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😶 シノビガミ自作シナリオ:カレーと共に去りぬ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)本作は、「河嶋陶一朗」「冒険企画局」「新紀元社」が権利を有する「忍術バトルRPG シノビガミ」の二次創作物です。 (C)河嶋陶一朗/冒険企画局/新紀元社 プレイ人数:4人 リミット:3サイクル レギュレーション:現代編 シナリオタイプ:対立型 シーン表:カレーシーン表(後述) 【背景】 クミン、シナモン、カルダモン。 ほか様々なスパイスが混然一体となって生まれるえも言われぬ香り。 そう……ここはカレー屋である。 そしてこれは一軒のカレー屋『インド人を右に』を舞台に繰り広げられる物語だ。 【導入】 開店以来大人気を誇るカレー屋『インド人を右に』。 だが初代店主であるナン・ウンマイは現在行方不明中だ。 今、『インド人を右に』はナン・ウンマイの息子であるナン・ヤークがどうにか続けている。 果たしてこの店のカレーはいつまで味わえるのだろうか……。 まあ、少なくとも今日は大丈夫だろう。 あなたたちは思い思いの推しカレーを胸に、今日も店の扉を開く。 【クライマックスフェイズへの導入】 ランチタイムのピークも過ぎた頃合い。 門井麗羅は帰宅し、店内に多数いた客も残すところあなたたちだけだ。 そして今ナン・ヤークも仕込みのため店の裏に姿を消す。 自分たちしかいない店の中、人目に触れず戦うにはこれ以上ない状況だろう。 あなたたちはお互いに目を見合わせると誰からともなく動き出した――。 戦闘開始です。 【結末】 ・至高側が勝った場合 ナン・ウンマイを狙っていた忍者は倒れた。もう家族への被害を恐れる必要はないだろう。 また息子と共にカレーを作れるのだ。 カレー屋『インド人を右に』にはこれからも客が絶えることはないだろう。 ・究極側が勝った場合 ナン・ウンマイは倒された。以降カレー屋『インド人を右に』に初代店主が帰ることは二度とないだろう。 だが幸いにもナン・ヤークはそれを知らない。 彼は変わらず、明日からもカレーを作る。その美味しさが曇ることはない。 カレー屋『インド人を右に』にはこれからも客が絶えることはないだろう。 【NPC】 ナン・ヤーク 行方不明になった父(母)、ナン・ウンマイに代わりカレー屋『インド人を右に』を切り盛りする青年店主。 インド生まれ日本育ち。 秘密 実は自分が作るカレーよりもレトルトカレーの方が好き。 とくにボンカレーが一等好物。ボンカレーはどう作ってもうまいのだ。 門井 麗羅(かどい れーら) ナン・ヤークの友人。カレー屋『インド人を右に』を手伝っている。 秘密 新メニューの研究に付き合ってカレーをたくさん試食させられた。 おかげで体重が3キロ増えた。 【PC情報】 PC1 使命 あなたは最近カレー屋『インド人を右に』と契約した仕入れ業者である。 あなたの使命は『インド人を右に』と良好な関係を築き、『インド人を右に』にお得意様となってもらうことだ。 秘密 あなたは実は忍者である。同時に、ナン・ヤークの父親(母親)である。 あなたは忍者としてのあなたを狙う者の気配を感じ取った。 一般人の家族に被害が及ぶのを防ぐため、あなたは自分から姿を消した。 あなたの本当の使命はあなたを狙う者を倒し、無事にナン・ヤークの下に帰ることだ。 PC2 使命 あなたはカレー屋『インド人を右に』で働く店員である。 あなたの使命はナン・ヤークをサポートし、『インド人を右に』を今よりさらに繁盛させることだ。 秘密 あなたは実は忍者である。同様にナン・ウンマイが実は忍者であることも知っている。 あなたはナン・ウンマイに対して深い恨みを抱いている。 あなたの本当の使命は行方不明のナン・ウンマイを見つけ出し、その手で倒すことである。 PC3 使命 あなたはカレー屋『インド人を右に』に長年通う『インド人を右に』の常連である。 あなたの使命は究極のカレーを食べることである。 秘密 あなたは実は忍者である。 忍者であるが、そのことは抜きにしても『インド人を右に』のカレーを気に入っている。 あなたはナン・ヤークの腕前はすでにナン・ウンマイを超えていると考えている。 ナン・ウンマイが帰ってくればナン・ヤークのカレーを食べる機会が減ってしまう。 あなたの本当の使命はナン・ウンマイを『インド人を右に』に帰らせないことだ。 PC4 使命 あなたはカレー屋『インド人を右に』に長年通う『インド人を右に』の常連である。 あなたの使命は至高のカレーを食べることである。 秘密 あなたは実は忍者である。 忍者であるが、そのことは抜きにしても『インド人を右に』のカレーを気に入っている。 しかしナン・ヤークの腕前はまだナン・ウンマイには及ばないと考えている。 どうにかしてナン・ウンマイのカレーがまた食べたい。 あなたの本当の使命はナン・ウンマイを『インド人を右に』に連れ戻すことだ。 【カレーシーン表】 2 しまった! これはカレーじゃない、ハッシュドビーフだ! ショックで好きな【生命力】を1点失う。 3 野菜カレー。エグみのかけらもない清廉極まる味。下拵えにかけた手間暇の成果だろう。 4 スープカレー。とろみがないことで香りを強く感じ取れる。まるで美味しさが二倍になったようだ。 5 シーフードカレー。エビやイカ、様々な具材がルゥの海を泳いでいる。マズいわけがない。 6 ポークカレー。……宗教的に大丈夫なのだろうか。いや、私は何も知らない。何も気付かない。 7 ビーフカレー。よく煮込まれた牛肉が口の中でホロホロと崩れていく、非常に美味。 8 チキンカレー。バターの豊かなコクが滑らかに踊る。思わず頬が緩んでしまう。 9 ダールカレー。豆のホクホクした触感が心地よい。いくらでも食べられそうだ。 10 キーマカレー。いっそ暴力的な挽肉の旨味。舌も全力で喜んでいる。 11 甘口カレー。子供のころを思い出す優しい味。心と体の両方が暖まる。 12 グリーンカレー。あまりの辛さに身悶えていると店主が差し入れしてくれた。兵糧丸を一つ手に入れる。 //カレーに関する固有名詞を入れ替えれば何回でもおかわりできるかもしれない。
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