灰根量さんの日記 「シナリオレスAR2E構想とその結果、それと群像劇の野望」

	灰根量
	2022/04/10 21:16[web全体で公開]

😶 シナリオレスAR2E構想とその結果、それと群像劇の野望
　諸君、AR2Eは好きか。私は好きだ。
　諸君、GMは好きか。私は大好きだ。
　ただ、GMをやってるとシナリオとかデータとか、重くなればなるほど準備に時間がかかるわけで（それも楽しいけどね）、ふとした時に思うんだ。
「もっと楽に処理できないかなぁ。いっそ自動でシナリオ吐いてくれないかなぁ」と。
　で、こんな発想が生まれた。

　──逆に考えるんだ。『シナリオなんてなくてもいいさ』と考えるんだ。

　うん、まあn番煎じであろう。何だったらちょっと前の誰かの日記で見た気もする。そもそもそれが出来る仕組みを搭載してるシステムもあるし。
　幸いなことにAR2EにはライフパスというPCの物語をロール・オア・チョイスで一部作成してくれるシステムがある。
「これと、パーフェクトワールドガイドを使えば、シナリオ無しでもそこそこ遊べるんじゃね？」とそう思ったわけだ。

↓実際にやってみた結果がこれ(オンセン内のリプレイに跳ぶ)
https://trpgsession.click/topic-detail.php?i=topic164959271663
　中々酷い結果を生んでしまった……まあその、生暖かい目で見守ってやってくれると嬉しいです。

リプレイの方にも書いたが、具体的()なルールも置いておこう。
 1.セッション中のPCの目的は、PCの設定とRPの結果に準ずる。
 2.本セッションに「～～フェイズ」という概念は存在しない。
 3.GMは、状況をノリで描写する。PLは、状況をノリで解決する。
 4.シナリオの区切りは、GMがなんとなくちょうどいいなと思った瞬間とする。
 5.地域、及びシナリオ開始地点を、ランダムで決定する。
 6.進め方の特性上、ランダムエンカウントやランダムイベントなどのランダム要素を使用する。
 7.何が起きても泣かない。笑い飛ばす（大事）。
 8.《クウェリィ》や、それに類する効果を持つスキルの使用禁止（未来を確定させる効果と見ればそれはそれで面白そうだが）。
 9.PCは、随時増える場合がある。
10.シナリオは頑張らない。

　さて、話は変わるが「群像劇」という物語の形式がある。スポットが当たる人物(主人公)が次々と変わっていく物語、ないし同時進行する短編集とでも表現すればよいだろうか。
　このセッション形式と、「群像劇」。そしてオンラインセッション特有のテキストによるやり取り。
　何とも、相性がよさそうに見えないだろうか。
　少なくとも私はそう思う。GMは死にそうだけど。
　ともあれそういったものを構想中である。