第一章 その10
あるにゃん(arthnyan)本編[web全体で公開] 1 | |
登録日:2021/12/04 14:06最終更新日:2021/12/04 14:06 |
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コメント一覧
70. あるにゃん(arthnyan) | |
2022/01/09 08:01 |
お待たせしました(五体投地(踏んでくださいと張り紙 >64~69 あなたたちなりの励ましが届いたのか、すすり泣きながら、提案に頷く気配がしました >スィーベ エイヴォンも雰囲気を感じ取ったのか、ひっそりと息をひそめているようですね‥‥‥ リリィは相変わらずすやすやと眠っております。 あなたたちも、激闘の疲れを感じたのか、長椅子で少し休んでいった方がいいのかもしれない‥‥‥ あなたたちは、長椅子で休憩を取ってもいいし、先行きの見えない旅路に不安を感じて先を急いでもいい。 >ALL どうしますか? 特に何もすること(RPしたいこと)がなければ、第一章完結を宣言し、章リザルトに入りたいと思います。 あれば、遠慮なくどーぞ >RP他(質問も含む)
66. しょうゆ | |
2022/01/05 18:32 |
カンクワットは、スィーベが錯乱しそうにないのを見ると、一安心したように肩の力を抜きます。 >65 カンクワット「……さて、どうかな。 僕には、死を認めるのが怖くて、触れなかっただけに見えたけど」 僕もそうだったし。 と、カンクワットは小さく言うと、体を横たえるスィーベに向けて声を上げた。 カンクワット「おい。立てるようになったら声かけなよ。 ケセドと最後にお別れしたいなら、護衛くらいしてあげるから」 カンクワット「あまり時間がかかるようなら、僕らが勝手に弔っちまうぜ」
65. アイン | |
2022/01/05 16:46 |
それらを見たスィーベの反応を見てすぐに、イリーナは(…やっぱり……)と確信した。 そして目を、身体を声を震わせながら語るスィーベを見つめて…… イリーナの目の前の視界が、ゆっくりとぼやけていった。 イリーナ「……スィーベ、ちゃん……」 親しき人との別れを恐れ、一縷の望みを夢見るも、悲しき現実を見せられ… それでも尚、自分たちに笑顔を見せて礼を言う彼女に、イリーナはこれ以上、何も言えなかった。 スィーベが横たわり、すすり泣く声が聞こえてきた時、 イリーナは俯きながら、ネックレスと花束を見つめていた。 魔神『ご主人……』ランプから顔だけ出して、心配そうにイリーナを見る イリーナ『……大丈夫……私は平気よ……ただ…』 イリーナ『……ううん……何でもない。』 >64 イリーナ「……えぇ……それは、あの子も同じ……私だったら、この両手で、彼女の形見であるこれらを、抱き抱えようとして……」 イリーナ「でも、そうしなかったのは……あの子はちゃんと、”別れ”を受け入れようとしているから……かも、しれないわ。」
64. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2022/01/05 16:09 |
リルクヴィスト「……アイツは、ケモノとやらになった後でも何かを守らんと必死そうだったよ」 リルクヴィスト「大したタマじゃねぇか。狂気に身をやつしながらも、揺るがない何かがあるってのは」 リルクヴィスト「そいつにとっちゃ相当大事なものだったんだろうねぇ」 と肩をすくめます
63. あるにゃん(arthnyan) | |
2022/01/05 13:36 |
>61 では、イリーナがそれら(ネックレスと花束)を見せると、スィーベは大きく目を見開く。 手を伸ばそうとして、スィーベは諦めて手を下す。 そして彼女は伏せた眼を震わせ、掻き抱いた身体を震わせ、声を震わせる。 スィーベ「……その首飾りは、ケセドの誕生日に、贈ったもので……彼女に似合うものを選んだつもりで……」 スィーベ「その、花束は……ケセドと礼拝した、帰りに……中庭で、集めたものを、贈ったもので……」 ぽつ、ぽつ、と。震えるスィーベの足元に、ひとつ、ふたつ、と水跡ができていく。 スィーベ「……予想は、してたの。これだけ、教会がケモノだらけなら……もう、礼拝堂にいたケセドは、って……」 スィーベ「でも、でも……ひょっとして、もしかしたら、って……」 嗚咽を隠し切れない、とぎれとぎれの声で、スィーベは喋る。 スィーベ「あなたたちが……ケセドを、止めてくれた、んだよね?」 スィーベ「―――――――ありがとう。彼女を、解放して、くれて」 そう言ったスィーベが見せた顔は、繕いながらもぼろぼろの笑顔で、それを見たあなたたちは何も返せなかった。 スィーベ「……ごめんなさい。お腹が膨れたら、少し眠くなってきたから……ちょっと向こうで、休んでくる」 そう言うと、スィーベは長椅子の反対側へ向かい、そこで横になった。 横たわったスィーベからは、すすり泣くような声が聞こえてくる……。 あなたたちは、悲しみに暮れるスィーベを慰めてもいいし、すすり泣く声を聞き取ってもいい。 あるいは、スィーベが悲しみを乗り越えられると信じて、このままそっとしておいてもいいだろう。 >ALL どうしますか?
62. しょうゆ | |
2022/01/05 11:10 |
カンクワットは、イリーナさんが切り出したのを見て、スィーベが何かなっても対応できるよう エイヴォン老とリリィを庇うように移動しつつ、魔力を高めています。
61. アイン | |
2022/01/04 10:33 |
なるほど、それも使えそうですね… では、自分が切り出していきましょうか…… イリーナ「………ふぅ……」 話す決心がついたのか、深呼吸をしてから、スィーベに口を開く。 イリーナ「…スィーベちゃん、あのね…私たち、教会の中にいた、意志のあるケモノと戦ってきたの…」 イリーナ「…その、ケモノが持っていた物を拾って来たのだけれど……見覚え、無いかしら…?」 そう言って、「形見(多分)のネックレス」と「穢れを帯びて枯れた花束」を、恐る恐る見せる