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😶 ある日、森の中(セッション記録) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)久しくも二度目のCoC、旅の記録を付けておきましょう。 シナリオは「希望と絶望をあなたに」(KP・作:ちまきさん)。 タイマンシナリオとのことで、今回は肩掛けコートのお人好しを単身、非日常へ。 「聖なる白き布降臨せし時、汝、恐るべき苦痛を味わうであろう」 水介家に代々伝わるその言葉は、最悪の形で彼に降りかかる。 どれだけ足掻いても決して引き締まらぬ口輪筋、暴走する夢想癖。 迫りくる賽の女神の指先に、ついに封印されし妖精の力が目覚める。 カバディ、カバディ。 今こそ詩歌を捧げよ、忌まわしき呪いに終止符を打たん。 という物語が繰り広げられたかどうかは、ちまきさんと私だけの秘密といたしましょう。 どうやらこのシナリオ、配布もしておられるご様子。KPとして、PLとして、真実が気になるお方は迷わず手を伸ばしてみると良いでしょう。 けれどCoCとはKPとシナリオの組み合わせで無限に、夢幻に、変容するもの。私が体験した物語とあなたが今から体験する物語は、似ているようでどこか違うもの。オンリーワンのその記憶、存分に愛おしむと良いでしょう。 私の、というか今回送り出した晴馬の記憶はと申しますと、 非現実に放り出されたというのに割とオールウェイズふわふわ思考。本来であれば全てを疑うべきであろうに、本気で疑った事といえば自身の記憶ぐらい。 殆どの持ち物が搭載された防寒具を出会ったばかりの他人に簡単に貸し、眼前の凶器を独占しようという発想も無く。 静けき深緑の中で突然インド国技的な動きを始めたり、健全な青少年的思考により大いに狼狽えたり。 どうしても「自分が助かる為」という思考に至れず、行動の理由は一貫して「自分が好きな誰かに陰りなく幸せでいて欲しい」というもの。 ……おそらく、探索者として考えれば死亡フラグのみで構成されているような甘ったるい人物なのでしょう。私も正直なところ、意地の悪いシナリオに送り出せば確実に絶命すると思っております。 けれど今回に限っては、このような晴馬に挑ませた事こそ大正解であったと言えるでしょう。 タイマンということもあり、のびのびやらせていただいた事により中々にドラマティックな展開となりました。 むしろやり過ぎて引かれていないか心配でしたが、沢山お褒めいただき嬉しさで角が伸びてしまいそうです。 「かっこいい」とか「かわいい」も嬉しかったけれど、やはり一番言われて嬉しかったのは「RPが自然」でしょうか。 ちまきさんのキーパリングは正直さと人の良さがにじみ出ており、それ故に信頼できるものでした。むしろシナリオチョイスの次点で全幅の信頼を寄せており、だからこそ晴馬のような者を送り出せたのです。 けれどどうやら本人的にはまだまだ及第点に足りないようで、それはつまり更なる成長が見込めるという事なのでしょう。こちらも負けていられません…! 今回の体験により、タイマン形式というものに対する興味が強まりました。 こちらへの知識、じわりと深めてゆきたく思います。 それと、 CoCってこんなにも面白くて愛おしく、温かく優しい物語も紡げるのか…と大いに感動しましたので、この界隈に限ってだけは野良専の誓いを自ら破ってゆくのが最も平和なのだと日々目にする情報から確信しており心苦しくもありますが、信頼のおけるKPにご協力いただきながら少しずつ沼に浸ってゆきたいと思った次第でありました。
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