エミリオ(ハウスルール投函者)さんの日記 「東方TRPGBRP版 シナリオセクション3」

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エミリオ(ハウスルール投函者)
エミリオ(ハウスルール投函者)日記
2020/04/26 02:32[web全体で公開]
😲 東方TRPGBRP版 シナリオセクション3
シナリオセクション3 辺境の遺跡探索
部屋8 戦士の安息所

ついにこの場所に来た。最深部の一歩手前、戦士の安息所である。周辺には、当時生え抜きのエリートとして名をはせていた用心棒が眠っている石棺が4つ、そして、さらにその奥には最奥霊廟に続く立派な門が待ち構えていた。今は気配は感じないが…感じる。かすかだが、敵の気配が、恐らくただでは済まないだろう。貴方たちは、合図とともに突入を開始した…そして!

プレイヤーが全員突入を開始したとともに周辺の石棺が次々と空き、グール共が目覚める。ボス戦一歩手前の前哨戦である。敵は4体だが、4人で1体と見なすこととなるので先ほど戦ったグール共より少しステータスが上である。以下にステータスを提示する

グールの群れ
STR55 CON55 SIZ45 POW50 DEX65
耐久力:10
ダメージボーナス:なし
ビルド:0
移動8

攻撃

1ラウンドの攻撃回数:1
攻撃方法:銃と刀剣
フォーメーション(戦闘マヌーバー):フォーメーションを取って1人に攻撃する。前回より数が多いので攻撃の際にボーナス・ダイス1つを得る

近接戦闘:50%(困難:25・至難:10)
ダメージ:1d3
フォーメーション(戦闘マヌーバー)ダメージ2d6
回避 45%(困難:22・至難:9)

グールの群れを何とか全員倒すと、眼前の最奥霊廟への扉がPTを招き入れるように開く、いよいよ騒動の中心人物とのご対面だ。この先に進んだら、そう簡単には出られないだろう。貴方達は、意を決して先に進む

部屋9 最奥霊廟

目の前に見事な石棺がある。そして、そこには、確かに資産家と思しきミイラ化した骸も横たわっていたが、何より目を引いたのは、不気味な巨大生物だった。青い、翼をもった巨大な怪物はこちらを見るなり巨大な雄たけびを上げた。そしてミイラ化した資産家の声が鳴り響く

「無礼な侵入者どもめ!返り討ちにしてやろう!!」

ボスとの戦闘である。初めの大広間で(判定に成功していればだが)聞いていた、不気味な奴と資産家との戦いとなる。資産家は怪物に乗馬しているので実質1体相手となる(その分2体分のステータスとなるので先ほど戦ったMOBより段違いだが)以下にステータスを提示する

資産家ナグルファル&グリードドラゴン
STR80 CON115 SIZ85 INT80 POW80 DEX35 APP5 EDU65

耐久力:20
ダメージボーナス:1d6
ビルド:2
移動8
精神力:16(消費すれば1時間に1ポイントの割合で回復する)

攻撃
攻撃回数:1
攻撃方法:ナグルファルは槍を得意としており、手には生前愛用していた騎兵槍を携えておりそれにより強力な突き攻撃やランスチャージなどを行ってくる。これは1d6となっているが、それよりも脅威なのは青い怪物、グリードドラゴンのフリーズブレスである

防御力:1

技能:近接戦闘(槍):65% 乗馬(ドラゴン):70% 追跡:40% 聞き耳:45%


技・魔法
フリーズブレス

コスト:1精神力
必要時間:1ラウンド

冷気の息によりキャラクター2体までを範囲攻撃する。1d4の水属性ダメージ

ランスチャージ

コスト:2精神力
必要時間:1ラウンド

騎乗生物と共に放つ強力な突撃攻撃、ダメージボーナス+1ダメージ

強敵である。しかしPTが力を合わせて、辛くも勝利を勝ち取った、あるいは上手く戦って勝利を勝ち取ったらエンディングである

結末
PTがナグルファルを倒し、霊廟に平穏を取り戻して地上の考古学者などに結末を報告すれば、すぐに彼らは大喜び

で採掘作業に戻るとともに謝礼を支払ってくれる。逆にナグルファルに返り討ちにされた場合、霊廟の調査は別の

賞金稼ぎがナグルファルを倒して、平穏を取り戻すまで中止となるだろう。この場合はPTは報酬は貰えなくなる

GMへの注意:ただし、だからといって、PTは敗北したという事ではない。例え返り討ちにあったとしても、一時的

に騒動を起こしている相手を制圧する事にもなるし、結果的にPTがやったことは無駄ではないのである。

GMはもし、PTが全滅した場合でもまた今度の冒険は頑張ろう!と勇気づけるエピローグを用意しなくてはいけな

い。TRPGは、PLをげんなりさせるゲームではないからだ

勿論、敵を倒し目的を達成した場合は、目的達成!報酬ゲット!次の冒険も頑張ろう!とさせるエピローグを用意

しないといけない。こういう最後の用意もGMとして大切なのである

更なる展開

今回、PTの活躍のおかげで地下霊廟での時間は終結し、調査は再開されることとなった。調査が進むにつれ、当時

の生活様式や文明、謎に包まれていた旧世界滅亡寸前事件などに関する記録なども見つかったのである。また、こ

の調査で世界各地に、この手の遺跡が眠っている事も判明した。旧世界とはどんな世界だったのか?世界に眠る未

調査の遺跡はいくつあるのか?これらの謎はPT(賞金稼ぎ)達を冒険に駆り立てるだろう。また、平穏そうな日々

にもかかわらず、各地で散発的な争いや突発的な無法者の騒動などもよく、バウンティ―ハンター協会に入ってく

る。これらも、賞金稼ぎ達が冒険に出るきっかけとなる。いずれにせよ、新世界は冒険と謎に満ち溢れているだろ

う
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