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😆 歪みのアカシック(体験版) 歪みのアカシック 体験版 https://flangemace.booth.pm/items/4241610 歪みのアカシック 広報サイト https://sites.google.com/view/yugaminoakashic/ 過去に存在した何かの記憶を受け取ることでそれに伴った異能が行使できるようになる、という設定で歴史ネタ・オカルトネタのシナリオが遊びやすくなってる面白いシステムです。 判定のほとんどはパーセンテージダイスの下方判定なのでCoCから入った人にも遊びやすそう。 抵抗値を大きく失うと過去の記憶と人格が混ざり合い不安定になる【励起】システムや、大事なものを7つ決めて、意志が0を下回るか最後の励起判定に失敗するとそれが1つずつ破壊される【クレシャス】システムなど、「異なる人格に浸蝕される」という危うさに晒されながらその人格をリソースとする秘術を行使するプレイ感覚は他のゲームにはないものではないかと思います。異なる人格が具体的な他人として中身も決まってるあたりがけっこう珍しい。 ゲーム的な敵となるのは過去の記憶を受け入れて我が物としてしまった超人、覚知者リベレーター。 リベレーターは再現事象「ヴィジョン」を引き起こし、その中で世界の記憶アカシックレコードそのものを改竄しようとします。もしそれが成し遂げられれば、過去は改変され、存在が抹消され、災害が引き起こされ……とにかく、ヴィジョンに応じた何かが起きる可能性があります。世界の記憶を改竄するというのは、それほどに重いことなのです。 PCたちは過去の誰かの記憶を受け取りその記憶に力を与えられて秘術を行使しながらも人格の浸蝕に抗う「抵抗者」となって、ヴィジョンの中で行動し、リベレーターの計画や行動を見極める必要があります。 好き勝手にシナリオ書いてGMしてみたくなるゲームだったんですが、まだシナリオ作る用のデータ(ハンドアウトで渡すスタイルとネフェスのデータとか、リベレーターを作成するためのデータとか)は公開されてないので大人しくサンプルシナリオを遊びなさいということかもしれません。 このゲームの特徴として、ハンドアウトごとのデータがとても重いです。それは当然ですね、ハンドアウトは受け取る「メモリー」そのものであり、キャラクターの記憶と行動原理に加えて「使う秘術」がまるまる入ってしまうので……その反面キャラクター本来のデータは軽く、数値のほとんどは共通です。この辺りでも浸蝕の危機に晒されている本来の人格の心もとなさを感じますね。その分、キャラクターをキャラクターたらしめてる【クレシャス】の重みが増すという感じです。 独自性がある一方でシナリオなども想像しやすいゲームなので、製品版が出たら是非遊んでみたいですね。 製品版出たら作りたいシナリオのトレーラーだけメモ代わりに書いておきます。 つみなこと しろをば ひとに くれはどり…… 藤の小枝が結ばれた蓬髪の下で、男の暗い瞳が光る。 「荒木村重、哀れなものよ」 磔の柱が並ぶ。 銃声が響く。 泣き喚く女どもの声に、 兵らは眉一つ動かさない。 「秘術は貴様の妻女の血を以って完成するというのに」 摂津有岡城に邪なる企みあり。 幾百年の時を超えて、それは成るだろう。 歪みのアカシック 『紅羽鳥(くれはどり)、幻影を飛ぶ』 記憶を受け継ぎ、記憶に抗え。
> 日記:歪みのアカシック(体験版) ご紹介ありがとうございます! 公開できる形にするため鋭意作業中です! シナリオ案も考えていただけて嬉しいです!
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