エミリオ(ハウスルール投函者)さんの日記 「東方TRPGBRP版 世界観セクションについて 冒険者の立ち位置、続き」

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エミリオ(ハウスルール投函者)
エミリオ(ハウスルール投函者)日記
2020/07/03 12:27[web全体で公開]
😲 東方TRPGBRP版 世界観セクションについて 冒険者の立ち位置、続き
2.輸送品の配達

これは忙しくて配送に手が回らない交易商人、並びに即急に物資を必要としている組織からの依頼となる。指定された土地の指定された場所に指定物資を届けてくれ。という仕事である。輸送に手間のかからない代物から大型のカートに登載しなければ運びきれないたいそうな代物まで幅広く、特に後者の大型荷物の輸送が来たときはげんなりする賞金稼ぎ達も多いようだ。ただし、輸送ルートについては賞金稼ぎが自由に決めてよいことになっている。そのため、大型荷物の輸送が来たときは、このげんなりした雰囲気を紛らわすのに各地を練り歩いて景色を楽しんだり、憂さ晴らしに大酒や大食いなどで発散などしている模様
(そしてそれらは宿の支払いと報酬分の支払いに消えていく)

3.農作業・並びに収穫作業

農家の中には一人では賄いきれない程の広大な土地を持っている大地主などがいる。これはそう言った大地主が、期間限定で農作業の小作人を募集している仕事である。一見ただの収穫と軽く見て依頼に乗る者たちがいるが、現場に行って驚愕、何十エーカーにもわたる非常に広大な土地の面倒を期間内見ることとなり、さらに、種まき、水やり、耕作…といった農作業に必要な作業をすべてやることとなり、期間の最後に該当作物を収穫、そのまま輸送屋に受け継いで依頼は完了となる。非常に長期間の間面倒を見ることとなり、たかが農家…と侮って逆にその苦難だらけの作業に圧倒される者たちが毎度のごとく現れるのである
(ちなみに、季節によっては雨期・乾期など自然とも戦うことになるのは言うまでもない)

賞金稼ぎのための組織

賞金稼ぎはバウンティーハンター協会所属となっており、上司から依頼が来ることもあるが、基本的に自力で仕事を探さなければならないことが多く、仕事を取らないときは収入は無に等しいのである。また多くの賞金稼ぎは先ほど述べたように宿屋住まいということも多い。ここでは、そんな賞金稼ぎに情報等を提供してくれる者や、賞金稼ぎが日ごろから世話になっている組織について説明する

1.宿屋・酒場

賞金稼ぎにとって、宿泊所兼家替わりとなっている場所、それが宿屋・酒場である。多くの宿屋・酒場は賞金稼ぎ達を長期宿泊させる代わりに料金として毎月収入の2%を宿泊料として上納してもらっているのである。
(支払いができなくなったらその時点で宿から退室してもらい、その賞金稼ぎは野宿となる)
そのため、賞金稼ぎ達は必死になって宿の料金を支払うために仕事を行い、残りの収入を銀行くんだりに預けに行っているのである。多くの賞金稼ぎが収入はトントンというのはここから来ている
ただし、宿の主人と賞金稼ぎが特別な中かあるいは信頼できる用心棒として雇っているという場合のみ話は別で、宿の屋根裏部屋などを賞金稼ぎに無期限で貸し出したりしている場合がある

2.商店

鍛冶屋・薬品店・雑貨店など多くの店の総称である。この店は賞金稼ぎに様々な物品を提供し、また様々な物品を買い取ったりといった具合に地味に賞金稼ぎにとってはありがたい組織となっている。彼らが精魂込めて作り上げた品々が日々の仕事に役立っているのである
(絶体絶命の状況で薬品店の薬があったおかげで何とか持ちこたえた。信頼できる鍛冶屋の武器防具のおかげで賞金首との戦いに勝利した。など)
また商店は宿屋・酒場ほどではないが商売人同士の噂話を交換する場でもあり、未発見の遺跡の噂を教えてくれたり、アーティファクトの情報が入る場合もある
(ただし、店主との仲が非常によくないと教えてくれないだろう)

3.手配師や盗賊組合の怪しい面々

その地方の大都市になると人目を避けるように存在する怪しげな面々、それが手配師や盗賊組合といった陰に生きる者たちである。盗賊組合は仕事上、その地方の公権力と対立しているが、手配師の場合は、短期で終わる少々胡散臭い仕事を紹介してくれる事がある。彼ら手配師は裏の故買屋組合、あるいは情報屋組合などを仕切っている場合が多く、また公権力に顔が利くことがあり、ヘマをやらかした。あるいは公権力の厄介者に目をつけられた。など非常に切羽詰まった状況になったとき、咎料の半分を支払うことで無罪放免とさせるほどの権力を持っているのである。なぜそのようなことが可能か?とすれば公権力のゲスイ実態などまで把握しており、また彼らがその手の事を受け持ち、悪党どもを監視している為、無法地帯にならずに済むという効果もあるため公権力も彼らの事を片目を閉じてもお目こぼししているからである(これは盗賊組合も同様であるが)
また悪代官に制裁を加える、という意味合いでも陰では盗賊組合などを支持している者たちも多い
(主に農民・下層階級の者たち・社会から爪はじきにされた者たちなど)

賞金稼ぎと一般社会

賞金稼ぎの事は一般社会の人々はどう思っているか?については先ほども述べたように、軍属すら手に余る仕事をやってのけ、時に苦労し、時に困難に立ち向かい依頼に当たるその姿は多くの人々に尊敬と希望を与えているのである。ただし、それでも組織によって対応、立場は異なるのである

その土地の領主・国王など

土地の領主・国王や役人連中は賞金稼ぎには軍属ですら避けたがるような仕事を率先して行ってくれている賞金稼ぎの事を非常に歓迎している。彼・彼女らは自らの領分の無法者共を率先して討伐してくれたり、厄介な事件を解決してくれる彼・彼女らを歓迎することは非常にメリットがあるからである。ただし、一応は彼・彼女らが問題を起こすような乱暴者でないかを調べるために面会を行う場合がある。これは何も、領主・国王が納めている大都市だけでなく、中規模都市、戸数数百件の集落などでも同様で、彼・彼女らが宿泊などを目的に訪れた場合、かならず初めに対応するのである。これは何も、彼・彼女らの様子を見るだけでなく、領主・国王側からも賞金稼ぎなどを通して各地の噂・最新情報を聞くことができるからだ

一般市民や農民など

大体の一般市民・農民は賞金稼ぎに対して友好的な対応をしてくれる。なぜなら彼・彼女らが悩まされている難題をいつも上手いこと解決してくれるからである。ただし、場所によっては賞金稼ぎに足して遠慮がちに接する者たちもおり、そういう者たちは大体秘匿信仰(魔人崇拝)や、盗賊組合などと付き合いが長い者たちが多い。また、交易商人、村の自警団などは特に積極的に情報交換を持ち掛けてくる場合が多いようだ

手配師・盗賊組合などの怪しい面々

陰の世界に生きる彼ら怪しい面々は賞金稼ぎは警戒の対象かもしくは手配師の場合は商売相手として接するだろう。彼らにとっては賞金稼ぎは軍属と同じく取り締まる側だから当然である。表向き、彼らは挨拶に来るなんてことはまず100%無く、借りに仕事か何かで対応することになったとしても配下の構成員に常時監視されることとなる。この世界においては、5つの大陸においてそれぞれ権力を持った盗賊組合が存在しており、それぞれ、勢力圏争いや表向きの合法ビジネスで成り立っているのである。
同じ大陸の盗賊組合の場合は連絡員同士で情報交換や現地の実態の動きなどを探っており、交流があるようだが他の大陸の盗賊組合同士では皆無である
ただし、手配師・盗賊組合ともに、世間の裏の裏まで見通していることは確かで、ある程度取引があると悪徳官士にとっ捕まった場合裏取引でお目こぼしをもらうよう働いてもらう。窃盗品が出た場合、その窃盗品の居場所を教えてもらえる。組織が影響力を持つ場所で安全に行動できる。などの恩寵はある
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