雪まみれのあやめさんの日記 「RPと卓進行についてのおきもち」

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雪まみれのあやめ
雪まみれのあやめ日記
2021/05/15 14:33[web全体で公開]
😶 RPと卓進行についてのおきもち
※これはおきもち長文日記です

まず結論から。
これはテーブルトークアールピージーなんだよ?何バカなこと言ってんの?
第一のルールすら遵守できないならちょっと離れて頭を冷やしなさい。

ふぅ。強い言葉使うと心が疲れる。
じゃなんでそんな強い言葉をわざわざ、頭に持ってきて書いてるのか。

一年に1,2回は遭遇する、没入型プレイヤーさんのお悩みを聞いたのが始まり。
ロールプレイに没入したい、できるなら処理まで含めてキャラの行動でわかってほしい。PLという存在を卓中は完全に消去したい。

こういう人、一定数いますね。特に処理の軽いRP重視システムから入られた方にはぽつぽつ見えるような気がする。

何バカなこと言ってんだと。
君がやってるのは、TRPGじゃないのかいと。
言ったところで、熱が入っているときに聞き入れられるものではないだろうなぁとも。

それでもちょっとお気持ち長文書いてみる気になりました。以下完全に蛇足。
割ときつい言葉も使っているので、気持ちに余裕のある人以外は読まないでくださいね。




まず私の考え方の前提。

TRPGは、判定や処理がある以上、そこはGM/PL問わず、クリアに意思疎通しなければならない。
運要素が絡むからこそ、それ以外の部分はロジカルに冷静に処理しないと納得できないモヤモヤを抱えた卓になって、誰にとっても不幸なことになる。
だからこそ、戦闘などのシステマチックなところは、
・明確に宣言する
・なにをどうしたか何度でも言う
が必要で、特に対面じゃなくオンラインでは、電波不調もあれば、相手の顔が見えないという状況の難しさも手伝うだけに、PL間の意思疎通はこまめに、明確に、誰かが誰かの意図を読み取れていないならいったん卓止めてでも、RPや判定に対する「誰が」「どうしたい」「僕はこうしたい」「私はこれはしたくない」を話し合うべき。

…と考えていて。
いやこれ当り前だよね?とも思ってしまう。

たとえばCoC。
目星振りたいです、振りました。じゃあGMが困りますね。振っていいですか?ならいいよ/ダメだよが言える。ここは目星じゃなくて、聞き耳ですね、も言える。

たとえばSW
壁に対して罠検知したいです。どうぞどうぞ。だとして。
勝手に壁だなと思って判定しました!成功失敗を報告せずに、これは成功だろう!なんて見切りでRP始められちゃったらGM困りますよね。

だから宣言は明確にしましょう。ってなるし、何度でも止めて聞き返す必要があるし、それをさばくGMにみんなが協力しないといけない。
テキストセッションがいつまでも重宝されるの、ひとつはここにありますね。宣言言った言わないで争わなくて済むから。処理の不備を確認して、みんなが納得する裁定を話し合えるから。
ここまで、判定まわりの話。



ではここからRP周りの話。

RPは、実は判定まわりよりもっともっと、相談が必要だと思っています。
それはなんでか。テーブル”トーク”RPGだから。

お話合いして遊ぶゲームです。
みんなで楽しい時間をつくることが目的のはずです。これはどんなシステムでも必ず掲示される最初のルール。

特に最近のロールプレイ重視型の軽量システムは、人数が少なめなことが多いです。そうすると何が起きるかって、A
AさんとBさんのRPが衝突したときに「まぁまぁ」って間に入るCさんDさんがいないってこと。

もうね、それは大惨事です。
ロールプレイ没入型PLがある程度なんとかなってたのって、
・こまめに判定があるからそのたびちょっと冷静になる
・GMがツッコミいれて捌く
・1対1だけでこじれるまえに、CさんDさんが存在する
このあたりなんじゃないかなぁ。

で。最近のシステム。処理が軽い・少人数ゆえに問題が起き始めているな、と感じていました。
いやこれはCoCタイマンとか、PL2人向け秘匿HO有エモシナリオ、とか言われたら同じ危機感を覚えますけど。
シノビガミPL2人対立、までいけば、対立だもんと言えるけど、それよほど気心知れた間柄向けだね?ってなもんです。

たとえばステラナイツ。
日常シーン中に判定皆無です。とするとGMが介入する方法がない。
PLが事前に「こういうツンをやります、ここが弱みなんでこうこられるとほだされます」とか「こういう態度ですが内心ではこうなのでこう来てください」とか”わるだくみ”をしないまま、一方的にツンツンロールをする。
パートナーすごく困りますよね?

たとえばブラッドパスやフタリソウサ。
やっぱり判定回数がとても少ない。GMくちばし突っ込みづらい。
バディもの、事件解決ものなのに、相談やシーン合間に打ち合せなしに、強い感情のRPがガンガンくる。動作の描写もないから、どう動きたいのか察することもできない。
パートナーすごく困りますよね?

たとえばエネカデット。
ミリもデレる気配のない後輩。先輩側は歩み寄る努力はたくさんした。でも終わった後に後輩PLから、もっと来てよかったんですよ!口説き落としてくれたらデレたかった!と言われる。
先輩泣いちゃいませんか、それ。

やさしくしたらいいのか、ギスギスペアがやりたかったのか。相手の意図もわからないままただただ冷たくされる。歩み寄る意志を見せても、突き放される。
「こいつはそういうキャラなんで」「いやそこで懐柔されちゃったらこいつじゃないんで」
へーそう、それはわかりました。では、ゲームのゴールに一緒に向かうために、どういうRPをしてほしいんですか?どういうふうにそのツンキャラをコントロールしていくつもりなんですか?
その問いかけを、RPに没入したいからって理由でさせてももらえないとしたら、もう打つ手なしです。卓が崩壊します。
たっぷり”わるだくみ”しましょうって、そういう意思疎通も含めているはず。

冷たい態度を取られているのは、PCなのか、PLに対してなのか。
特に没入型の人は台詞に感情が乗っているから、わけもわからないまま強い言葉をぶつけられ続けたらパートナーは気持ちが疲れちゃうかもしれない。

だからこそ、ツンキャラやるときは、PL間の意思疎通がとても大事。ちょっと慣れて、気心知れた相手に対してやるんでも、事前相談がとってもとっても大事な難しいタイプのキャラクター性だと思います。

それをおろそかにして、全部、RPから読み取って!って無茶でしょう。オンラインならなおのことです。
対面なら、表情とか、ちらちらって目線とか、手の動きとかで、合図ができる。もっときてとか、伝えることができる。
でも没入で、それすらしないで怒りん坊キャラに、全身で演じてしまったら?

GM止めます。私なら、止めます。
ちょっと落ち着こうねって。
これは角が立たないようにやわらかい言い方です。本気で怒っててもこう言います。

あなたは、Bさんの歩み寄る努力を台無しにしておきながら、自分はRP楽しみたいんだ!って言うの?くらいのことは思っているかもしれない。
バディものやんなよ、ってうんざりしているかもしれない。

でも、TRPGは”みんなで楽しい時間を過ごす”ことが目的です。
そのみんなには、没入型の人も含まれる。だから、みんなになるたけ平たく対応します。

ロールプレイ得意じゃない人もいる。
動作の描写が主体の人もいる。
僕、るるぶに書いてある必殺技名を読むのもちょっと恥ずかしいです、なんて人もいる。

助け合って、楽しい時間を過ごしましょう。そういうのがテーブル(卓を囲んで)トーク(話しながら)ロールプレイング(する)ゲームなんじゃないんでしょうか。


いやそれでも、理想があるんです!私はRPに完全に没入したい、いっそ処理まで全部RPでやりたい!
それは、他のPLも、処理の裁定をするGMもないがしろにする考え方です。

部屋で自分でマスかいてろ、自己陶酔に他人を付き合わせるな。
やれない人に強制するのは暴力、やりたくない人にやれと迫るのはハラスメントですよ、わかります?

くらいのこと言われても仕方のない暴挙です。
卓を一緒に囲んでいる相手の、困惑した顔が見えなくなっているとしたらそれは、没入しすぎですよ。一緒に遊んでいるっていう目的を見失っています。


でもね、たまにね、相性がバッチリ合うことがある。

RP没入型同士で、GMの裁定でハッと我に返ってゲーム進行しつつも、最初から最後までキャラたっぷりだねってセッション。
奇跡みたいなめぐりあわせです。

まず、そこまでRPを許してくれるGM。
どうしたってPLがRPにそんだけ時間を割けば、処理が遅くなるし、シナリオの伏線回収なんかも(あれば)やりづらくなるので、時間できりたいGMは絶対います。それを一緒にはしゃいで見ていてくれるGMは超貴重。

そしてRPに同じ没入度で遊んでくれるPL。
これがGMの倍貴重。
さらに、RP傾向がかみ合って、楽しくやれる相手は三倍貴重です。まずいない。

それがいたとしたら!なんて夢のような話なんでしょう。あなたは幸運判定にクリティカルです。1クリですよ。
その出会いを有難がりましょう。よかったね!それはRP重視型のあなたにとって最高の卓です!!

でも、それをよそのPLさんに、あの人との卓はこんだけできたんだから、きっとほかでもできるに違いない!って迫るのはやめましょう。
ハラスメントです。単純に迷惑なPLです。卓誘いたくなくなります。
もしくは、あの人没入型だから、相対するPLに対応できる人がきてくれときだけ誘おう、って一歩優先度さげます。下げざるを得ない。対応できないから。

みんなで楽しむことができないなら、楽しめるときにだけ誘う。当たり前ですね。


(なおここまで没入型の話をしてきましたが、判定や裁定にこだわりまくるルール偏重型も同じなんで、一部の文章入れ買えたらまんまそっちへのおきもち文になります。あしからず)


ゴールデンルール、第一のルール、マナー、いろいろ言い方はあります。でもたいていのルールブックに載ってる。
”TRPGの一番大切なルールは、全員で楽しい時間を過ごすこと”です。

それを目的にできず、”自分が楽しむこと”が優先されていませんか?


ここで最初に述べた結論。
あなたがやっているのはTRPGです。
第一のルールすら遵守できないならちょっと離れて頭を冷やしなさい。

以上、おきもち文でした。


推敲してないから読みづらいなぁ。でも直す気力もないのでこのまま。
強い言葉はつかれますね。めうめう。
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レスポンス

ササミ
ササミ雪まみれのあやめ
2021/05/15 16:34[web全体で公開]
> 日記:RPと卓進行についてのおきもち
こんにちは、ササミです。

本当にその気持ち、よく分かります。
野良卓のGMしていると、それなりの頻度で遭遇します。GMしていて最悪な気持ちになりますね。

こういう人は注意しても聞き入れないし、他人の迷惑を考えない人達なので、さっさと終わらせます。
そして、問題ある人をブロック&ミュートして、他の参加者には別シナリオの日程調整する手間も増えます。

身内卓が増える理由はコレですよね。

TRPG(特にオンセ)は、他の趣味と比べても格段に地雷の人が多いので、被害にあって辞める人も多い気がします。


気の合う人と出会えて、身内卓ができるようになることをお祈り申し上げます。

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