【トーキョーN◎VA】トーキョーN◎VA THE AXLERATION 「声は遠く」【TRPGリプレイ】

ひらつー
ひらつートピックリプレイ 押されたいいね! 4
登録日:2018/05/28 23:54最終更新日:2018/05/29 02:03




 悲鳴、苦鳴、嘆き。混沌の坩堝では、2秒に1回は耳にするネガティブワード。

 本来なら、誰も気に留めやしない。悲鳴は無視され、苦鳴は踏みにじられ、嘆きは酒の肴になる。

 そう、問題はない筈だった――束ねられた囁きが、死の絶叫へ変じるまでは。

 まずは、建物がひとつ吹き飛んだ。はてさてお次は何が散る?

 トーキョーN◎VA THE AXLERATION
         「声は遠く」

 かくて、少女の声が災厄の街に響き渡る。


 
RL:それでは是よりTNX『声は遠く』を開始します! どうか最後までよろしくお願いします!
RL:ではシナリオに挑むキャストの紹介です。PC1、ロボさんお願いしまーす!

ロボ:はーい。
ロボ:「わ、わふ(ぺこり) えと、ロボ、っていいます、です。えと、探偵さんのお仕事してる、です」
ロボ:「……実はぼく、N◎VAに来るまでのこと、覚えてないです。でも、人の探し方とか、調べ方とか、なんとなくわかってて……それで、お仕事しながら、手がかり探してる、です」
ロボ:「わ、わふ、だからこの外見も、その、ぼく自身はどうしてかわからないです(尻尾ぱたぱた、耳ぴこぴこ)」
ロボ:「……い、犬じゃなくて、狼、です。……たぶん」
ロボ:「人捜しとか、探し物なら、いっぱいがんばれるです。よろしくお願いします、ですっ。」
ロボ:というわけで一応所属N.I.Kのフェイト、一見わんこ、中身もわんこの「”狼の手貸します(レンタルハンド)“ロボ」です
ロボ:得意技は情報収集。隠れバディがうなりを上げるので実質自分で調べてない気がしますがそれはそれ。
ロボ:あとはオシログラフで嘘見抜いたり、守護天使での攻撃もできたり、くらいかな
ロボ:性格は発言通りのおどおどした感じの少年です。よろしくお願いしますー! 以上!

RL:888888! もふもふ枠……あざとい……(

ロボ:ちゃんとアイテム(コスメ)にあるんだもんw<もふもふ

RL:スタイルは探偵を表すフェイトに、軌道からの来訪者を表すハイランダーの二枚どりですね!

観音寺 まどか:88888 ワンコ少年!

RL:ちなみに隠れバディはエラッタで弱体化してしまいました……達成値の+が乗らぬのです

ロボ:です。でも記憶がないので軌道のことも覚えてません。なんかよくわからない手助けがいっぱいくるなぁ、なんでだろう、くらいw

RL:いつかロボさんの記憶が明かされる時が来るのか……!

ロボ:ですが万能性は損なわれず使いやすいのです、ハイランダーやる人にはお勧め(ダイマ<隠れバディ
ロボ:来るのか……プレイヤーも知らない記憶が……!

RL:そうですね。情報収集の王者は隠れバディだ依然変わりなくッ
RL:ではそんなロボさんのハンドアウト

PC1 
推奨スタイル:フェイト
コネ:後藤言葉 推奨スート:外界
その日、君に依頼された仕事の内容は、行方不明になった娘を探してくれというものだった。
居なくなった少女の名前は後藤言葉(ゴトウ・コトノハ)。家族仲は良好で、実生活でも特に問題を抱えていた様子はない。
ハッピーエンドになるかは別として、ごく簡単な部類に入る仕事だろう。誰が見てもそう思ったに違いないが――
PS:「後藤言葉を家に連れ戻す」

RL:依頼型の導入になります
RL:とある少女を捜してほしい、という依頼ですね

ロボ:ふむふむ。スタンダードな依頼ですね

RL:しかし、その先にあるのは……

ロボ:まぁ絶対想定以上の何かが起こるんだけどー!w

RL:ふふふふ!
RL:それでは次にPC2! まどかさんお願いします!

観音寺 まどか:「わたしは普通のOLですよ!?」
観音寺 まどか:極普通の中流家庭に生まれ、極普通の学生生活を過ごし
観音寺 まどか:運良く千早重工に入社…まではよかった
観音寺 まどか:人事のミスか、なぜか後方処理課に配属
観音寺 まどか:凄腕揃いの後方処理課の中で、いずれアンダーワークで沈むかと思われた
観音寺 まどか:しかし、彼女の持つただ一点の特異能力”強運”により、(仕事の処理・成功率はともかく)彼女はどんな危険な仕事でも生還を果たした
観音寺 まどか:ついたあだ名が”Over Lucky(OL)”
観音寺 まどか:今日もまた異動願いを人事に送りつつ、無茶振りされていく…
観音寺 まどか:●コモン・◎クグツ・チャクラ。戦闘能力はありません
観音寺 まどか:アンコール! によって他キャストの行動回数を増やす…ことくらいしかできません
観音寺 まどか:情報収集はそこそこがんばります。以上。よろしくお願いします

ロボ:888888-!
ロボ:いや十分強力ですよ、達成値操作もありがたい

RL:888888! 面白い設定のキャストです!
RL:コモンは最新サプリで追加された新規スタイルで、一般人を表すスタイルですね。RLも見るの初めて!

ロボ:ですねー。一般人だけどキャストだよ!という変わり種<コモン

観音寺 まどか:攻撃は他キャストさんにおまかせします!w

RL:後方処理課のクグツは何らかのスペシャリストが多いですが、こういう設定のキャストさんは初めてみました!
RL:どう動いてくれるのか非常に楽しみなキャストさんですね!
RL:ではハンドアウトを再掲

PC2
推奨スタイル:クグツ
コネ:笹森明 推奨スート:外界
君は千早の後方処理科の一員だ。今回の仕事は、BIOS系列企業の内偵を行なっていた同僚のクグツ、笹森明の追跡調査である。
笹森はあろうことか内偵中の企業施設を爆破し、身をくらませている。
普段の素行からは考えられない凶行に、小上班長は君に事態を明らかにするよう命じたのだ。
PS:「笹森明の追跡調査、および対処」

RL:同僚であるクグツ、笹森明の追跡調査。及び『対処』が目的となります
RL:まどかさんが、果たしてどういう対応をするのか……

観音寺 まどか:「た、対処ですか? うう、また無茶振りだー! こんな仕事やめてやるー!」

RL:お給料を人質にしてターンエンド!

ザトーイチ:会社が放してくれるのか…いやぁ、苦労人なキャストですね!

RL:ですねぇ。いままで見たことがない設定のキャストですし、個人的にこういう設定好き!
RL:頑張ってください! それではラスト、PC3ザトーイチさん! お願いします!

ザトーイチ:はいさ
ザトーイチ:「ふふ、BHに追っかけられるのもわくわく、ですね」
ザトーイチ:そんな事を宣いながら今回BHに追われるカタナのザトーイチです。気軽にオイチちゃんとか呼んでね!
ザトーイチ:スタイルはカタナ◎●=マヤカシ=マヤカシ。ポン刀片手にウェットワークスにいそしむ18歳です。
ザトーイチ:仕事はおおむね潜入しての工作か殺人で<心理迷彩>と<星歩>で忍び寄って居合でばっさり、です
ザトーイチ:見た目の特徴は両目を覆う眼帯ですね。下にはサイバーアイが仕込まれていて普通に見えるのですが過去の名残とおしゃれの意味合いで今も付けています
ザトーイチ:ともあれ過去はネヴァーランドにいましたが今は寄る辺ない根無し草。BHに追いかけられて逃げきれるか分かりませんが精一杯他の人に頼って生き延びたいと思います
ザトーイチ:あ、ちなみに技能は戦闘全振りなので情報収集とかはお察し!以上!

ロボ:88888888-!情報収集は任せろー!(ばりばり)でも戦闘は任せたー!w

RL:忍び寄って居合でばっさり! いいですね! <心理迷彩>とかこういう系のスタイル技能、好き!
RL:マヤカシは目に見えないものを見る、神秘的なスタイル。まさに心眼!

ザトーイチ:そして見えなければ死ぬのみよ…(防具なし並感

RL:そんなザトーイチさんのハンドアウトはこちら

PC3
推奨スタイル:カタナ
コネ:トランクの男 推奨スート:外界
君はフリーランスの殺し屋だ。今回のターゲットは、つまらない賭場でつまらない借金をこさえてつまらないヤクザにおわれることになったつまらない男。
だがその結末は、なかなかどうして奇特なモノとなった。君の目の前でターゲットがいたビルが大爆発を起こし、あまつさえ君にビル爆破の嫌疑がかかる。
せまりくるイヌの群れ。果たして君は潔白を証明できるのか。
PS:「濡れ衣を晴らす」

RL:目の前でビルは爆発するわ濡れ衣を着せられるわのホットスタートな導入になります。誰だ、ビルを爆破したのは!

ザトーイチ:落とし前は付けないとね!

RL:是非ともその心眼で犯人を見つけ出してください!
RL:それでは自己紹介も終わったので、OPに入っていきましょう!
RL:最初はロボさんです!

ロボ:はーい。よろしくお願いします

RL:ロボさんの事務所、なんか変わってたりします? 室内の見た目が明らかにジャングルだったりとか

ロボ:そこまでワイルドなの想定してなかったよ!w いや、ふつーのグリーンエリア的な事務所ですよぅ

(ここでRLがコネ周りを決め忘れていたことに気づく)

RL:というかキャスト間コネあったね!
RL:アクトコネはそれぞれ、推奨スートでとりましたか?
RL:ザトーイチさんに関してはオープニング内で決めていい、と伝えてありますが

ザトーイチ:ですね、OP内で決めさせていただきます

ロボ:はーい。後藤言葉さんにダイヤで取ってます

観音寺 まどか:笹森さんを外界で取りました

RL:OK
RL:では次にキャスト間コネ!
RL:1>2>3>1で行きます。まずロボさんがまどかさんのコネを取得。まどかさんはロボさんのことどう思います?

ロボ:NOVAのややこしいところよなぁ・・・w<コネ対象からどう思われているか

ザトーイチ:まぁ、それでこそ公式NPCから信頼されてる、みたいな立場もやりやすいですし一長一短?

観音寺 まどか:ううむ。可愛いワンコ…癒やされたい…

ロボ:もっふもふやでー

観音寺 まどか:感情か理性でしょうか

RL:ロボさんどっちで貰います?>感情or理性

ロボ:んー、それでは感情で。特に技能は無いが癒してみせよう・・・!w

ザトーイチ:技能には表れない癒しぢから…!

観音寺 まどか:はいな。ありがとうございます>感情

RL:次はまどかさんがザトーイチさんのコネを取得。ザトーイチさんはまどかさんのことどう思います?

ザトーイチ:して私からまどかさんですけど「こんな裏仕事であそこまで悪意なくやって行けるなんて変わった人ですね」って感情か「あんなに無防備なのにまだ死んでないなんて実は凄腕に違いない…」の

クローバー。
ザトーイチ:どちらがよろしいか!

観音寺 まどか:理性でしょうか。ちょっと誤解されたい…w

ザトーイチ:了解です。あれが千早の隠し玉…!

RL:美味しい……! ではまどかさんはザトーイチさんのコネをスペードで取得してください

ロボ:誤解w 誤解、なの、かな……?w

RL:ラスト、ザトーイチさんがロボさんのコネを取得です。ロボさんはザトーイチさんのことどう思います?

ロボ:んー、そうですね
ロボ:目が(たぶん)見えてないのにあの凄腕という尊敬のスペードか、何度かお仕事絡みで関わった凄腕のカタナという認識のダイヤか
ロボ:どちらかですかねー

ザトーイチ:んー、ではダイヤで頂きましょう。所詮は畜生仕事、ロボさんみたいな善人っぽい人とはお仕事相手くらいの距離感のほうがお互い良さそう?

RL:OK。ではダイヤで取得、と!
RL:よーし今度こそ、改めて、ロボさんのOPです!



オープニング1:願いと涙
シーンプレイヤー:ロボ
登場判定:不可
シーンカード:バサラ

 いつものように、いつものような依頼が来た。
 君の構える探偵事務所。目の前に座る後藤正樹(ごとう・まさき)と名乗った中年男性は、見るからに憔悴した様子で出されたコーヒーにも手を付けない。
 仕立てのいいスーツに、高価そうなタイピン。どうしたことかネクタイだけが古臭いデザインの3流品だが、金は持っているだろう。
 「娘を探してもらいたい」。どこにでもいそうな男は、どこにでもありそうな言葉で依頼を切り出した。

ロボ:ハウスロイドの出してくれたホットミルクをちびちび舐めながら「……わふ。娘さん、ですか」
ロボ:「えと、人探しでしたらお任せです。まず、その娘さんの特徴を教えてください、です」

RL:では正樹氏はホロを出してきます。
RL:そこに映っているのは10代半ばほどの少女です

後藤正樹:「名前は言葉(ことのは)。後藤言葉だ。私の娘でね、14になる」
後藤正樹:「一月ほど前から、行方が分からなくなっている……」 喉奥から棘の塊でも吐き出すように、悲痛な顔でそう言います

ロボ:「わふぅ……」ホロデータのコピーをもらいつつ「家出、ということもありえるけど、です……居なくなった時の状況とか、教えてください、です」
ロボ:と、時期や状況、心当たり、いなくなる前に何か変化は、交友関係は、とか
ロボ:基本的なあたりを聞きつつ、後藤氏を観察。
ロボ:(わふ……依頼人を信用するのが基本だけど、です……情報そのものは疑わないと、です)

RL:そうですね。一月前に学校を出てから行方が分からなくなっています。友達は多く、父子家庭ですが家族仲も良好。学校でも家庭でも問題はなかったそうです。家出をするような子ではない
RL:一ヶ月前、とかなり期間が空いていますが、正樹氏は当然、失踪したその日のうちにSSSに通報しています
RL:また、他のフェイトにも依頼を出しましたが、今日に至るまで成果は上がっておらず、手当たり次第にフェイトに依頼を出しています
RL:で、こうしてロボさんまでお鉢が回ってきたわけですね

ロボ:藁にも縋る気持ちでここに、と……「わふぅ……心配、ですね」

後藤正樹:「……他のフェイトには、もう諦めた方がいいと言われたよ。だが、せめてあの子がどういう状況にあるかだけでも知りたい……」

ロボ:「……わふぅ……」RL、<オシログラフ>の判定してもいいでしょうか。

※オシログラフ……フェイトの技能。相手が嘘をついているかどうか知ることができる。

RL:いいですよー、どうぞ!

ロボ:<オシログラフ>(+<シャープアイ>) 理性6+1+カード
ロボ:達成値10。ハウンドノーズも起動して『嘘』のにおいが無いかを無意識に嗅ぎます。
ロボ:なおこの技能、対象が嘘と思っていなければわからないので使い勝手は微妙だ!w

RL:目標値は制御値になりますが、正樹氏はエキストラなので成立でOK。
RL:正樹氏は嘘をついていません。自分の知っている限りのことを正直に話しています

ロボ:(嘘のにおいは……しない、です)
ロボ:「わかりました。後藤言葉さん、探させてもらいます、ですっ」

後藤正樹:「おお、やってくれるか。ありがとう……!」 と、ロボさんの手を取って。

ロボ:「……結果のお約束はできないけど……その、信じてください、です。娘さんの、無事・・・・・」

後藤正樹:「ああ、そうだな私が信じなければ、な……」

ロボ:「わふ。……それが一番大事、です」と、手を握り返して、事務的なことをハウスロイドのハドソンさんに説明してもらって

RL:では何もなければ正樹氏はNIK規定の料金である3シルバーと、連絡用のアドレスを置いて退室しようとしますが、最後に何かやりたい演出などありますか?


ロボ:そうですねー
ロボ:後藤氏をおじぎして見送った後
ロボ:「……わふ、N◎VAの人探し……大変だけど……いろんな意味で大変だけど、がんばるですっ」
ロボ:と、ぐっと意気込んで終了ー!

RL:では報酬点3点をどうぞ!

ロボ:ありがとうございますー!

RL:他のお二人、手札回ししますか?

ザトーイチ:回してよいならばー

RL:どうぞどうぞ
RL:では次はザトーイチさんのOPです

ザトーイチ:はいな



オープニング2:仕事と人生
シーンプレイヤー:ザトーイチ
登場判定:不可
シーンカード:トーキー

 河渡系列のヤクザから依頼されたのはつまらない仕事だ。賭場で借金を作り、返そうとしない男を見せしめにすること。
 凄惨なオブジェにしてもいい。全裸に剥いて吊るしてもいい。手段は君に任されている。
 そして今。あらかた調査を終えた君は、男が働いているビルの前で、男が出てくるのを待っていた。

RL:というわけで、場所はグリーンエリアの路上。件のビルの入り口前です。大勢の通行人が行き来している中で、貴女の姿は風景に紛れています。
RL:貴女はビルの中に入ろうとしてもいいですし、一度、この場から離れようとしても構いません。演出をどうぞ!

ザトーイチ:「見せしめ…という事でしたから派手にしたほうが良いでしょうか。とはいえ会社を汚すと変な恨みを買いそうですし…」と考えて相手が出てくるまでは少し離れて待っています
ザトーイチ:「んー…やはり路地裏でバッサリ真っ二つ、あたりが良いですね。と決まれば場所を見繕いませんと」と方法を決めてからは殺害場所を決めるために暫く路地裏に消えましょう

RL:では貴女が路地裏に踏み込もうとした、ちょうどその時
RL:ビルの入り口から、大きなトランクを携えた一人の男性が出てきます。
RL:トランクは成人男性の腰まであるような大きさで、動力とバディが導入されており、自動で男の後を着いてくるタイプです。
RL:ですがそのトランクが奇妙にふらふらとコースを外れ、貴女にぶつかってしまいます

ザトーイチ:「…あら、すいません。こちら貴方の物ではありませんか?」そう言って男に声をかける

トランクの男:「……ああ、失礼。お怪我は?」 と、男は貴女に頭を下げるとトランクを受け取り、バディの設定を片手間に変更していきます

ザトーイチ:「いえ、少し当たった程度ですので何も。そちらも不都合ありませんか?」目が良くないので、と手ぶりしながら聞いてみる

トランクの男:「これはご丁寧に。大丈夫です。大変申し訳ありませんが、先を急ぎますので、これで」 と、男は早々に話を打ち切り、その場を去ります――が

RL:男が貴女の横を通り過ぎた後、嗅ぎ慣れた匂いが貴女の鼻腔を擽ります
RL:どんな精巧なセンサーですら拾えない、僅かな血臭が目の前の男から漂っている。
RL:包丁で指を切った、というような匂いではない。それは明らかに目の前の男が、たった今誰かを殺してきたという証左です

ザトーイチ:(大方ご同業でしょうけど、聞くのもマナー違反ですよね。と考えてそ知らぬふり)笑顔で別れます

RL:では次の瞬間、何者かが≪天変地異≫を発動。件のビルが盛大に爆発します。
RL:<知覚>か<回避>で判定をどうぞ。目標値は12です。成功すれば爆発に巻き込まれることなく離脱できます。失敗しても実ダメージは追いません。次の演出がかわるだけです

ザトーイチ:<回避>で13で成功です、ぎょっとしつつも咄嗟に路地の影に飛び込む

RL:では爆風は貴女を飲み込まず、しかし盛大に暴れまわります。轟音と衝撃が過ぎ去ると、人々の怒号や悲鳴が入れ替わりに響き始める
RL:見れば、ビルは子供が蹴った積み木のように崩れており、まず間違いなくターゲットは死亡しているでしょう

ザトーイチ:「これはお仕事失敗…ですよね。見境無しは向こうの望むところではないでしょうし。うぅん、どう報告しましょうか」仕事の種がなくなって困ったな、と

RL:ではその翌日、貴女は仕事の話をするのによく使う廃倉庫に、依頼主であるヤクザから呼び出されます

ヤクザ:「ククク、よう。イチ子。息災そうでなによりだ」 と、先に待っていたヤクザが機嫌良さそうに笑いながら話しかけてくる

ザトーイチ:「えぇ、幸いに今日も元気しています。昨日の報告に何か不備がありましたか?」にこにこほほ笑んで話します

ヤクザ:「とぼけやがる……いや、単に約束の金を渡すのと、ちょいと労ってやろうと思ってな」

RL:と、ヤクザはザトーイチさんにキャッシュの詰まったトランクを手渡します
RL:中に入っているのは1プラチナムです

ザトーイチ:「? いえですから昨日は私が仕留める前に誰かが爆弾を…」と言うんだけどトランクを押し付けられる
ザトーイチ:「…? あれ、それに額もだいぶ違いませんか。お引き受けしたときはもっと少なかったような」

ヤクザ:「皆までいうな。カシラも喜んでたぜ。まさかウチの面子の為に、日本と繋がりがあると言われてるBIOS企業ごと奴を爆破するたぁな」
ヤクザ:「怖い女だ。俺でも敵わねえぜ……その金はせめてもの礼だよ。最後になんか、美味いもんでも食ってきてくれや」

ザトーイチ:「…あぁ、そういう。よく分かりました」と、腕に仕込んだ犬牙を起動する準備をして周りに注意を払うわけですが…

RL:では貴女が警戒すると同時に、倉庫の扉がドンドン!と強くたたかれます

SSS:「FREEEEEEZ! SSSだ! ここを開けろ!」

※SSS……企業警察。たいてい役に立たない。

ヤクザ:ヤクザは横目でそれを見ながら舌打ちし、
ヤクザ:「ちっ、早いな。おい、俺が時間を稼いでやる。せめて金を使いきってこい!」

ザトーイチ:「トランク一つは流石に嵩張るのですけど…せっかくのご厚意ですし頂いていきましょうか」
ザトーイチ:「では”また”会いましょう」とあらかじめ用意されていた逃走用のルートに走りましょう

RL:走る貴女の背後から、ヤクザとSSSの怒号が聞こえてきます

ヤクザ:「ぐああああああ! 助けてくれ! や、奴はいかれてやがる! 大量の爆弾を抱えて自爆する気だ!」

SSS:「な、なにぃ!? 退避、退避ー! 付近住民を避難させろ!」
SSS:「野郎、何の罪もない人々を容赦なく……! これで決まりだな! 奴は凶悪犯だ! 発見次第射殺を許可する!」
SSS:「ブラックハウンドに応援を要請しろ! 奴はおそらく、最終的にこのN◎VAを海に沈める気だ……!」

RL:混乱を後に、貴女はその場から去るわけですが、最後に演出などありますか?

ザトーイチ:「白金色の爆弾とは剛毅ですね。こうなっては仕方ありませんし一旦身を隠して…困ったときはお友達を頼りましょうか」と言いながら地下通路を駆けていく
ザトーイチ:全く明かりの無い道でもその足取りは軽く、些かも澱むことなく遠ざかって行ってエンドで

RL:では何者かが≪完全偽装≫を使用し、貴女を爆破事件の犯人に仕立て上げました。
RL:貴女に対し、社会戦ダメージ21番<抹殺>が適用されます。アクト終了時までにこのダメージを解除できないと、貴女は警察に捕まって死刑です。
RL:このダメージは神業によってつくられたこの特殊な状況を表すものなので、神業やスタイル技能では解除できません。どうすればいいのかは情報項目を抜こう!

ザトーイチ:はーい!

RL:そして報酬点10点をどうぞ

ザトーイチ:わぁい、オイチお金持ち??

ロボ:うなるぜープラチナムがうなるぜー

RL:ではシーン終了。ラスト、まどかさんOP!



オープニング3:裏切りと疑問
シーンプレイヤー:まどか
登場判定:不可
シーンカード:イヌ
 
 時はいまから一月半ほど遡る。残業か、忘れ物か。その日、君は夜遅くまで3班のオフィスに残っていた。
 他の班員は全員が帰っており、残るのはこことは別の執務室に籠っている小上班長くらいのものだろう。
 だが、そんな君に掛けられた声は、小上班長のものではなかった。
「……観音寺さん? お疲れ様です。こんな遅くに、どうしたのですか?」

RL:というわけで、舞台は後方処理課第三班オフィスです
RL:何らかの理由で残っていた貴女に、笹森が声を掛けてきます

観音寺 まどか:「笹森くん? いやぁ…ちょっと片付かない仕事があって…」
観音寺 まどか:「(そそくさと異動願いを隠す)」
観音寺 まどか:「(これを小上班長のデスクに置いて、あとは有給を取って3日くらい失踪する予定がっ!?)」

笹森明:「そうでしたか。遅くまで、お疲れ様です。観音寺さんの真面目さは、流星くん辺りも見習って欲しいものですが……」
笹森明:「何か、自分に手伝えることがあれば」 と、半歩近づいてきます。移動願いが視界に入るまであと半歩

観音寺 まどか:「(ううう~)…さ、笹森くんこそ、どうしてこんな時間に?」
観音寺 まどか:「笹森くんは要領もいいし、定時で帰れたでしょ?」

笹森明:「自分は出張帰りです。班長に報告をしにきたのですが、この時間まで電気がついていたので。消し忘れは、いけませんから」

RL:と言いつつ、抱えていた箱からヴィル・ヌーヴ名物の第三エッフェル塔クッキーを一枚取り出し、まどかさんの机に置きます
RL:ついでにコーヒーも淹れてきましょう。笹森なりの、仕事を頑張っているまどかさんへの労いのようです

観音寺 まどか:「わあ…ありがと~」
観音寺 まどか:「笹森くん、モテるでしょ? いやぁイケメンだねぇ…このこの」(嬉しい

笹森明:「いえ。自分が生涯を共にするのは、千早重工(ここ)だけですから」

観音寺 まどか:「うぅ~ん。答えまでかっこいいなぁ。ーーあ、美味しい」(パクパク

笹森明:「千早重工は、一生を捧げるに相応しい場所です――観音寺さんは、どう思われますか?」

観音寺 まどか:「わたしも、千早重工はいい会社だと思うよ」
観音寺 まどか:「ただ、わたしは後方処理課志望じゃなかったし、今でも向いてないと思っているの。…あ、ごめん。変な話して」

笹森明:「いえ。仕事で悩むのは、真面目な証拠です。それに観音寺さんは――おっと」 と、そこで笹森のポケットロンが鳴り響く

RL:表示を見ると、笹森は貴女に軽く頭を下げます

笹森明:「話の途中ですみませんが、実はこれからすぐに別の仕事でして。しばらくまた留守にすると思いますので、後のことはよろしくお願いします」

RL:そう言うと笹森はお土産のクッキーに『出張土産です。ご自由にどうぞ』のAR付箋を貼りつけ、オフィスから退出していきます

観音寺 まどか:「いってらっしゃい。気をつけてね~♪ クッキー美味しかったよ」
観音寺 まどか:「ーーはぁ…。うう、今日はわたしもお茶飲んだら帰ろう。明日はきっといい日…!」

RL:ではそんな出来後から一か月後。貴女は小上班長の執務室に呼び出され、開口一番こう告げられます

小上紫乃:「笹森明は知っていますね? 彼が内偵中のBIOS企業施設を爆破しました」
小上紫乃:「貴女には、彼がなぜそのような凶行に及んだかの調査。ならびに彼が犯人だという事実を闇に葬ってもらいます」

観音寺 まどか:「…はい?」
観音寺 まどか:「ええと…それは、班長の指示ではなかったんですか?」

小上紫乃:「当たり前です。あくまで調査の段階でしたから。それに、命じるにしても昼日中にやれなどとはいいませんわ」
小上紫乃:「おまけに事件後、彼とは連絡がつきません」

観音寺 まどか:「ううん。笹森くんは仕事が恋人って感じでしたし」
観音寺 まどか:「独断でそんなことするはずが…」
観音寺 まどか:「(と言を左右にして”わかりました”とは言わない小心者)」

小上紫乃:「ですが、事実です。詳細はこちらの資料に。読み終わったら処分してください」 と、ハッキング対策用の手書きの紙束を押し付けてきます
小上紫乃:「幸い、現状のところ捜査線上に笹森明の名前は出ていません。彼は潜入に際して、自身のパーソナルをBIOS社員のものと偽っていましたから、既に死亡したものとされています」
小上紫乃:「手段は貴女に任せます。吉報を待っていますよ?」 にっこりと優雅な、しかし鋼のような印象を受ける笑みで

観音寺 まどか:「うわぁ…。あ、そうだ」
観音寺 まどか:「じゃ、じゃあ…この件が終わったら、異動のこと…考えてみてくれませんか?」

小上紫乃:「ええ、もちろん。私が観音寺さんのお願いを、頭ごなしにはねつけたことがありましたか?」
小上紫乃:「様々な観点から考慮した後、前向きに善処しましょう」

観音寺 まどか:「ーーうう、それ前も聞いたことあるような…」
観音寺 まどか:「ひとまず、わかりました。笹森くんを探してきます。ーーこんなお土産はいらないよ笹森くん~」

小上紫乃:では最後に退室する貴女を見送ろうとした小上が、振動したポケットロンを耳に当て、しばらくやりとりをすると、深刻そうな顔で貴女に告げてきます
小上紫乃:「……2班から連絡です。笹森明の足跡を掴みました。至急向かってください」

RL:というわけで、笹森明のアドレスと報酬点3点を手に入れます。

観音寺 まどか:「もう見つかったんならわたし行かなくていいんじゃないかな…」(とぼとぼと部屋を後にします
観音寺 まどか:(任務了解! 報酬点もらいます

RL:OK、じゃあ最後にですね。退室した後、小上班長がひとり呟きます

小上紫乃:「私なら、笹森さんの頭を撃ち抜いて終わりにします。それが最も手早く事態を収拾できる”消火”の方法でしょう」
小上紫乃:「けれど貴女なら――きっとそれ以上によい成果をもたらしてくれる。それが観音寺まどかというクグツの特異な能力であり、私はそれを信頼していますから」
小上紫乃:「――移動願いは、今回もシュレッダー行きです」

RL:という辺りで、シーンを切りましょう。お疲れ様でした!

観音寺 まどか:ありがとうございました!




 
リサーチ1:声は遠く
シーンプレイヤー:まどか
登場判定:不可
シーンカード:エトランゼ

ロボ:シーンカードだと「夢 不思議な出来事、白昼夢、あいまいになる虚構と現実」
RL:ある意味ぴったりかもしれませんね!

 2班から送られてきたアドレスが示すのは、レッドエリアのとある廃ビル。
 不思議と人気のないその建物の周辺で、笹森明の姿が目撃されたらしい。
 君は、その入り口の前に立っている。入ってみるか、それとも別の手を考えるか。
 さて、どうする?

観音寺 まどか:「(コンシールを入れた内ポケを確認しつつ)ーーこのあたりっぽいんだけど…」
観音寺 まどか:「誰もいなかった! で帰っちゃダメだよね…。お邪魔します…」(そっと入ります

RL:電気も通っていないであろう、ただの廃墟にしか見えないその建物。
RL:だが、近く人が入った形跡がある。床の上に積もる瓦礫が、蹴とばされたように道を開けている
RL:――それを見た君の背後から、唐突に声が掛けられた。

???:「……観音寺さん? こんなとろこで会うとは奇遇ですね」

観音寺 まどか:「ふぇ!?」(驚いて振り向く

RL:ではそこに立っているのは、ヤオヨロズの袋を片手に持った笹森です。
RL:袋の中に入っているのはおにぎりやらサンドイッチやら、簡単な食料品ですね
RL:散歩中に同僚と会った、くらいの気軽さで身構えもせず、貴女のことを見つめています

観音寺 まどか:「なんだ笹森くんかぁ…よかったぁ…」
観音寺 まどか:「(肩の力を抜いて)驚かさないでよ。もう、悪趣味なんだから。…あれ?」

笹森明:「どうか、しましたか?」

観音寺 まどか:「あー…! そうだ! ええと、笹森くん。小上班長が探してたよ! 会社にホウレンソウしなきゃだめじゃない!」
観音寺 まどか:「わたし、ここまで探しに来たんだよ」

笹森明:「班長が、自分を? 何故ですか?」 本気で分からない、という風に首をかしげて見せます

観音寺 まどか:「BIOSの爆発、あれ笹森くんじゃないの…? そう聞いたんだけど」
観音寺 まどか:「小上班長はそんな指示してないって…違うの?」
笹森明:「BIOS……爆発……」 ではその単語を聞くと、笹森は虚ろな表情でオウム返しし
笹森明:「……げほっ、ごほっ!?」

RL:貴女の目の前で、笹森は唐突に崩れ落ち、口から大量の血液を吐き出します――知覚判定をどうぞ。目標値は12です

観音寺 まどか:知覚!
観音寺 まどか:幸いカードがあった! 理性6なので、達成値13です

笹森明:では床に広がった血液の表面が、奇妙に蠢くように見えます。まるで、そこに何かが潜むように。
笹森明:ですが笹森がその血だまりの上に倒れ込んでしまったので、それ以上は見えませんでした

観音寺 まどか:「え…笹森くん!? 大丈夫ーー」(と手を伸ばします

RL:では笹森は震える手で、着ているスーツの内側から何らかの情報素子を取り出し、差し伸べられた貴女の手に押し付けてきます

笹森明:「これを……早く、この場から離れてください……後のことを、頼みます」
笹森明:そう言うと、笹森の右手に大口径の拳銃が現れ、躊躇わずに自分の頭に突き付けました。どうみても自殺5秒前です

観音寺 まどか:止めたいです。

笹森明:笹森の身体に力はなく、まどかさんでも十分に実力行使可能でしょう。演出がしたいのなら、特に判定はいりません

観音寺 まどか:では何の策もなく、飛びついて止めます
観音寺 まどか:「ダメ! 落ち着いて笹森くん!」(記録素子はちゃんと受け取ります

笹森明:「っ、離れて、逃げてください! もう、自分は」 と、何かを言いかけたところで
笹森明:かつん、とビルの奥から人の足音が響きます。だんだんとこちらに近づいてきている

観音寺 まどか:「ーーうう! …ごめん! 必ず助けに来るから!」
観音寺 まどか:(何度も振り返りながら、笹森さんから離れます

RL:では振り返る貴女の視界に、ビルの奥から現れる一人の少女の姿が映ります

???:「……」
???:「今のは、誰なの? ――答えなさい!」 少女は明らかに憎しみを宿した目で笹森を見つめ、ヒステリックに叫びます
???:謎の少女が笹森に対し≪神の御言葉≫を使用します。ダメージは21番。ですが実際に与えられるのはアクトルールに裏打ちされた、特殊な<洗脳>です

RL:虚ろな目で立ち上がる笹森を、遠ざかる視界に貴女は認めます

観音寺 まどか:「女の子…? ーーと、とにかく小上班長に報告しないとーー」(走る

RL:OK。ではシーンをこの辺りで切りたいと思いますが、最後に演出したいこと・判定したいことなどありますか?

観音寺 まどか:走りながらも電脳から小上班長にコール…で〆OKです
RL:OK、お疲れ様でした!
RL:では舞台裏へ。登場判定での手札回しもしたければOKです

ロボ:ううむ、これは早いうちに合流して情報交換したい・・・

※ログだけでは分からないが、???となっている少女の表示画像が、ロボの探し人である後藤言葉であった為。

RL:ハンドアウト順に、まずロボさん。どうしますか?

ロボ:手札回しはなしで、情報収集いきますー。
ロボ:まずは捜査対象の「後藤言葉」についてを

RL:OK。目標値は13ですよー

ロボ:<隠れバディ>+ストリームリンク+NIK鑑札 理性6+1+1+カード
ロボ:隠れバディでの、社会:ストリートで調査。達成値18です

RL:さすがフェイト。


【後藤言葉(ゴトウ・コトノハ)】<ストリート><企業><コネ:フェイト系> 13
8
14歳。斑鳩にあるジュニアハイスクールに通う少女。
父子家庭だが、親である後藤正樹(ゴトウ・マサキ)は高給取のクグツであり、この災厄の街で中流以上の生活を送っていた。

10
親子仲は良好で、非常に父親想いの出来た娘だったそうだ。
学校でもかなりの人気者らしく、男女問わず友達に囲まれていることが多い。

13
新星市主催の声楽コンテスト独唱の部で準優勝に輝いている。
彼女を推した審査員曰く、『技術的にはまだ未熟だが、その声には確かな力がある』とのこと。


RL:特に学校生活や家庭に問題はなかったようですね。

ロボ:ふむふむ。歌に自信のあるお嬢さん

RL:追加項目はなしです。次にザトーイチさんどうぞ!

ザトーイチ:とりあえず手札回しをば
ザトーイチ:んー、情報収集を濡れ衣について行いましょう
ザトーイチ:<社会:ストリート>で6+7=13でぴったりですね


【濡れ衣】<ストリート><警察><コネ:イヌ系> 13
10
君に着せられた濡れ衣を晴らす為の条件は3つ。
ひとつ、真犯人が誰か突き止めること。
ふたつ、君に濡れ衣を着せた奴を確保すること。
最後に、君の身代わりとなる”犯人”を警察に突き出すことだ。

13
どうやら君を犯人に仕立て上げたのは、BIOS企業の裏方部隊・九鬼水軍の【轟鞘走(トドロキ・センソウ)】というクグツらしい。


RL:では君に濡れ衣を着せた奴の名前がわかりました
RL:轟鞘走というBIOSのクグツです。なぜ貴女に濡れ衣を着せたのか。
RL:それはおいおい分かっていくでしょう……

ザトーイチ:うむむ、ややこしそうな事件だ…

RL:舞台裏は終了です。順番的に次はロボさんのシーンになるのですが……

ロボ:はいはい

RL:ぶっちゃけると、言葉の足跡を調べるとイベントシーンが発生するんですね

ロボ:あー。たしかにそれを調べるつもりでしたが

RL:フリーな調査をやってから、イベントシーンにいくか
RL:このシーンの冒頭で足跡を調べて、このシーンをイベントシーンにしてしまってもよいです
RL:ロボさんの好きなほうでどうぞ!

ロボ:んー、それじゃこのシーンをイベントにする方向で
ロボ:ぶっちゃけ他キャストと合流しないと情報項目が無いし!w

RL:ほいさ。大丈夫、このシーンから他のPLも登場できます

RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「ニューロ」

ロボ:なんだろう、いきなり自体がえらい方向に転びそうなシーンカードがw



リサーチ2:託されたもの
シーンプレイヤー:ロボ
登場判定:<ストリート><企業>10(装備修正有り)
シーンカード:ニューロ

RL:では、先に情報判定をやってしまいますか?

ロボ:やってしまいましょう

RL:目標値は14になります

ロボ:<隠れバディ>+ストリームリンク+NIK鑑札 感情6+1+1+カード
ロボ:隠れバディで<社会:警察>の調査、達成値16です


【言葉の足跡】<ストリート><警察><コネ:フェイト系>14
10
ひと月ほど前、学校を出た後から行方が分からなくなっており、SSSや他のフェイトが足取りを追おうとしたが、今日に至るまで成果は上がっていない。
身代金等の要求もなく、SSSは家出として結論付け、実質的な捜査を打ち切っている。

14
行方不明になった当日、一緒に帰っていたという女生徒の情報を掴んだ。
同じ中学に通う同級生で、斉藤陽奈子(サイトウ・ヒナコ)というらしい。もしかしたら、何か知っているかもしれない。
ホロを手に入れた。放課後にでも待ち伏せすれば、接触することは容易だろう。


RL:OK。では、当日一緒に帰っていたという同級の女生徒がいることを突き止めます。
RL:ロボさんは、その女生徒が通う学校に向かいました。ということで演出を

 君は後藤言葉が通っていたジュニアハイにやってきた。いまどき珍しい、ウェブ上ではない現実の立地を持つ金持ち向けの学校だ。
 部活動にも力をいれているらしく、陸上用のトラックがひかれた広い校庭が目立つ。
 時間は下校時。校門をわらわらと制服姿の少年少女が通り過ぎていく

陽奈子:「……」

 フェイトの目は見逃さない。その集団の中でひとり孤立するように、下を向いてあるく女生徒を、君は見つけ出した

RL:ということで、女生徒はとぼとぼと道を歩いています。ロールをどうぞ!

ロボ:「……わふ、こんにちは。斉藤陽奈子さん、です?」
ロボ:と、少し先回りして、数歩手前くらいで声を掛けます。

陽奈子:「っ……! な、なによ急に! 誘拐とかならSSSを呼ぶわよ!」 と、いきなりポケットロンを突き付けてきます

ロボ:おおう、予想以上に激しい。「わ、わふっ、違いますです! えと、ぼく、ロボって言います。その、お話を聞きたくて、です……」とNIK鑑札も出しましょう

陽奈子:「探偵(フェイト)……はぁ、またか」

ロボ:「……また?」

陽奈子:「言葉の件でしょ? どうせまた、言葉のお父さんからお金を貰っておいて、ろくに調査もしないような……」

ロボ:「え、えと、前半は合ってますけど、後半は違うですよう……」
ロボ:「……言葉さんのおとうさんが、ぼくに依頼に来たのは、昨日です。もう、言葉さんがいなくなってずいぶん経つのに、それでも……って」
ロボ:「確かに、いい結果にならないかもです。明るいフェイクニュースのほうが、いいかもしれない……けど、それでも、あの人は真実を知りたいって、ぼくのところに来たです」
ロボ:「そんな人は裏切れない。ぼくは、フェイトとして、あの人の依頼をきちんと果たしたいです」
ロボ:「………わふ、えと、だからー……お話、聞かせてほしい、です」
ロボ:ちょっとだけキリっと言った後、微妙におどおどとお願いモードにw

RL:ではロボさんの真摯な説得に、彼女は貴方を見定めるように視線を向けてきます。<交渉>もしくは<コネ:後藤言葉>でどうぞ
RL:目標値は12です

ロボ:では交渉で
ロボ:・・・と、それだと達成値足りないっw コネ:後藤言葉でー
ロボ:外界8+6=14ですー

RL:OK。それでは目の前の少女は荒々しい態度を引っ込めて、縋るような目でロボさんを見つめます

陽奈子:「……本当に……信じていいの? もう、もう何度も期待して、それでも誰も、言葉を見つけてくれなくて……」

ロボ:では手にそっと触れて。「わふ……真実がどこにあるのか、それはまだわからないです。でも、それを知りたいってことだけは、ぼくは絶対に、裏切らないです」
ロボ:「言葉さんが、どこへ行ったのか……それを絶対に、突き止めるです」そして手を握ります。

陽奈子:「……分かった。貴方は、他の探偵とは違いそう。私に出来ることなら、なんでもするわ」

ロボ:「わふっ、ありがとです。……えと、それじゃ、どこかでお話、聞かせてです」と、コーヒースタンドとか座って話せるところへ移動を

RL:OK。では近くのコーヒーショップに入り、注文したものが机上に揃います。何を聞きたいですか?

ロボ:そうですね。後藤正樹氏に聞いたのとほぼ一緒ですが、いなくなる前の様子がメイン。普段と変わったことは無かったか、心当たりはないか
ロボ:と、通り一遍を。

RL:では普段と変わったことはなかったそうですが、いなくなる前のことを話してくれます

陽奈子:「……あの日は、言葉のお父さんへの誕生日プレゼントを一緒に買いに行ってたの。あの子、お父さんにネクタイをあげるんだ、って。それはそれは真剣に選んでいたわ」

RL:そういうと、彼女はポケットロンを操作し、机上にARネクタイのデザインが表示されます。ニューロエイジで一般的な、AR式の装身具です
RL:ただし、デザインにオーダーメイドの部分があって、正樹氏のイニシャルが上品に刺繍されている。まあ、もちろん刺繍”風”のARということですが

陽奈子:「結局、お小遣いをはたいてこれを買って、そこで別れたの。でも、言葉が歩いて行った方から、猛スピードで【変な車】が走って来て……」
陽奈子:「私、胸騒ぎがして、道を引き返したの。そしたら、そのネクタイのデータが入ったチップが落ちてて……言葉のことは、それ以来見てないわ」

ロボ:「わふ、そうだったですか……」日時と場所をもう一度詳しく確認して「……そのチップ、持ってるです?」
ロボ:「あと、【変な車】って?」と、その詳細も確認しますー

陽奈子:「このご時世に、自動運転じゃなくて、しかもあんなに飛ばしてたんだもの。形や色は……」 と伝え、
陽奈子:さらにポケットロンからネクタイのデータが入ったチップを取り出して、それをロボさんの方に押しやってきます
陽奈子:「ねえ、探偵さん。言葉を見つけ出して。そして、このネクタイを返してあげて。あの子、凄くお父さん思いだったの。きっと、これを探しているわ」

ロボ:ということは、運転手がいたと<自動運転じゃない

RL:ですね。調査項目に【怪しげな車両】<警察><企業><コネ:イヌ系>15が追加されます

ロボ:「……わふ。お預かりするです。……言葉さんから、おとうさんに渡せるように、します」
ロボ:チップを大切に懐にしまいます

陽奈子:「私、もう行くわ……言葉のこと、本当にお願いよ?」 といって、彼女はシーンから退場しますよ

ロボ:「わふ。……ありがとうですっ。結果、必ずお伝えする、ですっ」とぺこり

RL:OK。シーン的にはこれで終わりですが、なにかやりたい演出はありますか?

ロボ:では。そのチップのARデータを見て「……わふ、もしかして、これを待ってたから、あのネクタイに……」と、正樹氏のOPでのネクタイを思い出して
ロボ:チップを大切にしまいます。以上ですー。

RL:OK。お疲れ様でした!
RL:果たしてネクタイは少女の手に戻るのか
RL:では舞台裏へ。まどかさんからどうぞ!

観音寺 まどか:では
観音寺 まどか:手札回しはなしで、情報収集をば
観音寺 まどか:笹森明の現状、を調べたいと思います。社会:企業で!

RL:OK。目標値15、判定をどうぞ

観音寺 まどか:マイナーでストリームリンク+リンクプラス。+2付けて
観音寺 まどか:理性6なので、達成値16で


【笹森明の現状】<企業><医療><知覚><コネ:タタラ系>15
10
どうやら笹森は同行する少女に付き従い、何かを一緒になって探しているらしい。
何を探しているのかは分からないが、一緒にいる理由はおそらくあの『声』だろう。

12
笹森の現状があのような不安定なものである限り、千早の社員がBIOSの施設を爆破したという弱みが明るみにでる可能性は常に残る。
どんな手段を使っても、笹森かあの少女を排さなくてはならない。

15
笹森の性格を考えれば、おそらく報告用のデータを逐次まとめていた筈だ。
彼がこの任務で使用していたセーフハウスを見つければ、おそらくことの詳細が判明するだろう。
だが件の企業施設は粉微塵。笹森に接触することも困難な現状、セーフハウスの位置を特定することは難しい。


RL:笹森は現在、あの謎の少女に付き従っています。
RL:どうにかしないといけませんが、その手段が手元にない
RL:笹森が使っていたセーフハウスを突き止めれば、そこに内偵で得た資料などがあるかもしれません
RL:そんなわけで、次はザトーイチさんどうぞ!

ザトーイチ:はいな
ザトーイチ:んー、手札回しはなしで、轟さんについて情報収集しましょうか

RL:どうぞ!

ザトーイチ:<社会:ストリート>でー
ザトーイチ:6+10=16で達成ですね


【轟鞘走】<企業><ストリート><コネ:クグツ・ヒルコ系> 15
10
九鬼水軍に所属するクグツ。ヒルコ街出身の成り上がりであり、目的の為には手段を選ばない危険人物だ。
強靭な腕力と生体装甲を持ち、シンプルに強い。

15
現在、何者かによって爆破された【アント・シンボル】社の内部事情隠蔽処理に奔走しているらしい。
PC3を爆破事件の犯人に仕立て上げたのは何らかの時間稼ぎらしく、たまたまその日、その場にいた非合法活動者であった為に選ばれたようだ。


RL:轟はBIOSの裏方実働部隊、九鬼水軍の所属です。高い戦闘能力を持ったヒルコ

ザトーイチ:とばっちりかぁ…舐めた真似をっ

ロボ:非常にBIOSらしい

RL:では舞台裏終了ですね。ザトーイチさんのフリーリサーチになります

ザトーイチ:ふーむ、

RL:どこで何を調べます?

ザトーイチ:こうなると事件自体も調べたほうがよさそうだしなぁ。爆破事件の現場に行って調べてみましょうか

RL:OK、となるとグリーンエリアですね



シーンプレイヤー:ザトーイチ
登場判定:<ストリート><企業>10(装備修正有り)
シーンカード:カブトワリ

 君は再びこっそりと現場に戻ってきた。現場ではSSSの警官たちや、取材にきたトーキー、暇なニューロキッズ達でごった返している
 君はその集団の中に身をひそめることに成功していた

RL:という感じで、演出どうぞ!

ザトーイチ:<心理迷彩>でこっそりこっそりフードもかぶってカタナは陰に隠しておいて現場に戻ってきた
ザトーイチ:「うぅん、やっぱり派手に吹き飛んでますね…せめて爆破物の証拠でも手に入ればいいのですけど」
ザトーイチ:と、あたりを見回して…そうですね、SSSの鑑識とかが居ないか調べてみます

RL:まあいるでしょうね。座り込んで小さな瓦礫をひっくり返してたりしてます

ザトーイチ:では鑑識が集めている物品から爆破物の残骸などが無いか、いくらかくすねたりって演出で爆破事件についての情報収集を行いたく

RL:OKOK。では判定をどうぞ!

ザトーイチ:<社会:ストリート>でー
ザトーイチ:6+10=16で達成で


【爆破事件】<ストリート><警察><企業> コネ:イヌ系 12
10
BIOSの支部社【アント・シンボル】が爆破された事件。いまのところ生存者は見つかっていない。
【PC3】というカタナが有力な被疑者として捜査線上にあげられている。

12
奇妙なことに、発見された遺体の幾つかからは銃創・刀傷が見つかっている。
どうやら爆破前に殺されていたらしい。

PC2のみ(笹森の≪完全偽装≫が解除されれば全員)
爆弾の部品や、撃ちこまれた銃弾がSSSの証拠品保管庫から溶けるように消失した。
これは、それらが<変化>によって造られた物品だったからだろう。
状況から見て、爆破も殺人も笹森明の仕業とみて間違いない。


RL:では鑑識の情報端末を盗み見るか物理的に盗むかすると、そこには奇妙なことに、爆破前に殺されていたらしき社員が何人かいたことが示唆されています
RL:誰がやったのか分かりませんが、実はこの情報項目は特殊な項目で、まどかさんがこの情報を得ると追加が発生します

観音寺 まどか:(もいもい

ザトーイチ:ほほう 「爆破は細かい証拠品だとかの隠蔽のため、でしょうか…どうもこのままだとよろしく無いですね」路地裏でくすねたタップを叩きつつ
ザトーイチ:と、まどかさん出られます?

観音寺 まどか:(ではサトーイチさんのコネを使用して、登場したいなぁと思っています

ザトーイチ:どうぞどうぞ

観音寺 まどか:(コネ:ザトーイチで達成値12で登場します

RL:OK。裏路地でばったりな感じでしょうか

観音寺 まどか:(ざわざわした群衆の中で、息を切らせて走っている…なところでお願いします
観音寺 まどか:「ーーぜぇはぁぜぇはぁ…。いったいどうなっているの…」

ザトーイチ:では群衆に足を止められた辺りで近づいて、その背中にタップの角を押し付けてですね、「動かないでください」と声をかけてみよう

観音寺 まどか:「またぁ!? もうやだー…(ぐったり)」(足を止めます

ザトーイチ:「あら、そんなこと言って。これぐらい慣れっこじゃないんですか?」と言って路地裏に誘導

観音寺 まどか:「あー…こんなところで死ぬんだー…有休使い切ってないのに…」(連れて行かれます

ザトーイチ:「こんな時にお休みの事を心配できるなんて、流石は名高い”Over lucky”…はい、お久しぶりですね、まどかさん」と路地裏に入ってからタップを離して正面に回る

観音寺 まどか:「…ザトーイチ? ほんもの? さっきはそれで騙されたんだけど…」
観音寺 まどか:「まさかもう追手が!?」きょろきょろ

ザトーイチ:「いえいえ、生憎今は私も追われる身でして。ほら、さっきのビル。アレの爆破容疑でですね」
ザトーイチ:「で、困ったな、と思っていたら頼れる知り合いを見かけたのでご同行頂いたわけです、はい。それと私はもっとかわいく”オイチちゃん”と呼んでくださって構いませんよ?」

観音寺 まどか:「あー…アレ、うちのーー」
観音寺 まどか:「はっ! これしゃべったらダメなやつだ」

ザトーイチ:「あ、私の濡れ衣も実は千早さんの差し金だったりします?それなら私まどかさんを斬らないといけない訳ですが」犬牙が二の腕からちらり、と

観音寺 まどか:「のーのー! ええと…話し合いましょう」
観音寺 まどか:「とはいっても…どこから話せばいいのかな…。オイチはどういう状況なの?」

ザトーイチ:「そうですね、最初はお仕事であの会社の人を斬る予定だったんですが…」と爆破事件の顛末と追われる経緯を話す。あとは爆破直前にビルから出てきた人についても

観音寺 まどか:「――う。それは真っ黒なよーな…」
観音寺 まどか:「実は同僚が関わっている可能性があって…その調査に出たら、その同僚が何か変なことに巻き込まれてて…」(情報共有します
観音寺 まどか:「あ、でもうちの意思じゃないのよ。そこは信じて? だからナイフ仕舞って、OK?」(両手をあげつつ

ザトーイチ:「――なるほど、まどかさんが言うなら信じましょう」(ナイフは仕舞う
ザトーイチ:「そうなるとその同僚さんは千早ではない会社に協力していることになるのですが…あぁ、つまり裏切り者の始末が今回のお仕事、ですね?」

観音寺 まどか:「そこはもう少し調べてみないと…。どうもそう単純な話じゃないみたい」
観音寺 まどか:「オイチの話にも、うちの同僚と一緒にいた少女の話はつながらないしね」

ロボ:と、その言葉出たあたりで登場してもいいでしょうかー

RL:判定をどうぞ!

ロボ:<隠れバディ> 感情6+カード
ロボ:隠れバディでの登場判定、達成値6+4=10ですー
ロボ:「……わふ、えと、お二人とも、こんなところで何してる、です?」
ロボ:と、いつの間にか二人のそばにちんまいのがぽつねんと。

観音寺 まどか:「わふ?」

ザトーイチ:「あら、そういうあなたは巷で人気のお人よし探偵さん」

ロボ:「そ、そういうのじゃないですよぅ。……あの、ぼく、おしごとで人探ししてて、なんとなくこっちかなーと調べてたです。そしたら、お二人がいて」
ロボ:「えと、こんなひとですけど、知らないです?」と、言葉のホロを出します

ザトーイチ:「…いえ、初めて見ます」と首を振る

観音寺 まどか:「あ」
観音寺 まどか:「――。」

ロボ:>まどか 「………わふ?」(小首傾げてぢっと見上げる)

観音寺 まどか:「…オイチ。このフェイトは信用できるんだよね…?」

ザトーイチ:「それはもう、狼顔のフェイトと言えば巷でもうわさのお人よしですから」
ザトーイチ:「ですから、えぇ…人柄はとても信用できますよ。私みたいなのともお付き合いくださってますし」

ロボ:「だ、だからそういうのじゃないですよぅ」(尻尾ぱたぱた)<お人よし

観音寺 まどか:「…ううん。それならーー」
観音寺 まどか:「実はさっき、この子とうちの同僚が一緒にいたのよ。ちょっと変な様子だった
観音寺 まどか:(見たままをしゃべります

ロボ:「わふっ!?……そ、そうです、か。……なんでそんなところに……」
ロボ:「えと、ありがとです(ぺこり)……わふ、もし困ったことがあったら、ぼくでよければ、お手伝いするですよ」(まどかにアドレス渡し

観音寺 まどか:「ありがとう。…あの、わたしからも聞いていい? あの子は…いったいどういう子なの?」

ロボ:「………えーと、ほんとうは内緒ですけど、」
ロボ:「教えてくれたので……わふ、彼女はー」お父さんが依頼主ってことだけ伏せて、あとのことについては話します(情報共有)

RL:ロボさんからの情報だけ見てみると、普通の女子中学生ですね!

観音寺 まどか:「普通の女の子…には見えなかったけど」

ロボ:実は話せる情報、彼女が普通の女子中学生で、何者かにさらわれたかも、だけなんですよねーw

ザトーイチ:「ふむ、どうも話が合いませんね…片や普通の女学生、片や千早のエージェントを追い詰めるほどの兵…」

ロボ:「わふ……一か月の間に、何かあったのかも、です。………あ。えと、割り込んじゃったけど、お二人の話は、よかった、です……?」

ザトーイチ:「あ、私の方はどうも千早のエージェントさんが事態の中心に近そうなのでこのまままどかさんに引っ付いていこうかとしてたところです。良いですか?」>まどかさん

観音寺 まどか:「え、…ダメって言ってもついてくるんでしょう?」

ザトーイチ:「…そんなに顔に出てました?」

観音寺 まどか:「顔見えないけどね! はぁ…じゃあ、仕事に戻ろうか。手当出るといいなぁ…」

ロボ:「わ、わふ……あの、ぼくもついていったらダメ、です、か?」

ザトーイチ:「多分に人死にが出る可能性が高そうですがそれでも良ければ…?」首傾げ

ロボ:「!………で、でも、手がかりは、そこにありそうなの、で……な、なるべくがんばる、です」(びくびく)

観音寺 まどか:「ダメって言っても(略)」
観音寺 まどか:「それじゃあよろしくえ。ロボ…ちゃん?」

ロボ:「わふ、よろしくお願いです(ぺこ)……ちゃんでもいいけど、一応、男です……」

RL:一度状況をまとめましょう。現在、オイチさんのシーン。いまいる場所は爆破されたビルの近くにある路地裏。皆さんは全員合流しました。

ロボ:情報共有もできました

RL:ですね、情報も共有されています。ロボさんは依頼人の娘である言葉の情報を。オイチさんは濡れ衣を着せられているという情報を。
RL:まどかさんは笹森明と言葉が一緒にいたという情報を

観音寺 まどか:いま出ている分はお互い融通しましたね

ロボ:各自の情報が微妙に合致して我々は臨時チームを結成

ザトーイチ:一先ず同行の約束も出来たことだし一旦シーン切って仕切り直します?

RL:そうですね。判定や演出など、やり残したことが無ければ切ってしまおうと思います。イチ子さんは情報判定しましたが、残り御二方、どうでしょう?

ロボ:んー、情報共有の追加分として、調べられるならやっておきたいですね<情報判定

観音寺 まどか:私も情報収集を

ロボ:こちらはー……【怪しげな車両】かな

RL:OK。ではお二人とも、それぞれ宣言して判定しちゃってOKです。達成値を見て情報を出しましょう

観音寺 まどか:私は笹森明さんについてを

ロボ:はーい。それではぼくから。
ロボ:<隠れバディ>+ストリームリンク+NIK鑑札 感情6+1+1+カード
ロボ:達成値14。報酬1たして15にします


【怪しげな車両】<警察><企業><コネ:イヌ系>15
10
後藤言葉が失踪したと思われる時間帯・場所で、彼女の友人である斉藤陽奈子が目撃したライトバン。
かなりのスピードで走り去って行ったという。

12
申請されている車両ナンバー・所属は全て偽りのものだ。入手経路も入念に洗浄されている。
非合法なビズに使用する為のものとみてまず間違いないだろう。

15
車両の所持者が判明した。【アント・シンボル】というBIOSの系列企業だ。
だがこの企業の社屋は少し前に【爆破】されており、車両を始めとした主な証拠は全て消し飛んでいる。


RL:ではその車両の持ち主は、件の爆破事件のターゲットになったBIOS系列企業【アント・シンボル】です

ロボ:おお・・・お亡くなりというか爆破されておる・・・

RL:ですね。これ以上、車両から辿るのは難しいでしょう
RL:と、いうような情報を隠れバディが教えてくれる。いつの間にかポケットロンに入ってた!

ロボ:「わふ・・・えと、誘拐の時の車ですけど、【アント・シンボル】の車みたい、です。……やっぱり関わってるみたい、です」
ロボ:(トロンのデータをたどたどしく読みつつ)

ザトーイチ:「流石、何時もながら手が早いですね」

ロボ:「わ、わふぅ、手が早いとかじゃないですよぅ。調べたいと思ったら、教えてくれる、みたいな…」

ザトーイチ:「あぁ、そいう”見える”方でしたか…」

観音寺 まどか:「つながってきた…のかな?」
観音寺 まどか:「わたしはもう少し笹森くんについて…」
観音寺 まどか:マイナーでストリームリンクを使用。外界3、絵札、コネ:笹森明で…ぴったり15です

ロボ:おお、ばっちりですね

観音寺 まどか:(リンクプラスもあってよかった


【笹森明】<企業><コネ:千早関係者>15
10
後方処理課のクグツ。
後天的なバサラであり、物質や肉体を組み替えてその場で装備を作ることができる。
その為、今回の様なセキュリティレベルの高い施設へ無手で潜入するような仕事に就くことが多かった。

13
本人の戦闘能力はさほど高くなく、千早への忠誠心だけで後方処理課にいるような男である。
今回のような凶行は予想されておらず、およそ不自然さを感じるものだ。

15
BIOSの系列企業【アント・シンボル】に対し潜入調査を行っていた。
≪完全偽装≫によりBIOS社員に成りすましていた為、対外的には死亡したものと思われている。
この≪完全偽装≫はいまなお有効だが、PC2が他のキャストにこの項目を共有することで解除される。


RL:でました。基本的なパーソナルデータですね。ただ、≪完全偽装≫については、他のキャストに共有した瞬間解除されます
RL:要は味方以外もこの項目を知り得る状態になるということですね!

ザトーイチ:人の口に戸は立てられない…!

ロボ:あ、なるほど。表向きの容疑者としてもピックアップされちゃうのか

ザトーイチ:…オイチとしては願ったり叶ったりなのでは>容疑者

ロボ:オイチさんはそうなりますね、少なくとも唯一の容疑者という線からは外れる

観音寺 まどか:「笹森くんはいいひとなんだよー」(拡散

ロボ:ええと、これ拡散というか共有された、という認識でいいのかなw
ロボ:さて、どうしましょうか。まずはまどかさんが笹森さんの情報をどう扱うかですが

ザトーイチ:とりあえずは死人になっててもらったほうが安全ではあるんだろうけど、容疑者になったほうがすぐに見つけられそうですよね

観音寺 まどか:(笹森さんのことは隠さずに言います

観音寺 まどか:「ひとまず、わたしの顔を立てて」
観音寺 まどか:「コロスとかそういうのはナシにしよう。――たぶん、大丈夫だから」(根拠なしに、でもいい切る

ロボ:了解です。「……わふ。信じるです。“嘘”の匂いもしないです」

ザトーイチ:「えぇ、私としては主犯格にさえ落とし前を付けられたならばそれで。まどかさんにはお世話になってますし」

観音寺 まどか:「ふたりとも、ありがと!」

RL:では、ここでシーンを切りましょう! お疲れ様でした!
RL:≪完全偽装≫が解けたので、現在『千早社員である笹森明がBIOS系列企業を爆破した』という情報が表沙汰になりかねない状態です。最終的に、これは神業でどうにかする必要があるでしょう!
RL:では次は続けてザトーイチさんのシーンです。RLシーンでやる筈だったことも混ぜてしまおう。さあカット進行だよー!

RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「アラシ」

ロボ:なんやて!しかもシーンカードが物騒だ!w<カット進行

ザトーイチ:いぇあ!

観音寺 まどか:(戦闘…!





リサーチ3:奔走
シーンプレイヤー:ザトーイチ
登場判定:ストリート 企業 10(装備修正有り)
シーンカード:アラシ

RL:チームを組んでるなら全員登場ですね
RL:シーンは先ほどからの続き。皆さんが固まっている路地裏の、進行方向をふさぐように、ひとりの中年男性が立ちふさがります
RL:項目を共有してるので、皆さんは彼がBIOSのクグツである轟だと分かって構いません

轟鞘走:「……さてさて、さすがは天下のSSSだ。殺し屋ひとり、まぁだ始末できてねえときてる」

ロボ:「!?……轟鞘走……!」

観音寺 まどか:「はい?」(ひとりだけ気づかず

ザトーイチ:「そういう貴方は、私を陥れてくださったと噂の工作員さん。貴方を縛り上げてSSSに突き出せば私の濡れ衣も晴れますかね?」陰に隠してた刀を蹴り上げて手に取る

轟鞘走:「そいつぁ無理だな。死んじまえば濡れ衣も晴らせまい」
轟鞘走:「お前に動きまわられると、こっちも面倒が起きるかもだ。早々に始末しちまうのがいい」

ザトーイチ:「3人相手に随分な言い草。こちらにはかの”over lucky”も居るのです、容易く仕留められるとは思い上がりもいいところでは?」

轟鞘走:「ほう! そいつが例の、どんな絶望的な戦場からも無傷で生還するって噂の……」
轟鞘走:「だが、千早の後方処理課だと? いったいどういう……」

観音寺 まどか:「ええと…わたしは通りすがりのOLです。お気になさらず」(そそくさと離れようとする

ロボ:「わ、わふ、真実を隠すようなことはだめ、ですっ。……なんとか、しないと……」と、逃げるというかこの場を離れるルートを探すけど見つからなくておたおたしてるw

轟鞘走:「真実だろうがなんだろうが、なにもかもが地の底さ。この街はゴミ溜めだ。臭いものには蓋って言うだろう?」

ロボ:「……それでも、ぼくはその真実を、真実の中の大事なものを、明らかにする、ですっ。………!」(動きにびくりと震えつつ

RL:では轟は何もない虚空から何かを引き抜こうとするような動きを見せますが、寸前、彼の電脳に誰かからの着信が入ります

轟鞘走:「俺だ。何……? 死体の情報がひとつおかしい? ちっ……分かった。そっちに行く……ふん、命拾いしたな」 と、退く構えを見せます

観音寺 まどか:「おお。…なんか助かった気がする――ような?」(いまいちわかっていない

ザトーイチ:「さて、どうでしょう。私としてはこのまま捕まえてしまいたいのですが…うぅん」ロボさんもいるしなぁ、と

ロボ:「……わ、わふ……何かあった、みたい、です?」ごめんね戦闘力全く無いっぽくて!w

ザトーイチ:それもあるし普通に善人だからあんまり血腥いことに巻き込みたくないなぁ、とも思ってるのですよ…w

ロボ:曲がりなりにもNOVA住人だから大丈夫……うん、大丈夫よーw そのうちにぼくに構わず的な発言しますw

轟鞘走:「捕らえられるのはお前の方さ……善良な一市民としては、凶悪犯を見つけたらやることはひとつだもんなぁ」

SSS:「――いたぞ! 例のカタナだ!」 と、SSSの警備部隊が現場に到着。あなた達の前後を包囲します

ロボ:! そりゃそうだ、まだ依然として容疑者だー!?w

ザトーイチ:「あぁ…これはダメですね。お二人とも早めに離れられたほうが良いかと。共犯者と思われては今後に響きますし」轟は諦めてSSSに向き直る

ロボ:「わ、わわふっ!? で、でも、ザトーイチさんも逃げないと……!」

観音寺 まどか:「そんな――犯罪歴ついちゃう!?」

SSS:「そこの君たち! そいつはそこのビルを爆破し、N◎VAを海の藻屑にすることで古の邪神を復活させようとしている凶悪なテロリストだ! 早くこっちへ!」
RL:SSSはロボさんとまどかさんを手招きする。轟は既にSSSの人垣を抜けて消えています

ロボ:おいまてなんだその容疑w

観音寺 まどか:「どどどどどうするの!?」(とオイチさんにつかみかかる

ザトーイチ:「ほら、私一人なら何とでもなりますから。伊達にこの町で裏家業やってません」安心させるように笑おう.

観音寺 まどか:「バカ! 一緒に逃げるのよ!」

ザトーイチ:「それでまどかさんの会社に迷惑をお掛けするのも申し訳ないですし…ほら、自分でやったことならまだしも濡れ衣の巻き添えなんて、ね?」
ザトーイチ:どうしよう、このまま振り切って一人駆けだしてしまいたい気もする…w

ロボ:「わわわわふ、こここんなときにどうしたらいいか、どうしたらいいか……」おたおたと周囲を見ますが……ううん脱出路あるかなぁ
ロボ:RL、<デジャヴュ>使えますか。ここからの脱出のヒントとかっ
ロボ:まぁ実際オイチさん単独の方が動きやすいかもなんだがw

RL:いいでしょう。目標値は、そうですねー……13でどうぞ>デジャヴュ

ロボ:はーい
ロボ:<デジャヴュ> 外界8+カード
ロボ:達成値18です

RL:SSSの警備部隊は、オイチさんの所持している地球破壊爆弾を警戒して、全員が対爆装備で固めています。必然、足が遅い。包囲を抜けてしまいさえすれば、追いつかれることはないでしょう

観音寺 まどか:これは…運動判定の予感

RL:具体的には運動の達成値で勝負して、全員が受動側のSSSに勝てる達成値を出せたら戦闘を回避できます
RL:まどかさんだいせーかーい!

ザトーイチ:やったぜ!(尚手札

ロボ:運動・・・・・・だと・・・<生命1

ザトーイチ:先生、<星歩>で代替って出来ませんか!
ザトーイチ:(エンゲージとか無視して移動できる特技なので

RL:おお、いい特技ですね! それなら成立で、問答無用に成功とします

ザトーイチ:ありがたや!というわけでこちらは何とかなりそうですがお二人はどうです?

観音寺 まどか:運動…よし、手札がよい。なんとかなる!

ロボ:ええと、実は手札がなんとかできる状況です、大丈夫ー

ザトーイチ:よーし、逃げろー!

RL:では各自判定をどうぞ!

ザトーイチ:<星歩>を宣言。スペードの2で成立。

ロボ:運動 生命1+カード
ロボ:ジョーカーでハートのAとして宣言、達成値21です
観音寺 まどか:A! 21でお願いします!

RL:全員スゲー勢いで走っていた!?
RL:ふふふ、しかしこのSSSの能力値、そして手札はぁ!
RL:達成値8! 完全に追いつけません。周回遅れのレベルです

SSS:「ま、待て……! くそっ、パト回してこい、速く!」

ロボ:「わふ、に、逃げるが勝ち、ですー!」(とててててて

観音寺 まどか:「こんなはずじゃなかったのにー!」(脱兎

ザトーイチ:「無駄な血は流さぬが吉、ということで。では後程また会いましょう」(体勢を低くして意識の合間を縫うようにすり抜ける

RL:ではあなた達の背後からSSSの怒号だけが響きます……
RL:さて、シーンプレイヤーのオイチさん
RL:何かこのシーンでやりたいことはありますか?

ザトーイチ:はいな
ザトーイチ:うーん、どうしようかな
ザトーイチ:トランクの男の情報をコネ:笹森 で調べることって出来ます?本人ですが

RL:OKです。どうぞー

ザトーイチ:では能力4+10=14で成立です


【トランクの男】<ストリート><企業><コネ:千早関係者>14
10
事件の起こる直前、ビルから出てきた男。
身の丈の半分ほどもある巨大なトランクを手にしていた。

12
パーソナルは不明。だが、前後の状況を考えれば、奴が爆破事件に関わっていた可能性は低くない。

14
よく思い出してみると、奴の顔に違和感を覚える。
どこかで会った気がするのだが……



RL:では爆破事件よりも前に、あの男とどこかで会っているような気がしています

ザトーイチ:…おやぁ?

ロボ:まどかさんならともかく、オイチさんが会っていたとは一体

ザトーイチ:これは笹森さんが誰かに変装してたのか誰かが笹森さんに変装してたのか…? ともあれ他の方は何か判定されます?

ロボ:まだ開いてない情報を開けたいところですが

観音寺 まどか:私は謎の少女を調べます
観音寺 まどか:いいでしょうか?

RL:OK!

ロボ:ではこちらが【アント・シンボル】を引き受けます

観音寺 まどか:社会:企業で16です


【謎の少女】<ストリート><企業><コネ:フェイト系>15
10
笹森明と行動を共にしていた10代半ばほどの少女。
不可思議な力を持つ『声』を発し、どうやら他人の思考に干渉できるようだ。

12
何の手立てもない状況で接触しても、『声』に邪魔されてしまうだけだろう。
最悪、洗脳されて手駒にされる可能性すらある。
なんらかの対抗手段を見つけなければならない。

15
少女のパーソナルが判明した。【後藤言葉】。現在、SSSに捜索願が出されている少女だ。
SSSは既に捜査を打ち切っているが、唯一【PC1】というフェイトが捜索を続けている。
接触すれば、何か詳しい情報を掴むことができるかもしれない。

RL:合流用の情報だったんですが、キャストさんたちの合流が迅速過ぎたから……!

ロボ:はーい、その詳しい情報は渡しましたーw

観音寺 まどか:言葉さま…

ロボ:ただこれで「声」が重要なのがはっきりした

RL:とまれ、やはりこのまま接触するのは危険なようです。まどかさんはOPで笹森のアドレスを入手したので、いつでも会いにいけますが、
RL:何らかの対抗手段を見つけるまで、接触は控えた方がいいでしょう。笹森のセーフハウス発見が待たれます

ザトーイチ:マスタードガスを用意しなきゃ…

ロボ:コワイ!w<マスタードガス

RL:ではロボさんもどうぞ!

ロボ:ではこちら……すいません、ちと手札が。【標的だった男】調べてもいいでしょうか。目標値10でお手頃

ザトーイチ:どうぞどうぞお願いします

ロボ:<隠れバディ>+ストリームリンク+NIK鑑札 感情6+1+1+カード
ロボ:達成値11ですー


【君の標的だった男】<ストリート><企業><コネ:レッガー系> 10
8
名前は都万螺騎士(ツマラ・ナイト)。36歳、クグツ。
河渡系列の下部団体が経営する賭場に入り浸り、それなりの借金を作っていた。

10
期限が切れても返済の意思を示さず、見せしめとして君に依頼が出された。
帰宅経路、武術経験、武装の有無などの調査を終え、さあ本番だというところで件の爆発が起き、都万螺は死亡した。


RL:まあつまらない男ですね。イチ子さんは、既に調べていた情報でしょう
RL:ところでロボさん、この情報、共有します?

ロボ:ああうん、目標値低いのには理由があるよね!w この情報は……一応共有しておきましょう。アント・シンボル関係者ではあるだろうし
ロボ:「わふ……えと、一応、関係者かもしれないので、情報だけ……」(各自の端末へ送る

RL:ではザトーイチさん
RL:先ほどの違和感の正体が判明しまし、た!

ザトーイチ:なんと


【君の標的だった男】
君の標的だった男・都万螺は、依頼がきた時点で既に笹森明と入れ替わっていた。
おそらく、奴の自宅が笹森の【セーフハウス】になっている筈だ。調べれば重要な情報を手に入れることができるだろう


ザトーイチ:「あぁ、この方。お仕事で切る予定だったのですが…?」あれ、と

ロボ:うわあ、こう繋がるのか!w

ザトーイチ:「これ、間違いなく本人ですよね?」とロボさんに

ロボ:「わふ、間違いない、です。……ぼくのところに流れてくるの、出どころはともかく、正確なので……」
ロボ:自分で言ってなんだが他者への信憑性が!w

RL:何故か流れてくる情報ですもんなぁw

ザトーイチ:「ですよね、だけどどうにも顔の印象が違う様な…」とまだ持ってた鑑識のタップを叩いて残ってた会社の出社記録を確認、当日笹森さんの出社記録がないことを確認

観音寺 まどか:「笹森くんはこの人に偽装を…? あの少女はどこにつながるんだろ」
観音寺 まどか:「ううん…?」

ザトーイチ:「あぁ、それですまどかさん。多分笹森さんはこの当日この人に変装してたんだと思います。出てくるときに変装を解いてたのはちょっと分からないですけど」

ロボ:「わふ、まだつながってないこと、たくさんです。……もっと調べて、言葉さんを……ええと、無事とか事実とか確かめないと」

観音寺 まどか:「そ、そうだね。…うん、がんばろ!」

ザトーイチ:「んー…私が依頼を受けた時には多分入れ替わってたのでこの人の家、もしかしたら笹森さんの残したものがあるかも、です。こっちも一回調べておきたいですね」

ロボ:現在我々も逃亡中のようなものですし、ここを目指した方がいいかな<セーフハウス

RL:では皆さんは【セーフハウス】のアドレスを入手しました。次回以降のシーンで赴くことができます。





RL:シーンプレイヤー:まどか
登場判定:<ストリート><企業>10(装備修正有り)
シーンカード:カブキ(逆位置)

ロボ:偶然による現状の進展。何が起きるのだろう・・・

ザトーイチ:そりゃもう持ち前のラッキーが秘された情報をですね)

RL:さてさて、次のシーンプレイヤーはまどかさんです。どうされます?

観音寺 まどか:アント・シンボルをリサーチしようかと
観音寺 まどか:シーン的にはSSSから逃げた直後なので
観音寺 まどか:路地裏で息を整えているところでお願いします
観音寺 まどか:「――も、もう走れない…」(ぺたん

RL:徒歩ならグリーンからは抜けていないでしょう。追っ手の影はありません

ロボ:「わ、わふぅ……だ、だいじょぶ、です、か……」(ぜーはーぜーはー)

ザトーイチ:「いやはや、私いつの間にか凄いテロリストですねぇ…どうもお二人も巻き込んだようですみません」けろっと

観音寺 まどか:「うう、機械の体が欲しい」
観音寺 まどか:(というところで、判定しても大丈夫ですか?

RL:OK!

観音寺 まどか:マイナーでストリームリンク+リンクプラス
観音寺 まどか:感情4、カードは4、アウトフィットで+3
観音寺 まどか:達成値11に、報酬点4突っ込んで15でお願いします


【アント・シンボル】<ストリート><警察><メディア><コネ:エグゼク系>15
10
半年ほど前に設立されたBIOSの系列企業。
生体装備の研究・開発を主に行っていたらしい。

13
調べてみると、1研究機関としては異様なまでにセキュリティが厳しかったことが分かる。
データの持ち出し厳禁は当然として、出入り口ではX線・目視による厳重な手荷物検査が行われていた。

15
さらに、どうやら誘拐などの非合法活動を頻繁に行っていたらしいことが分かる。
だが社屋が完膚なきまでに粉微塵になっている為、全ての詳細なデータ・物的証拠は消し飛んでしまった。
爆破事件の犯人であるらしい【PC3】という人物に接触し、情報を引き出すことができれば詳しいことも分かるかもしれない。


RL:では、千早の2班辺りから情報が送られてくるのでしょう

ザトーイチ:容疑者がすぐそばに…w

ロボ:だが真の容疑者は同僚なのであった……とw

RL:合流用の情報でしたが、イチ子さんのアドレスはもう意味がないでしょう
RL:叩けば埃が出そうな企業ってことは分かりますね! だからこそ、笹森も内偵なんて仕事をやってたのでしょうが

観音寺 まどか:「アメコミにアントマンっていたよねぇ…」(と関係ないところから調べ始める

観音寺 まどか:「…拉致、誘拐。この辺、ロボくんところにかかってくるのかな?」

ロボ:爆破まで踏み切ったのは何があったのやら……
ロボ:「わ、わふ? ……ううん、たしかに誘拐犯の車はここのです……でも、言葉さんを狙う理由がわからない、です」

ザトーイチ:「あの轟さんとやらを捕まえるかあるいは笹森さんの調査結果が見つかれば或いは分かるかもしれませんね」

観音寺 まどか:「言葉ちゃん、か…。笹森くんを操っているみたいに見えたけど
観音寺 まどか:「言葉ちゃんが自由に動けるなら、なんでそんなことを? とか、笹森くんとのつながりもまだわからないね」(とファイルをぱたんと〆る

ロボ:「わふぅ、笹森さんの調べてたこと、気になるです……この人(都万螺騎士(ツマラ・ナイト))に身分を変えてたみたいですし、このひとの家に、手がかりがあるのかも、です」

ザトーイチ:「ではそちらに向かいましょうか。まだSSSもマークしてないとはいえ、抑えられると事ですし」
ザトーイチ:というわけで何か適当に購入判定失敗して手札回ししたく

RL:いいですいー!

ザトーイチ:OK、逃げる途中で武器の一つも…と思ったけど頃合いのが見つからなかった

ロボ:あと判定で調べられるとしたら、【託されたデータ素子】ですが……これはまどかさん以外が調べられるのかな

RL:データ素子OKです!

ザトーイチ:抜けないので他の方にお任せしたく…ロボさん行けます?

ロボ:お。では調べよう……まどかさんから情報共有の一部として、教えてもらった、でもいいでしょうかー?>まどか
ロボ:目標値が不明ですが、よっぽどでなければいけます

観音寺 まどか:はいな。OKです

RL:目標値は成立のみでOKです。技能のスートがあってればでます

ロボ:はーい。では隠れバディで<企業>として判定
ロボ:<隠れバディ>+ストリームリンク+NIK鑑札 外界8+1+1+カード
ロボ:達成値14です
ロボ:ぴろーん♪とトロンに発信音がして、のぞき込むとデータの詳細が


【託されたデータ素子】<電脳><テクノロジー><企業><コネ:ニューロ系> 成立
内容は途切れ途切れのデータの集合体だ。どうやら何かをアップデートする為のものらしいが……
現状のところ、真相・用途ともに不明である。


RL:では内容は、何かのアップデートファイルなのではないかということでした

ロボ:「わふぅ。これだけだと何もできないみたい、です」

観音寺 まどか:(セーフハウスいかないと…

ザトーイチ:ではこのまま次のシーンでセーフハウスに向かう感じで?

RL:では、シーンを切りましょう





リサーチ4:声は至近に
シーンプレイヤー:まどか
登場判定:ストリート 企業 10(装備修正有り)
シーンカード:マネキン(逆位置)

 都万螺の住んでいたのはグリーエリアにある独身男性向けのマンションだ。
 君たちはエレベーターを使い、都万螺の部屋の前までやってきた――だが、どうやら先客がいるらしい。
 人ならざる怪力で叩き壊されたドアが、それを証明していた。

ザトーイチ:「…入ります?」

ロボ:「わふ? ……えと、斬新な入口、です?」

観音寺 まどか:「ノック…しなくても、いいかな?」(汗笑

ロボ:全員で顔見合わせて「どうしようこれ」ですなw
ロボ:「……と、とにかく、入ってみないと、です、ね……」」

ザトーイチ:「とりあえず私が最初に入りますね。下手人がまだ居ると事ですし」刀を構えて先頭に立とう

RL:部屋の中は荒らされつくしている。家具という家具はひっくり返され、天板や床板は剥がされている。
RL:そして、最奥の部屋。その壁に隠すように埋め込まれていたトロンから、結線して情報を引き出す轟と彼の部下たちの姿があった。

轟鞘走:「……ちっ、お早い再開だなぁ、ええ?」

観音寺 まどか:「――さっきのひと!?」

轟鞘走:「ひでぇな、ひでぇよなぁ、千早重工さんよぉ。天下のメガコンプレックスがスパイ行為に爆破テロとは、よくもやってくれたもんだぜ。おかげで仕事に手間取っちまった」

ザトーイチ:「そちらも既に情報は掴んでいましたか、どうします。また逃げますか?」油断せぬ構え

轟鞘走:「ああ、そうだな。お前を始末するのは”この次”だ。ようやく、俺の方でも事件の全容を掴んだ……まず始末すべきはあの実験体だ」

ロボ:「わ、わふっ!?……ま、まさかここにまで・・・・・」

轟鞘走:「てめぇのことは調べたぜ、探偵(フェイト)。依頼人には『娘さんは死んでました』って報告して、さっさと手を引いたらどうだ?」

ロボ:「!………だめ、です。それは真実じゃない、です。言葉さんには大事な人たちがいるです。その人たちに、きちんと真実を届ける、です……!」
ロボ:(ぷるぷる震えつつもまっすぐに見据える)

轟鞘走:「いいや、これから真実になるのさ」>ロボさん

ザトーイチ:「…ふむ、実験体、浚われた人々、豹変した少女に超常的な能力…と。差し当たり後天的に超能力者を作ろうとして暴走した、辺りですか?」

ロボ:「!?……それって、まさか、言葉さん……が?」「……! だめ、です。させない、です……!」

轟鞘走:「ははっ、よく分かってるじゃねえか殺し屋風情が。ま、テメエも例の嬢ちゃんの次に口を封じてやるから、それまで待っててくれや」

観音寺 まどか:「ええと…だいたいわかったよ」
観音寺 まどか:「あなたも、わたしたちも言葉ちゃんを探しているんだね」

轟鞘走:「ああ、見ての通りな。”アント”は秘密主義で、本社にもほとんど研究経過を知らせなかった。だから消すべき証拠があるのか、調査に手間取ってたのさ」

観音寺 まどか:「なら―― 一緒に探さない?」

ロボ:「わふうっ!? ま、まどかさん!?」さすがにこれは驚く。

ザトーイチ:「…見つかった途端に殺し合いになりませんか、それ」えぇー、って顔で

轟鞘走:「へえ……? 本気かよ」

観音寺 まどか:「途中までは一緒じゃない? お互い、目の届くところにいたほうがやりやすくないかな?」(悪気なさそうに

轟鞘走:「そうだなぁ……あんたひとりだったら、考えたかもしれんが」
轟鞘走:「少なくともそこのフェイトはお嬢ちゃんを助けたく、カタナは俺を斬りたがってる」
轟鞘走:「なら、魅力的なお誘いだが、こうするしかねえさ――お前ら、足止めしろ! 半数は俺と狩りの時間だ!」
轟鞘走:<ヒューマナイズ>を切り、ヒルコの姿を現した轟は壁を破壊。マンションの外に飛び出し、部下の半分もそれに続いていきます

ザトーイチ:「…逃がすか!」と言って犬牙を投げるも硬化した肌に弾かれる

ロボ:「! ダメ、です! 止めないと……!」どこからともなく飛んでくる銃撃(守護天使)も足止めはできない

観音寺 まどか:「わっ!? うーん、ダメだったかな…」

RL:轟の部下半数(エキストラ)が足止めに残ります。武器を手に襲い掛かってくる

ザトーイチ:「あそこで協力の提案できるのはまどかさんぐらいですよ、普通…」掛かってくるエキストラに向けて刀を抜く、また通報でもされたら事ですし早々に仕留めないと

ロボ:エキストラ、ということは……好きにできる?w

RL:うむ。宣言演出だけで倒せてしまいます。彼らはナイフで切りかかったり、壁に隠れて銃を撃ってきたりしますが

ロボ:「わふ、ものすごく、びっくりしました……わ、わふっ!?」銃弾から身を隠すと同時に、撃ってきた相手が何故か銃弾に倒れる(守護天使演出)

ザトーイチ:きっと跳弾したんダナー

足止め部隊:「ぐぁ!? 伏兵!? どこから!?」

観音寺 まどか:(右往左往して、オイチさんの影に隠れる

足止め部隊:「貰った、隙だらけだぜ……っ!? ぐわあああ!」 と、伏せたまどかさんに躓いて壁の穴から外に落下していったりする

ザトーイチ:「…ふッ!」銃弾に倒れた相手の隙間に飛び込んでそのまま一閃、二閃。残った相手を切り捨てよう

足止め部隊:「こいつ、早――」 と、ザトーイチさんに切り捨てられ、部屋は静かになります、残ったのは、笹森が残したと思しきトロンのみ。どうやらデータを消す時間まではなかったようです

ロボ:オイチさんが一指し舞えば足止め部隊はもう・・・
ロボ:「……わふ、な、なんとかなった、です……あのトロンだけ、何とか無事みたい、です」

ザトーイチ:「ではデータを回収して直ぐ逃げましょうか。この大穴では遠からず通報されそうですし」落ちたエキストラが動かないことを確認しつつ

観音寺 まどか:「ありがとう、オイチ!」
観音寺 まどか:(さて…判定ですね!

RL:では、トロンの中身を見ます?

ザトーイチ:トロンは同僚のまどかさんにお任せ?

ロボ:そですね、その作業を横で見てよう

RL:ではトロンの中には、笹森が遺したデータが入っています。報告用にまとめる前の、箇条書きのような形ですね。

○月○日
潜入に成功。アント・シンボル社員の都万螺という男に成り代わる。
この男はギャンブル癖があり、周囲に距離を置かれていた為、継続的な入れ替わりに最適と判断。

○月×日
現在、この企業で進められているプロジェクト名は【ヨロズビルコ】計画というらしい(添付資料参照)
アント・シンボルはかなり強引にこの計画を進めている。実験材料をレッドエリアやヒルコ街からのみならず、イエロー、果てはグリーンからすらも集めているようだ。
また、本社であるBIOSとの連携も最低限にしているらしい。いざという時尻尾切りする為だろうが、この分ではBIOSも詳細なデータは掴めていまい。

○月△日
計画に動きがあった。どうやら実験体のひとりが成果を上げたようだ。グリーンエリアから拉致された、14歳の少女らしい。
BIOSお得意の生体装備を作る計画らしいが、詳しい性能などは不明。データ収集を継続する。

爆破事件前日の日付。
明日、例の少女を用いた実験を行うらしい。都合の良いことに、立ち合うメンバーに選出された。
リスクは少ないらしいが、一応の【対抗手段】としてサイコ・アプリを配布されている。こちらに元データを残す。
この男の権限では、深いところまで潜ることが難しい。明日の実験は性能をこの目で見ることのできる、絶好の機会だろう。
明日の実験が終了次第、千早に報告を行う予定だ。

RL:というわけで、情報項目の判定として【ヨロズビルコ】と、その【対抗手段】が追加されました!

観音寺 まどか:「――な、なるほど?」(よくわかっていない顔で

ロボ:「……わふ、これって……言葉さん………」(沈痛な表情)

観音寺 まどか:「サイコアプリ…。話に聞いている言葉ちゃんと、わたしが見た言葉ちゃん」
観音寺 まどか:「どうも違うなーと思っていたんだけど…そういうことなのかな?」

ザトーイチ:「まぁ、実験の結果でしょうね。他人の精神に干渉するのって逆に影響も受けやすいですし、今までそんな力の無い子なら尚更でしょう」
ザトーイチ:実体験込みの声で

ロボ:「わふ、たぶん、そう……だと、思うです。誘拐された後で……」

観音寺 まどか:「普通の女の子…だもんね。笹森くんのことも心配だけど、できれば助けてあげたいかな」

ザトーイチ:「ならどうにかして先に見つけないと笹森さん諸共に口封じ」
ザトーイチ:「そしてその後は私を生贄にして事件は闇の中、でしょうね」

ロボ:「!! わ、わふ、い、急がないと! さっきの轟ってひと、言葉さんの居所、つかんでるのかも、ですっ」

観音寺 まどか:「行こう! ――残業は、覚悟したからね!」(硬い表情だけど、あえて笑って

ザトーイチ:「残業代が出るだけ良いじゃないですか。私今回タダ働きになるんですから」こっちも軽く笑おう

ロボ:「……わ、わふ、えと、ごはんおごるくらいなら……できます、よ?」>オイチさん

RL:追加項目の判定はどうされます?

ザトーイチ:うむ、対抗手段の方なら抜けなくもないですがお二方はどうでしょう>情報項目

ロボ:今の手札ならヨロズビルコいけますー
ロボ:挑戦したい、あとデータ素子は……ここだと意味はなさそう、かな?

ザトーイチ:あー、対抗手段のアップデート用?

ロボ:あ、なるほど、そうか!<対抗手段アップデート

観音寺 まどか:私もどっちでも調査可能です

ザトーイチ:ではお願いしても良いですか?

観音寺 まどか:はいな。ではアップデートかな、私は
観音寺 まどか:いろいろ込みで達成値20です!


【対抗手段】<企業><テクノロジー><コネ:タタラ系> 15
10
アント・シンボルの研究者たちは、当然ながら言葉の洗脳能力への対抗手段を用意していた。
彼女の声によって干渉が行われる受容体を、一時的に麻痺させるサイコ・アプリを開発し、関係者に配布している。
轟鞘走によってコピーされたが、大元のデータは残っている為、君たちもダウンロードが可能だ。

15
だが、待ってほしい。こうして対抗手段を入手していたというのなら、どうして笹森明は洗脳されたのか?
その答えを、笹森は誰かに託しているかもしれない。


観音寺 まどか:おや…笹森さん…?

ロボ:対抗手段のアップデートをする前に笹森さんは……ということかな?

ザトーイチ:実際に受けてみて初めて、今の対抗手段じゃ不足だったと判明したんでしょうねぇ…脱走されてるってことは

ロボ:対抗手段使用⇒不足ゆえに脱走⇒笹森さん、アップデートのデータを入手後に言葉に接触するも、アップデートできず洗脳される
ロボ:の流れかな?

RL:大元のデータがこのトロンの中なので、出先ではできなかった感じです。

ロボ:なるほど<大元

ザトーイチ:後は一回つかまってそのまま護衛役としてずっと洗脳されてる感じかなぁ

RL:対抗用のサイコ・アプリをダウンロードできますが、これが不足だとしたら……?
RL:というわけでもうお分かりかと思いますが、例の情報素子を使うことでもう一段階情報が出ます。使います?>まどかさん

観音寺 まどか:使います


ヨロズビルコの成長速度は研究者たちの予想を上回っており、用意されていた対抗サイコ・アプリも既に効果はない。
笹森は洗脳される中、サイコアプリのバージョンアップを行い、そのデータをPC2に託している。
サイコ・アプリ【コールズ・ファラウェイ】入手。


観音寺 まどか:「えっと、これが、こうなって…?」

RL:では大元のデータがアップデートされ、サイコ・アプリ【コールズ・ファラウェイ】を入手しました。これを装備している限り、言葉の特殊な≪神の御言葉≫を無効化できます

ロボ:ではヨロズビルコ、いきまーす
ロボ:隠れバディを<企業>として判定
ロボ:<隠れバディ>+ストリームリンク+NIK鑑札 感情6+1+1+カード
ロボ:達成値21で


【ヨロズビルコ】<企業><テクノロジー><コネ:タタラ系> 21
12
BIOSがヘイロンからシェアを奪い返す為、新主力商品として開発に力を入れていた生体装備の名称。
ある種の寄生型ヒルコを改造したものである。
開発に当たって、幅広い層から適性者を見つける為、レッドエリアのみならず、イエロー、グリーンに住む者すらも誘拐し、実験材料にされている。

15
ほとんどのサイバーウェアは、人体に埋め込み・あるいは換装してその機能を発展・拡張させるものだ。
だがそれ故に、ひとつのサイバーウェアによって得られる拡張性は限定される。
人工筋肉ひとつとっても、単純な出力を取るかしなやかさを取るかで選択を迫られるように。
対してヨロズビルコは、宿主の体内で世代交代を繰り返し、あらゆる状況に適した変異器官を発生させられるようになるものだ。
完成していれば、これひとつであらゆる変異器官とヒルコの特性を宿主にもたらす筈だった。

18
後藤言葉に寄生させられたヨロズビルコは未完成品であり、そこまでの性能はない。
だがヨロズビルコは後藤言葉の『声』を発展・拡張させ、彼女を洗脳のプロフェショナルに仕立て上げた。(特殊な≪神の御言葉≫を無制限に使用可能)
彼女の体内に寄生したヨロズビルコは、常に目に見えないほどの細かな線虫を生みだし、それを彼女の口腔や体表から空気中に散布する。
散布された線虫は付近の生物の体内に侵入し、ある種の脳受容体に極小の電磁的干渉を行う。
いわば線虫は受信機になり、彼女の『声』を至極のものとして被害者に受け入れさせるのだ。
この電磁的な干渉は対象の受容体構造によって自在に変異する為、ウェットのみならずクロガネやマキノイドすらも逃れられない。
唯一の救いは、線虫の寿命が短い為、常に行動を共にでもしなければ干渉は一時的なもので終わるという点だ。

21
このヨロズビルコを言葉に寄生させるに際して、彼女の記憶は洗浄されている。
これは対象者の不安を増幅させ、ストレスを高めることでヨロズビルコの『種の保存本能』を刺激し、世代交代を早める為の処置だった。
だが研究者の予想以上にストレスが高まり、現在、ヨロズビルコは暴走状態にある。
このままだとヨロズビルコは宿主の身体を食い破り、爆発的に増殖してN◎VA全土、あるいはそれ以上に撒き散らされることになるだろう。
詳細なデータが消失し、アント・シンボルの研究者たちも死亡している以上、即座に物理的な摘出をすることは難しい。
唯一の希望は、後藤言葉に記憶を取り戻させ、ヨロズビルコの暴走を止めることだ。


RL:言葉は記憶が消されており、その不安から体内のヨロズビルコが活性化。あとちょっとで大惨事!

ロボ:「………そんな……早く、言葉さんを、助けないと……!」

RL:言葉の記憶を取り戻すには、≪真実≫の神業が必要です

ロボ:(ARネクタイのチップを握って)「……わふ、絶対に、助けて……真実を届ける、ですっ」
ロボ:彼方からの呼び声で、神の御言葉を無効化……こう、SANチェック的な……w

RL:ではシーン終了です! RLシーン後、クライマックス!





RLシーン:発声
登場判定:不可
シーンカード:カリスマ

RL:爆破事件直前、BIOS系列企業、アントシンボルの特殊実験室内で。
RL:厳重に気密を保たれた特殊な部屋。その中央に位置する金属製の寝台に、ペイシェントウェアを着せられたひとりの少女が寝かされている。

後藤言葉:『……』

RL:薬で眠らされている少女の様子を、分厚い観察用の窓越しに複数のタタラ達が観察していた。

RL:「よし、これより第23次実験を開始する。作業班、中へ」

RL:部屋へ通じる扉が開かれ、入室したのは白衣に身を包んだ3人のBIOS社員。ひとりだけ、マウスの入ったケージを持っているほかは、全員がクリップ付きのバインダー程度しか所持していない。

RL:「全員、防護用のサイコ・アプリは起動したな?」

RL:『ああ、これが無きゃ俺達まで操られちまうからな』

RL:準備を進める白衣たちに聞こえぬよう、ひとりのタタラが別のタタラに囁く。

RL:「……本当に大丈夫なんですか?」

RL:「なに、アプリの効果を確かめるのも目的のひとつだ。それに、中にいるのは能力が低かったり、素行に問題のある連中だ。後遺症が出ても損失は小さいさ――さて、被験者を起こすぞ」

RL:寝台に備え付けられた注射器がせり上がり、少女の首筋に薬剤を打ち込む。

後藤言葉:『……? ここは……私は……何も、思い出せない……』

RL:「これより試作型ヨロズビルコを刺激する。カッター降ろせ」

RL:タタラの命令をDAKが実行。天井から開頭手術などに用いられる電動ソーが現れ、回転しながら言葉へ近づく。

後藤言葉:『あ……ああああああ! いやぁ! いやぁ! 助けて、誰か、誰か!』

RL:『ヨロズビルコの反応を確認。マウスに反応あり』

RL:白衣たちが持ち込んだケージの中、実験用のハツカネズミは少女の要求に応えるべく、歯が折れることも構わずに金網にかじりつき始めていた。

RL:「よし、やはり動物にも効果があるな! 内部作業班、サイコ・アプリの動作は正常か?」

RL:『ええ、全く……問題、な……う、ぐ』

RL:「どうした?」

RL:「作業班の脳受容体に反応! サイコ・アプリの防護が食い破られます!」

RL:見れば、中にいる男たちもマウスに倣うかのように、少女をベッドに拘束する金属製の戒めを無理やり取り外そうと動き始めていた。

RL:「……実権中断。ガスを注入して眠らせろ」

RL:瞬間、部屋の隅から噴き出した白い煙によって、観察用の窓が白く覆われる。

RL:「ううむ、サイコ・アプリにはまだ改良の余地があるな……まさか麻痺させた受容体を無理やり活性化させるなんて……うん? どうした?」

RL:「……室長、作業班はケージと筆記用具くらいしか持っていませんでしたよね?」

RL:「ああ。だがそれがどうし――」

RL:タタラ達の視線が、観察用の窓の向こう側に張り付いている男へ集中する――確かに直前までは持っていなかった筈のガスマスクを装着し、ガスの影響から逃れた男へと。
RL:その男が首からぶら下げたネームカードに『都万螺』と記されていることを読みとるのと、都万螺に変装していた男が突入作戦などに使用される指向性爆薬を窓ガラスに叩きつけたのは、ほぼ同時だ

った。




 警報が鳴り響く中で、タタラの死体に囲まれながら、洗脳されたその男は次の命令を待っていた。

後藤言葉:「私は……誰なの? 思い出せない……なにも、なにも……! 怖い、怖いよ……」

笹森明:「……」

後藤言葉:「……私は……どうすればいいのかしら……」

 洗脳状態にある男は答えず、少女の呟きは自問となった。
 記憶を消された少女の胸中にあるのは、謎の焦燥感だけ。そう――

後藤言葉:「探さないと……私は、何か、大切なものを持っていたはずなの……」

 少女は男を強く睨みつける。自分を”こう”した者のひとり。彼は、自分の命令に逆らえない。何故か知っていたその事実と強い憎悪を以て、命じた。

後藤言葉:「ここから連れ出して――私に、大切なものを返して!」






クライマックスフェイズ:声よ、届け
シーンプレイヤー:ロボ
シーンカード:タタラ(逆位置)

 時間:深夜。場所:後藤言葉が通っていたジュニアハイ。
 九鬼水軍によって人払いがされているのだろう。月明かりだけのグラウンドには、”関係者”しか存在しない
 倒れ伏す九鬼水軍のクグツたち。それを無感動に眺める少女と、隣に佇む男。そして膝をつく轟鞘走。

轟鞘走:「ば、バカな……サイコアプリは、確かに起動してる筈……」

RL:その言葉を最後に、たったひとり残っていたBIOSのクグツは倒れる。

ザトーイチ:「あぁ、そういえば彼らは対策が不完全でしたね…あまり急ぐこともありませんでしたか」轟さんに目をやって

RL:残る人影はふたつ。その内、小柄な方の視線が君たちを指向した。

ロボ:「……言葉さんっ!」と声を。

後藤言葉:「言葉……? 誰……?」

観音寺 まどか:「――だ、だいじょうぶ…? いやいろいろ」(呆然としつつ

後藤言葉:「……分からない。何も、分からないの……なのに、皆、わたしを傷つけようとする……何もない私から、全部奪おうとする……」

ロボ:「……だいじょうぶ。大丈夫、です。確かに、言葉さんは、たくさんのものをなくしてます。……でも、まだ、取り返せる、です」
ロボ:「ぼくはそれを届けに来た、です。……お父さんのこと、お友達のこと。言葉さん、あなたが見失ってる『真実』を」
ロボ:と、言葉さんに近づこうとします。

後藤言葉:「……おとー、さん?」 と、僅かに目を見開きます

RL:ではロボさんが近づこうとすると、傍らの人影が行く手をふさぎます

笹森明:「……」 虚ろな表情で、手にした拳銃を向けてくる

ロボ:「!………言葉さん。あなたのお父さんは、今もあなたの帰りを待ってる、です。お友達の陽奈子さんも、です」
ロボ:いったん足を止めて、そこから話しかけます。笹森さんのことは、うんまぁ怖いけど頑張って逃げないw
ロボ:「……帰りましょう。言葉さんが届けないといけないものも、あるはず、です」

後藤言葉:「ひな、ちゃ……うう、うううう! 分からない、分からない、よぉ……! 大切な、大切なものがあった筈なのに、どこにもなくなっちゃった……!」

 少女の白い肌の底で、無数の何かが蠢いている。血管が浮かび上がるような陰影。植えつけられたヨロズビルコたちが、開花と拡散の時を待ちわびていた。

後藤言葉:「誰か、誰か、たす、け……」 と、そこで言葉の意識が途絶えます。

RL:肌の色が病的に白くなり、無数の葉脈のような陰影が奔り、彼女の意識が完全にヨロズビルコの統制下に。
RL:≪真実≫を使えば言葉の記憶と人格を取り戻せますが、敵は神業で妨害して来ます
RL:≪真実≫を通すことができれば、キャスト側の勝利です

観音寺 まどか:(なるほど

ロボ:妨害神業がどれくらい飛んでくるかだなぁ・・・。真実は1発。天罰は2発
ロボ:「言葉さん、言葉さんっ!……ダメ、です。彼女の意識の「匂い」が、途絶えた、です……」

ザトーイチ:「さて、こうなるとどうにか彼女を引きはがして意識を取り戻させないと、不味いですね?」刀を構える
ザトーイチ:「私は彼らを抑えますので後はお任せします」

観音寺 まどか:「ううん…。ええとさ、オイチちゃん」
観音寺 まどか:「コロスとか、なしでお願いしてもいい? 得意分野じゃないかもしれないけど…。できれば、みんなハッピーで終わりたいんだ」

ザトーイチ:「それは…あの足元の方達も含めて、ということで?」

観音寺 まどか:「――できれば」(真っ直ぐに

ロボ:「まどかさん……わふ、オイチさん。ぼくからもお願い、です。……言葉さん、普通の女の子……です、えと、今はともかくですけど」
ロボ:「……できれば、そういうのは、なるべく……記憶の隅にも、ないほうがいい、です。……だから、お願いします、ですっ」(頭下げ)

ザトーイチ:「流石、この街でお人よしされてるだけあってお二人とも凄い無茶を仰いますね…(ため息)…まぁ、努力はします」

観音寺 まどか:「お金は出ないから、無理はしないでね!」(ひきつりながら笑って

ロボ:「わふっ、ありがとう、ですっ!……え、えと、できる範囲でお礼、するですっ」

ザトーイチ:「事故とかはあるかもしれませんが流石にそこまでは責任持てませんので悪しからず、ですよ」笑って言って後は笹森さんを見据えて構えよう

ヨロズビルコ:「……タチナサイ」 ヨロズビルコは種の保存本能に従い、自身の拡散が始まるまでの時間稼ぎを行う為、宿主の力を利用します。彼女の”声”に従い、立ち上がった轟とその部下、および笹

森があなた達に武器を向ける。

RL:ではカット進行に入りましょう! ちなみに3カット終了時までに<真実>が通らない場合、ヨロズビルコの拡散が始まりますよー!
RL:というわけで、まずはセットアップフェイズ。ある方はどうぞ!

ザトーイチ:無しー

ロボ:タイプX起動、CS+2で8にしますー。

ザトーイチ:あ、すいません、自分も閃鋼ありました。起動してCSを14に上げます

観音寺 まどか:よーし。縮地を使います
観音寺 まどか:これでCS17

ロボ:あ、勝利条件は「<真実>が言葉に適用される」でよかったでしょうか

RL:です!>勝利条件
RL:ちなみに現在の位置相関はマップ参照です。HP*10のトループ2体、および轟が近距離に、笹森とヨロズビルコ(言葉)が中距離に位置します。

ザトーイチ:ちなみに仮に言葉に神業とかで攻撃が行われる場合は相手は防ぐために動くという認識でいいですか? 宿主ですし

RL:はい、防御の為の神業が残っており、言葉が防ぎきれない攻撃をされた場合は優先して言葉に防御神業が使用されます。

ザトーイチ:はーい、ありがとうございます

ロボ:防御系神業、真実も防げる万能系をなんとか使わせるのがカギかー

RL:ではこちらは笹森が<実験体>+<強化手術>
RL:理性+2、CSを20まであげます

観音寺 まどか:おおう…早い

ロボ:ぎゃー早い!

ザトーイチ:クグツの体ってN◎VAでも屈指の性能してますよね…

RL:轟もセットアップがあるんですが、クローバーがないので使えない!

RL:メインフェイズへ! 笹森が≪タイムリー≫を≪不可知≫として使用!

ロボ:! 妨害したいけど、何するかにもよる・・・

ザトーイチ:単体攻撃ならこっちで守護神って言いますがさて

RL:マイナーで<マルチワーク>から<変化>! アサルト・レイドナーブス、デッドポインターを生成。スリーアクションで起動し、さらにシリンジでブレイングリースを吸引。自分の身体をサイバーウェアに

置換していく。
RL:<爆破工作>を使用。一番の強敵であるザトーイチさんを攻撃します。

ロボ:すごい、何やってるか正直わからない!w

ザトーイチ:こぉい!

RL:ザトーイチさんの足元の地面は、すでに対人地雷に変化していた! スペードのkで達成値22! ただし、神業攻撃なのでそもそも回避不可です!
RL:この時点で打ち消します? それともダメージを見ます?

ロボ:ただ不可知つきでのダメージは神業以外で回復できないしなぁ・・・

ザトーイチ:防具なしで受けたら死ぬの眼に見えてるのでこっちは守護神宣言しておきますね!

観音寺 まどか:ううむ
観音寺 まどか:A効果を使用したあと、達成値+でできましたっけ?
観音寺 まどか:(21にしたあと

RL:出来るものとしますー

ロボ:自分も実はAありですが、達成値+が無くて・・・

観音寺 まどか:では

ロボ:なので攻撃そのものを<天罰>で打ち消そうかと思いましたが、どんなでしょ

ロボ:おお!
観音寺 まどか:A効果で達成値21。さらにアウトフィット塵薬を使用
観音寺 まどか:達成値22で!

RL:ではまどかさんは同値回避! 爆発の衝撃波や撒き散らされる散弾が、まるで貴女をすり抜けるようにあらぬ方向へ飛んでいく

ザトーイチ:あとはロボさんですが…どないしませう。天罰で攻撃打ち消すか守護神もう一枚切るか?

観音寺 まどか:ここは
観音寺 まどか:コモン神業の平和でも打ち消し可能です

ロボ:ううん、カード次第で死ぬなぁw 天罰かなぁ
ロボ:守護神はオイチさん自身を守るのにまだいるかもだし、<天罰>使います!

ザトーイチ:あい、お願いします

笹森明:では<天罰>の演出をどうぞ!

ロボ:平和もまた使い道あるかもだし。効果は自分への攻撃打ち消しで
ロボ:爆風が届くほんの一瞬前、それを遮るように振ってくる衛星軌道ビーム!爆風を相殺!w

RL:でたなハイランダー特権……!
RL:では天から降ってきた光の壁に遮られ、爆破の衝撃はロボさんに届きませんでした

観音寺 まどか:「うぉまぶしっ!」

ロボ:「……わ、わふ? い、今何が……?」

ザトーイチ:超常現象…! あ、オイチは守護神って言ってギリギリで気づいて地雷の前に飛んでかろうじて避けてます

RL:OK。ザトーイチさんに齎された直感は、完璧な地雷によるアンブッシュすら見抜く

ザトーイチ:「何もない地面が爆破されるとは…これがあの事務所を吹き飛ばしたカラクリですか」

RL:では≪不可知≫の処理が終わったので
RL:今度は笹森の通常行動だなぁ!

ロボ:そうだよねぇ、これ不可知での追加行動だよね・・・w

RL:<マルチワーク>+<変化>。スリーアクションでシリンジを動かしクロックアッパー摂取。さらにナーブス起動。
RL:トリニティビースト生成。残るマイナーで起動! 剛嵐を生成し、フルオート射撃でまどかさんを撃つ

RL:達成値23!
RL:無数の鉛玉がまどかさんに殺到します

ロボ:殺意高い!

観音寺 まどか:おおう…これは
観音寺 まどか:達成値+2できるけど、…カード上、最大で20までしかいかない…

ザトーイチ:如何ともし難く…神業?

ロボ:しかない、かなぁ

観音寺 まどか:ドッジ達成値7です
観音寺 まどか:(いざとなればフェニックス

RL:ダメージは剛嵐がフルオートでp+10 サイバーウェアの常勝が+6
RL:p+24ダメージ!

観音寺 まどか:2点止め…うむ。死ねる
観音寺 まどか:神業:黄泉還りを使用します!

ロボ:「まどかさんっ……!」

観音寺 まどか:「(硝煙の煙がはれた後、ふらふらと無傷で出てきて)――し、死ぬかと思った」

ザトーイチ:「相変わらず意味不明に頑丈ですよね、まどかさん…」

ロボ:「……ふ、普通死んでます、です……」

笹森明:「……」 無傷の貴女を見て、笹森は弾を撃ち尽くした武器を捨て、次の武器を造りだそうとしつつ手番終了! まどかさんの手番ですね!

観音寺 まどか:「さぁーー倍返しだー! …なんて、言ってみたかったんだよね」
観音寺 まどか:さて、行動権欲しい方いらっしゃいますか?

ロボ:んー……もらえればヒルコトループは一掃できるかも、ですが

ザトーイチ:こっちは貰っても単体攻撃しかできないのでロボさんの方がいいかな?

観音寺 まどか:はいな

ロボ:ではお願いしますー

観音寺 まどか:アンコールを使用。即座にメインプロセスを行う
観音寺 まどか:…目標値なしということは、特にカードとか出さなくてもいいのかなこれ

ザトーイチ:種別単独なので判定自体を成立させる必要はあるかと

RL:んー、宣言ならそうですが、これは単独なので、
RL:スートがあってれば何でもいい奴ですね

観音寺 まどか:ではこれで。達成値は9です

RL:OK! ロボさんはメインプロセスどうぞ!

観音寺 まどか:「ロボくん、がんばって!」

ロボ:「わ、わふっ!? え、えと、その、が、がんばりますっ」
ロボ:「……と、とにかく、言葉さんの目を覚まさないと……じゃ、邪魔しないで、ですっ!」
ロボ:と、目の前の轟さんご一行を押しのけようと進む……ための、守護天使2での攻撃。
ロボ:ムーブ放棄、マイナーなし、メジャーで<守護天使><守護天使。
ロボ:(続き)守護天使2>、範囲攻撃対象は轟とヒルコトループのいるエンゲージ
ロボ:これを切り札でダイヤAに変換
ロボ:<守護天使>+自我 外界8+カード
ロボ:<守護天使>+<守護天使2>+自我 外界8+カード
ロボ:達成値21です、射撃攻撃の範囲(選択)

RL:ではシーンカードがハイランダーに。キーワードは『希望』。状況の好転を意味するカードです。

RL:達成値は届かない。手札が良いので制御値で受けて失敗します。ダメージをどうぞ!

ロボ: 守護天使攻撃力:P12+カード
ロボ:ダメージはP22で!

RL:HP10のトループ2体はなすすべもなく壊滅! おのれ、<腐食細菌>が!
RL:しかし轟は情報通り硬いぞ! Pは7点弾く
RL:15は……気絶!?

ロボ:あっぶねぇ!w「……あ、あれ? どこかいった、です?」(降り注いだ軌道衛星のピンポイントレーザーに気づいてない)

RL:<硬化>でさらに10点弾き、5点まで下げます。背部裂傷。レーザーに背中を焼かれるも、紙一重で致命傷を裂けた

轟鞘走:「……」 感情の感じられない瞳が、ぎろりとロボさんを向くぞ!

ロボ:「わ、わふっ!?……い、痛い目に遭いたくなかったら、そこ、どいてください、ですっ……!」(びくびく

RL:では次はザトーイチさんの手番ですね!

ザトーイチ:はいな
ザトーイチ:ムーブで轟さんのエンゲージに移動、マイナーで辰刃起動、メジャーで<思推剣><無風剣><白兵>で轟さんに攻撃します
ザトーイチ:達成値は23でどうぞ

轟鞘走:無理! 制御値で受けて回避失敗。ダメージをどうぞ!

ザトーイチ:S+28点です

轟鞘走:脊髄損傷で【仮死】! 動けなくなるのは不味いので≪突然変異≫で≪タイムリー≫をコピー。突如、右腕が大盾に変化してイチ子さんの斬撃を受け止める

ザトーイチ:「…ふっ!」ロボさんに意識が向いた隙間を縫って切りつけるも防がれる、と
ザトーイチ:ではここでさらに<死の舞踏>で駄目押します。

轟鞘走:なにぃ!?

ロボ:うおー!

観音寺 まどか:やったか!?

ザトーイチ:動かれるとリソース切らされるからね…チャートは15で気絶狙いです

轟鞘走:ならばもう一枚の≪突然変異≫を再度≪タイムリー≫!!

ザトーイチ:よしよし、これで轟さんの防御神業は尽きたな!
ザトーイチ:盾で此方への視線が途切れたのを見て取ってさらに足元を潜り抜けて切りつける。狙うは腰椎…!(演出

轟鞘走:その一閃の鋭さは凄まじく、轟の腰部を半ばまで切り裂くも、ヒルコの生命力は伊達ではない。ふらつきながらも神経系を即座に癒着させ、距離を取り直す

ロボ:「あれでまだ、動ける、です……!?」

ザトーイチ:「最悪両断するつもりでしたが…流石、伊達ではありませんね」血振り

RL:1カット目、ザトーイチさんの手番が終わり、轟の手番に移ります
RL:轟はムーブを放棄。マイナーアクションで生体武器を展開する。腕から飛び出した骨の剣を抜き打ちに、イチ子さんを斬ろうとしてきます
RL:<白兵>+<怪力>の組み合わせ。達成値は19。
RL:さらにヨロズビルコが<声援>で達成値を上昇させます

ロボ:味な真似を・・・

RL:させようとしましたが、手札が合いませんでした(

ザトーイチ:よしよし

RL:えーい! 達成値19を避けてみよ!

ザトーイチ:<リフレクション><落ち葉切り><白兵>でリアクションします
ザトーイチ:8+4+9=21でリアクション成立,回避します!
ザトーイチ:あ、<リフレクション>でなく<切払い>ですね、失礼しました

ロボ:おお!

RL:OK。では力任せに振るわれる剛剣を、ザトーイチさんの剣が流麗に受け流す
RL:洗脳されている轟は、それでもなお驚愕を顔に浮かべます

轟鞘走:「……!」

ロボ:「わ、わふっ、オイチさんの太刀筋、全然見えなかった、です……!」

ザトーイチ:「何処を狙ってるか、見え見えですよ。もっと悪意を隠さないと、ね」

RL:ヨロズビルコは手番を放棄! こいつメジャーアクションのスタイル技能何も持ってないです!

ザトーイチ:支援極振りだなぁ…w

観音寺 まどか:「…見え見え?」(眼帯あるのに…?という顔で

ザトーイチ:「人の感情とか意識とか、そういうの良く”見える”ので」

RL:というわけで、キャスト側から神業やスタイル技能の使用などがなければ1カット目を終了しますが、如何でしょう?

ロボ:あ、ええと
ロボ:自分、まだ行動残ってます……よね? 守護天使2はアンコールで動かしてもらったので

RL:すみません! でしたね!
RL:改めて、ロボさんの手番をどうぞ!

ロボ:うーん、笹森さんか轟、どっちを無力化すべきか

ザトーイチ:攻撃力だけで考えるなら断然笹森さんかなぁ。範囲攻撃ありますし

ロボ:ですね、先に動かれるし。ただカードあまりよくなくて、当たるかどうか微妙
ロボ:でもイチバチで。守護天使で笹森さんを攻撃します
ロボ:<守護天使>+自我 感情6+カード
ロボ:達成値12……!

RL:おのれ、こっちの制御値は12なのでぎりぎり当たる!

観音寺 まどか:おお!

RL:そして手札には一枚もハートがないので回避不能! 山引きだ!
RL:失敗
RL:ダメージをどうぞ!

ロボ:なんとかなった!?

ザトーイチ:やったぜ!

ロボ:ごめんガチでいく!
ロボ: 守護天使攻撃力:P12+カード
ロボ:P22のダメージで!

RL:笹森はダメージ軽減技能<忠誠>を持っています
RL:が、いまは洗脳されて会社の為の行動中ではないので使用不可!

ロボ:「……それ以上、動かないで、ですっ!」(認識外からの謎の狙撃

RL:防具もないのでそのまま受けます。22点ダメージ。【頭部損傷】で完全死亡です

ロボ:うわああああ後味悪すぎる!?

RL:謎の狙撃が笹森の頭部を貫き、校庭に血を撒き散らして倒れます
RL:が!

ヨロズビルコ:「タチナサイ!」

RL:ヨロズビルコが≪プリーズ≫を宣言。笹森の≪タイムリー≫を使用、蘇生させます。
RL:受けた傷が見る見るうちに塞がって、映像を逆回しするように笹森が立ち上がる

ザトーイチ:「…千早のエージェントって人間じゃなれない決まりでもあるんですか…?」(ドン引き

ロボ:「え。……そうなん、です?」(思わずまどかさんを見る

観音寺 まどか:「わたしは普通のOLだってばー!?」

RL:2カット目!

RL:君たちの視界に、IANUSからの警告メッセージが表示される。

【外部からの干渉増大。<コールズ・ファラウェイ>予想稼働限界まで20、19……】

RL:サイコ・アプリの限界が着々と近づいている。早く決着をつけなければ!

ロボ:「わふ!?……ヨロズビルコの力が、増してる!?」

観音寺 まどか:「急がないと…!」
観音寺 まどか:とはいえ縮地がないからCSが落ちる…くぅ

ザトーイチ:「さてさて、後はロボさん次第とはいえどうなるか…」

ロボ:RL、ここで《真実》の使用を宣言! 言葉さんの消された記憶と人格を取り戻します
ロボ:「言葉さん! ……あなたには帰る場所がある!待ってる人たちがいる!思い出して、ですっ!」

RL:ヨロズビルコが≪ファイト!≫を宣言。笹森の≪タイムリー≫を増やして打消しを試みます。地面から生えた砲塔が榴弾を吐きだし、ロボさん諸共その言葉をかき消そうとする

観音寺 まどか:では神業:平和!
観音寺 まどか:ファイトを打ち消します

ロボ:「わ、わふっ!?」

観音寺 まどか:「――大丈夫。ロボくんの言葉、届くよ」

ロボ:「まどかさん……はいっ。届かせる、ですっ!」

RL:では何故か榴弾が全て不発。ただの重たい砲丸と化した金属塊が校庭にごすごすと突き刺さるだけに留まります。

ロボ:「……言葉さん! あの日、あなたが届けようとした……これを、思い出して、です。誰のために、何のために、その思いを、届けようとしたのか……!」
ロボ:預かったARネクタイのデータを出して。「陽奈子さんと一緒にこれを買って……おとうさんに、後藤正樹さんに、プレゼントするために」
ロボ:「ふたりとも、いいえ、もしかしたらもっとたくさんの人が、あなたを、あなたの声を待ってる、ですっ!」

RL:では君の言葉に、ヨロズビルコは――ヨロズビルコを宿した少女が、全ての動きを停止する

ヨロズビルコ:「ア、アア、あ……」

RL:ヨロズビルコは震えるように一歩、二歩とロボさんに近づき、ゆっくりと腕を伸ばしてくる

【<コールズ・ファラウェイ>、停止まであと8、7……】

ロボ:ではこちらも近づき、手を取って
ロボ:「あなたの声を、本当の声を……届けに、帰りましょう、です」

ヨロズビルコ:「……ミツ、ケ、タ」

後藤言葉:「――私の、大切なものっ!」

RL:ARに触れた瞬間、少女の皮膚の下で蠢いていたヨロズビルコは停止し、健康な血の気を取り戻した少女は笑顔を浮かべますが、直後に意識を失いロボさんの胸の中に倒れ込みます
RL:同時、笹森と轟もその場に崩れ落ちる。

【2、1――干渉消滅。<コールズ・ファラウェイ>、通常稼働に復帰】

RL:と、IANUSから警告メッセージも消えますね!
RL:言葉に寄生しているヨロズビルコは、彼女が記憶を取り戻したことにより安定期に入ったようです。すぐにどうこうなることはないでしょう

ロボ:「わ、わふ……っ、とと」たたら踏みつつなんとか抱き留める。「……わふ。よかった、です」

ザトーイチ:「ふぅ、幸い大きな怪我もなく終わりましたね。…今のうちに逃げられないようにしちゃいましょうか」と轟を縛り上げて身体検査

観音寺 まどか:「お疲れ様! わたしは笹森くんをーー」と駆け寄ります

ロボ:「わふぅ。……えと、そっちのクグツさんは、まどかさんが用がある人、です? ……大丈夫、かな、です」

RL:轟は洗脳されてからの時間が短かったので、起こそうと思えば特に後遺症もなく目を覚ますでしょう。生体武器を取り上げればあとは丸腰です
RL:ではまどかさんが駆け寄ると、笹森はうっすらと目を開けて、貴女の姿を認めて微笑みます

笹森明:「ああ、観音寺さん……どうやら、上手く後を引き継いでくれたみたいです、ね……」

観音寺 まどか:「おかえり、笹森くん。…長い残業、お疲れ様」(と笑い返します

笹森明:「ええ……さすがに、疲れました。だから……後方処理課のことを、どうか。私は、すこし、やすみますので……」 脈拍・体温ともにどんどん低下していきます。

観音寺 まどか:「わーー!? 起きて、笹森くん!? まだタイムカード押してないんだよっ!?」(慌てます

ロボ:「わ、わふっ、えと、とにかくお医者さんにっ!?」

RL:あまりにも長期間洗脳されていたため、その反動が笹森の命を奪う。具体的には≪神の御言葉≫が発動し、精神ダメージ21番【魂魄消失】を与えます
笹森明:宣言通り、キャストに撃つ神業は1発だけさ! キャストに撃つ神業はね!

ザトーイチ:つ<守護神>

観音寺 まどか:(ありがとうございます

ザトーイチ:「あぁ、これはいけませんね。少し、意識と体が離れすぎてます…少し、調整しないと」
ザトーイチ:と、そう言って眼帯を外して直接笹森さんの眼を覗き込む。そうして1分ほどそのまま見続けてから笹森さんの頭を降ろす
ザトーイチ:「…はい、これで暫くは持つと思います。病院に行ったらアストラルに強い方にも診察をお願いしてください」>まどかさん というあたりで

RL:OK、では脈拍・呼吸共に安定しだします。意識はエンディングまで戻りませんが

ロボ:「……わ、わふ? 今、何を……あれ、顔色が良くなってる、ですっ!?」

観音寺 まどか:「よ、よかった…。なんだかわからないけど、助かったよ!」(とオイチさんの手をぶんぶん振り回す

ザトーイチ:「ふふ、助けになれたら良かったです」





エンディング1:濡れ衣は晴れ
シーンプレイヤー:ザトーイチ
シーンカード:アヤカシ(逆位置)


RL:ではエンディングですが、HOの番号が大きい順です!
RL:ザトーイチさんから! 用意しているのは濡れ衣を晴らす場面ですが、他にやりたい・付け足したい演出はありますか?

ザトーイチ:ふむ、では最初に嵌めてくれたオジサンにご挨拶をですね…
ザトーイチ:こう、路地裏あたりで追い詰めて、できたらな、と

RL:嵌めてないよ! ちょっと騒ぎを大きくしちゃただけだよ!(
RL:OK、分かりました。そっちをメインでやりたいなら、濡れ衣を晴らす場面は「濡れ衣が晴れました!」で終わらせてもいいですが、どうします?

ザトーイチ:あ、はい。濡れ衣に関してはそれでお願いします。晴れたならオイチもそれ以上頓着しなさそうですし

君はタタラ街の路地を歩いている。店頭に並ぶ旧いモニタに、奇跡的にマリオネットのニュースが映っていた。
『――SSSは先ほど、事件とは全く無関係の市民を指名手配していたことに対する謝罪会見を開き、ウェブでは”またSSSか”などの声が――』
『ビル爆破の容疑者として逮捕された轟鞘走容疑者は、容疑を否認していますが、本日中に刑が執行される見通しで――』
と、途切れ途切れに事件の報を君に届けてくる

ザトーイチ:「はぁ、これで大手を振って日の下を歩け…いや元々歩けないお仕事なのでした」
ザトーイチ:「ともあれ問題は解決したことですし、後は…」と視線が街角に立つある人物を向く、という感じでオジサンを発見しても良いですか?

RL:いいでしょう!

ヤクザ:「……」

ザトーイチ:ではすすす、と背後に忍び寄って犬牙を背中に押し付ける「
ザトーイチ:「動かないでください」

ヤクザ:「っ!? お……おいおい、イチ子じゃねえか。脅かしっこなしだぜ」 震えながらホールドアップします

ザトーイチ:「可愛い悪戯じゃないですか、もう」そう言うも犬牙は降ろさない
ザトーイチ:「…今回の件、落とし前を付けに来ました」囁くように

ヤクザ:「お、落とし前? なんのことだかさっぱり――」

ザトーイチ:「あら、惚けないでくださいよ。逃げるときに貴方が言ってたこと聞こえてたんですから…」
ザトーイチ:「ねぇ、私が邪神復活を目論むテロリストだなんて。こんな人斬り一人捕まえて酷いと思いませんか?」

ヤクザ:「あ、あれはものの弾みって奴でよ……そ、それに、ほら。あの金で美味いもんとか食ったんだろ? な? な?」
ヤクザ:食っててくれ……! と、祈るような声音で

ザトーイチ:「いいえ、指一本触れてませんとも。なんでか、分かります?」

ヤクザ:「ろ、老後の貯金……?」

ザトーイチ:「はずれ」くい、と犬牙をすこし押し込む

ヤクザ:「や、やめてくれ! 降参だ!」

ザトーイチ:「――虚偽の前情報に伴う違約金、それとこちらの名誉棄損と暴力行為に関する慰謝料」
ザトーイチ:「〆て、10クレジット。確かに頂きました」Pi,とヤクザさんのタップに領収書のデータが届く
ザトーイチ:「これで今回の件はお仕舞、ということで」

RL:では、ヤクザはへなへなとその場に崩れ落ちてしまいます。はは、はは、と虚ろに笑いながら

ザトーイチ:「もしかして、斬られるかもって思いました?」

ヤクザ:無言でこくこく頷く

ザトーイチ:「今回はなるべく皆ハッピーエンドで、と頼まれちゃいましたので、血腥いのはナシです」
ザトーイチ:「ただまぁ、もし次に同じことがあったら…ね?」刀を鍔鳴りを響かせる

RL:では貴女の言葉に、ヤクザはああ、だの、うう、だのもごもごと呟くと、脱兎のごとくその場から走り去ります

ザトーイチ:(ため息)「これで全部お仕舞、と。さてお金も沢山入ったことですし少し道具の新調でもしますか。あとは仕送りと、あの子のプレゼントと…」
ザトーイチ:そう言って、街の雑踏に消えていく。その口元には少し普段より清々しい微笑みが浮かんでましたとさ、という辺りでこちらは以上です

ロボ:いいシーンでした!

RL:仕事人のかっこいいシーンでしたね! ハッピーエンドと頼まれたから、という台詞が粋です!





エンディング2:次の仕事へ
シーンプレイヤー:まどか
シーンカード:チャクラ(逆位置)


観音寺 まどか:「――ただいま還りましたー…。…ううん。これは労災かもー」(デスクにぱたりと倒れる
観音寺 まどか:「あ、笹森くんはそのまま病院まで送ってきました」(机に伏したまま顔を上げず

小上紫乃:「――はい。報告は読ませて貰いました。お疲れ様です、観音寺さん。やはり、貴女は素晴らしい結果を出してくれますね」 と、突っ伏した貴女の頭を撫でてくれます

観音寺 まどか:「わぁい。あっとほーむな楽しい職場です…」
観音寺 まどか:「――で。BIOSに泥をかぶってもらう形になったんですか?」(顔を上げて
観音寺 まどか:(神業・完全偽装を使用します。効果は今回の件における千早の関与を隠蔽します

小上紫乃:「ええ、貴女のお陰です。BIOSもしばらくは動きづらくなるでしょう。笹森さんの処分は……減給と謹慎という辺りになるでしょうか。我々は関与していなかったわけですからね」 と、悪戯っぽく笑

って

観音寺 まどか:「あー…自己都合の無断欠勤扱いになるんですね…。やっぱ労災下りないよ笹森くん」
観音寺 まどか:「――これはお見舞いにいってあげないと。ーーというわけで今日はかえりまーす」(逃げようとする

小上紫乃:ではその背に、「ああ、そうそう。そういえば、異動のことですが」と、声を掛けましょう

観音寺 まどか:「…。(ごくり)」

小上紫乃:「考える、と約束していましたものね。異動願は作ってありますか?」

観音寺 まどか:「おお! それでしたら今すぐに!」(机に戻って取り出す

小上紫乃:「なるほど。考えは変わってない、と。分かりました。提出する、というなら受け取りましょう。しかし、それは後で。先に着いてきてほしい場所がありますの」 と、席を立ち、率先して歩き出します
小上紫乃:「ここです。どうぞ中へ」 と、案内されたのはあんまり使われることのない会議室。その扉の前です

観音寺 まどか:「…? はい。失礼します…?」(ついていきます

小上紫乃:では貴女が扉を開けると

RL:『観音寺さん、お仕事お疲れ様ーーーーー!』 大勢の歓声と共に、パァン! と後片付けの手間いらずなAR式クラッカーが鳴り響きます。
RL:部屋の中には、さすがに全員ではありませんが3班に所属する人員が揃っており、帝流星を筆頭とするノリのいい班員が部屋を飾り付けして貴女を待ち受けていました。
RL:壁には【観音寺まどかを労う会】と達筆な字で書かれた看板が掛けられています

「やー、今回も凄い活躍だってね!」 「こりゃー、今期の査定は負けたかな」 「ほら、飲み物飲み物! いやー、まどかにゃんがいれば、今後も我が班は安泰ですにゃー」

RL:と、班員たちは口々に言いながら、貴女を部屋の中に引きずり込みます

観音寺 まどか:「うわぁぁ! 恐怖、会社の飲み会だー!?」(逃げそびれる
観音寺 まどか:「こんな会社、いつかやめてやるー!」(とフェードアウトしていく…

RL:ではそんな貴女の背後から新たな声が

千早雅之:「――観音寺さん。ご活躍の噂はかねがね」 と、花束を持った、貴女も顔をよく知る人物が

観音寺 まどか:「…ふぁ、ふぁい!? こ、これは社長。ドウモ…」(偉い人には反射的に居住まいを正す

千早雅之:「小上さんから、よく貴女の自慢を聞かされます。とても優秀な人員がいる、と。これからも我が社への変わらぬ貢献を、期待します」 と、花束を差し出してきます

小上紫乃:その横から、小上班長がいつもの笑みを浮かべて貴女に聞いてきます
小上紫乃:「……そういえば、何か渡したいものがあるとか……観音寺さん、そう仰っていませんでしたか?」 班長の言葉に、全員の注目が改めて貴女に集まります

観音寺 まどか:「(これが火食い鳥の本性かー!?)」
観音寺 まどか:「こ、これからも誠心誠意、千早のためにがんばります!」(硬い笑顔で

小上紫乃:「まあ! それを聞いてとても安心しましたわ!」 ぱん、と手を打ち鳴らして
小上紫乃:「では、改めて……乾杯の音頭を、お願いできますか?」

観音寺 まどか:(社長を差し置いてできるかー!w
観音寺 まどか:「これからもよろしくお願いします。――かんぱーい!」(泣きながら

RL:ではその言葉を引き金に、班員たちの「乾杯!」が唱和されました――





エンディング3:君に、ありがとうの言葉を
シーンプレイヤー:ロボ
シーンカード:イブキ


 君の探偵事務所に、二人の来客があった。後藤親子。父である正樹氏。娘である言葉。
 正樹氏は、例の新しいネクタイを締めている。その彼が、貴方に深々と頭を下げた。

後藤正樹:「本当に……なんとお礼を申し上げていいのか……まさか、娘と生きて会えるなんて……」

ロボ:「わ、わふ、それは言葉さんが自分で頑張っていたからですよぅ。……ぼくは、うまくそれを見つけられただけで」
ロボ:「……こういう真実が伝えられて、よかった、です」(にぱ)

後藤言葉:「ううん、私が無事だったのは、もふもふの探偵さんがいてくれたからよ!」 と、言葉が口を出す
後藤言葉:「……私は、最後、きっと諦めようとしちゃったの。だから、あの時、私は私じゃなくなった……けど、探偵さんの言葉が、私を引き戻してくれたから……」
後藤言葉:「だから、私がここにいられるのは、探偵さんのお陰なの。本当に、ありがとうございます!」 ぴょこん! と頭を下げてくる 

ロボ:「わ、わふぅ、だからそれも、言葉さんが頑張ってて、ぼくはちょっとひと押しできただけで……それに、本当に助けたとしたら」
ロボ:ネクタイを指して「たぶん、そのプレゼントだと思う、です。……お二人の、大事なもの、です」

後藤正樹:では正樹氏は、ぎゅっ、とネクタイに触れ
後藤正樹:「そう……ですね。けれど、それでも。わたし達親子は、貴方から受けた恩を忘れません。本当に……ありがとうございました」 と、親子二人で頭をさげるよ

ロボ:「……わふ。これがぼくの、おしごとですから。お二人とも、ずっとなかよくしてください、です」(にぱ)

後藤言葉:「ええ、もちろん! ……ねえ、探偵さん。それでも私、どうしても探偵さんにお礼がしたいの。でも、お小遣いはもう使ってしまったものだから……」
後藤言葉:「もし、よろしければ……探偵さんの為に、一曲、歌わせて頂けませんか? これでも、コンクールで賞をとったこともあるの!」

ロボ:「わふっ。それはぜひ、聞かせてください、ですっ」(耳ぴこぴこ

 君の事務所に涼やかな歌声が響き始める。最初は小さく、だんだんと大きく。生み出された音のうねりは、不思議な力を持っているかのように君の心を歓びであふれさせた。
 君の助けた少女の声は遠く響きわたり、いつまでも消えることなく、君の中に残り続ける。
 そして後日。数週間後か、数年後か。
 君の事務所のポストに、一通の招待状が届くことになる。
 君はその宛名を見た時、今日聞いた声を思い出すだろう……

RL:以上をもちまして本アクトを終了しまーす! みなさま、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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コメント一覧

かぼちゃぱん
1. かぼちゃぱん
2018/05/29 02:03
リプレイ作成お疲れ様です!
やっぱり読み返すとまどかさんもロボさんお二人が凄い真っ当な人間だったなぁ、と。
ちゃんと結果が出てるならお人よしでも狙撃から生き返っても、FA射撃受けて無傷でも
良いんだよね!
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本作は、「鈴吹太郎、F.E.A.R.、ツクダホビー」が権利を有する「トーキョーN◎VA」の二次創作物です。