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😶 シナリオの作り方(構造編)その1 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)昨日はGMの始め方日記が多かったので、GM始めたらシナリオ作りたくなるだろうってことでシナリオの作り方です 今回はFEARのゲームのシナリオの作り方をメインにしますが、ソードワールド2.5でもクトゥルフ神話RPGでも基本は同じです サイコロフィクションはちょっと外れますし、ステラナイツやストリテラのようなロールプレイ中心のものも今回は省きます シナリオを作る際、3つのものが必要になります ・データ ・テクスチャ(表面上のストーリー) ・構造(フラグ管理) もっといるのかもしれませんが、とりあえずこの3つが必要です 今回はこのうち構造の話をメインにテクスチャの話を少しします 2018年にも構造の日記は書いたのですが「パクれ」としか書いていません、もう少しきちんと言語化できそうなので再挑戦です FEARのゲームだと構造は大体次のようになっています オープニングフェイズ:問題の発生 ミドルフェイズ:問題の解決方法を探す クライマックスフェイズ:問題の解決 エンディングフェイズ:問題が解決した後の結果 このうち絶対必要なのは ・問題の発生 ・問題の解決 の2つです 問題の発生と解決こそがシナリオの構造の根幹です (もちろん例外は多数あります) ・ゴブリンが出た→退治した ・白い部屋に閉じ込められた→脱出した ・ヒロインがさらわれた→助け出した 全部テクスチャは違いますが、構造は全く同じもので初オリシなら正直これで十分なレベルです ここからは個別に説明していきます まず説明しやすい「問題の解決」からです 問題の解決の大半はボス戦です これにはボスを倒して宝物を得るのも含みます それ以外は何かというとCoC等の戦闘以外の解決≒最終ギミックの解決です 最後の盛り上がる部分といってもいいでしょう これがないとシナリオは終わりません とにかくボスを倒せば問題解決し終了するとするのがシナリオ作りでは楽です 次に「問題の発生」 こんな問題が起きていますとPCに伝えるシーンです FEARのゲームならトレーラー・ハンドアウト・オープニング SW2.5なら依頼されるシーン CoCなら既に巻き込まれていることが多いと思います ここではどんな問題が起こっているかを伝えPCの動機付けを行います 最初のころは動機付けを忘れがちですが、動機付けは忘れてもPLが何とかしてくれることが多いです また、シナリオ作り上このシーンで大事なのは「どうやったらシナリオが終わるか」まで伝えることです (これは例外も多数ありますが、初めてのシナリオ作りなら最初に終了条件を伝えたほうがいいです) 「ゴブリンが現れた」なら「ゴブリンを退治したら終了」 「白い部屋に閉じ込められた」なら「脱出できたら終了」 「ヒロインがさらわれた」なら「ヒロインを助けたら終了」 ここまで伝えるほうが無難です シナリオ作りはこの2つのどちらかのテクスチャを考えることから始まることが多いです こんなボスがいる(解決)→ボスはこんな事件を起こしている(発生)→どうやったらボスを倒せるか(解決方法) という順番か こんな事件が起こる(発生)→黒幕はボスだ(解決)→どうやったらボスを倒せるか(解決方法) という順番のどちらかです なので「発生」「解決」の両方ができればシナリオは作れます 長くなったのでその2に続く……かも
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