シイネ（ソード・ワールド2.5用キャラクターシート）

　シイネは蛮族領キカートリクスの下階層で人族に拾われた魔剣持ちのドレイクである。拾われた時は傷だらけで、他の弱者と同じく死ぬ定めに在ったが、下階層で稀に見るお人よしの人族に拾われて、九死に一生を得る。
　拾われ、手当てされた後に意識が戻るのだが、記憶が全て欠落しており、”何故、傷だらけで倒れていたのか”、”何故、傷だらけで倒れているにも関わらずに魔剣を破壊されていないのか”など不可解な点が多々あった。”シイネ”という名は、拾ってくれた人族が付けてくれた名前である。
　その後は、自身の魔剣を生かして戦う特訓をするも、何故か魔剣の形状が変化できずに小型のナイフ程度の形にしか成らなかった。その為、”剣”では無く、”拳”を使う特訓をする事にした。幸いにも、拾ってくれた人族も格闘家であったと同時に、才能が有ったのかメキメキと短期間で上達した。
　しかし、ある日、下階層には滅多に見られる事が無い、上位蛮族に遭遇し、何故かシイネを連行しようとする。最初は抵抗するも、複数の上位蛮族には歯が立たず、成すがままになる所を、育て親でもある人族が捨て身で上位蛮族に立ち向かい、救出を図った。そのお陰で、シイネは命からがら逃走に成功するも、育ての親は殺されてしまう。キカートリクスから逃げ出し、途方に暮れて歩いた結果、たどり着いたのはデウスデアだった……
　
・ＰＣ説明
　普段は無表情で、割と喋らないことが多く、何かしらのモノを食べている。現状は剣にも盾にも属す気は無いが、魔剣持ちのドレイクの為、双方から監視が付けられている。デウスデアに居るための条件として、人族の味方をする事を提示された為、普段は冒険者ギルドで依頼を受ける。受ける依頼はドブ掃除のボランティア紛いの仕事から、モンスター退治の命の危険がある仕事まで、何でも受ける。
　食に関して:下階層で生まれ育ったからか、蛮族や人族の両方を食べることが出来る。好物は肉まん。

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