scorpio☆さんの日記 「説明って大事。」

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scorpio☆
scorpio☆日記
2019/07/13 02:27[web全体で公開]
😊 説明って大事。
同好会にて自分がGMを務めるセッションを2作終えてきましたー。

先週基本ルルブにあるシナリオ①を終えた後、キャラ作成をしてみたいと申し出て下さった方がいてその人達を交えて本日シナリオ②をやってきました!唐突に訪れたGMウィークでしたが、凄く良い経験ができました。

シナリオ①はPCさんが2名ということだったので自分が操作するNPCを交えてセッションを行いました。
カードの印刷はもちろん、ツナガリを結ぶときの話題になるようにちょっとしたマップを用意したり、その分情報をどうしようか考えたりと、GMとして仕事ができていたかなぁと自負しております。
先週のセッションは工夫の甲斐もあって楽しんでいただけたそうで、私はとても満足していました。

そして迎えた本日のセッションですが、非常に勉強になるものとなりました。
セッション単体で見ればそれはそれは酷い内容でした。冗談なしで酷いです。
原因はだた一つ。GMがちゃんとシステムの世界観をPCさんがたに理解させられなかった、その一点です。
プレイスタイルは人によって異なる、頭で理解はしていました。しかし、本日私が見た光景はその意味を痛感させるには十分過ぎました。

クラヤミクラインはホラーを題材にしています。世界観をざっくり言うと、主人公がホラー映画や恐怖小説のような世界から生還を目指す、そして主人公は一般人と少しだけ異なる点があり、それは心に「傷」や「闇」を抱えている。そのため主人公は異世界に対抗でき、心の闇から生まれた狂気を目覚めさせ、発狂などを駆使して戦う。こんな感じです。
…これをまったく理解せずセッションをしたら、果たしてどうなってしまうのか…。

・主人公は基本的に一般人です。普通の人と異なる点は心に闇を抱えているということぐらいです。
なぜ怪異を見て、ふざけたり笑ったりできるのでしょうか。主人公は別に超人ではないです。ホラーシナリオなんですが。
・発狂というのは、主人公が胸の内に抱えていた己の狂気を開花させるものです。
なぜ狂気に目覚めても通常通りなのでしょうか。むしろ怪異におふざけRPをしていた発狂前が既に発狂状態だったのでは、と疑うくらいです。

文章でのホラー演出には限界はあり、怖くないのは分かります。無理に感情移入をして怖がれとも言いません。ですが、雰囲気まで壊してほしくなかったですね。シナリオもそういうお話しでもないですし、私の演出不足が原因にしても、ゲラゲラ笑われるのは癪に障りました。
人生経験はほぼガン無視。なんでもダイスで決める、というのは聞こえはいいですが、ツナガリの感情も特に何も考えずに適当に結ぶ。発狂もクラヤミの効果が使えることや、真相がもらえるぐらいにしか思わない。非常にヤミクラには不向きなプレイイングをする方だなと感じ、ちょっと不快感を覚えました。

そういった人も中にはいることを視野に入れ、今後からは、おふざけをしたりネタに走ったりするコメディなシステムでないことを十分に説明してから始めるようにしようと思いました。この説明は一番大事なんだなと思いましたので。怖くなくてもふざけるのは絶対にやめて下さい、と。
みんながみんな世界観をすぐに理解できるわけではないので、必要最小限のことは守ってもらう方針で進めてみます。

長らくヤミクラをやって生じた「あたりまえ」に隠れて見えなかった仇が見つかった、GMをしていくうえで大切なことを学べたセッションでした。

暗い内容にならないように文章を考え続けたらもうこんな時間です。寝ます。
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レスポンス

マスター
マスターscorpio☆
2019/07/13 23:52[web全体で公開]
> 日記:説明って大事。
 新着日記から失礼します。
 プレイ前の事前説明はとても大事ですよね。アリアンロッドやダブルクロス等のTRPGシステムを制作しているFEAR社の鈴吹社長もセッションを開始する時には必ず、「このシステムはどんなゲームで、今回遊ぶシナリオはどういった雰囲気のシナリオなのか」という点を説明すると仰っていました。(これはどんな仲間内でも、親しい仲でも必ず行うそうです)
 セッション前にその一言を入れる事で、プレイヤーとGMがセッションに対して「同じ方向を見る」っていういわば儀式みたいなもので、かなり有効な技術だと思っています。

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