カラミティ明太子さんの過去のタイムライン

2022年12月

イサエギン
イサエギンカラミティ明太子
2022/12/07 18:44[web全体で公開]
> 日記:TRPGに触れてから1年経ってたってハナシ
いつも楽しいセッションをありがとうございます。回数を重ねていく度にカラミティ明太子さんのセッションに対する工夫や進歩が見れて、とても嬉しいです。来年もよろしくお願いします。
カラミティ明太子
カラミティ明太子日記
2022/12/06 00:44[web全体で公開]
😶 TRPGに触れてから1年経ってたってハナシ
気づけば12月になっているんですね。
早いもので私のTRPG歴が丸1年を迎えていました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

■GM経験値のお話
まだ片手で数えるほどではありますが、ありがたいことに募集をかけたら人が集まりセッションを開催することができています。
とても喜ばしいと同時に、やる度に反省点しか見えません。
伸び代しかないと取るか、失敗を活かせていないと見るべきか。

とはいえ、参加者側の視点以外のものが養えてきているのは事実でもあり、つい最近も『何故ルールブックにおいてこのようになっているのか』を考えられるようにもなってきました。
システムの作者による無言のアドバイスとも言うべき、ずらりと並ぶサンプルエネミーの数々を眺めながら、そのシステムにおいてGMはどのように敵を用意してあげるべきかというのが読み取れるように。
嘘です。アドバイスを受ける傍らで理解を得ていました。

理解が増えればその分表現できる内容も増えるので、これから私が開くセッションは回を重ねるごとに面白くなるでしょう。(クソデカポジティブ精神)


■シナリオ内容のお話
直近で遊んだシナリオの内容について。

システムはご存知西部劇が題材の『バタフライスピンRPG』。
こちら、私も手探りながらキャンペーンを開き1つの長い物語を作っているわけですが、まだ始まったばかりなわけでございます。
そんなわけでこのキャンペーンがどう終わるかというのを参加者の方々は知らないわけで。

そして、直近で開いたセッションはそれとは無関係の単発のシナリオ。
作者が私であるという点しかキャンペーンの方とは共通点が無いと思いきや、時折出てくる人名は明らかにそのキャンペーンから持ってきたものばかり。
これはどういうことかというと、本来キャンペーンの最後に行おうと思っていたものを単発のシナリオとしたものが今回遊んだものなんですね。

キャンペーンについて、今現在考えている内容だと短くてあと3話、長く5話ほどになる予定。
それらが終わった後の後日談的に用意していたものを、しれっとそのまま持ってきました。
もちろん敵のデータは変えていますが、結果として想定したレベル帯から見るとなかなかに高難易度になってしまったようで。
いやぁ、難しいですね。

参加者からしたら「地主が判事と会う」だけのバックボーンがキャンペーンから参加した方からしたらもしかしたら疑問点が今後出てくるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
あまりネタバレというのはしたくありませんが、ゆくゆくは「だからこうなったのか」と納得いただけるような話にしたいですね。

■作り込みの話
さて、私がキャンペーンを開いているのは『バタフライスピンRPG』の他に『エクシルディアRPG』というものがあります。
こちらは根底から架空の世界の話となっており、現実においての歴史や知識がなかなか応用させにくい、ファンタジーをテーマとしたもの。

このある意味相反する2つの作品でキャンペーンを開くに当たり、9割が私の妄想ではありますがなるべく作中の世界観や設定に基づかせてオリジナルで設定を多数盛り込んでいます。
この作り込みは人によってはうんざりするほどの量となるかもしれないし、あるいはまだ足りないと思われるかもですが、最低限私が認識している舞台として、皆さんに遊んでいただく大地の景色を共有するために用意をしてみました。

「何故そこまで用意するのか?」というのは、これは私が自分に対して問いかけていた内容でもあります。
1つに、私が細かい世界観が好きであるということと、ロールプレイをする上でのヒントや材料は多いに越したことはないと判断したからです。

『新クトゥルフ神話TRPG』のサプリメントに『インスマスからの脱出』というものがあります。
これはラヴクラフトが描いたインスマスの町を舞台としたものなのですが、書籍の序盤から記載されているのはインスマスという町についてや町の地図、住んでいる住民についての詳細な情報の数々。
この情報量には震えました。
何故ならこのサプリメントは『ラヴクラフトの世界観で遊ぶ,表すためにはここまでする』という姿勢を見せているわけです。

同人、ひいてはほぼ身内のセッションといえどこの姿勢は大いに見習うべきであり、また、空想の世界において何かを加えるというのは創作者の端くれとしても望むところ。
そんなわけで土地の歴史や町の地図を私も色々と作ってはみたわけですが、これが意外と楽しいんですね。
というか、やはり地図や歴史を考えているとシナリオの内容に1つ支柱が通るような気がしました。

PCに明かされない情報が多くなってしまうが、話の流れや人物の動向から矛盾が消えてどこかスッキリしたものになったと思うわけです。
とはいえ、それは作った側の自己満足の域を出ていないので、PLからしたら真逆に思ってしまうかもしれませんが。
バタスピで用意した架空の町もなるべく作中の世界観や年代に寄り添って作りました。
どういう人がいて、何がある町なのか。
惜しいのは初回からこの町についての情報を提示しておけば良かったと思っています。

気づけばそこそこ長くなっていたので、今回はこのあたりで。
勝手に宣伝をさせてもらうんですが、西部劇を題材とした『バタフライスピンRPP』はKindleで330円で発売中です。
kindle unlimitedに加入していれば無料で読めますので、これを読んだ皆様は必ず一度はページを開いてみてください。
南北戦争の終わりから数十年後のアメリカ西部を舞台とした、タフでハードな物語を楽しめます。
銃弾1発に気持ちが乗るような、緊迫したガンファイトを楽しみたい方に是非おすすめの一作。

リンクは下記です。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%B3RPG-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-1-5%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88-%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%82%A8%E3%82%AE%E3%83%B3-ebook/dp/B071SJFBPG?ref=d6k_applink_bb_dls&dplnkId=e5678bfd-de9e-4de7-b74e-9b2afad5f1ce



それでは、また気が向いたら更新します。
皆様良いお年を。


カラミティ明太子
いいね! 13

過去のタイムライン一覧に戻る