千秋かけるさんの日記

千秋かけるさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。

日記一覧

千秋かける
千秋かける日記
2021/03/12 15:10[web全体で公開]
😶 ダイス目のドラマ――CoC『デッドマン・ドリームランド』を終えて(ネタバレなし)
シナリオの内容に触れることはありませんが、CoCシナリオ『デッドマン・ドリームランド』予定のある方はご注意ください。

ーーーーーーーーーーーーーー

デッドマン・ドリームランド――本当に出目がドラマ性を産むことがあるんだなぁとしみじみと感じたセッションでした。
もちろん、セッション中はそんな余裕は毛頭なかったわけですが笑

KPさんに「判定を3回連続で成功させる必要があります」と言われたときは若干遠い目になりましたね...
PCの中でその技能が一番高かったのが私の金手古斗クンだったのですが、技能値70%...
つまり、70*70*70で約35%なわけです。
そこに補正がはいったり、KPさんに言いくるめしてみたり、悪あがきしてみるのですがダイス様には通じません笑

2連続成功→失敗→KP「幸運に成功したらストック1からでいいですよ」→幸運失敗
ストック0からの1クリ!「じゃあストック2で!」→99ファンブル「さすがに0にしましょうか笑」
「もう到着しましたけど一応振りますか?」→クリティカル成功(3ストック達成)「クリチケあげますね」

開始当初から私の出目は荒ぶっていたわけですが、これはヒドイ...
そしてほかのPLさんからの視線もイタイ...

ドラマ性、演劇性というものの大部分はRPにある。
ロール・プレイ、役割を演じるのだから、それはそうなんでしょう。
だからこそ、RPに力を入れて楽しいセッションにしよう!
これまで、そう考えることが多かったのですが、TRPGはそれだけではないんですよね。

賽子の女神さまの仰せのままに。
彼女の機嫌に左右される私たちも、外側から見れば「面白いドラマ」なんだなぁと。
プレイ中はもちろん楽しいのですが、こうして振り返っても2度3度と楽しいですよね。

長時間お付き合いいただいたKPさん、
そして出目芸人の舞台にお付き合いいただいたPLのお二方、ありがとうございました。



「どうか皆様、死人の舞台を最後までお楽しみください。」(あらすじから抜粋)

プレイシナリオ(敬称略)
『デッドマン・ドリームランド』 takujougameclub
いいね! 7
千秋かける
千秋かける日記
2021/03/09 16:02[web全体で公開]
😶 秘匿HOもの『ヨグ=ソトースの迷宮』を終えて(ネタバレなし)
シナリオの内容に触れることはありませんが、CoCシナリオ『ヨグ=ソトースの迷宮』予定のある方はご注意ください。

ーーーーーーーーーーーーーー

先日、オンラインセッションとしては初めて秘匿HOシナリオにPLとして参加させていただきました。
HOを渡されてから開始日まで充分時間があったため、それなりに読み込んだ状態ではじめられたと思います。
しかし、実際にセッションがはじまると、なかなか思い描いていたようには進められませんね。事態も転々としますし、なによりほかのPLさんもいます。それが秘匿が秘匿たるゆえんなのでしょうが。面白い!

さて、秘匿って何なんでしょう?
私、合道相次はセッション中ずっと考えていました。合道は清掃員であり、たまに教授に間違えられる人物であり、○○でありました。
HOによって、合道はちょっとした過去の経験と、現在の立ち位置と、未来の目的を得たのです。
結局のところ、その目的に向けて行動していくことになるのですが...

さて、秘匿って何なんでしょう?
もちろん隠された情報のことなのですが、誰に対して、何のために隠すのか。
「秘匿HOです!」と言われれば、真っ先にほかのPLが思い浮かびますよね。次にNPCに対してでしょうか。
では、誰が隠すのでしょうか。
PLがPLに対してでしょうか。それともPCがPCに対して?

PCとしての合道は目的が与えられている以上、それを目指すはずですよね。
PLとしての千秋かけるはそれを妨げません。
「秘匿HOが渡されている」というのはPL情報なわけですから、必要以上にほかのPCさんを疑ってかかったりはできません。

そういう意味でも、今回のシナリオ『ヨグ=ソトースの迷宮』は面白い展開でした。
クリア後のほかのPLさんに与えられたHOをすべて見せてもらってから、なるほどの嵐でしたね。
ええ。なるほど納得、でした。

今回、私は中盤以降、手札公開状態でした笑
それでも、お相手方は「あと何枚切り札があるんだ?」といぶかしんでいて、最後の最後で手錠をかけられたときはさすがに驚きました。
それも、相手のHOを見せていただいてことで氷解しましたけれど。

ほんとうに秘匿ものは奥が深いな、と痛感したセッションとなりました。
もともと手を出してみたかったジャンルであり、面白さを確認した今では、ぜひまた楽しみたいジャンルとなりました。
KPはじめ、同卓していただいたみなさん、ありがとうございました。

なかなか時間の都合もあり、先々の予定が立ちづらいため、
日程調整といわれると参加しづらい今日この頃ではありますが、またチャンスを見つけて飛び込んでいきたいものです。

プレイシナリオ(敬称略)
『ヨグ=ソトースの迷宮』 販売:うそうま卓
いいね! 9
千秋かける
千秋かける日記
2021/02/27 13:11[web全体で公開]
😶 先週2卓の感想、PCの感情とPLの情報
シナリオの内容に触れることはありませんが、CoCシナリオ「混沌を運ぶ者」「REDLINE DEADLINE」予定のある方はご注意ください。

ーーーーーーーーーーーーーー

先日、はじめてオンセンさん経由で参加させていただきました。
「混沌を運ぶ者」というシナリオで、あらすじにひとめぼれしてしまい即座に申請ボタンに手をかけていました笑
事前にKPさんから、子どものころの立ち絵があると楽しめます、と情報があったので用意したのですが、なるほど楽しめました!

私は黒根小太郎として参加しましたが、(意図していましたが)くろねこ呼びになってましたね。
そのくろねこですが、クライマックスシーンでまさかのPC対立が発生しました(KPさんも驚いていました)。対立といっても選択肢のAとBどちらを選ぶかという話だったのですが、くろねこは猫派、もうひとかたが犬派、最後のひとかたは発狂中という混沌極まる状況でした(実際は犬猫ではありませんでしたよ。ネタバレ防止です笑)。
最終的にくろねこが〈言いくるめ〉45%に成功してしまい猫派が勝利したのですが、その結果...

結果はさておき、ここでPC(くろねこ)とPL(私)についてのお話です。
くろねこはシナリオ中、猫様とごろにゃんしていました。一時PCが分かれて探索した際にも猫様とごろにゃんしていました。そのため、ラストで犬派に転がるということは、くろねことしてはありえないと考えました。
しかし、私のなかのCoC知識やほかのPLさんの経験をふまえても、どう考えても犬推しするべきだったんです。
そのことはPL会話としてお互いに話し合ってはいたのですが、最終的にダイスの結果もありくろねことしての意見を通させていただきました。
そして案の定、あまりよくないことが起こってしまいました。

個人的にはRPを尊重したいと思っています。ですが、明らかな罠を踏むのもおかしいとも思います。
今回は、どうすればくろねこが犬派に靡くかと考えた結果、「犬派に説得してもらおう」となり、結果45%で勝利してしまいました。
PCとPLというのは持っている情報の量が明らかに違います。
その情報を、どう利用していくのか。やっぱり難しいですね。
それを確認することになったセッションでした。

KP並びにPLのおふたかた、ありがとうございました。

さて、上のような経験もあり、
次のセッション「REDLINE DEADLINE」では、灰下航流としてNPC蓜島と接していきました。
その際、あまり灰下としての意思を見せないように立ち回る意識をしていました。
茶番として蓜島にいろいろな属性を付与して、ほかのPLさんがたと遊んでいましたが、灰下と蓜島という人間関係は、シナリオ終了した今でもよくわからないままになってしまった気がします。

灰下という人間が、単に〈製作:葉巻〉のダイスを振る人形になってしまっていた気がするのです。
制限時間をにおわせる展開もあり、急いでいた、というのもありますが、灰下のバックグラウンドはまったく効いてこなかったセッションでした。

しかし、その分シナリオギミックについてPLの方とよく話し合う時間があり、ああでもない・こうでもないと推理していくのはとても良い時間でした。
特にクライマックスでは、正直かなり悩みました。どうするのが正しいのか確信を持てないまま進んでいった気がします。(最後、なんで灰下が黄金銃持たされたんですかねぇ...笑)

KP並びにPLのおふたかた、とても楽しかったです!

あちらを立てればこちらが立たず、とは言いますが、PCとPLの関係はコレといった基準を設けられずにいます。
正解があるとも思いませんが、これからも悩みつつ試しつついこうと思います。
これだからTRPGはやめられませんね!
今回、同卓していただいたみなさんに感謝を!

プレイシナリオ(敬称略)
「混沌を運ぶ者」 作:きのこ
「REDLINE DEADLINE」 作:文町
いいね! 14