邪神幼女もやしさんの日記を全て見る
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😶 信用出目15以下を振り続ける(ただのSS) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) 「はい、どうぞどうぞ」 男性としては少々高い、にじみ出るチャラい不信感を与える声で彼が言う この探偵事務所で出される飲み物は、夏は麦茶とジュース そして冬は緑茶とジュースである、と。 クッキーとにぼしというお茶請けを前に、考える。 なんでジュースを常備しているんだ?ここ探偵事務所だよな? そもそもあのいかにも子供用な椅子は何なんだ めちゃくちゃ植木鉢に囲まれているんだが 観葉植物の置き方のセンスが壊滅的すぎる 椅子に座らせようと言う気が全く感じられない。 「えっ、お花に興味ある?可愛いでしょ、ロベリアちゃん」 いや…なんでその花にした……? そういえば出入り口にメダカの入った鉢もあったが…なんで蓮? ここまでで理解できるのは、この男はセンスがないということぐらいだ。 仕方なくのどを潤すために水を飲む まったく、久々に来たらなんでこんなことになってるんだ。 「いやぁ、色々あってモノが増えちゃってね!キレイでしょ!」 ものが増えただけでキレイではない。 もっと配置を考えろ。 しかし大人とは本音を隠すもの。しかたがない。 「ところでお仕事の話なんだけど」 そうだった。 この信用/Zeroの男は私立探偵をしている。 私立探偵という職業に偏見が出来てしまうので 全国の探偵業に土下座してほしいと思っているのだが… 「いい加減、猫ちゃんおじさんに保護されてくれない?」 「にゃあ」 こいつに捕獲されるぐらいなら、亡き下僕の待つ虹のなんとやらに行く方がマシだ。 そう答えて、冬になってしまったため 都合と待遇だけは言いこの探偵事務所にまた居座ることとする、が 靴のにおいのやばさに思いきりキックをかましたのは、仕方がない事であった。 (12月31日なので、なんか変わったことする日記)
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