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😶 【V:tR】についてつれづれ2 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」は難しいです。 人々のためにパブリックエネミーをボコすゲームではないのですね。 吸血鬼社会のしきたりとかがあって「何をすればいいのかわからない」となってしまうのです。 また、吸血鬼の種族特徴である能力や制限が細かくかつ数多く設定されていて、「何ができるのかわからない」ということもあります。 ということでどんなセッションが行われていたかを振り返ってみます。 ============= *初プレイ それは2007年くらいの昔・・・。当時はIRCというチャットソフトがありまして・・・。 wod_JPというチャンネルに入って、そこでのプレイが初のVtRプレイでした。 初プレイはストーリーテラー1名、プレイヤー1名でのプレイヤーです。 当時は若く、何もわかりませんでしたが、ストーリーテラーは実はスゴい人なのでした。 舞台はアメリカ・ニューオリンズ。PCは吸血鬼ではなく美少女グールでした。 第一話は「美少女PCが骨董品に入って、吸血鬼の店主と会話し、高価そうな宝石の首飾りをプレゼントされ、魅了されて連れ込まれてちゅーちゅーされて、血を飲まされてグールに変貌」というプレリュード・セッションでした。 第二話は「PCは吸血鬼(それなりに有力)に完全に魅了されてラブラブしつつ、主人の寵愛と、理想の助手になることを目指して部屋の掃除やら仕事の手伝いなどをこなす日々のところ、誰かに監視されているような気配。主人にお使いを頼まれて、それを果たして帰宅しようとしたところ、謎の少年に襲撃されます。とりあえず逃げて(PCは非戦闘員)、何とか主人の元にたどり着くと、謎の少年は主人の元グールであり、何らかの理由で捨てられて、代わりにPCが新しいグールになったと聞きます。少年はPCに恨み言を吐いたりしてましたが、血が切れて急速に老衰が始まって死亡。PCは主人の後ろに隠れながらそれを見て、自分の将来を予感した」という感じでした。 第三話は「夜の街でPCはPCの父親と偶然出会ってしまう。連れ戻そうとする父親と、逃げるPCのチェイス戦闘(英語サプリ使用)をプレイして、タクシーに飛び乗って運転手を魅了し、逃げて主人の元に帰る。主人は手を回してPCの両親を終了させる」という感じでした。 どれも個人的なシナリオで、各人の心情や人間関係が重視されていました。 このプレイ体験が自分のVtRの原点です。 ============= *初ストーリーテラー 同じIRCチャンネルにて、ストーリーテラー1名、プレイヤー1名でのプレイ。 プレイヤーのくだんのスゴい人。 あらすじとしては「吸血鬼の会合に出席するPC吸血鬼とその親吸血鬼(長老クラス)。親吸血鬼は会合の場に知り合いの吸血鬼Aがやってこないことに不信を抱き、PC吸血鬼に会場中を探させますが、本日出席していないということがわかります。親吸血鬼とA氏はなんらかの取引をする予定だったとのことで、PC吸血鬼はA氏のアパートに行って連れてこいと言われます。 A氏のアパートの部屋は血まみれで、激しく争った跡があり、壁にはショットガンの弾痕があります。女物の洋服なんかもあります。肝心のA氏はいません。帰ろうとすると廊下から女の子がやって来てきます。彼女は「貴方は吸血鬼ですか?」と聞いて来て、「自分はA氏のグールであるB子である。A氏は今危機に陥っている。誰か助けがこないかとここで待っていた」「事情を説明するために近くの公園まで来て欲しい」と言います。 ついていくと物陰から男が出て来てショットガンを突きつけられます。 男はB子の兄であるC男であり、失踪したB子を探していたらA氏からDVされているのを見て、昼の間にB子を拘束してアパートの鍵を取り上げ、A氏の寝床にダイレクトアタックを敢行。A氏を撃滅。 B子はA氏の永続的魅了から解き放たれたが、血が切れたのでPC吸血鬼から血を巻き上げようとしたのです。 PC吸血鬼はB子に血を提供しつつ、このままではB、C二人とも破滅の道しかない。C男は今すぐ街から逃げろ。B子はなんとか話をつけて保護する。と二人を説得。」という展開になりました。 このシナリオは自分のお気に入りのシナリオで、今でも布教に使ったりします。 ============= ということで大それた陰謀とか都市の危機なんかは不要で、底辺吸血鬼の日常や人間関係を体験シミュレーターするだけでもそこそこ面白いかもしれません。
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