【ゆうやけこやけ】「甘い夢に、無我夢中」の内容
セッション内容
ゆうやけこやけ 「甘い夢に、無我夢中」 | |
GM: | |
募集締め切り: | 11/3(日) 00:00まで |
募集方法・人数: | 選考で3人 ( 参加決定:3人、選考中:0人 ) |
開催日時: プレイ時間: |
11/3(日) 21:00から およそ3時間のプレイ時間で予定しています。 |
会場: | 「甘い夢に、無我夢中」 |
パスワード: | ※ 参加しているプレイヤーかGMにのみ表示されます。 |
レイティング指定: | 指定なし |
セッション種別: | テキスト(テキセ) |
スマホ参加: | できる |
見学: | できない |
詳細内容: | 【備考】 前回の続きでーす! ちゃんと集まれてよかったよかった。 第二幕終了後、幕間、つながりの処理からでしたね。 第三幕では、きっと、夢を夢と告げることが、求められています。 ※ 不意に、ベッドから女が身を起こした。 オライリーは鍋でミルクを温めている途中で、くるりと振り返って言った。 「こんばんは。気分はいかがですか?」 「……夢を見ていたわ」 「いいえ。”今も”夢なんですよ」オライリーはまた鍋の様子に目を戻しながら、優しくいった。しかし、そいつはその声が聞こえないように、ひとり震えていた。 「むかしの、ずっとずっと昔の、ともだちの夢」 「それはそれは」 「すごく仲良しだった」声は力なく言った。「まるで本当の姉妹みたいだった。ううん、たとえ血のつながった姉妹だって、わたしたちほどじゃなかったわ」 「すごく綺麗だった」 「でも……」 「わたし、“あの時”、ひどいこと言ったわ」 「オーケイ。さあ、いい子だから、温かいミルクを飲んでください。そしたら、オライリーさんがほんとうにおかしなお話をしてあげます。ほんとうにおかしな話ですよ」 部屋の中には、鍋から漂う甘い香りと、オライリーの奏でる小さな歌が響いていた。オライリーは、彼女のために歌を歌っていた。その声は優しく、しかし陽気でもあった。「チェリーベリー、マリーベリー、ハッピーベリー・パイ。でもいちばんいいのはラブベリー・パイ」 「気分はいかがですか?」 夢の案内人は振り向いて言った。しかし、彼女はすでに再び目を閉じていた。オライリーはそれを見て大袈裟にため息をついた。 「やれやれ……彼女で8人目、ですか」手帳をぺらぺらとめくりながら呟いた。 「しかしこれじゃ追いつきませんね。あのナマイキな妖精から……鍵を取り上げないと……」 ※ ――夢を見ることのない存在は、 省みるもののない動物以下の存在だけど、 想い出だけの存在は、 昨日に囚われた明日のない亡霊でしかない―― 霧間誠一「虚構を願い、悪夢を想う」 ・リュカ 夢の旅の中で出会った少年。動物と接するのが好き。 本当は、誰かの夢に呼ばれて来たようで、夢の中では”思い出の頃”に戻っている。 ずっと友達だよ、って約束した。 ・ベラ 夢の旅で出会った妖精。楽器を弾くのが好き。 夢の世界の深い深いところで、本に思い出を閉じ込めて、ずっとずっと読み返してる。 ”いまが永遠に続けばいいな”って思ってる。 ・オライリー 夢の案内人。 「夢なんて、所詮起きたら忘れてしまうような、どうでもいいものですよ」 いいね! 0 このセッションをXでつぶやく |
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参加プレイヤー
餅@朧豆腐 23 不 | |
参加決定 [鵜坂川の澪] |
♂ Kulix葵(引退 98 可 | |
参加決定 [あおい] |
♂ cod fish 25 可 | |
参加決定 [アヤメ] |
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コメント一覧
餅@朧豆腐 | |
2019/10/31 00:20 |
Nサブ | |
2019/10/31 00:17 |
よろしくお願いしまーす!
本作は、「神谷涼、清水三毛、インコグ・ラボ、新紀元社」が権利を有する「ふしぎもののけRPG ゆうやけこやけ」の二次創作物です。