明地さんの日記 「ステラナイツは危険じゃ……」

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明地
明地日記
2021/09/25 01:46[web全体で公開]
😆 ステラナイツは危険じゃ……
TRPGにハマったきっかけを思い出す。
学生時代、サークルで先輩や友人とルルブを回し読みしながらあーでもないこーでもないとキャラシを作っていたのが楽しかったからだった、ような気がする。
いや、そういうことにしておこう。
今日感じた楽しさはまさしくその原点に根差したものだったから。


というわけでステラナイツをやることになったので本日キャラシ作成会をやってきたわけだが。
一年と半年以上もの間ずっと定期的に卓を囲んできた、まさに勝手知ったる面子が揃った結果大変なことになった。
どいつもこいつも設定に凝りまくるのである。

『銀剣のステラナイツ』といえば、バディ3~4組によるエモ量産ゲーとして界隈で有名なやつである。
その性質上、セッションはバディふたりの関係性に特化して話が進行する(らしい)。
ふたりの叶えたい願いは何か、どんな物語を背負っているのか、花章が暗示するものは、絶望か希望か――。
ふたりがどのようにして出会い、抱える願いを共有し、はてしない戦いに臨むのか。
実のところ、迎える結末はどうでもいいらしく、セッションの目的は『最高の物語を魅せること』である。
であればこそPCの設定と関係性には凝りたくなるものだ。それは仕方がない。

導入説明も終わり、キャラシ作成が始まった。
それは――――戦いの開始を意味していた。

「うちの子」への屈折した愛を込めた長文、それに答える相方の長文、そして始まる即興劇。
『決め台詞を決定する』、それだけに1時間を費やす。花章と色の意味一つに拘る。
ブチ上げられた設定を噛みしめ、ならばとうちの子の設定に反映させて打ち返す。
一つ一つが、主砲。
経験者のGMを以て「こんなに白熱した相談は見たことがない」と言わしめる、ターン制長文バトル。

ここに居るのは『異様に設定に凝るマン3人組』。
であればこうなるのも必然のことであった。
だが、我々の想像をはるかに超えていた。

1時間の延長戦を終えてもまだ設定は語り尽くせず、暇を見てまた相談することになった。望むところである。
しかしながら、12時間後の今頃にもまた――CPが始まり、しばらく顔を合わせることになるこの面子。
そのCPにしたって『全員の設定が良すぎて1話追加』となった有様である。
だからこそあえて言わせてほしい。

『異様に設定凝るマンたちでステラナイツのキャラシ作成会をやると危険だ』

――――でも、とても楽しかった。だからきっと繰り返すのだ、この過ちを。



ところで本編まだ始まってないってマジ??
始まっちゃったらどうなるんだろう……

《追記》
某氏のダイレクトマーケティングによって『バケノカワ』を購入したので時間があるときに遊びたいです。
設定がね、めっちゃ好みだったので即決でした。
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