COBRAさんの日記 「家系マシマシCD&D」

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COBRA
COBRA日記
2024/09/16 15:00[web全体で公開]
😆 家系マシマシCD&D
先週と昨夜は推理シナリオ卓「陰謀の街」のDMでした。御参加いただいた皆様ありがとうございました。




数十本はD&D公式シナリオで遊んでいる経験がありますが
CD&Dの「陰謀の街」は類似した後発作品も見かけないですね。
シティアドベンチャーなのでPLさんの自由行動に幅がある一方で全く予想できない展開が次々と起きる。
推理あり、サスペンスあり、駆け引きあり。

推理シナリオの夜卓前に、PLさん方からDiscordで作戦やQAを事前に受け付けているのだけど、
16ページしかないモジュールなので、表記されてる内容は限られているものの、質問内容に対して思いのほか理に適っていることも解るので感心してる。

もっと軽めにお送りする事も可能なんだけど、
PLさん側からトララダラ語とか、カラリーエルフという言葉が出てきたら、
そりゃあCV山田栄子さんで「鉄人フルパワーだ!」ですよ。

ちな本家でもB6モジュール設定は良くできているという事で世界観設定資料GAZ1に後から纏められているけど、発売当時には既にモジュールはPL通過してた側としては「この人物、既に故人じゃん…」ってなりがち。
(赤箱PHBのアレーナみたいな状態。)
https://www.drivethrurpg.com/en/product/16974/gaz1-the-grand-duchy-of-karameikos-basic

GAZ1があるとPCビルド時に、どの村や氏族の出身とか所属組織について背景設定できる資料がある。
同様資料の一部はメディアファクトリーから出ていた文庫版のCD&Dルルブや文庫モジュール末尾にバラバラにされて再録されていたのでそれらも活用した。
https://mystara.thorfmaps.com/appendix-j/rules-cyclopedia/

AD&Dからは此方のカラー資料の引用。大公一家やカラメイコスのイモータル信仰、ヴィランの黒鷲男爵やバーグル等を紹介。貴族紋章まで掲載されているがカラーリングがモジュール内表記と違っているので、私の卓では整合性をとった。
https://www.drivethrurpg.com/en/product/206208/karameikos-kingdom-of-adventure-2e

なので元は16ページしかないモジュール内容に、AD&Dや日本語文庫版の独自記載などの後発資料も素材マシマシに加えたオンセとして、家系ラーメンならぬ、家系CD&D卓としてお送りしたw

GAZ1とAD&D資料に加え、日本語文庫版ルルブの他に文庫版モジュール3冊巻末にバラバラに書かれてる資料類までもそれぞれ引用したので「それらを全部所持&把握」してないと無理w
多分、世界でもここまでやってるB6モジュール卓はないのでは?
(まあ令和にCD&Dオンセ自体がなかなかないけどw)

来週にはCD&D赤箱演目としてB3モジュール「アリクの瞳」卓を予定してる。
ウィッチライト内の元ネタを披露するのが目的。
https://trpgsession.click/player-detail.php?c=COBRA#google_vignette

これも数十回はDM経験ある。
https://www.drivethrurpg.com/en/product/17159/b3-palace-of-the-silver-princess-basic
出席者の日程もあるので高速1回卓にしようか家系マシマシCD&Dにしようか悩みどころ。
100パラグラフあるモジュールだけど、普段は3時間卓2回で回してる位には俺は高速DM。

家系マシマシCD&DにB3モジュールをするアイディアとしては、赤箱モジュール総集編となったB1-9版の導入を加える。これは既に何度かやっている。
「アリクの瞳」は赤箱にしてはクライアントがイモータルなので勇者設定の( ˘ω˘)スヤァ導入で冒険開始できるw
https://www.drivethrurpg.com/en/product/17131/b1-9-in-search-of-adventure-basic

もう一つのB3モジュール家系マシマシ案は発禁回収になったオレンジ表紙版のフレーバーを加える。
ちなみに市場に殆どで回らない内に発禁になって回収されたのですが、 WotCがPDF版を無償公開したので、今でもFREEで手に入ります。
https://pandius.com/b3_intro.html

オレンジ表紙版B3モジュールの方も興味あったので完訳でないけど一部私家翻訳した。
使いもしないワイルダネスMAPとか、DMが作ってねと意図的に空き部屋にしてある空間とかがあって、結構に内容も違うので驚くのだが、意外な背景ドラマが描かれてて「え?!あれってそうだったの!」ともなった。

でも緑版では伝説財宝のルビーがリンゴサイズと書いてあるのが、
オレンジ版では牛の〇玉サイズとか、書いてあって、
発禁になった理由はそういうとこじゃねーの?と(苦笑
世界初の女性プロTRPGシナリオライターでDragon誌でSage Advice連載担当までしてたJean Wellsが書いた内容なんだけどなあw
オレンジ版が発禁になった理由はTSRからは明言されてなくて、フランク・メンツァーらが諸説唱えてるのは経営層のブルーム兄弟が自分達が不細工&下品に弄られてるカリカチュアが気に食わなかったんじゃないの?説なんだけど。
文章側も細かく読むと色々と引っかかる処がある。色々と昔のノリだなと。

TSRは現代の魔女狩りに遭ってデビルやデーモン表記を一時期全て消して「フィーンド」でございと変更したり、
WotCがUPした平和オークの画が逆の意味で物議かもしたりもしたけど、
日本での昭和ノリみたいな感じで、現在では「笑い」やネタについても色々と言われそうな表現差があったんだなと思った。
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