終末戦略RPG ハシラノカミ

書籍説明

終末戦略RPG ハシラノカミ システム:

ハシラノカミ

明るい ☆☆☆★☆ ダーク
書籍種類: 基本ルルブ リアル ☆☆★☆☆ ファンタジー
発行年月: 2024-07 直感的 ☆☆☆★☆ 頭脳的
所持する人: 6人 短時間 ☆☆★☆☆ 長時間
コメント数: 1件 初心者向け ☆☆★☆☆ 玄人向け
著者/編集:塩田 チカヒロ
出版社:新紀元社

 人類文明が栄華を極め、神が記録と僅かな信仰心の中で生きる時代。復活した灰色の龍によって、その時代は唐突に終わりを迎えた。築き上げた文明は瓦解し、人類もそのほとんどが崩れ去る栄華と共に消えた。神々は灰色の龍を倒すために立ち上がるが、彼等の中にこれを倒し得る者はいない。神々は一計を案じ、灰色の龍を大いなる天空に閉じ込めることに成功。そして天空を支える柱になることで、その封印に蓋をした。
 そして神々は残された力を使い、柱を護るための存在であるハシラノカミを生み出したのだった。
 終末世界への絶望と、それに抗う者たちの希望を楽しめるタワーディフェンス系TRPG。

終末戦略RPG ハシラノカミへのコメント一覧

ぱむだ
1. ぱむだ
2024/08/05 17:53
「神柱」は、世界を滅ぼす龍を封じています。
実在の昆虫や爬虫類に似た巨大生物「鎖蟲」が、「神柱」を破壊するために迫ってきます。
兵士や兵器を使って「鎖蟲」に攻撃することはできますが、決め手になるダメージを与えることは難しく、主に足止めしたり有効な攻撃を制限するために活躍します。
PCたち「柱の守」は鎖蟲に有効な攻撃を行えます。味方を使ったりPCの配置を考えたりして、「神柱」に敵が到達するのを防ぎましょう。

「鎖蟲」の行動はデータの時点であらかじめ条件付けで決められています。なので、グリッドマップの上で機械的に押し寄せてくる敵を味方側の的確な配置で食い止めてダメージを与えていくプレイ感覚はまさしくタワーディフェンス。

世界観としては、美しい自然、つつましく暮らす人々、いつか訪れる終末を予感しながらも日々を一生懸命生きる人々……という感じの世界です。
PCたちは「柱の守」と呼ばれ、神柱から生まれ、神柱を守る存在です。人間を守ることや鎖蟲と戦うことは絶対ではなく、様々な考えの柱の守がいるようです。
ゲーム的なギミックだけでなく、人間や柱の守との関係性などにも色々と面白そうな要素がちりばめられていて、長く遊べそうなゲームだと思いました。
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