にわとりさんの日記

	にわとり
	2023/10/28 12:50[web全体で公開]

😍 ゆうこや日記【第五回】
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
またまた回させていただきました、『ゆうやけこやけ』。
今回回させて頂きましたシナリオは、『走れ！和伊藤さん！』。…またオリシですね、公式シナリオも回すから許して…。
ネタバレのない様、簡単にご説明させて頂きますと、ハロウィンの町中を駆け回るシナリオですね。タイトルそのまま！

今回、ハロウィンの一名町を駆け回って頂きました変化達は…
一見クール、ですが次第に大好きなラーメンへの情熱が隠せなくなっていった狐の変化。
いばりやさんですが、ごめんなさいもしっかりできる素直で良い子な狐の変化。
昼間からロング缶を空けちゃう、お酒大好きな蛇の変化。
以上の三名でした。皆さん、とっても素敵なRPでしたね。ボケ、ツッコミ兼胃痛枠、無邪気とキャラバランスも良い…。
最初はボケとツッコミが逆だったんですが、まさか入れ替わるとは予想しておりませんでした。何が起こるか分からないのが、TRPGの楽しみです。

ハロウィンシナリオです！との文句で募集はさせて頂きましたが、あんまりハロウィンを感じないシナリオになってしまって申し訳なかったですが…語り手はとっても楽しかったです！
楽しい時間を過ごさせて頂きました。PL様とPC達に心よりの感謝を！

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	にわとり
	2023/10/16 21:59[web全体で公開]

😍 【DC44備忘録】トルマリンカップ
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
【トルマリンカップ:ホープ・サーキット】
1st:ミーエ・ハリー/レインボウ・フェニックス(にわとり)
2nd:ヒュリアナ・コウ・アプリコット/パルフェウス・カーゴ(ノラ田様)
3rd:ラッヘル・シュナイト/サファイアウィングアルファ(NPC)

とあるAGSレースの情報誌の一面を飾る記事。そこにはこんなことが書かれていた・・・。

『完璧VS不完全　相反する信念のぶつかり合い』
とある星で行われたAGSレース、『トルマリン・カップ』。
そこでは二人のレーサーの信念のぶつかり合いがあった。
人間は完璧であり、完璧でない人間は許されないという師の教えに順ずる、ヒュリアナ・コウ・アプリコット。
不完全であるからこそ強く、完璧を越せると掲げた大言壮語のビックマウスルーキー。ミーエ・ハリー。
互いにライバル意識をバチバチに高めていた、注目のレースとなった。

開幕のストレート。サファイアウィングアルファが飛び出しに失敗したのを横目に、レインボウ・フェニックスが綺麗なスタートを決める。
パルフェウス・カーゴも続こうとしたものの、思うようにエンジンが立ち上がらずに遅れをとってしまう。
レースは続いたものの、パルフェウス・カーゴは最初の立ち上がりの遅れを取り戻すことは叶わずに、レインボウ・フェニックスが1着。
パルフェウス・カーゴとサファイアウィングアルファの二着争いは、コーナー勝負を制したパルフェウス・カーゴが制した。

著者:名もなきAGSマニア

ご参加くださいました、ノラ田様に心よりの感謝を！

『Double Charger 44』は、SFモータースポーツのPvPとロールプレイを気軽に楽しめるミニゲーム系システムです。
とても素晴らしいシステムですし、PL用プレイヤーブックはboothにて無料で配布して頂いております！
お気軽にご参加ください！

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	にわとり
	2023/10/16 12:38[web全体で公開]

😶 【卓宣伝】DC44 トルマリンカップの出走者募集中！
本日20:00より開催致します、【Double Charger 44】のセッションの参加者を募集しております！
https://trpgsession.click/session-detail.php?s=169724443692chicken92192715

DC44は、遠い未来を舞台に行われる「対戦型SFレースTRPG」となっております。
簡単なルールで白熱したレースが楽しめますし、パイロット同士のRPもしっかり表現できる素晴らしいシステムだと思っております。

PL用のルールブックはboothにて無料で公開して頂いておりますので、興味がある方は是非ご参加下さい！

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	にわとり
	2023/10/14 01:21[web全体で公開]

😆 地獄のような単語でときめきを強要するゲームにしてしまった話。
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
回させて頂きました、『恋する時間』。
･･･いや～酷かったですね。ダイス目とGMのワードセンスが。

知らない方のために説明させて頂くと、こちらのシステムは恋愛シミュレーションゲームとなっておりまして。
単語を選んでロールし、相手の好感度を稼いで告白を成功させろ！というゲームです。
面白いのが、選んだ単語を使えるかどうかをダイスで決めるんですね。出目が悪いと自分の意図しない単語を使う羽目になるんです。
なら…地雷ワードを何個か埋め込みたくなるじゃないですか？安全圏が無いよう配置はしたものの、地雷原を作らないように散らせたつもりではあったんですが･･･なぜか吸い込まれるように地雷ワードが抜かれる！
『まきびし』『モヒカン』という凶悪ワードを引いて頭を抱えるPLさん達･･ごめんなさい、GMは爆笑してました。
準地雷かもな～ぐらいのつもりで置いといたんですがよくよく考えれば『マグロ』も十分おかしかったですね。本当申し訳ない。
踏まれはしませんでしたが、『コブラツイスト』に『モビルスーツ』もご用意しておりました。･･･かなりの高難易度です。

見事告白には成功しましたがね！モヒカン以外のワードは入れ替えられましたが。そりゃそうだわ。
以上のワードで、誰かをときめかせられる方がおりましたら是非挑戦してください。いつでも皆様の挑戦をお待ちしております。

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	にわとり
	2023/10/12 18:16[web全体で公開]

😶 宣伝と未経験システムでGMに挑戦する暴挙について
まずは宣伝から。

【TRPGおまじな大饗宴】掲載の恋愛シュミレーションTRPG、「恋する時間」にご参加頂ける方を只今募集中です！
「恋する時間」では、あなたは女の子（もしくは男の子）の恋を応援するキューピッドとなり、主人公が想いを寄せる男の子（もしくは女の子）との恋を実らせるべく奮闘するTRPGです。
普段は言えないような恥ずかしいセリフを皆で言い合い、胸をキュンキュンさせるのを楽しむゲームとなっております！
ルルブ無し・未経験でも歓迎です。
只今、募集人数3名に対して1名のみ参加が決まっておりますので、残り2名を募集中です。
10/13の19:30まで募集受け付けておりますので、興味があれば是非！
https://trpgsession.click/session-detail.php?s=169694140526chicken92192715

さて、ここからは蛇足ですが･･･やったことないシステムでGMをするのって正直躊躇いますよね･･･。
ルルブを読み込んでさえいれば全く問題なくマスタリングできるかといったら、まぁ違うのかなと。
慣れないうちは裁定ミスも出るでしょうし、この処理がルルブに載ってねぇ！なんてことも稀にあったり･･･（私はCoC6版のこぶしのダメージ1d3の記述がルルブのどこに載っているのか未だに分かりません。)
とりあえずはPLで何回か参加して、進行のコツやなんかを掴めたらGMを･･･という流れが一般的だと思います。
これが悪い！なんてことあるはずがありません。むしろ、曖昧なままマスタリングをしないという姿勢はめっちゃ良い！と思いますし、同じ立場なら自分でもそうします。
ですが、CoCでもSWでも、「世界で初めてそのシステムを回した人」は当然、未経験で回しているはずでして。
そう思ったら、未経験で回すことってそんなに悪いことじゃなかったりとか思いまして、こうして未経験のまま卓募集をかけている次第です。
PLさん達に迷惑をかけるかもと考えると怖いです･･･が、でもやっぱり遊びたい！から仕方ないよね！

以上、言い訳でした。

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	にわとり
	2023/10/06 01:08[web全体で公開]

😊 ゆうこや日記【第四回】
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
懲りずにまた回させて頂きました、「ゆうやけこやけ」。

今回、2日にかけて回させて頂いたシナリオは、『ガラクタ騎士と大いなる旅路』。こちらはオリシですね、拙い出来なのですが。
だんだんと寒くなってきた今日この頃ではありますが、こちらのシナリオ内では少しばかり時計の針を戻させて頂きまして･･･夏の一名町から始まる旅にお付き合いくださいましたのは･･･。

忘れっぽい面はあるものの、いつも明るく楽しく誰かの背中を押してくれる、鳥の変化。
いたずら好きで食いしん坊、でもその心はとっても優しい･･･そのギャップの魅力あふれる狸の変化。
一見しっかりした子に見えて･･･でもちょっと変な人間の文化に触れていて。でもやっぱりしっかりしていた猫の変化。
以上の三名でした！それぞれのPCらしさが出ていて･･･とてもほっこりかつ楽しい時間を過ごさせて頂きました。素晴らしいRPでした･･･！

今回もいろんな場面で素敵なRPを繰り広げて頂いたのですが･･･一番印象に残ってるのは、電車のシーンですかね。
NPCの思い出話を聞いて男泣きする狸の変化を鳥の変化が優しく胸に抱き寄せる･･･そしてその様子を目に焼き付ける猫の変化･･･。飼い主さんの影響なんですかね、鳥と狸の間に矢印を描いておりました。流石に笑ってしまった。

ここからはどうでもいい小話なのですが･･･今回のシナリオ、実は私の中では問題作扱いでして。
もう一回だけ回してみて、手ごたえがなければ封印しようかな･･･と思いながら卓を立てましたが、やっぱ他のシナリオにしようかなぁなんて思ってたりもしました。そんなシナリオで募集するなよって話なのですが･･･。
ですが、実際回してみれば、贔屓目ですかね？やっぱり楽しいです！。
前に同シナリオを回した際の反省点も活かすことが出来て･･･ちょっとだけ、手ごたえなんか感じちゃったりしてます。
これはシナリオの内容にも少し共通するのですが、なんだかんだ生まれた物についてはしっかり愛してあげたいなと思いますので、封印は取りやめ。またいつか回してみたりしようかなと。


これも全て、とっても素敵で楽しい時間を提供して頂いたPL様とそのPC達のおかげだと思います。最大限の感謝を！
また新しくシナリオ書こうかな･･･なんて。

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	にわとり
	2023/10/04 01:46[web全体で公開]

😍 【DC44備忘録】『銀幕スタア争奪杯』 (凄く長文なので畳み)
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
【銀幕スタア争奪杯】
1st:スターチス・カレンデュラ/アシュー・ダイアリー(キンポウゲ様)
2nd:キャリオン・ヴァルチャー/ヴァルチア・ヴァルジーナ(にわとり)
3rd:コメット440/ジーク・ウィン(山田様)
CRASHED:X-A4/ゲネトラス・ウォーターズ(イサエギン様)

とあるAGSレースの情報誌の一面を飾る記事。そこにはこんなことが書かれていた・・・。

『スティングウッドに彗星のごとく現れた、仮面のスタア！』

先日公開された、『ラヴ=ソニック44』。読者の皆様は既にご覧になっただろうか？
鬼才『庄司=ルウカス』が贈るこの映画の一番の売りは、なんといってもレースシーンだろう。実際のプロパイロットを集め、本気のレースを執り行うことで得られた迫力あるシーンは、ここだけで高いクレジットを払う価値があるといえるだろう。
・・・実は、私はこのレースシーンの撮影現場にお邪魔していたのだ。映画では分からない舞台裏の情報を含めて、読者の皆様にお伝えしようと思う。

まずは出演者のおさらいからだ。
初めに、仮面に素顔を隠した怪しい男、『アシュー・ダイアリー』。見てくれは怪しいが実際は気のいい男だった。愛機の『スターチス・カレンデュラ』は加速力は銀河の中でも1,2を争うほどの性能を持った素晴らしいマシンだった。
次に、フードで顔を隠してはいるものの、その風貌から名家ウィンの息子と噂されている『ジーク』。彼の駆る『コメット440』は安定性には欠けるもの、その最高速と加速力からストレートでは他に並び立つものはいないだろう。
この男も忘れてはいけない、『ゲネトラス・ウォーターズ』。チーム「ラッキースターズ」のAGSパイロットだ。これを読んでいる読者の中で、彼とその愛機たる『X-A4』のエンジン出力の素晴らしさを知らぬ者はいないだろう。
・・・最後に、(何故かは知らないが)ラフプレー上等の危険人物『ヴァルチア・ヴァルジーナ』も呼ばれていた。安定した性能の『キャリオン・ヴァルチャー』ではあるが、執拗にバトルを仕掛ける彼を呼ぶとは･･･監督はこの映画を誰かの遺作にしたかったに違いない。

撮影開始直後、ストレートでいきなりカレンデュラが失速。その後もマシン性能がコースに上手くかみ合わず苦戦を強いられる。
それを尻目に、他三機は好調な滑り出しを見せる。X-A4が挨拶代わりだと言わんばかりにコメット440を押せば、続くヴァルチャーもX-A4をプッシュ。混戦の模様を見せ始め、安定性の低いコメット440は堪らずペースを落とし逃れ、レース後半へ。

レース後半、ここまで執拗にプッシュを喰らいシールドが減ったX-A4は虎の子のナイトロシステムを使用し、一時的に超加速。後続を引き離しにかかるが･･･弱った獲物を見逃すわけもなく。もはや執念とも言えるマシンコントロールでヴァルチャーがX-A4に追いつき駄目押しのプッシュ。何とか凌いだものの、ボロボロのマシンではダウンヒルの難度の高いマシンコントロールをこなせるはずもなく、壁に激突しクラッシュ。マシンもゲネトラスも一命を取り留めたものの、ここで敗退となる。

X-Aがクラッシュし、後はヴァルチャーとそれを追うコメット440の一騎打ちになるかと思われたその時･･･主役は遅れてやってきた。
最後方にいたはずのカレンデュラがペースを上げ、猛追。2台の意識の外からの追い込み一気を決めてトップに躍り出る。
ヴァルチャーは往生際悪く、ブロックで足止めを図るも、マシンコントロールに失敗。コメット440もカレンデュラの加速に追いつくことができず、そのままカレンデュラが1着でゴール。見事、愛の花を咲かせることに成功した。
2台はその後も激しいデッドヒートを繰り広げたが、コメット440が慣れないプッシュを仕掛けるも失敗。ラフプレーに置いては一日の長があるヴァルチャーが2位に滑り込み、コメットは惜しくも3着となった。

見事、優勝したアシュー・ダイアリーには、賞金と『ラヴ＝ソニック44』の主演男優の権利が贈られた。
アシューは条件付きでそれを承諾する。その条件は・・・映画をご覧になった方なら既にお分かりだろう。
彼はスクリーンの中でもその仮面とフードを取らず、正体不明の謎の男として主役を演じたのだ。
『顔も本名も分からない、全てが謎のパイロット。ただ、彼がヒロインを想う･･･その”愛”だけは紛れもない真実である。』
こうエンドロールに記されたこの映画は、とても素晴らしい映画になっていると思う。
まだご覧になっていない方はぜひお近くのシアタールームまで。

著者:とある名もなきAGSマニア


ご参加くださいました、山田様、キンボウゲ様、イサエギン様に心よりの感謝を！

『Double Charger 44』は、SFモータースポーツのPvPとロールプレイを気軽に楽しめるミニゲーム系システムです。
とても素晴らしいシステムですし、PL用プレイヤーブックはboothにて無料で配布して頂いております！
お気軽にご参加ください！

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	にわとり
	2023/09/30 01:30[web全体で公開]

😊 ゆうこや日記【第三回】
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
今日も拙いながら回させて頂きました、「ゆうやけこやけ」。

今回のシナリオは『秋の祭りの笛の音』。お祭りで流れる祭囃子にちなんだ基本ルルブ掲載の公式シナリオ・・・ではあるのですが、正しくは、ルルブに載ってるのは『夏の祭りの笛の音』なんですよね・・・。季節が違うだけなので許してください・・・。

中秋の名月の日に一名町にやってきていただきましたのは、
くいしんぼうでせっかち、でも優しい心を持った鼠の変化。
寂しがり屋で甘えん坊。でもやるときはやる兎の変化。
琉球地方から遠路はるばるやってきた、まさかまさかの鯨の変化。
以上の三名でした！いつもの事といってしまえばそうなのですが・・・皆様とっても可愛らしかったですね！流石のRPでした！

PC達には今回も色んな場面で可愛く活躍して頂いてましたが・・・一番良いな！と思ったのは、最初の森で遊ぶ場面と最後の場面で、次に会う約束をするところでしょうか。
これはゆうやけこやけに限らないのですが・・・私はTRPGをプレイするなかで一番好きなシーンは、導入とセッション終了間際の後日談的シーンだったりします。
シナリオの方向にPCを動かしていただくのもいいのですが、やっぱり自由な状況で好きにPCがお喋りする時間がなんだかんだ一番好きなんです。ずっと喋らせるわけにも行かないんですけどね！

今回も素敵な時間を提供していただきました、PL様とそのPC達に感謝を！
あと、テスト導入した方式がかなり好評で良かった！

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	にわとり
	2023/09/22 02:05[web全体で公開]

😍 【DC44備忘録】『サッド帝国 第二皇女記念杯』 
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）
『サッド帝国 第二皇女記念杯』 

1st. ジーク(山田様)　
2nd. シフォン・スクレ(キンボウゲ様)　
3rd. ラズ・オストヴァルド(たかぽん様)
unranked. ヴァルチア・ヴァルジーナ(にわとり)

とあるAGSレースの情報誌の一面を飾る記事。そこにはこんなことが書かれていた・・・。

『サッド帝国 第二皇女の思惑外れる！？お手本にしたい”クリーン”レース！』

先日、サッド帝国にて行われた第二皇女の名を背負った記念レース。
かの帝国に住まう人々を知る者は首を縦に振るだろうが、サッド帝国民は性根が腐っていることで有名だ。
特にあの第二皇女はひどく、自分は安全圏から他人が苦しむ姿を見ていることに生の喜びを感じるなどという正真正銘のXXである（ここはさすがに伏字を使わなければならない）。
出走者にラフプレー上等の『ヴァルチア・ヴァルジーナ』がいる時点で、帝国民好みのプッシュが横行するレースになるかと思われたが・・・。

プッシュなどのラフ・プレーを嫌い、マシンとクリーンなレースを愛するムィズーリアン、『ラズ・オストヴァルト』。
かの有名なレーサー一家の弟で”最速”を目指す男、『ジーク』。
そして、こちらもかつてAGSレースで名を馳せた名家に生を受けた次女、『シフォン・スクレ』。

彼ら三名が織り成す魂の激戦に、プッシュなどという技術はもはや必要なかった。
開幕、ラズ・オストヴァルドが駆る『DCMZC Vaxenon』が完璧なスタートダッシュを決めるも、それを追うようにしてジークの『コメット４４０』とシフォン・スクレが操る『スウィートアンバー』の二機も同じく最高のスタートダッシュで応える。
ヴァルチアが駆る『キャリオン・ヴァルチャー』が後に続こうとするも、プッシュに気をとられすぎたせいか大きく失速。三機に大きく差をつけられ、早くも優勝争いから脱落。
スタートダッシュを決めた三機はそれぞれが素晴らしいマシンコントロールを披露しあい、お互いを高めあうようにコースを疾走し、そのままお互いペースを落とさずにセカンドラップへ。

本来ならば、いくらなんでもこの辺りでプッシュを仕掛けあうのが定石だが、形は違えども”速さ”を求める三名にはそのような定石は関係なかった。
純粋な技術とマシン性能で争った結果、『DCMZC Vaxenon』がストレートでマシンパワー不足により失速。その一瞬の隙をついた『コメット４４０』が前に出て、その不安定なマシンを熱い情熱で見事に操り切り、後続の道を塞ぐ見事なブロックを見せつける。
そのまま一瞬のリードを得た『コメット４４０』がゴールに突っ込み優勝。その後を追うように『スウィートアンバー』が続き、二着。『DCMZC Vaxenon』は失速を挽回する時間が残されておらず、三着という結果に。

レース後、彼らのレースに罵声を飛ばすサッド帝国民たちに対し、ジーク、いや・・・ジーク・ウィンはこう啖呵を切った。
「最高のレースだった。お前らは違うだろうがな。」
他の二人も同じ気持ちだっただろう・・・勿論、今この記事を書いている私も同じである。
彼らの最速に賭ける”情熱”。そして、お互いを傷つけあう敵ではなく、お互いを高めあう友としてライバルとしてリスペクトするその”高潔さ”は、過激な衝突に目が向かれがちなAGSレースの本質はどこまでも”スポーツ”であることを鮮明に思い出させてくれた。
これからも、このようなレースを見続けたいものだ。彼らのこれからの活躍に期待がかかる、素晴らしいレースだった。

著者:とある名もなきAGSマニア


ご参加くださいました、山田様、キンボウゲ様、たかぽん様に心よりの感謝を！

『Double Charger 44』は、SFモータースポーツのPvPとロールプレイを気軽に楽しめるミニゲーム系システムです。
とても素晴らしいシステムですし、PL用プレイヤーブックはboothにて無料で配布して頂いております！
お気軽にご参加ください！

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	にわとり
	2023/09/16 01:25[web全体で公開]

😊 ゆうこや日記【第二回】
【ゆうやけこやけ】ルルブ不要の布教卓を、釈悦ながら開催させて頂きました！

募集を始めた際は、事前に興味があるといって頂いた方が一名いたとはいえ、「人集まるのか・・・？」と不安でありましたが・・・。蓋を開けてみれば、募集当日に募集人数が集まるという嬉しい結果に！
しかも見学したい！と言って頂けた方まで現れ、【ゆうやけこやけ】って実は結構受容があったり・・・？なんて思ったりしてました。

キャラ作成会と本セッション【狐の社で】と2日に渡りお付き合いくださいました皆様には、感謝しかありません。
皆様ルールの飲み込みもとっても早く、こんな催しを開いておきながら、説明下手な語り手は大変助かりました！
皆様が使用されるPCも全員可愛くて・・・とてもゆうやけこやけらしい、素晴らしい物語が出来たと思います！

これだから「ゆうやけこやけ」は止められない・・・。
正直な話、オンセンでは卓が少なくあまり大きな声でお勧めは出来ないかな？なんて思ってはいますが・・・ゆうやけこやけでしか得られない何かは必ずあると思います。
ちょくちょく卓立ててますので、ゆうやけこやけに興味がある方、ルルブ買ったけど一回もやったことがない！という方がいらっしゃいましたら、是非お声がけくださればと・・・。
拙い語り手ではありますが・・・一名町にて、あなたとあなたの変化をお待ちしております。

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