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😶 【ダブルクロス】初心者向けのアレ② (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)前回のが他の方に比べるとガチ方向に振れすぎてて…っていうか「1回やったけどわかんなかった」って人向けのになってて妙に恥ずかしい明地です。 「はじめまして 20」スレの感想めでてえ! というわけで今回はソフト&マイルドな感じでやりたいと思います。 第2回は「キャラ作成のコツ」について。 *はじめに* ビルド解説ではないです。 いや最初はそのつもりだったんだけどコアすぎるよなあ…っと思ったので。 論点は以下の通り。 ・各ハンドアウトに求められる役割とは? ・キャラ付けに困った! というわけでイクゾー!(デッデッデデデ カーン デデデデ) なお、この解説は筆者の明地の乏しい経験に基づく主観であり、独断と偏見であることにご留意ください。 プレイングの幅を狭めるつもりはないのです!!目安だと思っていただければ…。 *ハンドアウト制ってなんなんだよ* ダブルクロスはハンドアウト制を採用しています。 ハンドアウトとは、セッション開始前にGMから提示される「作成するキャラクターへの要望」ですね。 大雑把な言い方をすれば「シナリオにおける立ち位置」みたいなもんです。 シナリオによりけりですが、大体以下のような感じです。 〇PC1:主人公枠。シナリオ中におけるメイン主人公であり、対となるヒロインが存在する。 もっぱらUGNイリーガル(普通の学生、そこらのお兄さんお姉さん)であることが多いです。 ・シナリオのギミックに戸惑い、悩み、そして吹っ切れてクライマックスに挑む、セッション全体の花形です。 身近な存在が渦中にあることが多く、感情を揺れ動かされることが多いです。 ・見せ場が多い都合上、きちんとキメることが求められます。かっこよくRPしましょう!あなたが主役です。 〇PC2:もう一人の主人公枠。PC1とは違った視点からシナリオに関わる。 こちらはUGNチルドレン(UGNで育った未成年)であることがほとんど。たまに違うことも。 ・事件の別の側面を見ることになる役割です。また、生い立ち上、PC1とは明確に違う視点から事件を俯瞰します。 PC1を相棒として支えるも良し、ダブル主人公として目立っても良しとなんでもできる枠ですね! ・荒れた戦闘マシンでも、剽軽な親友ポジでもよいのです。PC1と二人で主役を張りましょう! 〇PC3:まとめ役。シナリオで起こる事件の解決のために奔走する役割。後方からPC1と2を見守ろう。 UGN支部長(現場責任者)であることが多い。成人か未成人はほぼ問われない。 ・PC1と2が主役格であるとすれば、こちらは狂言回しとして彼らをまとめ、奮い立たせるのが仕事です。 表立った指揮よりは、PC達のフォローやケアを担当するとよいでしょう。あくまで裏方、いぶし銀! ・大人として支えられるならどんな人でも大丈夫です。理想の大人になりきりましょう! 〇PC4:いわゆる自由枠。狂言回しとも。 UGNエージェント(UGNで働く人)であることが多いが、まれにワークスが自由であることも。 〇PC5:完全自由枠。なんかいい感じに登場していい感じに発言してください。 ワークスも自由であることが多いが、だいたいにおいて募集はPC4までのことが多いので見かけるのは稀。 ・シナリオにおける事件の直接の関係者でないことが多いので、逆に設定の自由度が高いです。したがって人気も高い。 しかし、直接関係していないがために、目立とうとしなければとことん存在感が薄れる役回りでもあります。 ・自由であることを活かして(シナリオブレイクしない程度に)どんどん話に関わっていきましょう。 開始前にGMやPLと「こんな演出したいんだけど」と相談しておくと吉! ※用語解説 ・UGN…PCたちが所属することになる組織。超能力が拡散した世界の秩序を守るために色々している。 記憶操作とか情報操作とか覚醒者の監視とか敵組織と戦ったりとか。 ・FH……主にPC達が敵対することになる組織。人類の覚醒を促すためにテロとかしている。 たまにPCがこちらに所属するセッションもある。 ・ワークス…PC達が「自分はこれだ!」と確信している稼業。高校生やUGNエージェント、ヤクザなど。 ・カヴァー…ワークスに対して、PC達の表向きの身分や立場。学生などはカヴァーとワークスが同じであることが多い。 *よくわかるキャラ付け* 〇協調性は忘れずに なんにせよTRPGは参加者全員で協力するゲームです。 キャラの設定・演出に拘りすぎて、会話の雰囲気やテンポが悪くなっちゃうのは避けましょう。 〇口調や語尾でキャラ付け たとえば、生真面目で堅物な人が常に語尾に「○○だにゃあ」ってつけてるだけでキャラが立ちませんか? 「無闇に能力を使っちゃいけないにゃあ。遅刻しそうなのは君の夜更かしが悪いんだにゃあ」 「平和な世に混乱をもたらす、悪いジャームはお仕置きだにゃあ!」 …っていうのはやりすぎました。 ともかく、キャラの印象は言葉遣いで決まるといっても過言ではないでしょう。なんせTRPGのほとんどは会話劇なのですから、立ち絵以上に、そのキャラが「何を」「どのように」発言するのか、という点は印象形成において非常に重要だと思われます。 しかし、我々の大半は優れた脚本家でもなければ、俳優でもありません。他人の思考と同調する…自分が考えもしないようなことを考えるのはとても難しく、ましてやアドリブでそれをするなど不可能でしょう。 そこで「口調」です。 ・(いまどきそんな口調の女性はいねーよという突っ込みはさておき)包容力のある女性なら「〇〇だわ」とか。 ・中性的でバリバリの戦闘職なら断定を多用する口調とか。 ・メイドなら大げさなくらいの尊敬語とか。 ・「〇〇じゃないよ」を 「○○じゃねーよ」「○○ではありませんよ」「○○なわけねーだろォ?」 という風に細かい言い回しをこだわるのもいいでしょう。 言っている内容はPLの地だとしても、それをPCの口調で包んでしまえば立派な「PCの発言」に見えます。 そして口調を工夫しているうちに、PCのことを理解し始め「いや、この子の設定を踏まえればこう言うはずだ…」とRPがしやすくなってきます。 キャラ付けを重視する場合、単に設定の濃度ではなく、それをRPにどう反映するかが重要になってくると思います。 その手段として、口調を工夫をするのは簡単かつ、参加者様の間やなによりPLご自身の印象に残りやすいのではないでしょうか。 ちなみに、上のにゃあにゃあ言ってる子の設定は以下です。 ・FHの実験で生み出された、猫を起源とするレネゲイドビーイング。人としての姿は飼い主の葦原芽衣を転写したもの。 ・猫を起源とするにしては規則正しい真面目な性格だが、これはFHによる”躾”と称された制御訓練によるもの。 ・暴走して人の姿を保てなくなり、FHの研究施設を脱出したところを支部長に拾われた。以来UGNに所属している。 ・最近覚醒したばかりのPC1のお目付け役として高校に潜入を始める。猫の姿で。 セリフから錬成しましたが、口調からこのくらい設定が生えました!どうしてもキャラの詳細が思いつかない場合、セリフから創造してみてもいいかもしれませんね。 なんか足りない気がしますが、今回はこの辺で終わります。 ぶっちゃけビルドについてもっと語りたいんだけど、そこまでするには字数と気力が足りないや…。 来週あたりに30%の確率で基本環境のキャラシ作成会を立てたいなあと思いますが、うーん、気力が足りない。 まずはサマリーを組んでから考えよう…。
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