😊 日記「彼方からの君に捧ぐ」感想とか （▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）「彼方からの君に捧ぐ」セッションに参加させていただいた。 半年ぶりのTRPGだったので、RPちゃんとできるかとか心配だったけど結果すごく楽しかったので、あの時参加申請してよかった〜と心から思った。 シナリオの名前はよく見かけていたので高評価だろうとは思ってたけれど、本当に良かった。KPさんのRPが良くて、NPCに話しかけに行くのが好きな自分としてはめちゃくちゃ楽しかった。反省するとすれば後半楽しすぎて一人でガツガツNPCに喋り過ぎたので、もっと話振るとかしておけばと思ったところ。セナちゃんとかはPL01さんと関係が深かったから出来るだけ距離開けたりしたけど、難しい。 NPCで1番好きだったのはやっぱり中盤で突如出てきたユエさんだった。 自探索者に「バイクってカッコいいんだ、いつか乗ってみたいんだよな〜」みたいな話をさせた後に、ユエさんがバイクで現れて猟犬から守ってくれるムーブをされたので自探索者の中で好感度が爆上がりしたんだけど、突然の求婚発言をされて株が急降下したのが面白すぎた。ジェットコースターかよ。 シナリオ後にKPさんに聞いた(後で買ったシナリオ原本にも書いてた)のだけど、ユエ(祐川 英輔)は作者さんの探索者だったらしい。いくつもシナリオを回って強くなり過ぎたので、このシナリオを墓場にした、とのこと。 私は自分が探索者を継続してしまうと前のシナリオを思い出して上の空になってしまうので、シナリオごとに新規探索者を作っているのだけれど、1シナリオ回ったキャラでさえ愛着が湧くのだから継続で使い続けているキャラへの愛なんてとんでもないものになるんだろうなと思う。 色んなシナリオを回って謎を解き明かしたり誰かを助けて生還してきた「祐川 英輔」が、このシナリオでは計画を立てて探索者を呼び出したラスボス側に回ってるという構図。それも自分が信じる正義で行動してきたというのがエモすぎて、聞いた時は大はしゃぎしてしまった。いつかシナリオを書くなら私もそういうことしてみたい。 最終局面でユエを止めた時、他の希望に差し替えてあげればいいと思って代替案をだしたり、人類復活させた後何がしたかったのか聞いたけど、もう思い出せないと言われて命を絶たれてかなり辛かった。 ただ更にそのあと、現代に戻ったらオリジナルの真っ新な祐川 英輔くんがいて、完成図のコクーンポリスで楽しそうに過ごす人々の絵画を夢だと話されて、凄まじい気持ちにさせられた。 こんな真っ直ぐな青年があんな未来を迎えたという絶望と、今からならあの未来を変えられるかもしれないという希望が入り混じったラスト。マジでこの人の正義の果てのお話だったんだなあ。本当に余韻がすごいです、ありがとうございました。
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