藁をも掴む_導入フェイズ
鏑矢書架/倉庫[web全体で公開] 0 | |
登録日:2017/08/24 11:49最終更新日:2017/09/17 18:38 |
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15. 鏑矢 | |
2017/08/25 23:10 |
ーーーーー マギカロギア「藁をも掴む」 導入シーン/書警〈自由の翼〉 ーーーーー ガラス窓の下には、たくさんの書架が並んでいた。 その書架の隙間を、色んな人が、色んなスピードで歩いて行く。 急ぎ歩きで横切って行く者や、何かを探すようにきょろきょろしながら歩く者。目的のものを見付けて、立ち止まる者や、大きな本を開き、座り込んでそれを読み耽っている者……。 子供の姿が多いのは、夏休みだからであろうか。 「皇さん、お茶が入りました。アイスほうじ茶でよかったんですよね?」 司書の影原文子の声で、我に返った。 皇北斗がいるのは、六分儀市立図書館の会議室のひとつであった。 図書館を見下ろす二階にあり、ガラス張りである。しかし、上から見下ろすほど、下からは上が見えない事になっている。 この部屋にいるのは、北斗と、北斗を呼んだ影原と、そして……。 「〈下弦の月〉よ! この男が〈自由の翼〉か!」 「他の人を呼ぶ訳ないでしょ」 「何というか……。派手だな!」 「うちのスタッフの間でも、そこは不評なのよ」 「ふむ」 北斗を見上げているのは《微笑み》だった。……《微笑み》だった、としかいう他ない、何かであった。 ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』では、にやにや笑うチャシャ猫のチャシャ猫だけが姿を消し、にやにや笑いがそこ残ったというような描写があるが、これはその《微笑み》だけが残ったとか、そんな感じだった。 その《微笑み》が熱弁をふるった。 「さて、かの〈自由の翼〉よ。汝の噂は、かねがね伺っておる。その〈自由の翼〉の力を、我 、《微笑み》は、借りに参ったのだ!」 あ、やっぱり《微笑み》なんだ。 「勿論、我が主人〈笑わないスロウス〉の事は、ご存知かと思うが……」 誰だそれ、初めて聞いたぞ。 ーーーーー お待たせいたしました。 鏑矢です。 皇北斗くんの導入シーンでございます。 この押しの強い《微笑み》くんのお願いの内容は、次でまとめちゃいますので、それについて以外の北斗くんのリアクションと描写をお願い致します。 勿論、この状況で、全然違う他の何かを行っていただいても結構です。 ちなみに、《微笑み》くんについて探りたいなら、勿論、使用する特技……。ぎゃあ、また1000字超過だ!
14. 鏑矢 | |
2017/08/25 22:58 |
ーーーーー 導入シーン/書工〈闇に溶ける者〉 ーーーーー 「結局、来なかったな」 木陰歩は、ベッドから外を眺めていた。 窓の外にはパトカーが何台も停まっていて、警察官が走り回っている。 何でも、お医者さんが亡くなったそうな。 「お医者さんでも、死ぬんだなぁ」 木陰歩は呟いて、腰をさすった。 ーーーーー お疲れさまでした。 鏑矢です。 【運命】と【魔力】の件、了解です。 ちなみに、木陰歩は、ぎっくり腰だったそうです。
13. くろむ@昼卓欲しい | |
2017/08/25 22:49 |
ーーーーー 日向今日子の行動/終了? ーーーーー 「そう?素敵な名前だと思うわ」 笑いながら、私たちは洒落た喫茶店を目指したのだった。 ーーーーー 黒霧です。 わーいシナリオアンカーさんだー! シナリオアンカー『穂村ほたる』との関係 1d6の結果、尊敬に決定。 危ういながらも生きようという姿を見出し、そこに尊敬の念を抱いたのかも知れません。 魔力 1d6+3の結果、出目が3でしたので最大魔力値は6になりました。 思いの外、強引な手に出た日向今日子。 ついて来てくれて本当に良かった・・・! そんな事があったのかと話を聞いた後、 話してくれて有難う。良かったらまた一緒にお茶でもしましょう?と連絡先を交換したんでしょう。 自分が勤める図書館なんかも教えておきますね。素敵な本が沢山あるんだとか。 無事に解決出来ると良いなぁ(*’ω’*)
12. 鏑矢 | |
2017/08/25 22:34 |
ーーーーー 導入シーン/書工〈闇に溶ける者〉 ーーーーー 「ほたる。……穂村ほたる」 変な名前でしょ、と呟いて、彼女は、場違いに笑った。 日向今日子は、穂村ほたるを連れ、近くのカフェに来ていた。 ーーーーー では、穂村ほたるの【ハンドアウト】を公開します。 ーーーーー 穂村ほたる(ほむら・ほたる) ーーーーー 【概要】 女、20代後半。 一ヶ月前の海難事故に巻き込まれた被害者のひとり。 救出の後、怪我がもとで何人かが亡くなっているなか、無事に退院出来た。 彼女は、その後、仕事を辞め、髪を切り、地元である六分儀市へと帰って来た。彼女の青ざめた横顔は、ひどく危うく見える。 ーーーーー お疲れ様です。 鏑矢です。 カフェで聞けた話は、ハンドアウトの【概要】にある事です。 かなり、奇妙な状況にもかかわらず、いや、そんな状況だからこそ、冷静で強引な今日子さんに、ほたるは心を開きかけているようにも見えます。 穂村ほたるは、今日子さんのシナリオアンカーです。彼女との【運命】を1点にして、内容を決めてください。 ほたるは、母親が待ってるからと、家に帰ります。今日子さんは、望むなら、彼女と連絡先を交換して、次に会う約束をした事にして結構です。 そして、今回の【魔力】を決めてください!٩( ’ω’ )و おっと、診察室で聞けた話を忘れてた。 普通に診察をしていたら、突然、先生が苦しみ出して、大量の水を吐いたんだそうです。 嘘をついているようには見えませんでした。
11. くろむ@昼卓欲しい | |
2017/08/25 22:03 |
ーーーーー 日向今日子の行動 ーーーーー 水もないのに溺死か。 こんな事が魔法でなく起きるのであれば、ここはミステリー小説の世界だと、思わず私は溜息を漏らした。 「・・・そう。長く通院しているの?大丈夫?」 安心させるように尋ねつつ、ベッドの上にあった掛け布をとって男に被せる。 彼女の落ち着きを取り戻せるなら、多少現場を弄っても良いだろう。 さて、対処はした。 あとは何か隠している彼女から話を引き出すだけだ。 「私は日向今日子。貴方は?」 柔らかく微笑んで尋ねながら、じっと目を見詰める。 「言い難い話だと思うけど・・・・何があったの?もちろん、貴方を疑っている訳じゃないから安心して欲しい」 尚もじっと見詰めて問い掛ける。 「話してくれたら・・・・そうね、交換条件と言う訳じゃないのだけれど」 ほんの少し間を開けて、少々悪戯っぽい笑みを浮かべて見せると、 「看護師さん達が此処に来る前に、移動するのに手を貸しましょう」 そんな提案を持ち掛けてみる。 「通院なら普通に出ても問題ないでしょうし・・・良ければ少し、お茶でもしませんか?」 手を差し伸べながら、私は彼女の返事を待った。 ーーーーー どうも黒霧です。 まさか消えてしまったとは・・・お疲れ様です(;´・ω・) ゾーキングした事ないですが・・・こんな感じで大丈夫だろうか・・・ ちょっとお話してみたいなと持ち掛けてみます。 魔法使いですもの。指紋なんてきっと残りませんよね(*’ω’*)と都合よく解釈しつつ、彼女が落ち着ける場所で何が起こったのかを訪ねてみたいなと。 それによってはそこで調査に入るという事になるかも知れません。 可能であれば布も元通り、先生が倒れた当時の状況に戻して一緒に落ち着いたお洒落なカフェにでも向かいます。 こういう遣り取りはちょっとリレー小説のようでドキドキしますね!楽しい(*’ω’*)
10. 鏑矢 | |
2017/08/25 21:30 |
ーーーーー 導入シーン/書工〈闇に溶ける者〉 ーーーーー 「……至急来てください」 要件を伝えると、日向今日子は受話器を置いた。 「あ、あ……」 その背後で、ハンカチを受け取った彼女が、何かを言いかけた。今日子はその先を待ったが、結局、彼女は別の事をいう事にしたようだった。 「……彼は、先生です。私、足を折っちゃってて」 うながすと、彼女は素直に従い、診察用のベッドに座り込んだ。 今日子は、若干、血走った彼女の目から隠すように、倒れている男の前に立った。 ーーーーー こんばんは。 鏑矢です。 書いたのが消えちゃったので、ちょっと凹んでますw 捏造は、多分、サイコロフィクションでは基本なので、全然構いません。私としては、むしろ推奨です! さて、彼女は今日子さんの冷静な態度とハンカチのお陰で、多少、落ち着いたようです。 ゾーキングするならば、何を、どのように聞くのか、決めてください。 さて、お医者さんをこのようにしたのは、恐らく〈魔法災厄〉でしょう。 先ほどの《涙》の成功もあるので、今日子には彼が死んでいるのが、はっきりと分かります。溺死です。 ……と同時に、これが魔法なら、ここで、このままナースステーションからの援軍を待つのは、かなり厄介な事になる事に気付きます。 さて、どうしましょうか? いずれにしても、今日子さんの次の行動で、この導入シーンをシメようと思っております。
8. くろむ@昼卓欲しい | |
2017/08/25 20:33 |
ーーーーー 日向今日子の行動 ーーーーー 唖然と彼女の様子を見詰めてしまっていたが、己への呼び掛けであると気付いてハッとした。 ショルダーバッグからハンカチを取り出し、彼女へと差し出す。 「友人のお見舞いに来たのだけれど・・・悲鳴が聞こえたものだから。良かったらこれ、使って?未使用だから綺麗よ?」 落ち着かせるように静かな返答で返し、ちらりと倒れた男の方へと視線を向けると、再度彼女へと視線を戻す。 「そこの彼は・・・先生?」 確認しつつ、診察室であるなら内線が繋がる電話があるだろうか。 あるのであれば受話器を取り、ナースステーションへと内線を繋ぐ。 幸いにも机の上にはご丁寧に内線番号の書かれたメモがあった。 『もしもし?』 「ナースステーションですか?『整形外科第3診察室』で先生が倒れているので至急来て下さい」 ーーーーー こんばんは。黒霧です。 諸々ねつ造しましたが大丈夫でしょうか・・・? 取り敢えず救援要請をして、彼女を落ち着かせる為に椅子なりベッドなりに座らせて宥めてみます。 男性から情報が読み取れるのであれば調査を。 彼女から何かしら話が聞けそうであれば話を聞いた後に調査を・・・ という感じでいってみようかと。 流石に初対面で殴り掛かったりはしないので大丈夫ですw
7. 鏑矢 | |
2017/08/25 18:57 |
ーーーーー 導入シーン/書工〈闇に溶ける者〉 ーーーーー 日向今日子が感じた《涙》は、女のものだった。その《涙》は、切迫し、恐怖を帯びていた。 今日子は、その《涙》に惹かれるまま、そちらに足を向け、ドアを押し開いた。 「誰か!」 今日子をそこに招き入れたのは、女の声だった。 開けたドアから覗き込むと、男が倒れていた。白衣を羽織った初老の男で、椅子から崩れ落ちたようだった。 口から、明らかに尋常ではない量の濁った水のようなものを滴らせ、それが広く床を濡らしていた。 男のすぐ傍で、パニックを起こしかけている若い女は、患者のようだった。松葉杖が放り出されており、そちらに手を伸ばしながら、椅子から立ち上がろうとし、まさに引っ繰り返らんとしていた。 「病院の人?」 彼女の問いかけが、自分に向けられたものだったとは、今日子はしばらく気が付かなかった。 騒ぎが病院中に広まる前にと、今日子は診察室に足を踏み入れ、後ろ手にドアを閉めた。 ドアが閉じ切る前に、ちらっと目を向けた病院の案内板には「整形外科第3診察室」と書かれていた。 今日子をすがるように見詰めるショートカットの若い女の頬を、ゆっくりと《涙》が零れ落ちた。 ーーーーー こんばんは。 鏑矢です。 悲鳴を上げたのは、木陰くんではありませんでしたw 状況はとりあえず、こんな感じです。 〈魔法災厄〉の発現。その〈魔法災厄〉の被害者と、それを目撃してしまった〈愚者〉です。 さて、どうしましょうか? あ、そーだ。 この子(20代後半ですが)は、今日子さんのシナリオアンカーになる子なので、あんまり酷い事はしないであげてくださいw
6. くろむ@昼卓欲しい | |
2017/08/25 16:10 |
ーーーーー 調査/日向今日子 ーーーーー 短いながらも悲痛な悲鳴の主は、今まさに【涙】を滲ませているのかも知れない。 悲鳴が聞こえた方へ足早に向かって行く。 ーーーーー という事で、悲鳴を聞きつけ【涙】での調査を。 2d6(3,2) 5 WEBダイスを使用致しました。以降同じダイスで判定して行こうと思います。 ギリギリですが成功。 ーーーーー 判定の結果得られる情報を整理しつつ、声の主を求めて病院内を進む。 木陰さんの悲鳴ではありませんように、と願いながら。 ーーーーー 早速短めですが御機嫌よう。 先日は寝付けずに丁度起きておりまして・・・ 長くなったり短くなったりの描写になりますが、宜しくお願い致します(*’ω’*) 病室云々は実際のところ病院によるのかも知れませんね・・・ 個人情報の縛りで駄目なところもあるとか?