ者は、パーセントロール(1d100ロール)を行い、結果を自分の(魔導)技能と比較する

魔導の準備ができていれば、順番を決める目的で使うDEXを、DEX+50として発射することができる

マジックミサイルで1ラウンドに2回あるいは3回発射する場合、それぞれの発射につきペナルティーダイス1つを適用する

ゼロ射程(DEXの6%)m以内)にいる目標に対して発射する場合、魔導側は技能ロールでボーナス・ダイスを1つ受け取る

魔導攻撃の対象となった者は応戦ができない(魔導をかわすことはできない)ものの、(回避)技能をロールして「掩蔽に飛び込む、遮蔽物に身を隠す」事などができる。(回避)ロールに成功すれば、攻撃側はロールにペナルティーダイス1つを加えて命中させる必要がある

掩蔽に飛び込むことを選ぶキャラクターは、自分の次の攻撃する権利を没収される(飛び込むことに成功するかどうかにかかわらず)このラウンドにすでに自分の攻撃を行っていた場合、次のラウンドで自分の攻撃を没収される

例)レミリアは刀剣を振り回して自分にせまってくるソードデーモンを見つけた時に、魔導の詠唱を行い応戦する準備を整えた。フランドールのDEXは85だが、魔導攻撃の準備ができている為にDEXに+50され、このラウンドでは、フランドールはDEX135として行動できる。よってフランドールが最初にマジックミサイルを発射する

ソードデーモンは迫りくるマジックミサイルを見て、近くの塹壕(掩蔽)に飛び込み(回避)ロールを行って、成功した。命中させるためのレミリアのロールにはペナルティーダイス1つが適用されており、結局ソードデーモンには命中しなかった。塹壕に飛び込むことで、ソードデーモンは自分の次の行動を失い、このラウンドは終了する

次のラウンドが始まり、レミリアはソードデーモンが攻撃してくる前にマジックミサイルを命中させる機会が再び訪れる
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