【GURPS】妖魔夜行百鬼夜翔【迷宮のミノタウロス】

ブリルナ
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登録日:2021/05/31 22:14最終更新日:2021/05/31 22:29

本作は、「Steve Jackson Games」が権利を有する「GURPS」の二次創作物です。

オンセンSNS内のコミュニティ【妖魔/百鬼】葉間市怪奇譚レギュレーションに従ったPC達のセッションです。参加いただいたキャラクターは幸運の青い鳥の妖怪「小鳥遊 青羽」と半吸血鬼(ダンピール)の「秋月」です。

キャラクターの自己紹介


GM:それではお二人が揃いましたので始めてまいりましょう
秋月:よろしくお願いします!
小鳥遊 青羽:こんばんわ。よろしくお願いします。
GM:久しぶりの善人たちの冒険です!それではまずはキャラ順の自己紹介から。小鳥遊さんからお願いします。
小鳥遊 青羽:は~い。小鳥遊 青羽。幸せの青い鳥や吉兆を意味する鸞鳥などの概念と実際の動物が合わさった半概念系の妖怪になります。
直感による察知など探知寄りの能力です。戦闘力は自衛は出来る程度、あと、成功率が低くて反動が大きい範囲回復の妖術も持ってます。
出自から自分達をとらえようとする輩が多いおで気を許していない相手には警戒的な性格です。よろしくお願いします。
GM:お次はカッコいいキャラっぽい秋月さんお願いします。
秋月:はい。ダンピール(半吸血鬼)の秋月クンです。某吸血鬼ハンター的なニヒルな鉄面皮美形…。でもこの前演じてみて、外からは見えづらいだけで色々と感情があるキャラと分かりました。
はっちゃけたメリーさんよりも、クールになりきれないツンデレ善人になると思います。ある程度の戦闘力と、闇視、暗示、自己回復など吸血鬼の能力を持ってると思っていただければ。よろしくお願いします。
小鳥遊 青羽:秋月君は人間への態度が友好というより憧れに近そうですね
GM:ちなみに秋月くんの謎のお父さんって日本の人?西洋の人?(PCの設定をすぐ組み込んでシナリオを立てたくなる人)
秋月:西洋の人。トランシルヴァニアの強くて悪い吸血鬼。
GM:了解!いずれ西洋妖怪勢が出てきたら「ぼっちゃん」と呼ばれることでしょう!
秋月:てきとーに父親の謎の陰謀で障害が増えるとか、相手が強くなってるとかもOKよ。
小鳥遊 青羽:今回はシーラ様判定しておきます?(幸運か偶然が使えなくなる判定
GM:シーラ様は依頼人としてやってくるから今回は大丈夫です!
小鳥遊 青羽:了解ですw
GM:それではぼちぼちGMシーンから始めていこうと思います。

ミノタウロスの復活


ある夜のこと。迷宮の主であるミノタウロスは復活した。
彼はこの世に死と恐怖に彩られた迷宮ある限り何度でも蘇るのだ。
さて復活したはいいが、ここは如何なる迷宮なのだろうか?
ずいぶんと明るいし見通しが良さそうだが?何はともあれまずは迷宮の改装からだ。

喫茶店での依頼パート


秋月:いきなり敵が身バレかw
小鳥遊 青羽:募集OPで既に身バレしてるから問題なしw
GM:君たちの知らないところで密かに妖怪が復活しております。それから数週間後のこと。
小鳥遊 青羽:GM、ここ最近はシーラ様の船で海の旅してたという設定良いですか?
GM:いいですよ
秋月:仲良くなったねえ(メリーさん的感想)
小鳥遊 青羽:お互い認め合えたライバルですからねw。組織どうこうよりも運を当てにし過ぎないシーラの性格が青羽的には付き合いやすいというのもあるw。

今回の依頼人である「シーラ・キングスコート」は過去のセッション【優勝者はCM出場!三大アイドル真剣対決!】に登場してバラエティ番組内でプレイヤーと激しく戦った海賊妖怪兼アイドルです。
https://trpgsession.click/topic-detail.php?i=topic161337024271

GM:さていつもの喫茶店には、海の旅から帰ってきたシーラ・小鳥遊。たまたま居合わせた秋月、そして事前に事情を聞いてしまい頭を抱えているマスターがいます。
小鳥遊 青羽:「ただいま~」
GM:シーラ一家との旅から帰ってきて小鳥遊が分かれたら、シーラ側で即トラブルが起きたと思ってください。
シーラ・キングスコート「よう!久しぶりだな!これ土産のマグロな。今日はちょっと話を通しておこうと思ってな」
小鳥遊 青羽:トラブル起きたタイミングで帰ってきたのは良いのか悪いのか
秋月:「何か厄介事か?」とマスターに聞いてみる。
GM:マスターは力なくシーラを指さす
小鳥遊 青羽「まあ、ここの所<ザ・ビースト>も活動活発にしてますから厄介ごとは事欠かないですよ」
ここの所、海で活発化したシーホークとザ・ビーストの衝突に巻き込まれる事が多かった。
GM:シーラ様のネットワークは【周りの目を気にせずに】暴れるから人目を気にするビーストにはやや有利なのだ。
小鳥遊 青羽:特に海だと海賊団なだけに強いですからね。ビーストのうちのリヴァイアサンかなでも出て来たら分からんがヒット&アウェイするならシーホーク(シーラのネットワーク名)が有利そうですねw
GM:まあシーホーク自体はばりばり悪のネットワークだから、悪党同士の争いなんだけどね!
小鳥遊 青羽:青い鳥的には潰しあってくれるのは歓迎w なので青羽が同行してると激突が増えるというねw←一番ひどいかもしれない


シーラ・キングスコート「実は日本に帰ってきたのは、遊園地で営業の仕事があったからなんだ。営業(ヒーローショーの司会なのにヒーローより目立つ歌のお姉さん)は問題なく終わったんだが」
秋月:おお、シーラ様仕事が順調w
小鳥遊 青羽:喜ばしい事だw
シーラ・キングスコート「仕事を手伝わせてた舎弟のひとりが仕事終わりに遊園地の【巨大迷路】をちょっと遊んだわけよ。で、遊んでたら奥から妖怪が襲い掛かってきたらくしてな。油断してたせいで大けがしちまった。そこでモノは相談なんだが・・・」

シーラ・キングスコート「来週ある【三大アイドル対決イン静岡】の撮影が終わったら、船長と船員全員で遊園地に殴り込みかけるから、目をつむってくれよな!よろしく頼むぜ!」
今回の依頼は失敗すると、遊園地が灰になるという絶対断れない依頼にしてみました!


小鳥遊 青羽「…………」(盛大に溜息ついてる
GM:というわけで君たちが事件を解決できなかった場合は、遊園地は灰になります。
小鳥遊 青羽(これなければとてもありがたいんだけど)
秋月:あくまで真面目に。「大事にすることで何かの効果を狙っているのか?」
シーラ・キングスコート「当たり前よ!海賊はなめられたら終わりなのさ!」
小鳥遊 青羽「落ち着いてください。ここ来るまでにボク達で片が付くようなら、それで済ます話になったじゃないですか」
秋月:鉄面皮のまま青羽に目をやって、「…達、とは?」睨んでいるようにも見えるね。
GM:マスターは秋月のほうを(逃がさない)という目でじっと見つめています
小鳥遊 青羽「シーラさん達が妖怪の存在を表ざたしない代わりにこっちで対処するので時間をもらった感じです」
秋月「…まあいい。ネットワークには貸しがあるからな。奴(父親)の情報を追ってもらうのはそれだけでリスクだ」
小鳥遊 青羽「こっちのネットワークとしては敵対しかねない相手からの依頼・要請は腹が立つかもしれないですけど妖怪の存在が公になるよりはマシですから」
GM:シーホーク最大の悪行は【妖怪の身バレを恐れない】ことかもしれない。

秋月「詳しい話を聞こう。…こちらの労苦に対して、貴女の側からも誠意が欲しいところだがな」とシーラ様に。
シーラ・キングスコート「それじゃ、頼んだぜ。あたいは番組に備えて喉を整えないといけないから・・」
秋月:やべ、逃したw
小鳥遊 青羽「それで誰かに手伝って欲しいんですけど……今日、初顔の人しかいませんか?」
GM:おそらく勘のいい他の妖怪達はシーラが来ることを察して逃げたのでしょう
秋月:秋月はまだこっち来て日が浅いから、シーラ様の迷惑度合いを知らないw
小鳥遊 青羽:迷惑度承知で依頼受けようとするのは青羽ぐらいw
GM:ちなみにお礼が必要だと宝石(どこかからの盗品)とかもらえます
小鳥遊 青羽「……とりあえず、二人でやるしかなさそう。しばらく、留守にしてた小鳥遊 青羽と言います。Folkloreは去年の暮れぐらいかお世話になってます」と秋月に対して挨拶をします。
秋月「秋月と言う。よろしく。まだこの地に来て浅い。先輩と呼ぶべきか?」
小鳥遊 青羽「青羽で構いませんよ。妖怪に年齢はあまり意味もないし。とりあえず、どんな事が出来ます?」と自己紹介の時の能力を紹介し合う。
秋月:ではここで、青羽は秋月が飲んでいた輸血用血液のドクターペッパー割りに気付くことにしようw
小鳥遊 青羽「血の匂い? 吸血鬼ですか?」特に敵対的でなければ偏見はないです。
秋月:忌々しそうに「半分な。」と。「それに準じた能力を持っていると考えてくれて構わない」
GM:幅広く色んなことが出来て戦いもいけるシリアスキャラなのよな
小鳥遊 青羽:半々という所には触れないようにして「それなら、戦闘力も結構期待できそうですね。ボクはあまり腕力には自信がないので」

調査開始


秋月「それで、マスターは現場でのより詳しい話などは聞いているのか?」と強引に話題を変える(見る人が見れば、生い立ちなどに触れて欲しくなさそうなのが分かる。)
GM:マスターからは遊園地の場所が聞けます。小規模な遊園地で今のところあまり被害者が出たとかの噂はないようです。
秋月「襲ってきた妖怪の特徴などは聞いていないか?時間帯やシチュエーションも重要だ」
小鳥遊 青羽「船員のマーマンの人達もそこそこの腕力で頑丈だからそれよりは腕力なり妖術なりで戦闘力が高いぐらいは分かるんですけどね」
GM:シーラ様の情報は要領を得ないので、その辺りはマスターも知りません
秋月:要領を得ないのかw
GM:ぐわーっと来てドカーンと負けた、みたいな説明。
小鳥遊 青羽「シーラさんの話しだとショーの仕事が終わってからだそうだから午後、昼下がりから夕方ぐらいらしいです。あまり細かい事を気にしない人達なんで大体の推測しかできないんですけど」」
秋月:シーラ様「OK、任せた!」すちゃっ!みたいな
GM:通訳が必要な人たちなのです
秋月「遊園地に元々、何らかのいわくがあるという可能性もあるな…」とその遊園地についてネットなどで調べたいのだが。

小鳥遊 青羽「遊園地は、人の思念が集まったり渦巻いたりしやすい場所ですからね」
GM:ふむ、簡単な調べものなのでコンピュータ技能+2くらいで判定成功したらネット情報が出ます。
ここで二人とも判定成功。

秋月:ではタブレットでも取り出して…(こいつの意外な利点は、財産が「標準」なこと。)
小鳥遊 青羽:こっちも成功、二人して出目が少し高いな。青羽は喫茶店のパソコンでも借りてそれぞれ調べてるかな。
GM:ではお二人がネットサーフィンで調べたところ、この遊園地は「迷路マニア」から密かな注目を集めつつあります。ここ数週間でどんどん迷路が拡張されており、絶妙な難易度。
また怪物役のスタッフさんの迫力がすごい。スタッフさんに追いつかれたら本当に襲われるのでは?と感じるリアリティ、とある。
ネット情報ではおどろおどろしい怪談は全然出てこない。ネット情報は以上です。
小鳥遊 青羽「迷路……迷わすなら妖精かギリシャ神話ならミノタウロスの伝説ですね」←一応、ギリシャ語15の吟遊詩人14(美声引いても12)
秋月「では現場を確認してみるか」
小鳥遊 青羽「それが良さそうですね。ミノタウロスなら腕力、妖精なら幻覚でも見せながら人にイタズラしてるって所かな」
GM:それでは現場の遊園地に場面が変わります。

遊園地に到着


秋月:おお、こんな背景あるんだw
GM:遊園地はそんなに大きくないし、そこそこ人はいるけど混雑ってほどではない。
秋月「余計な被害が出ないよう、客が掃けたところに忍び込みたいところだな…」
小鳥遊 青羽:ではパンフレット貰ってアトラクションの場所を確認します。入場料はシーホーク持ちでw「明るいうちに入ってみるのも手じゃないですか? 暗くなって来ると秋月さんはともかくボクとか物が見えなくなる可能性はあるし」
GM:アトラクションの場所を確認すると、「スーパーラビリンス」というアトラクションがあって数人の大人が入り口の前で相談しています。
小鳥遊 青羽:迷路には屋根有ります?
秋月「文字通りの鳥目か?」と無遠慮に。でも青羽に飲み物買ってあげたりと気は使う。
小鳥遊 青羽「鳥目というほどではないけど暗い所で見えるほどではないです」
GM:屋根あります。お化け屋敷みたいな部屋型のアトラクションと思ってください。
小鳥遊 青羽「ちょっと、外観だけ上から見てきますね」と秋月に断って人の居ない所で動物変身して外側から建物の広さをざっとで良いので計りたいのですが。
GM:上から見ると【邪気が漂っている】スーパーラビリンスが見えます。サイズ的には、多分10分くらいで一周できるくらいの迷路だと思われます。
秋月:あれ、青羽は邪気とか分かるんだっけ。
GM:この邪気は人間でも見てわかる
秋月:マジかい!
小鳥遊 青羽:小鳥の姿で飛んでること考えると大きくても一辺300メートルぐらいかなスタッフ用の通路や非常用通路とかあるだろから内部はもう少し小さい感じかな。
GM:見た目からは子供向け難易度の迷路と思われる
小鳥遊 青羽:邪気が分かるのは上からだけ?それとも、建物に近付いたら誰でもわかるぐらい?
GM:近づいたら誰でもわかるけど、スーパーラビリンス全体の雰囲気とマッチしてるので、意外と普通のアトラクションのように見える。

秋月:ではこっちはスタッフに聞き込みをしたいな。できれば女性スタッフを見付けてw
小鳥遊 青羽:入口付近の人達を確認するのも有りですね
GM:遊園地なので普通にスタッフさんはいるでしょうね。
女性スタッフ「はい、どうしましたかお客様」
秋月「お仕事お疲れ様です!いや、凄い雰囲気ですね。中で本当に遭難してしまいそうで…大丈夫ですか?」(「感情表現が下手」なところを演技技能で仮面付けつつ話してます)
女性スタッフ「ああ、あちらのスーパーラビリンスですか。子供向けなので大人の方ですとあまり迷わないと思いますよ」
秋月「危ないことはあったりしないんですか?最近妙な話も聞いてて…」相手に動揺はありそう?
女性スタッフ「あら?変な噂があるんですか?ちょっと私は聞いたことがないのですが、ちょうどスーパーラビリンス入り口のところに、スーパーラビリンス管理担当のスタッフと園長がおりますので、そちらに確認いただいたほうがいいかもしれません」
GM:女性スタッフさんはあまり詳しいことを知らなそうです。
秋月:了解。青羽が降りてくるのをまってそっちに向かうか。
小鳥遊 青羽:女性スタッフと会話が一区切りついた辺りで頃合いを見計らって合流します。合流前にペットボトルの飲み物を少し買ったりしてラビリンスで迷った時の準備。では入り口に行く前に軽くお互いの情報を交換しておきます。

小鳥遊 青羽「アトラクションのせいでごまかされてますけど感知能力なくても分かるぐらい妖気もれてますよこの建物」
秋月:あと、糸を一巻き(というか幾つか)買っておきたいのだけど…ちょっとPL的視点で先読みしすぎかな。
GM:では皆さんが対迷宮用意万全でスーパーラビリンス前に到着すると。
秋月:つうか見た目デートだよなw
小鳥遊 青羽:それを入り口に結ぶとかするとスタッフに止められそうなのがね>糸を一巻。

迷宮アトラクション前に到着


GM/ブリルナその前では園長、スーパーラビリンス担当職員、クレームをつけた母親、その娘(5歳くらい)がいます。
秋月:ほう、クレームとはどんな感じでつけてるの?
小鳥遊 青羽:まず、話しを立ち聞きする?
秋月:立ち聞きする。
小鳥遊 青羽:予想としては子供がミノタウロスに追いかけられて泣いたせいで母親が文句つけてるんだろと思うけど
GM:クレーム内容は「スーパーラビリンス内の牛の怪物役スタッフが迫真の演技で怖すぎる、娘のトラウマになったらどうしてくれる」という感じ
小鳥遊 青羽:予想通り。
GM:娘は多分追われたときは怖かったんだと思うけど、今は大丈夫らしくて「おかあさん、もいっかい!もいっかい!」って言ってる。
秋月:怖がらせるだけなのかな。
小鳥遊 青羽:シーラの部下が襲われてるから襲うために追っかけてたのは本当かも。
GM:そして園長とスタッフはひそひそと相談していまして。
小鳥遊 青羽:ただ、方向オンチなのか制約で迷路で迷うから最後まで追いつけないとかじゃないかな?
GM:園長は「怪物役なんていないはず。不審者が入り込んでいるかも。警察を呼ぼう」派。
小鳥遊 青羽:伝説でも迷宮から出れないように迷宮を増築したとか迷宮から出て来たという話しは基本的に聞かないし。
GM:担当スタッフは「警察なんて呼んで大事にしないほうがいいです」派。
小鳥遊 青羽「警察呼ばれたら今度こそ被害者でそうですね」(ヒソヒソ
秋月:>青羽「どうする?園長を操って我々だけ入れてもらう、他の客は出させるというのは可能だが」
小鳥遊 青羽「視線合せないとダメなんでしょ? とりあえず、あの親子はとうざけて園長さんには様子見てもらうと意見を緩和させるぐらいが良いんじゃないかな?あんまり強すぎる暗示だとスタッフも訝しみそうだし」
GM:クレームをつけている親子はしばらく待てば立ち去ることでしょう。
小鳥遊 青羽「ただ、はやめに中の調査はした方が良いかも今も妖力か妖術で拡張が続いてたら内部で行方不明者とか出ると記憶操作とか厄介になるし」
秋月:ではこのままスーパーラビリンスに入場するのかな。園長とスタッフの相談はどっちに転びそう?
GM:担当スタッフさんの方が押しが強い
小鳥遊 青羽:暗示で一押しできそうですね
秋月:OK、アトラクションは止めない方向ならこのまま入れるかな。でも我々と同時に一般人は入らないようにしたいなあ(根が善人)。
GM:あんまりこのアトラクションは人気がないようで、人の出入りはほとんどありません。
小鳥遊 青羽:なら、暗示で園長と担当員の人にアトラクションの点検中か何かで一意的に閉鎖してるのを装ってもらうのはどうでしょう?
秋月:了解。GM、それで行けそう?
GM:いけます。
秋月:5語まで暗示かけられるから、「我々の 後は スーパーラビリンスを 封鎖しろ」とか。
小鳥遊 青羽:元から人があまり来ないならあまり問題にならないだろうし
GM:では暗示の判定をどうぞ
秋月:OK、では暗示かけますねー。

秋月さんのロール(3d6<=13)
→ GURPS (3D6<=13) → 11[1、5、5] → 11 → 成功(成功度:2)
GMのロール(3d6<=8)
→ GURPS (3D6<=8) → 15[4、5、6] → 15 → 失敗(失敗度:-7)

GM:園長と担当スタッフは深い暗示にかかりました。皆さんが入った後しっかりとスーパーラビリンスを封鎖してくれることでしょう。
秋月:百鬼の「魅了」って意外に制約多いから暗示にしてみたのだ。ではダンジョン探索といきますか。10フィート棒!w。
小鳥遊 青羽「精神操作系の妖術はやっぱり便利ですね」
GM:暗示は可能な限り曲解してもいいんだけど、今回は曲解の余地はないな。
ではお二人はスーパーラビリンス内に入ります。

スーパーラビリンス内に突入


小鳥遊 青羽:入ってみて中の様子は? 
GM:明らかに外から見た面積と見合わない巨大迷路が広がっています。
もともとの遊園地の雰囲気も残っていて、「がんばってクリアしてね」みたいな看板も残ってる。
秋月:無粋にも(笑)GPSとか駆使して迷路に臨もうとするけど、機器に異常とかはないかね。
小鳥遊 青羽「あきらかに外観と広さが合ってないみたいですね」秋月に買っておいたペットボトルの飲み物を渡しておく。
GM:機械に異常を与える効果はないようです
秋月「(受け取って)すまん。これが必要になるほど長丁場にする気はないがな」
小鳥遊 青羽:でも広さとGPSの座標があってないとかはありそう
GM:多分がんばって100m進んでも、GPS上では1mとか表示される。
小鳥遊 青羽「一応、備えておいて損はないですし、それに長丁場は相手に有利だろうからボクも御免こうむりたいですね。少なくとも迷路が100倍近く広がってる事になりそうですね」
秋月:では進みたいところだけど、実際にシナリオとしてルートを選んだりするのかな? あ、ちなみに隊列は秋月が前で。
小鳥遊 青羽:直感と危険感知あるから青羽が前の方が良くない?
GM:今回はいつものミニゲームは用意していないのです。
秋月:一応見かけ子供だからなあ…秋月は前に出ようとするだろうな。
GM:君たちが迷宮装備ばっちりでしばらく進むと、奥の方から叫び声が聞こえます。
小鳥遊 青羽:まず、出口を目指すかミノタウロスを目指すか。

すると迷宮の奥から叫び声が!「BUOOOOOOO」(ゲームシステム上でもミノタウロスが出現しました)
秋月:叫び声の方に走る!
小鳥遊 青羽:その声は牛の雄叫び?それとも、誰かが襲われてそうな声?
GM:完全に牛です。
ここでHPがPCに見えます。
秋月:(ミノタウロスの)HP100越え!つえ―よ!
小鳥遊 青羽:体力41ぐらいありそうと言われてるしね

小鳥遊 青羽:直感と危険感知お願いします。直感はミノタウロスへの正しい道筋、危険感知は大体の距離。
GM:直感判定として12を目標値としてダイスを振ってね。
システム小鳥遊 青羽さんのロール(3D6<=12)
→ GURPS (3D6<=12) → 13[2、5、6] → 13 → 失敗(失敗度:-1)
小鳥遊 青羽:迷路が広すぎてわからなかった
GM:君たちは叫び声を目指して迷路を進むが途中で迷ってしまう
秋月:あらら
GM:そのとき小鳥遊の脳裏に【壁をぶち抜いて】何かが来そうな予感が!
小鳥遊 青羽「秋月さん、壁の向こうから何くる!」と警告して自分も変身解除して避ける準備。便利だ取っておいてよかった直感。
秋月:とっさに青羽を背にかばって壁の方を向くと…
GM:壁をつきやぶりミノタウロスが現れた!!
秋月:これ普通のお客さんにもやってたりするの?確かに凄い演出だわw
GM:鉄板の演出ですね

秋月:いきなり戦闘?相手は有無を言わさず襲い掛かってくる?
GM(君たちの目にはミノタウロスは思いっきり襲い掛かってきているように見えます)
小鳥遊 青羽:予想はしてたよ。そして、敏捷14はあるという事か「話し通じなさそうな相手ですね」
GM:襲い掛かってきているとみて応戦してもいいし、他の行動をしてもいい。
秋月:では秋月の行動は、投げ刃を後ろ手に抜きつつも話し掛けてみよう。「待て!ご同類と見えるが、戦うつもりか?」
小鳥遊 青羽:現れたのに合わせてギリシア語で『こんにちわ、お邪魔してます』とでも言ってみるか
ミノタウロス「BUOOOOO!」と唸りながら斧を両手で振り上げて威嚇してきます。
小鳥遊 青羽「ダメみたい、古代ではないとはいえギリシア語なんだけどな」
秋月:行動終わり。向こうは威嚇だけなのかな
小鳥遊 青羽「あ~、シーラさんに古代ギリシャ語の方も習っておくべきだったかな」
GM:ミノタウロスもとりあえず威嚇で終わりですね
小鳥遊 青羽:感情察知してみます
GM:OK。判定どうぞ
シークレットダイス判定は成功。

GM:小鳥遊が読み取った感情としては「妖怪かー。どうするかなー。人間じゃないしなー。殴るか―。」という感じです
小鳥遊 青羽「何か殴ろうか迷ってるみたい。人間だったら問答無用で殴ってそうだけど」
実はここでのミノタウロスの考えは、人間なら殴らないが妖怪ならどうしようか、いいや殴ってしまおうという感情でした。わざとプレイヤーに勘違いされやすい描写にしています。

GM:秋月さんの番です。相手の感情も見えたところでどうしますか。
秋月「人間を害するなら捨て置けんが…どうする?戦うなら、そちらも只では済まんぞ?」
GM:秋月が戦う気配を見せるとミノタウロスも応戦する気満々です。
小鳥遊 青羽:この迷宮が広がり続ける状況を放置も出来ないしな。
秋月:では「後悔するなよ?」と言って瞬間で妖怪化。恐怖判定よろー。
小鳥遊 青羽:青羽もかな?
秋月「畏怖すべき美」なので妖怪でも恐怖判定必要なのだ。

ミノタウロスと小鳥遊がそれぞれ判定、結果は両者セーフ。
小鳥遊 青羽:全然平気だった
GM:+2修正をいれるとギリギリ恐怖判定セーフだ。ジャスティスレッドの二の舞になるところだった(ジャスティスレッドは以前のセッションで恐怖判定に失敗し何もできずに死亡したキャラクター)。
秋月:ジャスティスレッドw
小鳥遊 青羽:ジャスティスレッドw
秋月:まあ、もう1ターンで喋る分喋った感じなのでミノさんの番でOK。

戦闘開始


説得や恐怖判定も通用しなかったため、ミノタウロスとの戦闘開始です!

GM:ではミノタウロス君は斧でアタックです。

システムGM/ブリルナさんのロール(3d6<=16)
→ GURPS (3D6<=16) → 7[4、2、1] → 7 → 成功(成功度:9)

小鳥遊 青羽:知力9か平均よりチョイ下かぁ(恐怖判定の結果からミノタウロスの知力がばれてます)
GM:やはり強そうな秋月から狙うべきだろう。秋月さん回避判定どうぞ
秋月:では受けます。

システム秋月さんのロール(3d6<=11)
→ GURPS (3D6<=11) → 10[4、4、2] → 10 → 成功(成功度:1)

小鳥遊 青羽:右腕の口に牙があるから空手で受けれるのか
秋月:セーフだよーん

半吸血鬼の本性を発揮した秋月は、強力な牙を持ち簡単には攻撃が通りません。
巨大な斧の一撃が振り下ろされるが、秋月は難なく受け止めにやりと笑う。といったところでしょう。ミノタウロスが不満げに鼻を鳴らしたところで小鳥遊さんのターン。

小鳥遊 青羽「攻撃してくるなら容赦しないよ!」とギリシア語で捲し立てつつ偶然の衝撃。自分以外からの射撃なので秋月が邪魔になる事はありません。
GM:意識外から飛んでくるペナルティ入り。ミノタウロスはまったく避けられない。
小鳥遊 青羽:自分以外から発射はやはり便利だ。初見だと能動防御に-4の修正入る。
GM:ダメージどうぞ。
小鳥遊 青羽:殺意高い 24点の叩きダメージ。
秋月:なるほど。凄くコスパの良い増強だな
小鳥遊 青羽:理由づけがちゃんとできないといけないけどね。
GM:防護点で10点引いて14点通ります。
小鳥遊 青羽:ではミノタウロスが壁を砕いた衝撃で天井の一部が大きく崩れて頭に出も当たったという事で

幸運の青い鳥である小鳥遊の攻撃は、偶然にも周囲のものが落ちてくる形で発動するため初見では回避判定に大きなマイナス修正が入ります。ただでさえ回避能力が低いミノタウロスはまったく回避できません。

GM:ダメージ喰らったときにミノタウロスは演技が剥がれたということで。小鳥遊はミノタウロスがギリシャ語で「くそっ」くらいにあたる悪態をついたことに気がつきます。
小鳥遊 青羽(語彙はあまり豊富じゃないけど一応、言葉は通じるか)
GM:さて次は秋月さんのターンです。

GMとしてはミノタウロスの知力が低いことがばれたので暗示などの精神攻撃で勝負がつくかと思ったのですが、秋月達はミノタウロスをぼこぼこに殴る戦法に出ました。

第2ターン開始


秋月:では秋月の番かな。打撃のみの妖術をまず判定して
システム秋月さんのロール(3d6<=13)
→ GURPS (3D6<=13) → 17[6、5、6] → 17 → ファンブル(失敗度:-4)
秋月:おいおいw
GM:今日のダイスの女神はこっちの味方かな?
システム秋月さんのロール(YFMB)
→ GURPS 妖術ファンブル表(9) → 妖術が発動したように見えるが、実際の効果はない。効果があったように見えても、GMがいちばん面白いと思った時に消滅させられる。

秋月:あ、まあ平和なやつだった。で、右手の牙で攻撃します。
小鳥遊 青羽:まあ、悪くはない
GM:ミノタウロスくんは避けません。ダメージどうぞ。
小鳥遊 青羽:戦闘即応と牙や鉤爪でのコンボは良い受けだよね
秋月:17点の刺しだね
GM:防護点計算して14点通りました
秋月:本当だったらここで妖術でエネルギーも吸い取りダメージを与えるのだけど…ファンブルの表現はGM任せのようだ。
GM:とりあえずダメージ判定をどうぞ
システム秋月さんのロール(5d6)
→ GURPS (5D6) → 24[4、5、6、4、5] → 24
秋月:24点のダメージが入ったように見えるが…?
GM:ダメージがとおったように君たちには見えている

秋月は牙で攻撃した後、相手の血液をすする二段構えの強力な戦闘スタイルです。
ここでの24点ダメージはミノタウロスが倒れてPC達が去った後に、実は止めを刺せていなかった!として立ち上がるために受けたのですが、演出する機会はありませんでした。

ミノタウロス「BUOOOO!オノレ、チビドモ。ナカナカヤルナ」
小鳥遊 青羽「そっちがデカ過ぎるだけだと思うんだけどな」
ミノタウロス「ダガ!死ノ迷宮ガアルカギリ!オレハマケルワケニハイカン!」
秋月(手応えがおかしい、何か特殊な力が…)と思ってるけど単にファンブっただけw
小鳥遊 青羽:日本語? ギリシャ語だと青羽しかわからないけど
GM:日本語です
小鳥遊 青羽「日本語話せるなら最初から話してよ!」
ミノタウロス:秋月に向け斧の全力攻撃(ダメージ+2)!
システムミノタウロスさんのロール(3d6<=16)
→ GURPS (3D6<=16) → 12[6、1、5] → 12 → 成功(成功度:4)
GM:防御の判定をどうぞ
システム秋月さんのロール(3d6<=11)
→ GURPS (3D6<=11) → 12[3、3、6] → 12 → 失敗(失敗度:-1)

秋月:あ、やべ
小鳥遊 青羽:ミノタウロスは潔すぎるくらい避ける気がないな
GM:36点切りダメージです
秋月:うお、これはイタイ。残りHP6。でも、わざわざ母国語でなくて日本語で喋ってるってこと?やっぱ演技?
GM:一度目は受け止められたがミノタウロスはまた斧を振り下ろす。今度は斧の勢いを止めきれず半吸血鬼の肉体を大きく抉り取った。
小鳥遊 青羽:やっぱり一撃貰うとヤバい奴だよな。
GM:小鳥遊さんの手番です
秋月:流血が似合う秋月クンであったw
小鳥遊 青羽:腕狙いたいけど修正いくつだっけ?
GM:命中‐2です。
小鳥遊 青羽:では腕を狙って幸運使って偶然の射撃
GM:もはや避ける気もないし、実質的に避けれらないのでダメージどうぞ!

システム小鳥遊 青羽さんの妖術判定ロール(3 3D6<=12)
→ 1回目: GURPS (3D6<=12) → 10[5、1、4] → 10 → 成功(成功度:2)
→ 2回目: GURPS (3D6<=12) → 11[1、5、5] → 11 → 成功(成功度:1)
→ 3回目: GURPS (3D6<=12) → 12[6、1、5] → 12 → 成功(成功度:0)
小鳥遊 青羽:クリティカルはならず。15点。
GM:この程度のダメージじゃ斧は落とさないぜ。次は秋月さんの手番。

第3ターン開始


秋月:じゃあ同じことをやってみようかな。とりあえず、まず妖術。
システム秋月さんのロール(3d6<=13)
→ GURPS (3D6<=13) → 10[2、2、6] → 10 → 成功(成功度:3)

小鳥遊 青羽:三分の二くらいだっけ? 38点は与えないと無理か
秋月:この前GMでターボババアの部位狙いやったけど、HPの3分の1ダメージで手が使えなくなる、だったかな。GMそんな感じ?
GM:そんな感じです。秋月の全力が当たると斧が落ちる可能性が高いな・・・
小鳥遊 青羽:三分の二だと76点か。
秋月:んじゃそうなることを狙って。-2で攻撃。

システム秋月さんのロール(3d6<=13)
→ GURPS (3D6<=13) → 9[5、1、3] → 9 → 成功(成功度:4)

GM:今回も全力攻撃のため避けません。ダメージどうぞ!
秋月まず19点の刺し。次いで17点の叩きダメージ。
GM:あと8点通ると斧が落ちる
半吸血鬼の牙が刺さるとミノタウロスの身体から血が抜けていく。
秋月「生命力に満ちた…不味い血だ」

ミノタウロスは唸りながら、右手にいよいよ力が入らなくなっていることに危機感を感じる。まさかこんな小さいもの達に追いつめられるとは・・・
「BUOOOO・・・ナカナカヤルナ。ダガ、死ノ迷宮カラノ使命は果たさなければナラナイ。ウラミハナイガ、邪魔スルナラ 死 ネ ー!!」
GM:いつもの全力攻撃
秋月「ここは死の迷宮ではない…只人の憩いの場だ。生まれてくる場所を間違えたな」
GM:今回は小鳥遊に向けて斧アタック!
小鳥遊 青羽:秋月が間たってるのに届くの?
GM:巨大でリーチあるから届くかなって。でも確かに位置的に厳しいか。
小鳥遊 青羽:なるほど、しかも、飛んでても迷宮内だからギリギリ届くかな?
秋月:まあGM判断で。武器の手のレベル高かったらそれもリーチになるしね。
GM:秋月さん殴るより小鳥遊さん殴ったほうがPCの生存率高いので、小鳥遊さんへのアタックでお願いします!
小鳥遊 青羽:鉤爪も牙(嘴)ないから回避しかないんだよね
システム小鳥遊 青羽さんの回避ロール(3D6<=6)
→ GURPS (3D6<=6) → 8[2、4、2] → 8 → 失敗(失敗度:-2)
小鳥遊 青羽:惜しい
システムGM/ブリルナさんのロール(8d6+5)
→ GURPS (8D6+5) → 37[6、6、6、6、6、3、1、3]+5 → 42
小鳥遊 青羽:オイ。
秋月:殺意たけえ!w
小鳥遊 青羽:37点て切りだから52も来るぞ。
GM:HPがゼロを割ってもなかなか死なないゲームだから大丈夫大丈夫。
小鳥遊 青羽:気絶でもしたらヤバいのでCP切ってダメージ無効化は可能?
GM:可能でーす。次のPC手番でミノタウロスも戦闘力失いそうですが。
小鳥遊 青羽:CP1点使用。効果はダメージの無効化です。偶然にも壁か天井に斧の一部が当たって軌道が逸れたということで。
GM:ではミノタウロスの渾身の一撃は、残念ながら天井に引っかかって小鳥遊にあたる直前でピタッと止まりました。
秋月:奥の手の戦法・青羽が秋月を撃って、「打撃吸収して一撃のダメージを高めるという手もあるけど、最大9D」
GM:では自分の敵討ちをしてもらおう。小鳥遊さんの手番だ。
小鳥遊 青羽:いや、敏捷失敗が怖いから普通に腕狙いで撃つ
秋月:OK。
システム小鳥遊 青羽さんのロール(3D6<=12)
→ GURPS (3D6<=12) → 5[2、1、2] → 5 → 成功(成功度:7)
小鳥遊 青羽:さっきこの出目に出てほしかった。まあ、無事に当たったので。
GM:回避はないぞ!ダメージどうぞ!
システム小鳥遊 青羽さんのロール(5D6)
→ GURPS (5D6) → 18[4、4、1、3、6] → 18
小鳥遊 青羽:ジャスト8点
ミノタウロス「BUOOOOO!」天井に斧が引っかかった衝撃が腕に来て、斧を取り落とすミノタウロス。武器を失いうずくまります。

戦闘終了そしてミノタウロスの真相


小鳥遊 青羽「まだやる?」とついでに降伏勧告します
ミノタウロス「ムググ、負ケヲミトメル」
小鳥遊 青羽「まず、いろいろと聞きたい事はあるんだけど……」
秋月「認めてどうする?この迷宮はお前のための迷宮ではない。ここで狩りを続けさせるわけにはいかんぞ」
ミノタウロス「それはお前たちの勘違いだ。このスーパーラビリンスが死の迷宮となり俺を呼んだのだ」
小鳥遊 青羽「そうだね。こんな目立つところで人間狩りなんてしてたら、癒してなくても数日後には遊園地ごと灰燼にされかねないけど。迷宮の方に原因があると?」
ミノタウロス「これを見るがいい」
GM:ミノタウロスがそういうと、みるみるうちに迷宮が小さくなっていきます。
小鳥遊 青羽「もどせたんだ」
秋月:縮む―っ!ぷち。あ、そういうキャラじゃなかったw
GM:そして大迷宮がもとの「スーパーラビリンス」に戻ると、ミノタウロスが君たちを隅の部屋に案内します。
小鳥遊 青羽:ドレイクだと縮むと怖いけどね
秋月:隅の部屋とは?偶然神秘的な構造になったとかかな
GM:隅の部屋は「スタッフオンリー、メンテナンス中」と書かれて鍵がかかった小部屋です。ミノタウロスが鍵をぶちやぶって、部屋に入ります。
秋月:ちなみに自己再生中。
GM:もともとのアトラクション内にある、端っこの方のスタッフ用の部屋です。
小鳥遊 青羽:余裕出て来たらHPあげたい。
秋月:てな感じでHP4点ずつてきとーに回復中。で、スタッフ用の部屋とは。
小鳥遊 青羽:探索&後衛だからどうしてもHPの優先度が低くなるんだよね。

GM:その部屋の中にはビニールシートでぐるぐる巻きにされた人間大のものが人目につかないように隠されています
小鳥遊 青羽「なにこれ、ミイラかなにか?」
秋月:剥がしてもいいのかな。
ミノタウロス:ビニールシートで包まれたものを指さし「ミヨ、これがあるからここは死の迷宮となった」
秋月がそっと剥がすと、中身は頭に殴られた後のある女性の死体。

小鳥遊 青羽「女の人の死体、誰かに殺されたってこと?」
ミノタウロス「死が、オレを呼んだのだ。無念をハラセと、オレを呼んだのだ」
秋月:死体の女性の特徴は?死後どれくらいかな
小鳥遊 青羽「つまり君はこの女性の無念を晴らしたいと?」
GM:死体はお洒落な服を着た女性。死後数週間くらい(ミノタウロスが出現したのと同時)。
小鳥遊 青羽「それでこの場所を迷宮化して犯人をころそうとしてたで良いのかな?」
ミノタウロス:うなずきながら「この死体の無念が満ちる故、ここは死の迷宮なのだ。迷宮の望みをかなえるのが俺の使命」
秋月「妖としての本能がそうさせるのは理解できる。だがあくまで、ここは人の世だ。無念があったとして、まず人の法に照らすのが筋」
小鳥遊 青羽「要は犯人を殺さないまで捕まって正しい裁きが下れば良いのかな?」
ミノタウロス「・・・正しき裁きは下るのか?」
小鳥遊 青羽:ぶっちゃけると都合の良い偶然がまだ残ってるし、予感の質問もまだあるんだよね。
秋月「…分からない。ただお前が、ここに来た無関係の人を害するよりもその可能性は高い」
ミノタウロス「・・・俺は納得していないが」
小鳥遊 青羽「それにこのままだと君のせいで無関係な人間まで死にかねない状況になってるんだよ。前にシーラさんの舎弟をぶちのめしてるのが原因で」
秋月:ああそうだった。このままだと大規模戦争にw
ミノタウロス「・・・迷宮から無念が薄れていく。ここが死の迷宮でなくなった以上、おれは消え去る。忘れるな・・・。死の迷宮が呼べば、おれはいつでも蘇る」
小鳥遊 青羽:とりあえず、シーラさんに詫びの一つも入れてほしかった所だけど
秋月「…二度と会わないことを祈るぞ」
小鳥遊 青羽「わかったよ。今回の件は後はボク達で何とかしておくから」
GM:君たちの言葉が死体に届いたのだろうか。ミノタウロスはもはや【死の迷宮】でなくなったこの場には存在できないらしく、身体が崩れていく。
君たちの目の前にはビニールシートにくるまれた死体だけが残り、ミノタウロスの痕跡はもうどこにも残っていない。

小鳥遊 青羽:予感で、本来は未来の事だけど過去についてで犯人とか分かりませんか?
秋月「終わったか…奴にとっては。だが、我々はこの死体の真相を明かす必要があるな」
GM:OKです。死体に痕跡が残っているので警察が捜査すればすぐにわかりますが。
小鳥遊 青羽「まあ、証拠とかはないけど日本の警察は優秀で誠実だからね」
GM:犯人はスーパーラビリンス担当スタッフの男です。
秋月:ああ、あの警察を呼ぶのを渋ってたやつか。そう繋がるのか。
小鳥遊 青羽「だからきっと『都合よく偶然』にも真犯人に繋がる証拠をキッチリと見つけて余罪までシッカリ追及してくれるよ」

GM:事件の真相としては恋愛関係のもつれで、殺してしまった知り合いをとりあえず自分の管轄するアトラクションに隠して、人目がない深夜に処分しようとしていたら、何故かアトラクション内に怪物が現れ死体を回収できなくなりました。
小鳥遊 青羽:という事で都合の良い偶然で真犯人が捕まって被害者が納得する刑罰に処させるという事で。
GM:死体もみつかり犯人は正しく裁かれることでしょう
小鳥遊 青羽:死んだ人の無念に呼び寄せられるミノタウロスか。都合の良い偶然、本当にEDを良くするのに便利だ。
GM:君たちは死者の無念を晴らし、またこのままではミノタウロスに惨殺されたであろう犯人の命も救いました。
小鳥遊 青羽:まだ、シーラさんへの状況説明が残ってるけどね
秋月:納得してくれるかなあシーラ様w
小鳥遊 青羽「この結末で納得してくれるかな」それでも納得させるのが青羽のお仕事だけどw
秋月:頼むぞストッパー役。

GM:連絡したところシーラからは「敵討ちだったか。敵討ちの邪魔をしたなら、こっちが野暮だったな」とのコメントがありました。
小鳥遊 青羽:皆が逃げたのも納得のシーラ様w
秋月:おお、シーラ様が漢の回答だ。
小鳥遊 青羽「ええ、犯人の方も何とかなったしまったく人騒がせでしたよ」細かい事を気にしないだけだと思うけど今はそれがありがたい。
秋月「結局は、すべて事の発端になるのは人の想いと行いということだな」
小鳥遊 青羽「人の想いから生まれて人の想いに振り回されるのも大変ですけどね。なにはともあれマスターも安心させてあげられそうです」
GM:こうして君たちは人の悪行に引き寄せられた怪物を、人の世に知られずに退散させることができた。
小鳥遊 青羽:室田さんが居ないと青羽が胃痛枠になるな。室田さんカモン、青羽の胃の為にw
GM:こうして事件は解決しました
秋月:いやいや久々に危なかった。…って何か続いてる?


君たちとは関係ない、別の国の片隅にて。
うっそうとした森の中、ひとりの男が誰かをころして埋めている。
埋めながら男は(夜の森って奴は不気味だな。まるで迷宮みたいだぜ)と考えてしまった。それが男の命運を分けた。
そこに死と、迷宮があるならば、彼はかならず復活するのだ。


秋月:ああこれ、主観視点のカメラが男に後ろから近づくやつだ
GM:ここでセッション終了です!時間オーバーしました!お付き合いいただきありがとうございました!
小鳥遊 青羽:一撃必殺系だとは思ってたけど本当に危なかった。予想の範囲内>オーバー。
秋月:ありがとうございました!しっかしミノさん不憫な妖怪だなあ。
小鳥遊 青羽:殴られた方はたまらないけどね
秋月「奴の魂が、いつか安らぐ世を願ってー」血液ドクターペッパー割りのグラスを掲げるw
GM:ちなみにミノさんは人間への態度:憧れなので、妖怪に厳しく人間に優しい。
小鳥遊 青羽「何千年先になるかな?」オレンジジュースちびちびやりながら
秋月:ああ、それで一般の入場者は怪我しなかったのね
小鳥遊 青羽:ターゲット以外はだけどね。たぶん、縄張りへの不法侵入したからだろな。
GM:このミノタウロスは、こう生まれついたので死者の無念を晴らす自分の定めに満足してます。
秋月:満足かー。自分の役を受け入れるのはドレイクに通じるところがあるな。
小鳥遊 青羽:あ~、取ろうか迷ってたけど20点ぐらい溜まってからオーラ感知と一緒に取ろうかとか考えてたけどな。
GM:行動パターンはシンプルだけど、真相でひとひねり出来たので満足。
秋月:良い感じのやるせない真相でしたよ!面白かった!
小鳥遊 青羽:元から死人出てるから大団円というわけではないけどちゃんといい感じに終わってよかった。こっち来た殺意高い攻撃以外。
秋月:ま、二人だったからねー。私も未使用CPは切る覚悟してた。
GM:火力高くて知力低いので、ジャスティスレッドコース行も十分ありえる性能なのだ。


こうして今回のセッションは終了いたしました。
今回GMが作成したキャラクターは「ミノタウロス」。
攻撃は腕力一辺倒、出現条件でひとひねり出来ていて気に入っています。

ミノタウロス
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