若輩者さんの日記を全て見る
😶 止まらなかった団長 今回ロスト率の高いシナリオに参加させていただきました。 どうせならド派手に死ねるキャラを、と思い、某アニメの止まらない団長をリスペクトした暴力団組員(大きな組の下部組織のリーダーなので組長でも組員でもなく団長)キャラを製作。 あえてSAN減少ポイントを踏み抜きつつ、探索を続けていました。 しかし、あと一ポイントで不定の狂気というところで、神話生物が潜む場所で目星を失敗し、二の足を踏むという事態に! ですが、我らが団長は自らの名乗りを挙げることで向こうから気づいてもらうという逆転の発想に出ました。 「俺は鉄○団団長! 何か居るなら掛かって来やがれ!」。 その声に反応したのは13体ものムーンビーストの群れ。 目撃した団長は一時的狂気をアイデア失敗でねじ伏せるが、不定の狂気に落ちてしまいます。 PLであった私はこのまま団長は狂気に負けて、無様な姿を晒してしまうではと一抹の不安を抱きました。 そんな情けない団長は見たくない! その思いに応えるように彼が出した不定の狂気は……『脅迫観念に取りつかれる』でした。 そう、団長の脅迫観念と言えば、不退転! 決して止まることを許されないという想い! 故に団長は前進する。逃げることも呆然と立ち竦むこともなく、ムーンビーストの群れへ助走を付けてタックルをかましに出ます。 けれど、現実は非情。助走を付け過ぎた団長は僅かな差で転倒。 哀れ、槍衾の餌食となります。一ラウンド総ダメージ50オーバー。 人体にこれでもかとばかりに刺さる槍の嵐。 それでも最期まで団長は止まらず進み続けました。 何故なら彼は団長だから。団員の前を行き、導くのが役目なのだから。 暴力団団長、御留我 威都華は心臓の鼓動が止むまで叫び続けました。 「止まるんじゃねぇぞ……」と。
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