グレン(ソードワールド用キャラクターシート)

ますく王が作成したTRPG「ソードワールド」用のキャラクターシートです。

グレンの詳細

キャラクター情報  NPCでの使用可(連絡不要)
TRPGの種別: ソードワールド
グレン

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キャラクター名: グレン
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30 / 30
外部URL:
メモ:
詳細A:
【種族】 人間 【性別】 男
【年齢】 15 【生まれ】 操霊術師

《基礎能力値》
【技】 7 【A】 9 【B】 10
【体】 4 【C】 4 【D】 7
【心】 10 【E】 7 【F】 11

《能力値》
【器用度】 16 〔器用度ボーナス: 2 〕 ++
【敏捷度】 18 〔敏捷度ボーナス: 3 〕 +1+
【筋 力】 8 〔筋 力ボーナス: 1 〕 ++
【生命力】 11 〔生命力ボーナス: 1 〕 ++
【知 力】 18 〔知 力ボーナス: 3 〕 +1+
【精神力】 21 〔精神力ボーナス: 3 〕 ++

【生命抵抗力】 4 【精神抵抗力】 6

【冒険者レベル】 3 【経験点】 860

【コンジャラーレベル】 3
【スカウトレベル】 2
【セージレベル】 1
【レンジャーレベル】 1

《判定パッケージ》
【技巧】 4 【運動】 5 【観察】 5 【知識】 4

【魔力:コンジャラー】 6

【魔物知識】 3 【先制力】 5 【移動力】 4m/ 18m/ 54m

{武器}
※名称(用途) 必筋:命補:命中:威力:C:追ダ


{防具}
※名称(種類) 必筋:回避:防護点
ソフトレザー (非金属鎧) 7: -: 3
ラウンドシールド(盾) 8: -: 1


【回避力】 0 【防護点】 4

{種族特徴}
運命変転


{戦闘特技}
魔法拡大/数、魔法収束


{魔法など}



{言語}
交易共通語(会/読)
魔法文明語(会/読)
リカント語(会)

地方語(会/読)


詳細B:
《フェロー行動表》
【1d】 1/2 【想定出目】 7 【達成値】 
【行動】 
【効果】 
【台詞】 

【1d】 1/2 【想定出目】 7 【達成値】 
【行動】 
【効果】 
【台詞】 

【1d】 1/2 【想定出目】 7 【達成値】 
【行動】 
【効果】 
【台詞】 

【1d】 1/2 【想定出目】 7 【達成値】 
【行動】 
【効果】 
【台詞】 

《フェロー報酬》
【経験点】 なし 【報酬】 不要

{所持品}
冒険者セット:1
(たいまつバラ換算):6
ロープ30m:1
保存食徳用:1
(保存食バラ換算):7
フック:2
水袋:4
魔香草:3
鉛筆:2
アンロックキー:3
着替えセット
防寒着
小型ハンマー
背負い袋
毛布
自作の本(幻獣捕り物語)
自作の本(物乞い王子)
白紙の本
人形劇セット(手作り)
スカウト用ツール(専用)
魔化された樫の枝:2


{装飾品}
頭:
顔
耳
首
背中
右手:(魔法の発動体)
左手
腰
足
その他


【名誉点】 45 / 95 【冒険者ランク】 

《所持金》
【現金】 146 【預金/借金】 
詳細C:
{設定など}
とある所のスラム街で生まれた。口は悪めの皮肉屋。サーシャは義姉であるが本人は大切な家族だと思っている。育った場所が場所の為ナイトメア等の異種族に対する偏見は皆無である。基本的に初対面の相手には疑い警戒してかかるが、信頼できる相手には影から支えたりする。
基本的に人助けの行為には金銭等見返りを要求するが、なんだかんだ言って見返りなしでも働いてくれる面倒見が良いツンデレ寄りの15歳である。

・グレンは学校に行けなかった為、彼の操霊術は操霊術の達人の師匠に教わった、才能があったとの事。

・サーシャの他にもスラムで育ったグレン達の"家族"がいる。

・グレンは力より口で物事を解決するタイプ、蛮族相手でも口八丁やお金を犠牲にして逃げ延びた

・ちなみに自作の本も執筆している、PNは紅霊(こうれい) 

好きなもの:お金、家族
お金は好きだがお金には"好意"ではなく生きるための"手段"として捉えている。

嫌いなもの:政治家
政治家が嫌いな理由は自分達家族含むスラムの現状を変えようとせず、自分の利益だけを求める汚職政治家の政治がグレンの住んでた所で行われていたから

一般技能:作家レベル2、物乞いレベル2、芸人レベル3、裁縫レベル3


             物乞い王子
                       著:紅霊

 かつてウィードルという男がいた。あるいは、ウィードルはとある国の王の第13子であったため、王位継承権が望めないのはもちろん、相続が許された土地や財産も皆無に等しかった。

 ウィードルは自らの財産と栄誉を手にすべく、宮殿をあとにした。何日もの間、終わりなき森の道やこぢんまりとした村を旅していると、3人の男が物乞いを取り囲んでいるところに出くわした。ぼろ布で全身がすっぽりと覆われていたため、物乞いの素顔を外からうかがい知ることはできなかった。だが、男たちに殺されかけているのは明らかだった。

 憤怒の雄たけびとともに、ウィードルは剣を抜いて3人に襲いかかった。

 彼らとて所詮は街の民。手にした熊手と草刈鎌ではきらめく剣で武装した鎧の男にはとうていかなわないと気づくや、脱兎のごとく逃げていった。

 「ありがとう、助かりました」汚いぼろ布の陰から、物乞いがあえぐように言った。耐えがたいほどの悪臭がした。

 「あなたの名前は?」と、ウィードルは訊いた。

 「※※※」

 先ほどの男たちとは違い、ウィードルには教養があった。彼らにとっては無意味な名前でも、ウィードルはそこにチャンスを見てとった。

 「小神ではありませんか!」と、ウィードルは叫んだ。「どうして奴らのされるがままになっていたのですか? あなたなら、ささやくだけで殺/せたでしょうに」

 「よくぞ気づいてくれました」と、※※※はかすれた声で言った。「街の民にはののしられてばかりです。私の名ではなく人となりで覚えられるのは誠に喜ばしい」

 ウィードルにはわかっていた。※※※は大半の聖職者や人間、蛮族に忌み嫌われているのだ。ハンセン病や壊疽といった病気は※※※が支配していた。他の者であれば危険を察知したかもしれない。が、ウィードルはそこに希望を見い出した。

 「おお、偉大なる※※※。私を弟子にしていただけませんか。どうか力を授けてください。財を成し、世代を超えて語られる名を挙げるための力を」

 「それはできません。私は独りで世界を歩むゆえ、弟子はとらないのです」

 ※※※はよろよろと道を歩いていった。ウィードルは引き下がらなかった。さっと身を躍らせると※※※のかかとにすがりつき、弟子にしてはもらえまいかと乞うた。この懇願は33日間、昼夜を問わず続けられた。※※※は何も言わなかったが、ウィードルの口が休むことは一時もなかった。そして33日目、ウィードルはついに喉が枯れてしまい、しゃべられなくなったのである。

 ※※※は振り返り、いきなり静かになった彼を見た。ウィードルは泥まみれになってひざまずき、哀願するように両手を広げた。

 「どうやら、弟子としての務めをまっとうしたようですね」※※※はそう告げた。 
「あなたの願いを聞き入れましょう」 
 ウィードルは歓喜した。

 「あなたに病の力を授けましょう。いかなる病気であれ、症状が目に見えるものであれば、思いのままに患うことができます。ただし、どんなときも最低ひとつの病に耐えなければいけません」

 「哀れみの力を授けましょう。誰からも哀れみを受けられるようになります」

 「最後に、無関心の力を授けましょう。誰もがあなたの存在に関心を持たなくなります」 
 ウィードルはあ然とした。どれもこれも財を成せるような恩恵ではなく、むしろ呪いだったからだ。どれひとつとっても、それはひどいものであり、すべてそろったらいったいどうなってしまうのやら。

 「かようにいとわしい才能で、どのように財を成し名を挙げろとおっしゃるのですか?」

 「33日間の昼と夜の間、私の足元で乞い願ったように、皆の街にて財産を乞い願うのです。物乞い王子ウィードルの物語は、時代を超えて語り継がれていくでしょう」

 ※※※の予言どおり、ウィードルは抗いがたい物乞いとなった。そのみすぼらしい哀れな姿を目にすると、誰もが金を施さずにはいられなくなってしまうのだ。だが、ウィードルは無関心の力が秘密を知るのにたいそう役立つことも学んでいた。ウィードルが耳をそばだてているとは夢にも思わず、人々は知らないうちに大切なことを洩らしてしまうのであった。こうして、ウィードルは全市民の行き来を把握することとなった。

 わからないことがあれば物乞いに聞け、と今日でも言われている。物乞いの目や耳は街のいたるところに存在する。市民の暮らしにまつわることなら、彼らはどんなちっぽけな秘密にも通じているのである。
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キャラクターID: 155283288012keitamazero0

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