穂村 慶子（クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート）

ほむら けいこ

大ヒットはしないが食べていける程度には売れている作家。
ペンネームは泉 冬火(いずみ とうか)。

ぽやっとした何を考えているかわからないタイプ。
会話もなんだかちょっとズレた返答をすることがしばしば。

両親は比較的裕福と言えるがお金持ちというほどではない家庭で育つ。
得意なことも不得意なことも少ない子供だった。
友達はあまり多い方ではない。

親戚に牧場をやっている人がいたため、
その伝手で子供の頃に乗馬を習っていたことがあり馬に乗れる。
もちろん、乗るような機会は無い。

日記を書くのが好きな子供で小学生の間はほぼ毎日つけていた。
中学生になってからは日記というよりも散文となり、
空想めいたものが多くなっていった。

特になりたいものもなく高校に進学し、
現代文で小説を書くという課題が出た際に提出したものが
意味不明だと低評価をつけられたことが悔しかった。

高校の図書室でなんとなく手に取ったガリア戦記が面白かったため
世界史に興味を持ち、テストの点数も良くなったことから
軽い気持ちで史学科のある大学に進学した。

大学では数少ない友達に誘われて文芸サークルに入会。
相変わらず意味不明な散文を書いていたが、
見かねた先輩から指導を受けて純文学小説を書きあげる。

大学卒業後、親の脛をかじりつつアルバイトを転々としていたが、
不意に高校時代の小説の課題のことを思い出し、
大学時代の先輩に教えられたことを元にリライトしてみた。

「骨董屋の娘」というタイトルのナンセンス要素20％、
推理要素20％、恋愛要素20％、ファンタジー要素20％、
ホラー要素20％ぐらいのジャンル不定の作品だった。

ちょうど書き上がった時期に募集していた
出版社の賞に応募したところ、
受賞はしなかったのに何故かデビュー話が持ち掛けられた。

担当編集となった終夜のよくわからないアイデアから
「そうだ、銀行にしよう」というサスペンスを書き、
それがデビュー作となる。

その後は言われるがままに様々なジャンルを書いている。

推理「100日後に誰もいなくなる」
ホラー「妖怪クレーマー」
歴史「稲葉山の主」
恋愛「夕立とゲリラ豪雨」
SF「未来の石器」

デビュー作含め、どれも失敗とは言えない程度にそこそこ売れ、
以降もどのジャンルの作家なのかわからないまま執筆を続けている。

しかし、このまま続けてもいいものかと疑問を抱いており、
最近はモチベーションが著しく下がってしまっている。