エミリオ(ハウスルール投函者)さんの日記 「東方TRPGBRP版 世界観セクション更新内容 魔法技術・科学技術について」

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エミリオ(ハウスルール投函者)
エミリオ(ハウスルール投函者)日記
2020/08/10 11:57[web全体で公開]
😲 東方TRPGBRP版 世界観セクション更新内容 魔法技術・科学技術について
科学技術・医術

この世界では科学技術は旧世界からの復興という形でそれなりに発展しており、神話や迷信の類は一種の学問体系として、概念のみが伝承され現在に至っている。魔導院や、幻想郷の住民が扱う魔導の類は一種の科学技術として現在の技術革新に一役買っているのである。現実世界での科学・技術レベルはちょうど19世紀の蒸気機関やガスライトなどがそこら中に立ち並び、蒸気船やさる科学者が飛行機を飛ばしていた時代レベル、とでも言おうか。科学者は空飛ぶ船舶の飛空艇を設計、開発し、高炉等による鉄の鋳造による大量生産技術、発達した陸路、海上交通網がもたらす貿易・交易による経済体制などが今日の世界の繁栄を築いているのである。唯一、現実世界と異なる所とすれば、かっての旧世界、高度な文明を築いた古代人共が戦争に次ぐ戦争を行い地上を荒らしまわったため一度世界が崩壊寸前だったこと、彼らが作り出した何か、が大爆発して天変地異が起こり大半の国家が消滅した事、などが立て続けに起こった為、無意味な争いは絶対にしてはならないと世界各国が協調路線を徹底しているという事であろうか?そのため、大規模な戦いが起こった際、すぐさま阻止する事、として各国が取り決めを決めている為、現実世界の帝国主義の様な事は起こらないよう秩序が徹底されているのである。

この世界においては火薬の類も勿論発明されており(と言っても、旧世界の頃の様な高性能爆薬や高性能火薬の様に非常に強力な性能には到底及ばないが)
大砲や銃の類はあるが火薬自体、最近発明されたばかりであり、まだまだ未知数な分野とされている為若干取引額が高価である

医学的な知識や技術に関しては旧世界の医療体系で解明した範囲と魔法を組み合わせた医学が発達しており、医者達は各種薬草を用いたエリクサーや、魔法と医術を組み合わせた治療などで病気を治療しているのである。そのため、衛生観念も非常に発達しており、現実世界の中世の様に劣悪な衛生環境ではない
(ただし重病や未知の病気というのも出現しており、医者達はこれらの病気と最前線で戦っているのも忘れてはいけない)

魔法

今日の世界では魔導は現実に行使できる自然現象として、一つの学問体系として成立している。魔法とはどの様なものなのか?一般的に魔法を行使する者達はどの様に見られているのかなどについて説明する

現在利用されている魔法について

今日の世界で使われている魔法は古代人の遺跡から出土した魔導書などを長きにわたり解読・復元・研究を行う事によって、誰でも行使できるように学問体系として成立させた成果となっている。魔法は大きく分けて4系統に分けられることとなる

回復魔法

これは、医学を志す者が学ぶことが多い学問系統である。主に自然界に存在する精神エネルギーを自らの治療や病気の治療、能力値や魔法攻撃に対する耐性を増強する魔法などが該当する。一部では低位の魔物を消し去る魔法なども含まれており、その性質上非常に多くの人々から尊敬を受ける魔法系統である。魔法書の研究で最も初めに確立された魔法系統である

破壊魔法

これは、作家などが最も得意とする、魔法書や自然エネルギーを護身用として駆使するあるいは自らの敵を打ち倒す事に特化した魔法系統で、火・水・風・大地のエレメントを自由自在に行使し眼前の敵を叩き潰す、焼き払う、冷却する、打ち倒すといった具合に行使するのである。また、一部には自らにエレメントの外套を身に纏い、近づく敵に反撃する魔法も揃っており、扱いが注意な魔法系統だが、作家などからは広く支持されている

変性魔法

3番目に発見された最も謎の多い魔法系統、それが変性魔法である。この魔法系統は物質世界の原理や性質を組み替えて全く別の性質に変えてしまう(本来なら水中呼吸できない種族に魔法の膜を張ることによりあたかも河童の如く水中で活動できるようにする。足に魔法のひれを出現させ水面を自由自在に動けるようにする。装備品にエレメントを付与して対象エレメントの攻撃を吸収して傷を回復する。部屋の鍵を自由自在に開け閉めできるようにするなどが該当する)物が多く揃っており、その不可思議な原理を追求しようと日夜科学者達は研究に明け暮れている

幻惑魔法

魔法系統で最も最後に発見されたのが幻惑魔法である。この怪しげな魔法系統は、主に敵の知覚や精神状態を操り術者の意のままに操ったり、身体的な能力を一時的に低下させたり、状態異常を引き起こす現象を操作するといった怪奇現象を操る魔法系統である。性質が性質の為、疎まれている側面もあるが、非常に強力なため進んで研究する者達もいるようだ

魔導士の組織

一般的に魔法を扱っている店などについては、割と気さくに賞金稼ぎ達に対応しているが、研究以外に頭の無い者達に至っては、部外者に対して快く対応はしないだろう。彼らは、人里離れた険しい山岳や、非常に視界の悪い森林地帯など人が寄り付かない場所にこもり、少数の集団を作って生活しているのである。彼らは非常に秘密主義であり、何らかの魔人崇拝を行っている者達もおり、自分たちの秘儀や技術を軽々しく外部に提供することを快く思っていない。時折、彼らの一団に加わりたいと訪問する者達が居るが、その場合は組織が定めた掟と、入団試験という物があり、これを突破しない限りまず一団には加えてもらえないだろう

魔導院

広く、魔導の道を目指す者(社会人上がり、作家・科学者・好事家など)または、上級教育を終えて、選抜試験を潜り抜けた学生上がりの者達が入る教育機関、それが魔導院である。
各、学派・学科事に特化した教育内容を課すこの教育機関は、非常に課題が多く、一切の隙が無いスケジュールと教育内容で有名であり、ここに入学した者達は、教授陣共が課す気が狂ったか?もしくは非常に無理難題な課題、講義に常時、頭に血が上りっぱなしで、常時、神経と頭脳を尖らせているのである
(講義と課題を3回さぼったら有無を言わせず強制退学させられるからである)
この生活は4年間続き、4年見事突破したら晴れて上級魔導士・または戦士としての地位が約束されるのである
その課題地獄、狂乱じみた講義内容から、学生たちは、あれは教育内容じゃない狂育内容だ!と悲痛な叫びをあげているとか何とか

魔導士は一般人からどう見られているか?

魔導士(作家・科学者・好事家など)に対する立場はその職業によって異なるが、共通しているのは、超自然の現象を操る者達、あるいは胡散臭い実験を行っている者共、学問を修めた者達などとして見られている。例えば、作家は書籍に宿る様々な魔力を引き出し、それらを用いて超自然現象を駆使する畏怖すべき者共で、科学者は胡散臭い物品を作る魔導と科学の申し子であり、好事家は幻惑を用いて次々と困難を口八丁手八丁で潜り抜ける手品師という事になるだろう

符術された武器・防具・道具

この世界では符術された武器・防具は古代人の遺跡から発掘されるかもしくは魔晶石という魔力を帯びた石を使用して自ら制作する事ができる代物となっている。これらは、容易に制作並びに発見できる代物から、アーティファクトとも言える貴重極まりない代物まで実に様々で、街の武器・防具・道具店などで買う事ができるが、通常より値段は張り、特にアーティファクトクラスになると値段は付けられない位高価な代物である
魔晶石については、世界各国に採掘鉱山があり、日夜炭鉱夫がそこで採掘作業を行い市場に届けられるが、こちらも値段は張る。なぜなら採掘鉱山は限られた場所にしか存在せず、取れる数自体も限られているからだ
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