Keiさんの過去のタイムライン
2022年06月
Kei⇒聖岳生馬 | |
2022/06/18 21:45[web全体で公開] |
聖岳生馬⇒Kei | |
2022/06/18 18:28[web全体で公開] |
> 日記:久方ぶりにダンジョンをハックしたのですわ >スネークパイク・ホロウ その成り立ちや、中で前に起きた出来事とかがたいへん面白いのですが プレイヤーキャラクターにはほとんど分からないまま終わるんですよね。 (デウス・エクス・マキナのごとくに)NPCが喋るという手段もありますが それもちょっとw
Kei | |
2022/06/18 17:46[web全体で公開] |
😶 久方ぶりにダンジョンをハックしたのですわ ご機嫌よう。 今日はMörk Borgというその筋では知られたOSRタイトル(未訳)を遊んでまいりましたの。Mörk Borgは初期のD&Dのような、能力値と装備をダイスで決めたらダンジョンにゴー、というようなTRPGですわ。PCは使い捨てのように簡単に死にますし、それほど強い思い入れを持たずに、また死んだー、くらいのノリで新しいキャラクターを作る、そんな感じですの。その一方で、世界はもうすぐ滅びますし、オプションでPCにひどい特徴なんかもくっつけることができて、終末感あふれるのですわ。 わたくし、前世の頃にダンジョンを走破し尽くしたつもりになっておりまして、少し前まで、今更ダンジョンなんか、と思っておりましたの。けれど、最近ご一緒させていただいている方とのセッションが楽しく、もう一度ダンジョンに挑む気持ちになりましたの。 それで、とても楽しかったですわ。皆さまひどい特徴を生かしたプレイをしてくださいましたし、終盤の戦闘は強敵を相手に見事な戦術で二人ロストだけで抑えるなど手に汗握る展開でしたの。 というわけで、ベア・ダンジョンやスネークパイク・ホロウのような古典的ダンジョンにもまた挑んでみたいな、などと感じたのでした。 ご参加くださったPLの皆さま、ありがとうございました。
Kei | |
2022/06/16 00:45[web全体で公開] |
😶 ナラティブについてのお話 ご機嫌よう。 今でこそわたくしはナラティブ系のTRPGを好んで遊んでおりますが、はじめてこの手法を知った時から傾倒していたわけではございませんの。むしろ、ナラティブなんてうまくいくはずがない、と思っておりましたの。 ナラティブ、あるいはストーリーゲームという考え方に初めて触れたのは、門倉直人氏の記事だったかしら。氏の考え方は割と理想論ぽいところがあったと当時感じたように記憶しておりますし、その後「変異混成術師の夜」などにまとめられたルールも、結局のところリレーキャンペーンと何が違うのかよく分からなかったものですわ。 当時のわたくしは、リレーキャンペーンが「自分の思うようなお話にならない」ことについてたいへんな不満を感じておりましたし、それ以上に、他のGMがお話を放棄することに憤りを感じたりもしておりました(わたくしも若かったのですわ)。ですので、わたくしたちの卓と記事に書かれたことのギャップから、理想と現実は違う、と思ったりしたのでした。 その後ナラティブな文脈で語られることになるTRPG、たとえばWoDやHWといったシステムに触れても、その遊び方が分かりませんでしたし、その後登場したレディ・ブラックバードのようなシステムでさえ、初めて知った時には、こんなのセッションが滅茶苦茶になると思ったものです。もちろん、いまでは、こういったシステムでGMをすることができます。 実は、わたくしたちの卓の運営の方に問題があったのでした。 PLの発言に耳を傾けて、そこから物語を紡ぐということが、理解できていなかったのです。PLは物語を語らないと思っておりました。物語はGMの手中にあると信じて疑わずにおりました。けれど、そうではなかったのです。 こう言うと、同じシナリオでもPLによって違う物語になるって思われる方もいらっしゃるかと存じます。ですので、問いかけましょう。それは「物語を」語っているのかしら、それとも「細部を」語っているのかしら。CoCなどでメジャーな遊び方のほとんどでは、後者なのではないかと存じます。どなたとは言いませんが、有名な?シナリオ作者の方で複数のグループで同じシナリオを回していらっしゃるリプレイを拝見し、そのまとめ?で「PLごとに違う話になってTRPGは楽しい」みたいなことをおっしゃっておられましたが、わたくしは、そのリプレイ全て、全部同じお話だと思いました。違う話? 違う細部でしかないじゃない? それでは、違う話って? いまのわたくしでしたら、こう思います。PLを信頼することができる。PLは物語を語ることができる。PLが語る物語は、わたくしが語る物語よりも楽しい。そういった物語に触れるのがいっとう楽しみですし、だからこそナラティブはやめられません。 まあね。実は今でさえ、多くのPLは物語を語りたくないと感じておりますけれど。場面を演じたいのではなく物語を語りたいという方は、ぜひナラティブの世界にどうぞ。お声がけいただければ、わたくしもできるだけ手引きいたしますわ。
Kei | |
2022/06/15 22:30[web全体で公開] |
😶 霧深い夏の森で出会った少女のお話をしませんこと? ご機嫌よう。 唐突ですが、カムズ、というTRPGがございますの。童話っぽい世界観のダークでメルヘンなナラティブ系TRPGで、お話の前提となる部分はシナリオで定められていますが、このお話がどんな展開になってどんな結末になるかはPLに任されますの。 とは申しましても、前提としてハッピーエンド志向のシステムですし、悲劇的な運命を打ち破るようなことだってあるかもしれませんわ。 不思議な森に気をつけて。人を迷い込ませてしまうから。 そんな森で、霧の向こうで出会った少女は……。 あなただけの童話を語りませんか? というわけで、PL募集しておりますの。興味がおありの方は是非。よろしくお願いいたしますわ。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=165529866154kei29br2l
システム⇒Kei | |
2022/06/15 22:11[web全体で公開] |
新しいセッションを作りました。 Keiさんは07月17日14時00分に開始予定の新しいセッション: 【カムズ】幻影の夏、霧の向こうを作りました。 //trpgsession.click/session-detail.php?s=165529866154kei29br2l
Kei | |
2022/06/06 20:01[web全体で公開] |
😶 ネクロニカと安全ツールのお話 ご機嫌よう。 地雷チェックリストは最近割と目にするようになってきましたが、わたくしの卓で採用しているのは「ラインとベール」と「Xカード」という安全ツールですの。これらの安全ツールは「TTRPG Safety Toolkit Guide」でまとめられていて、海外では割とメジャーなのかしら。 ラインとベールは、参加者間で事前に、特定のコンテンツやテーマについて - ライン:触れてはならない(描写NG、仄めかすのもNG) - ベール:匂わせるがスポットライトを当てない(描写NG、仄めかすのはOK) - オープン:描写する(描写OK) それと、もしかしたら - チェック:描写する前に確認する - ウェルカム:積極的に描写する/スポットライトを当てる という段階を決めるための仕組みですわ。特定のコンテンツというのは、PLが自ら「こういうのはやめてください」と言っても構いませんし、GMから特に注意を要する部分について確認する場合もあります。いずれにしても、あらかじめ決めた項目で相談するわけではありません。 また、実際に描写に触れてみて「それNGでした」となる場合もあるでしょう。そんな場合でも「事前に言わなかったので」などと我慢する必要はありません。そこで使用するのがXカードです。Xカードを提示するとその場でゲームは中断したり、必要に応じて巻き戻る場合もあります。その内容はそれ以上描写されません。理由を言う必要はありません。 ところで、先日プレイした「永い後日談のネクロニカ」は皆さまご存知の通り、かなり攻めた感じの、注意を要するテーマを含みますわね。もちろん、ネクロニカなんてそういうゲームに決まっている、事前に分かっている、という考え方もあるかとは存じます。けれど、注意を要するテーマだからこそ、どこまで踏み込んで良いかを確認するのは非常に意味があるかと存じます。そこで、事前に相談して、ベール(描写NG、仄めかすのはOK)を設定しました。ラインに関しては、多分大丈夫という感じになりましたので、こちらはもし何かあれば、Xカードで止めることになりますの。 実際のプレイでは、記憶のカケラをランダムに決めたりしましたので(これが一番不安でした)、その内容に関して「ベールの向こうですがどうしますか?」と確認したりしました。その結果、クッションができて心理的にコンテンツに接しやすくなったのかしら、内容を確認して、むしろそういった要素を取り入れたりする場面もございました。実際のプレイとしては「ベールで指定した要素ですがどうしますか?」→「タイトルを教えてください」→「内容を確認させてください」→「これを選びます」といった感じでしたわ。また、PLの皆さまに語っていただく場合も、一旦書いていただいて、触れたくない箇所は消すというようにもしましたの。 そんなこんなで、安全ツールって単に触れたくないコンテンツに触れないというだけでなく、事前にクッションを入れるだけでもとても意味があると感じたのですわ。
Kei | |
2022/06/05 19:27[web全体で公開] |
😶 愛するドールたちよ ご機嫌よう。 永い後日談のネクロニカを遊んでまいりましたの。わたくしだって、メジャーなタイトルを遊ぶこともございますし、ネクロニカはTRPGを再開する時によくリプレイを見ていて、ぜひ遊んでみたいと思っていたものですの。こうしてようやくプレイする日が来ましたが、ですが、今回はわたくしの卓ですので。 ナラティブの洗礼を受けたナラティブなプレイスタイルが好きなわたくしがネクロニカを見直してみると、これはシナリオを特に準備しなくてもナラティブに進めることができる、と思いましたの。ですから、今回のシナリオは、 アドベンチャーパート前半:記憶のカケラを見つける アドベンチャーパート後半:希望を見つける バトルパート:サヴァントを倒して旅立つ というカルマだけの構成でしたの。実際これしか書いていないというか……ええ、もちろんバトルパートの敵くらいは事前に選んでおりましたけれど。さらに、記憶のカケラも、どんな記憶なのかはわたくしからは提示しておりません。ランダムな記憶のカケラをもとに、思い出したくなかった記憶、悲惨な物語を語ってください、といった形で、PLの方に丸投げましたの(自分のドールではない他のドールの記憶を描いていただきました。 その一方で、ネクロニカらしい悲惨と恐怖と希望の物語になることには腐心したのですわ。もちろん、ラインとベールやXカードのような安全ツールも採用しましたわ。 結果としては、それなりにうまくできたかしら。もちろん反省点がないわけではございませんが、いずれにせよ、わたくしの卓でしかできないネクロニカになったんじゃないかと存じます。もちろん難しいことなんて何一つしていませんし、やろうとすれば皆さんにもできるのでしょうけれど、けれど……ネクロニカにシナリオが不要だとはっきり言う人は、そういないのではなくてかしら。 あとは、バトルパートでダイスが腐って失敗の出目しか出なくなったのには驚きましたわ(10以上連続で失敗が続きましたの。 とまれ。ですので、わたくしとしては、わたくしらしいネクロニカができたかしら、という感想ですの。 わたくしの卓では、GMの巧拙とは関係なく、他ではあまり経験できないことを提供できればいいなと思っております。それは、マイナーなタイトルかもしれませんし、マイナーな遊び方かもしれません。もしもわたくしの卓で楽しんでくださった方が、同じような遊びをしたいと思ったら、わたくしの卓に参加するのが一番早い(または、自分でできる)、そんなふうになれたらな、などという野心を密かに抱いているのですわ。 ともあれ、ご参加くださったPLの皆さま、ありがとうございました。