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😶 ふむ、バルバロスレイジの内容を踏まえるとこんな感じか。 インスピレーションが爆発した。ただそれだけの物 舞台は、ヴァイスシティーですね。 “奈落の壁”に隣接するこの街は蛮族基準では治安も良好で発展した街だが、人族基準ではまさに悪徳の街といっていい状態だ。 そんな街だからか蛮族の個体数だけでもかるく2000人を超え、人族の個体数も5000人は超えている。そして魔神やアンデット、理性の無い魔動機兵や獣、植物型の魔物も含めればその数を正確に把握している物はいないだろう。 そして、この街は定期的に魔神の脅威に晒されている。人蛮の争いは小康状態にあるが一度、魔神の侵攻が始まれば“奈落の魔域”が大量発生し、この世の終わりかのような魔神の大軍勢が街を覆う。 それでも、多数の死者を出しながら撃退し人蛮問わず多数の孤児が出る。この街の孤児の行方は奴隷か野垂れ死にか。そこに人蛮垣根はなく大半が商材や体のいい実験動物が歩いている物として扱われる。 そのなかでも、君たちは運がいいほうだ。 奴隷狩りにあった。あるいは生き延びるために奴隷商人に縋った。あるいは親族に売り飛ばされた君たちの収容部屋にホムンクルスの護衛を連れた“喋る人形”が品定めに来ていたのだ。 「ズタボロね。でも悪くない闘気イグニスに愛されているのかしら?」 「いい目をしているわね。私の元で自由を勝ち取ってみない?」 「あー、コレはもうダメね。せめてこの毒で苦しまぬように殺してあげて。」 「随分不敬な奴隷ね。コレ処分しちゃってもいいかしら?」 “喋る人形”は奴隷たちを選別し選ばれた君たちの前に立った“喋る人形”は君たち問う。 「あなた達、私の生体実験の素材になるか私の名前の元、私の国造りの障害を殺しに行くのどっちがいい?」 “喋る人形”は取れたて新鮮な上級蛮族の体の一部を愛でながらそう問うのだった。 「『深、第十二階の呪。呪詛、拘束、封印、精神―呪縛』 これで良しまずは貴方たちが暮らす寄宿舎へ案内するわね。」 「え?私なら武の極みに至ったボルグともいい勝負が出来るだろうになんでこんなことするのかって? 」 「国は受容的な組織でなければならず、王の力で維持されている国は王の崩御と共に崩壊する。これが私の答え。」 “喋る人形”は<ロッセリーニの印形絵具>で所有者を示す刺青を施しながらそう答えるのだった。
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