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🤔 クトゥルフ神話における、主な探索者の志。 オンセンでの経験はそれこそ、プレイ回数通りでありますが、身内セッションは数多くを熟してきました。そんな経験をもとに自分なりの考えをまとめてみました。文章で書くのが面倒なので、今回は箇条書きですが。 ・クトゥルフでドラマを生み出すのは、キャラの強さや能力値ではない。バカと鋏は使いようと言うことわざがある通り、決して能力値がへなちょこなキャラでも、その人次第でシナリオの鍵を握る、主要なキャラクターを目指す。 ・シナリオに即したキャラクターを提出する。そのシナリオをどういった話の流れにしたいのか、自身で考えておく必要がある。ギャグやシリアスなど、自分がこなせる幅広さを作っておく。 ・シナリオに参加した以上、最後まで完遂する心意気を持つ。卓が流れる場合は仕方のない事だが、流れない様に面白みのある流れを作りだす事にある。KP、PCは、全員でそのシナリオの中身を執筆する小説家であると志しておく。 ・キャラシートを作る際、クトゥルフ神話の場合は基本的に「現実世界に居ても何ら違和感のない、人間を作る」事。「日頃から日本刀を持ち歩く高校生」や「現代日本なのに銃火器等を持ち歩くサラリーマン」などの無茶なキャラクターを作る場合、現実的且つ相応の理由を付与しておく。現実的な理由は、卓参加者の誰もが納得できるような理由にする必要がある。そうした説得力を求めるなら、法律や事象などの調べ込みを惜しまない事が必要である。 ・キャラクターに設定を付与するとき、プレイ中はその設定に固執する必要はない。あくまでもロールプレイをする上での参考資料として考えておくのがベストであり、固執し過ぎると卓の流れが悪くなる傾向がある。あくまでも全員でドラマを作り出すことを忘れてはならない。 ・人外は魅力的な探索者ではあるが、万人受けしない事を肝に銘じておく必要がある。探索者の能力値や決められた値を超過してしまった場合、人外であると認識しておく必要がある。おまえのキャラが無双することを、誰もが望んではいない。全員で恐怖に立ち向かい、恐怖を回避する必要があるのだ。 ・人外は奇妙な探索者(クトゥルフ神話2015版p55)にある通り、その取扱いには十分に気を付ける必要がある。モラル良く使うと同時に、排他的な立ち位置にある事を忘れてはならない。おまえは人間ではない。一般人からすれば、お前もクトゥルフも、大して変わらない事を理解しておく必要がある。 ・そのシナリオに飽きたからと言って、卓の雰囲気を汚す発言をしてはならない。参加したのだから、全うすることが大事なのだ。 ・KPは絶対ではあり、基本は従う必要がある。どれだけ不服でも、その発言に間違いがないならば、それに従わなければならない。だがKPがあまりにも無能であるならば、その限りではない。無能なKPは、シナリオからなるドラマを作り出そうとしない人物の事だ。ゆめゆめ忘れることないように。 ・探索者はその恐怖に慣れることは、まずない。魔導書やシナリオの報酬でそうした設定が付与されるのならその限りではないが、基本は死体ですらぞっとするだろう。我々は一般人であることを、忘れてはならないのだ。 ・最後になるが、探索者は基本協力関係であることが望ましい。孤高を気取るなら、ソロシナリオをお勧めする。探索者は宇宙的恐怖や超常的恐怖に巻き込まれ、内心は心細いはずだ。全員で助け合い、時にはいがみ合いもするが、ハッピーエンドを迎える努力を惜しまない事だ。そこにドラマは生まれるのだから。 と、長々と書いてしまいましたが、基本はこんな感じで考えております。 無論、この考えは私個人の考えであり、クトゥルフ神話TRPGを長年やってきた中での経験から来ているものです。間違いやおかしい点もあると思います。 ですが、これを肝に銘じておけば、必ずしも「動画化できるんじゃね?」と思えるようなシナリオの流れが生み出せるはずです。
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