愛善院さんの日記を全て見る
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😊 ぺらっ 紙媒体の本であるとかノートであるとか もしくは、ゲーム内や動画内での ページをめくる音、もしくはSEを こよなく愛しく思うのである。 あんまり数理の話をしてもダルいのだが ページというのは、一過性の第4軸だと思う。 次のページを読みたいと思ったり または、 前のページの記憶を全て消し去りたいと思ったり。 TRPGの「R」は「roll」であるか「role」であるか? どちらも語源は同じだったようにも思うが 我々の生きる時代。 中途半端に3次元で、 中途半端に4次元のわれわれには 時間にどれほど名前をつけて区切りを与えても 一方方向にしかベクトルは進まない。 さて、 私こと愛善院。 体重40キロ代前半に突入した。 通常成人として肉体を組成する限界が そろそろ近づいて来ていると思う。 この身体は、脳の燃費が悪すぎる。 そうした意味で、私は身体がペラい。 また、いつも日記を読んでくださる方々には 口さがない、ペラペラ喋るヤツだ との印象もあるやもしれぬ。 「ペラい」 つまるところ、この言葉は 表面的である、2次元的である、薄っぺらである、 外面や体裁だけを取り繕った深みのない、 などなどのネガティブな意味を見ることができよう。 もし、 それをめくって次に何があるのかを期待しないならば。 シナリオ作成のひとつの方法論として 考えてみてほしい。 まず、骨(ネタ)がある。 そこに、皮(表現)がある。 ここに、ある程度の筋や関節(つなぎ)があれば 私の外見のごとく『ほねかわ=すじえもん』という名の 薄っぺらい人体模型ができあがる。 そこに肉(おくゆき)を加える。 ……もっとも、太りたくても太れない人間もいる。 脳(ギミック、しかけ)を与える。 一見すればグロテスクな あらゆる内臓(シナリオを有機的にする機構)を完備する。 できあがるのは ひとつのシナリオ、 対話すべきひとつの人体。 その人との対話を完了し、 ぺらっとめくると どれほど時間がたっていたのか、 後ろにもうひとり、 対話すべき人が来ている……。 さて、また逆に。 時間がないとき、 充分な対話を必要としないとき。 人体模型は、必ずしもいつも 半身半面(皮・筋肉)であったり内臓を晒すこともない。 時として、 「無駄な贅肉を削ぎ落とせ」という言葉があるが 骨格標本だけだって、相対する相手によっては きちんと、その意味を理解してくれるであろうことに 我々は思い至らなくてはならない。 ……スケルトンは 実は「その奥にまだ何かあるな」とやるのに 肉がついたものより有効だったりすることもあるしね。
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