タナカエサルさんの日記

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日記一覧

タナカエサル
タナカエサル日記
2020/06/25 22:54[web全体で公開]
😆 SW2.5 初GMな卓に参加させて頂きまして
ぼちぼち初期帯に慣れて来た頃合い。初GMなお方であられる卓に参加させて頂いた。
今まではネタ風味に日記を書いていたが、今回はまともに感想を書かせて頂くとする。
とは言っても、卓内の吾輩はやはり変な子ではあったが・・・今回それは省略する。

今回のセッションの感想としては、普通に楽しかった。というのが率直な感想である。
シナリオ内容は分かりやすくも考えさせられる内容だ。
シンプルでありながら人族側と蛮族側の視点で受け取り方が大きく異なっており、
最終的に、人族側である吾輩個人が蛮族側の考えに寄る程に、公平に問題が起こっていた。
正直こういった内容は好みである。脳死も好きだが、考察も大好きなのだ。
・・・まぁ、そこに責任が伴わなければの話ではあるがな!
兎角、シナリオ内容としては面白い内容だった。
RPも楽しんでプレイさせて頂いたし、戦闘も全員がそれなりの出番を持って活躍できた良い卓であった。

ただ、初GMという事もあり、反省しなければな~と仰っておられたので、
終了後の感想で、当時思った事を率直に述べさせてもらった。
こういう時、気を遣わないのが吾輩の主義でもあるし、言った方が後々良いと思ったからでもある。
後記する内容はその時に思った事ではあるが、自分にも割とあてはまる事なので
記録がてらに日記に記させてもらおうと思う。

第一に思ったのは、どことなくただよう自信の無さ。
正直、自信の無い事自体は悪い事じゃあないと思う。自分に疑問を抱こうと思えない問題児は少なくない。
ただ、それを卓中に見せるのはあまりよろしく無い事だと思われる。
GMが迷っていると、慣れたPLであれば応援してくれるが、そうでないPLに不要な不安を抱えさせてしまうからだ。
場合によっては準備不足を疑われかねないので、虚勢でもまともに見せた方が良いと思われる。

第二に思ったのは、時間管理について。
SWの卓でありがちな事だが、卓時間をオーバーしてしまったという点もそれなりに問題ではあった。
考え方に差異はあるかもしれないが、吾輩は卓時間を記載していればそれ以内に終わらせたい人物である。
ただ、それを具体的にどうやって管理するかを今まで自分は意識する事は少なかった。
人によってはやり方が違うかもしれないが、
戦闘準備等10分、1ラウンド20分見積もりで戦闘の時間を先に取っておいて、
他のシナリオの部分をパートごとに分ける等して、
シナリオの進捗率をおおざっぱな割合単位で管理できるようにした方が良いように思えた。
少なくとも、そうすれば序盤でも急がせる必要があると実感しやすいからだ。

第三に思ったのは、反省し過ぎない事。
これだけ書いておいて何をと思うかもしれないが、なんとなくこのGMは反省し過ぎるタイプに感じた。
プレッシャーに弱かったり、言われた事を深く受け止め過ぎてしまったりしそうである。
個人的な意見だが、ぶっちゃけ経験値が解決する問題しか無いシナリオ管理だったので
将来的には素晴らしいGMになると思っている。
言葉足らずでもないし、良い人格の持ち主だった。アドリブにも弱く無い。
放っておいても良いGMにはなりそうではあるが・・・
他者からあまりに何も言われ過ぎないと気を遣われていると感じてしまい、
参加者がどこに問題を感じているかが分からずに不安になってしまうお方っぽいから言ったのであって、
この事を言いそびれたのが若干の後悔ではあるが・・・あまり考えすぎないようにして頂きたいと思う。

初GMの割には、素晴らしいGMであられた。
というか、多分吾輩よりも丁寧な進行である。見習わねばなるまい。
名前は伏せさせて頂くが、あのGMは今後良いGMになると思っているので
今後とも、SWのGMを続けて頂き、また卓に参加させて頂きたいと思う吾輩なのであった。
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タナカエサル
タナカエサル日記
2020/06/13 10:39[web全体で公開]
😊 SW2.5 平和回
戦闘こそキッチリ入っていたものの、昨日経験したピクニック回は実に平和だった。
冒険者が殺意の波動に目覚めたりゴブリンを締めたりもしたが平和といったら平和なのだ。

冒険者稼業でシリアス過ぎる状況に巻き込まれてしまった冒険者は、
気分転換にピクニックに行く事にしたとの事。
我が女性PCは仲間用の普通の弁当と、ミサイル級片思いの相手に送る胃袋破壊弁当を携えて向かう事にした。
皆さんの動機は休憩だが、私のPCの目的は(逃げた)恋人の捜索でもあったからだ。

キャンプ地を暗殺に適した木の上・・・ではなく、
休むのに適した川辺に設置した一同はGMに展開をブン投げられる事になった。
こういう時、案外にPLは困惑するものである。
PLは状況判断は慣れているが、状況を作り慣れていない人が多い。
ここはCOCでKPし慣れている吾輩がなんかした方が良いだろうと勝手に判断した吾輩は
昼飯RPよりも食材調達イベントを発生させる事を提案した。
結論から言えば、この判断は良くも悪くもあった。
恐らくはRPだけで展開を軽く進める程度の物をガッツリイベントさせてしまったため
割と時間を食ってしまったのである。

色々な経緯があり、各々は食材を調達勝負をする事にした。
貢献度で競い合い、勝者を決めるといったイベントだ。勝者の決定方法は知らん。
リカントの弓の名手は、弓で見事な雉を狩ってみせ、
ルーンフォークのグラップラーは薬味や調味料を調達
ナイトメアのプリーストは種類豊かな野菜を見つけ出してみせた。
食材の被りを避け、美味しそうな食材を調達して見せた素晴らしいチームワークであった。
吾輩のPCはというと、イノシシと相撲を取っていたが。
香り豊かな肉野菜スープとイノシシの丸焼きを作った我々は、それぞれの健闘を称えあった。
提案した本人が勝負を仕掛けた事を忘れているが、まぁそんな事は良いのだ。
仲良くなれるのが一番なのだ。 ウンウン

程よく会話をしていた頃、一匹の動物が無警戒に歩いて来た。
どうやら腹を空かせているらしいが、この時無害そうな動物に吾輩は困惑していた。
このSWという世界において、動物は敵という側面を持つ。
実際遭遇した動物も、敵としてのデータが存在する敵側の存在ではあった。
例えこの場の情けで飯を与えても、いずれ敵側に立つ確率が高い。
現実で野生動物に遭遇した場合を含めて考えて、吾輩は渡すと発言する事ができなかった。

優柔不断な吾輩は周囲の判断を待つ事にしたが、
割と皆様はすぐにこの動物に飯を分けてやると判断なさっていた。
人か動物の差はあれど、困っているモノを助ける精神が当然のようにあったのである。
ちょっぴり自分の狭量にショボンとしながら、皆様の素直な優しさにほっこりした吾輩であった。

時は若干過ぎ、この動物の後をつけてみる事にした我々だが、
このすぐ後に、ショッキングな場面に遭遇する事になる。
鬼の姿をしたゴブリンと、その強化形態のゴブリンがその動物を食べていたのだ。
ほっこりしていた空気から一転、その命が奪われたという・・・

この瞬間、冒険者は殺意の波動に目覚めた。

サツイノハドーに目覚めた冒険者は、やべー勢いで攻撃していた。
真っ当な感情を持っていた皆様は、ゴブリン(仮)を滅殺なさる気でマンマンであられた。
プリーストが全力でブン殴って来るレベルである。なお吾輩だけ攻撃は一度も命中しなかった。カナチイ
流れでその動物の親と一触即発の場面になったが、実は生きていた動物が止めてくれた。
安心した仲間さん達と、複雑な思いを抱える吾輩を置いて、その動物らはその場を去ったのだった。

その後、美味しいおやつを食べたり、何気にヤバいダンゴムシと死闘を繰り広げたりしたが、
吾輩にとって印象深かったのはその後に現れたゴブリン(匪賊)であった。
人の姿をしていても、精神が穢れていればゴブリンなのである。多分。

なんとそのゴブリン、吾輩のPCが愛してボコボコにしたいとやまないお方と会った事があるのだと言う。
無論速攻で問いただし、持っていたマイハニーのブローチは強奪して装備した。
どうやらそのゴブリン(人間の匪賊)曰く、1年前にこのブローチをマイハニーからスリで奪ったのだとか。
ナニソレ絶許
吾輩のPCは頭蓋骨にアイアンクローをした後、ちょっとした交渉とお願いをして全てを吐かせた。
ゴブリンだから敵用の言語しか話せない筈なのだが、細かい事は気にしなくて良いのだ。
その結果、一度行った事のある館にその手がかりがあるかもしれないとか・・・
その館とは、我がPCがマイホームにしようと思っていたボロ過ぎて一度諦めていた(事故どころではない)物件である。
やはりあそこはマイハニーとのスイートマイホームだったのかもしれない。
念押ししてゴブリンにお願いをしてマイハニーの元に案内をさせようとしたが、どうやら知らない様子で
ガチでビビっておられたし、多分嘘では無い様子だった。
嘘だったら約束通りにするだけだが、その通りなら我が愛すべき(哀れな犠牲者たる)マイハニーの大きな手掛かりだ。
マイハニーからスリを働いたゴブリンをタダで生かしておくつもりは無かったが、
皆様は生かして国に届けようと情け深い提案をなさっておられた。
やはり皆様は情け深いお方である。 吾輩はその提案にのり、ゴブリン(犠牲者)は無事に国に捕まる事になった。

色々あったが、やはりマイハニーの情報を得られたのは大きい。
見つけ出してボコボコにして告白し、結婚するのが我がPCが冒険者になった理由なのだから
何が何でも見つけ出し、その手がかりとマイハニーは一切逃さないつもりで臨まねばなるまい。

今回のセッションを経て吾輩は、友との親交を深める大事さと、皆様の優しさ。
そして、情報を持っているゴブリンは絶対に逃さんという真理への理解を深めたのだった。
待っていろマイハニー、すぐにシバきに行くからな!
・・・あれ、平和回だったっけコレ
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タナカエサル
タナカエサル日記
2020/06/06 12:49[web全体で公開]
😰 SW2.5 一体いつから―――SWに参加しているのだと錯覚していた?
昨日、私は参加しているSWのCPシナリオに二話目に参加した。
セッション4回目となる今回も、それなりにボケをして、皆と冒険を楽しもう・・・
そう思っていた私に待ち受けていたのは、宇宙的恐怖と邪悪なる陰謀の片鱗であった。
っていうか、クトゥルフだった。やべぇ。

前回の依頼を終えて自信を付けた冒険者は、古館の調査を依頼された。
内容を聞く前に依頼を受けた私のPCはさておいて内容を聞くと、
どうやらアンデッドがこの館にいて、これを調査。可能であれば殲滅して欲しいとの事。
相手がアンデッドと分かっているのだ。
PC達は多少のアンデッドに対する忌避感を抱きながらも、特別恐れる事なく引き受けた。

なんやかんやあって古館を調査しはじめたが、この館がやたらデカい。
引っ越すには丁度いいかもしれない。
そう思っていた私のPCに待ち受けていたのは、残酷な真実だった。
この館、ボロボロ過ぎて人が住めないっぽいのだ。具体的には、床と壁が崩れそうなう。
ご立派な館なのに勿体ないぞぉ!恐るべき真実に遭遇した私のPCは悲しみに包まれた。
しかし、意外にも冷静だったほかのPCはアンデッドの調査を引き続き行った。

床がボロボロ過ぎて落ちそうになったり、石像について考察したり。
ゾンビの姿をしたゴブリン(ゾンビ)を倒したりしながら先へ進むと、いよいよクトゥルフチックになってくる。
唐突に行わされた危機感知判定。
それに失敗したが、我々は特別何かに襲われる事は無かった・・・
得体の知れない恐怖と、想像する様々な最悪のケースに怯えながら、
我々は警戒を強めるくらいしかできなかった。やってる事がクトゥルフじゃねーか!

やっぱりこの館に引っ越したいのを諦めきれない私のPCはスルーして、探索は続行される事になった。
やたら知性の高い鬼っぽいゴブリンとトカゲっぽいゴブリンとかを倒して先へ進もうとすると
宇宙的意志に探索者は唐突に感じる事になる。
いや、正確には全ギミック回収してネ!というお達しを受けて
PLからの電波を私のPCが受信しただけなのだが。やっぱクトゥルフじゃねーか!
そうして、恐らくラスボスがいそうな場所を後回しに探索を続行する。

そして、あまり広くない部屋で日記を見つける事になる。
・・・クトゥルフじゃね?
内容は得体の知れない怪物に襲われた事と、
焦りと恐怖が伝わる切迫した内容だった。
そんなヤベー状況で逃げるでもなく日記を書いているのだ。 やっぱクトゥルフじゃねーか!
しかし情報は得た。 最悪これで逃げても報酬は得られるだろう。

ある種の保険を得た我々は、優秀なプリーストの考察と行動のの結果、
やべー場所を見つけたり、それが原因で幽霊さんがコンニチハしたりする事になった。
私は交渉が下手なので、優秀な味方さんにお話を聞いてもらうと
どうやらその幽霊では敵ではなかいらしく、館の主人を操る何かを止めて欲しいとの事。
若干のクトゥ味を感じながら、シナリオはシリアス味を帯び始める。クトゥルフだわ。

恐らくボス戦直前。探索者は本棚がみっちりとある部屋を見つけた。やっぱクトゥルフじゃn(ry
なんやかんやあってボス鍵を手に入れ、我々はボスと遭遇する事になる。
この日記の描写はさておき、シナリオはシリアスな空気一色だ。
かつて人間だった館の主が己が意思で黒幕に抗ったお陰もあり、
我々はかなり強敵にあたる強そうな鬼の姿をしたゴブリンを運よく倒した。
ヒーラーの支援と、シューターの重い一撃と、グラップラーの安定火力・・・
そして美しいダウレス(トカゲ)さんの華麗なる尻尾ブンブンのお陰だ。

でかいゴブリンを倒してシナリオはエピローグへと移る。
館の主をプリーストはとても良い雰囲気で浄化して下さった。
その後、その場には感謝の言葉の書かれた一品が残される事となる。やっぱクトゥ(ry

シナリオを終えたが、真の黒幕は判明していない。
我々は未だに宇宙的恐怖の正体を知らず、その片鱗を知ったに過ぎないのだ。
鍛錬を怠らず、われわれは来たるべきその時のために備える事にした。
同じ悲劇が繰り返されないためにも。

・・・このシナリオ、クトゥルフじゃね?
すげぇ楽しかったけど、そう思った吾輩なのであった。
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タナカエサル
タナカエサル日記
2020/06/01 01:13[web全体で公開]
😭 SW2.5 道草食ってるとピンゾロになるらしい
SW卓三回目の参加。もうルールに慣れて来てスムーズにRPができるようになって来た頃合い。
やはりネタ系のキャラシを持って来た私が遭遇したのは恐ろしいダイス格差であった。

私は方向オンチなアホドラケンを持ってきて、大体まともなメンツと共にダンジョンに潜入する事になった。
どうやら保管している魔剣が暴走してしまうので、時々冒険者に対処を依頼する事があるとの事。
頭痛が痛い依頼者を後に冒険者はダンジョンに潜入し、道草(魔香草)をモシャモシャ食べながら北斗神拳を見てダンジョンを進み、
ダンジョンの中にギミックを攻略しながらモシャモシャ道草(魔香草)を食べていた。
GMの有情な判定とプレゼントに初心者と共にほっこりした我々は
うっかりラスボスのギミックを解除し忘れかけたがどうにか無事にラスボスの蟹さんと遭遇する事になる。
一緒にいたのはアーチャーフッドだが、まぁ見た目がゴブリンなのでゴブリン扱いにしよう。
一緒に出て来た二匹と我々は、当然のように戦闘になった。
やはりゴブリンはどこにいても許されない存在なのだろう、真っ先にゴブリンを処理した後に、
ゴブ・・・蟹さんを相手する事になった。
しかしこの蟹さん、非常に硬い。
この蟹さんの防護点は7点。 この数値は初期製作+1500帯の中で、
高めな攻撃力の期待値が11点である事からも、相当硬いものと分かるだろう。まともな魔法アタッカー(防護点無視攻撃を行うキャラ)がいなかった事もあり、長期戦闘は回避できないものと思われた。
しかし、ここで初心者さんのダイス目があらぶる。
ダメージ決定のダイスがあらぶり、ボスのHPの6~7割を消し飛ばしたのである。
その甲斐あり、蟹さんの残りHPはたったの3になった。 ヒーラー兼壁の私でも楽々倒せる範囲だ。

楽々というのも、この蟹さんの弱点がヒーラーの攻撃とマッチしていたからだ。
弱点を突いて3点、普通の威力で最低でも6点は保証されている。
ヒーラーの攻撃は回避されてもダメージの半分を相手に与えるため、最低でも与えるダメージは4を超える。成功すれば勝ちなのだ。

・・・無論、ここで私はやらかすのだが。

ここで唯一失敗する条件、自動失敗を出したのである。
1/36、実に3%の確率をまたこの男は引いてしまったのである。 歩く事故現場である。
しかも、このターン回復する筈の味方を置いて35/36に賭けてしまったばかりにヒーラーである私は焦る。
ドラゴンブレス(無理)を出そうとしてむせる事になった私のPCはむせながらも、
運よく攻撃対象が壁役である私を攻撃した事でその難を逃れた。ちょっと危なかった。
そうして、その次の手番で無事35/36を成功させ、無事に蟹さんを倒せたのである。
それもこれも、初心者さんが大きく削ってくれたおかげであり、
うっかり自動失敗を引いてしまった自分のせいでもある。
なお、この後の報酬決定のダイスで最大値の6ゾロを出したのも私であった。 極端なんだよなぁ・・・
そうして我々は、オムレツを巡る戦いに幕を閉じた。 ついでに魔剣は回収した。
ただし、我々・・・いや、私の戦いはまだ終わらない。

前回は自動成功で大惨事を招き、今回は自動失敗でフラグを回収する事になってしまった。
前回の原因は間違いなくゴブリンがこの世に存在する事が原因であり、
今回は道草を食い過ぎたせいでダイス運が腐ってしまったのであろう。
やはりゴブリンは許されざる存在なのだ。 シナリオの登場していなくともゴブリンは黒幕なのである。
そして、今後は気を付けて道草を食おう。
そう思いながら、魔香草を追加で5個購入しようと思う私であった。

・・・余談
魔香草は焼いてその煙を吸う道具であり、モシャモシャ食べてMPを回復するものではありません。
良い子の皆さんは真似しないようにしましょう。有情じゃなかったらMPは回復しません。
魔香水でも一緒です、飲もうとしないように。
・・・飲むなよ?
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タナカエサル
タナカエサル日記
2020/05/27 00:03[web全体で公開]
😰 SW カエルと思ったかい? トリックだよ。
初心者卓という事で募集していた卓に参加。
二回目となるSWのシナリオの目的はカエルの大量発生の原因を抑える事であり、
再びネタ系のキャラを持って行った私は「まぁ余裕だろう。」というフラグを遠慮なく立てながら目的地に向かった。
そのフラグが全く違う方向に回収されるとは、GMを含んで誰も想像していなかった。

元々の4名から2名増えた6名のセッションで、SWのやり方を実践を通して学ぶシナリオの流れはシンプルだった。
3回探索してダンジョンに突入。 それをセッション中に説明されたし、そうなるように探索した。
PL達はそれぞれ軽いRPを話しながら探索をしようとした、1箇所目の探索。
ここで一つ目の悲劇が起きてしまう。

1つめの探索場所は、恐らくシナリオと関係無いモブだった。
彼らと他愛のない会話をして、RPの練習をするのだろう。少なくとも、そのための存在と思えた。
そこで、冒険者達は難易度17の知覚判定に挑む事になる。
もうこの時点で察しているだろうが、一応説明すると難易度17は、実質自動成功・・・
初期製作では確率3%という壁を超えなければならない、ほぼ不可能な判定だ。COCのクリティカルよりも厳しい。
・・・のだが、これを成功してしまったのが第一の悲劇だった。

(恐らくやっちゃいけない)クリティカルを出した私は、カエル・・・ではなく、ワニさんと遭遇する事になる。
事前にちょろっとだけ話を聞いていた、村で被害を出していたとされるワニだ。
これを倒すと約束したし、ワニくらいは倒せるだろう・・・そう考えた冒険者は、第二の悲劇を起こす。
参加者全員が初心者であった事が災いし、モンスターの名前が明かされたにも関わらず
そのモンスターの知識が無いために気楽に挑んでしまったのだ。

最後に調べて分かった事とGMの話を合わせると、
この相手はあと2回くらいセッションをこなしてようやく強敵になるくらいの相手である。
そして、逃げる前提の相手だったという。
それを初期製作で倒そうとするとどうなるか? 勿論、タダで済む筈も無かったのである。
幸いにして、味方のバッファーと装甲、相手の攻撃対象が上手く噛みあったお陰で死者こそ出なかったものの、
装甲は高いし、HPも高い。
・・・このワニさんを倒すだけで、セッションの時間の殆どを使ってしまったのである。
MPはスッカラカンになるし、セッションする時間は無くなるし。
GMにとってはえげつない悲劇と言えただろう。 実際ご苦労様と思う。
私か? 正直楽しかったです。

結果的に、ラスボスだったカエルはワニと入れ替わってしまい、
本来行うであろう大冒険は、GMが容赦ないダイジェストにてお送りになられた。
用意していた戦闘内容とマップ、ギミックを見ていて少し申し訳ないと思ったのは内緒だ。
それでも良い感じに終えたのはGMの素晴らしい手腕の賜物だったのだろう、
あのクリティカルさえなければ、もう少しPLに警戒心があれば。
GMにやりたい事をさせてあげられただろうに・・・そう思った吾輩であった。

ただ、冒険ができなかったからと言って、つまらないセッションになったかというとそうでもない。
参加者全員が事故を楽しんでいただろうし、どうしようもなくこうなってしまったのに諦めはついていただろう。
結果がどうあれ、楽しければ良いのだ。
今まで肝に銘じて来た事ではあったものの、体験する事でその意味をより深く感じる事のできたセッションであった。
マタ=ヨロシク
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タナカエサル
タナカエサル日記
2020/05/24 23:07[web全体で公開]
😆 SW ゴブリン死すべし慈悲はない
ソード・ワールドはよくあるファンタジーな世界観のTRPGである。
一種ありふれた世界観ではあるものの、やはりTRPGはどこかで濃くなってしまうのが宿命なのだろう。
SWの初セッションにおいて、再確認させられた一日であった。
お仲間の内訳が
クールだけど人間味あふれるツッコミポジのプリースト
冷静と思わせといて実は熱血なロボッツなインファイター
実はハードな人生を送ってらっしゃる明るいケモミミなシューター
そのどれもが主人公でもおかしくないメンツの中で、
私はちょっとだけボケ色の多いキャラをさせていただいた。所謂、バイオレンスなストーカーである。
自分で言うのも何だが、かなり濃いキャラだった。 ブレないボケキャラとして一貫させて頂いた。
しかしながら、そんな私のキャラよりも濃い奴が現れてしまった。

・・・ゴブリンだ。

やる気に満ち溢れて現れた彼らはまず、速攻でメンタルブレイクする事でカワイソッスポジを獲得。
言葉が通じない筈なのに意志が通じ合うという奇跡的な現象を起こしながら命乞いをした彼らは、
逃げる間際に冒険者を侮辱して逃げた。 ここまでならギリ許されただろう。

しかしそのゴブリン、その直後に懲りずに現れたのである。
挑発しながら現れたゴブリンを殺意マックスな冒険者が放っておくわけもなく
他の敵よりも真っ先に殲滅されてしまったのであった。
ちょっとすっきりした感情と共に、私の心にとある感情が芽生えた。

・・・ゴブリン死すべし、慈悲はない。

ゴブリンは死んでいるが、そんな事は関係無いのである。
敵の攻撃が当たればゴブリンのせいだし、出目がファンブルになればゴブリンのせいなのだ。
ゴブリンが全滅した瞬間、何がなんでも全ての元凶をゴブリンとする事が私の使命となった。
その瞬間、このセッションはゴブリンによって支配された。

勿論、後半のセッションは全てゴブリンが元凶という事にしてプレイした。
トカゲだろうがゴブリンだし、鬼のような見た目でもゴブリンなのだ。
つまり、全ての元凶はゴブリンなのである・・・やはり許せん。
事件は解決したが、まだこの世の中にはゴブリンがはびこっている。
私はこれからもゴブリンを倒さねばならない。 そういう使命の下にこのキャラを作ったのだろう。
これからも、悪魔のような見た目のゴブリンを倒したりゴブリンの見た目をしたゴブリンを倒すかもしれないが
周囲のツッコミはスルーする。
私はそう心に誓って、次のセッションを楽しみに待つのであった。
コンゴトモ=ヨロシク
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