Keiさんの日記 「サーカス団から子どもたちを救い出しましたの」

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Kei
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2022/04/03 17:41[web全体で公開]
😶 サーカス団から子どもたちを救い出しましたの
ご機嫌よう。

カムズの「黒いサーカス」を遊んで参りました。街にやってきたサーカスを見に行ったPCは「サーカスの一員になる」と予言され、別の予言を受けたNPCはその予言の通りに死んでしまうというところから始まるシナリオです。
そして、カムズのシナリオというのは、前半部分しか描かれていません。なぜなら後半はPLが決めるからです。

それで、今回PLの方々が作っていただいたお話は、予言が当たるのではなく、予言通りになるような魔法が背後で使われていて、サーカスの座長は妖精との契約によってそれらの魔法の力を得ているというものになりました。更に、さらってきた子どもたちの記憶を奪うことで魔法の力をより強固なものとし、妖精との契約の代償から逃れていたのです。ですので、子どもたちに記憶が戻ることで座長の魔法は崩れるのです。
ほとんど全部PLの方が考えてくださるので()、GMとしては適当にまとめて判定を組み込むだけです。
最終的に、PCは子どもたちを救い出し、PC自身もちょっと成長したという終わりになりました(カムズに成長ルールなどはありませんが)。

さて、カムズは以前から遊んでみたいと思っていて、今回初めて遊んだのですが、ちゃんとグッドエンドになるシステムという印象を受けましたの。判定が意外と失敗しない上に、バッドステータスも意外と受けず、シナリオやシステムから提示された運命はちゃんと覆すことができるのですね。しかも、エンディングに至る自由度がとても高くて、それでいてGMは割とラクで楽しいですわ。もちろん、話が大きく膨らみすぎないように、といったコントロールはありましたけれど。
また、最初の方こそ、どんどん判定させてバッドステータスをどんどん与えて悪い運命を予感させようと思ったのですが、判定でのバッドステータスは思いのほか少なく、しかも、判定すればするほど最後に運命を覆す力が溜まっていくという感じで、当初予想していた「複数の悪い運命の一方は受け入れなければならない」というような選択や葛藤もございませんでしたし、終わってみて感じるのは、そういうゲームではないということでしたわ。

ともあれ、カムズはプレイ時間も短めで(RPをだいぶ楽しんでも3.5時間程度でした。最後の方はGMとして話を終わらせようとして急ぎ足になってしまったという反省点もあります)、特に大きな準備もなくサクッと遊べて良いタイトルに感じましたの。

ご参加くださったPLの皆さま、ありがとうございました。
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