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😶 前日の反省会&シナリオ解説 ~後編~ 前回の続きです。 前回はプライズの説明まで終わりました。 残りはNPCのデータだけです。 ■法藏和尚 ・ハンドアウト あなたは白塔寺の住職である。 後任も育ち、あとは心穏やかな日々がすごせると思っていたが、をのこ草子の噂が世に広まった。 力も衰えたあなただが、をのこ草子の原紙を悪用されるわけにはいかない。 微力を尽くし、これを阻止するのがあなたの使命である。 ・秘密 あなたは1年ほど前、隠忍退治の際、不覚を取った。 以来あなたはかつての力を取り戻すべく、をのこ原紙を利用しようとしている。 をのこ原紙で願いを叶えるためには、蘆屋一族の血で願いを書かなければならない。 そのため蘆屋冥(PC1の妹)を殺したまではいいが、現(PC1)を捕り逃したのは誤算だった。 しかし斜歯の絡繰人形に蘆屋冥の魂を写すことには成功。 1年の時がたてば、魂は完全に定着すると思われ、その血で願いを書けば叶うかもしれない。 あなたの真の使命は、かつての力を取り戻し隠忍の血統を根絶やしにすることである。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― つまり、諸悪の根源がこの法藏和尚といえるでしょう。 ・セッション前の目論見 PC1はプライズをもつPC3を狙うはずだ。 そしてPC2もPC3が気になっているはずだから、狙うはず。 さらにPC4も、PC3が原因で法藏和尚がおかしくなったと思うはずだから、PC3を狙うはずだ。 つまり、男プレイヤー全員が、紅一点のPC3のプレイヤーを狙う、という鬼畜シナリオです。 無事(?)PC3からプライズが奪われれば、法藏和尚が登場し、話は一気にクライマックスへとなだれ込む。 PC3の記憶もそれを機に取り戻していくので、以降はPC3を守ろう、という感じに事は進むはず。 サイクル数も2なので、ちょうどいいくらいに法藏和尚の秘密が暴かれるくらいのタイミングで、クライマックスへいけるだろう。 よし、なかなか完璧なシナリオだな! ・セッション中 あれ? なんでPC1は感情ばっかり結ぼうとしてるの!? ああそうか、忍法の都合上、マイナス感情を結べばクライマックスで有利に立ち回れるからだ! PC2はどうした!? だめだあああ、居場所判定に失敗して感情を結ぶドラマシーンくらいしかできてない! 頼みの綱はPC4……返り血がついたからPC3にお風呂入れって? どうでもええわあああああッ!! しかもそのあと秘密覗いたら、完全な変態行為にしか見えないじゃないか、バカーッ!! といった具合に、紅一点のPC3は戦闘が起こることなく、とても平和にクライマックスを迎えたのでありました。 ついでにPC4は変態じゃありませんでした。 私は腹を括り、最後のドラマシーンが終わると同時にラスボス、法藏和尚を登場させ、一気にPC3の秘密を暴露。 をのこ草子の力でかつての力を取り戻し、クライマックスへなだれ込む怒涛の展開に持ち込む力技で収拾を図りました。 結果的には戦闘もそこそこ盛り上がり、PCさんたちにはある程度、満足していただけたような感じでした。 では、反省点を箇条書きしていきます。 ・ラスボス、法藏和尚に秘密がある、ということをもっと匂わせるべきであった。 ・ラスボスが登場するキーとなるプライズに、時間制限を設けるべきであった(そうすれば活発な戦闘があったと思う)。 ・序盤にラスボス、法藏和尚で遊びすすぎたため、PC4の秘密と矛盾が生じてしまった(致命的なミスです)。 ・脳内時間配分はあっさり破られた。もうシノビガミは時間超過するものとして、見積もらないほうがいい。 ・クライマックスで奥義に回想シーンを重ねることは出来ない(奥義に命中判定がないため、適用できない)。 もっとあったと思いますが、寝たら忘れました(最低)。 しかし特に致命的なのは、PC4の秘密の矛盾です。 法藏和尚のシリアス顔は0.5秒しか持続しない、などと、どうでもいい“遊び設定”のせいで、PC4の秘密である、法藏和尚がおかしくなっているという部分にひっかかりができてしまいました。 PC3と仲良くしすぎたのですね。 PC4からすればPC3は妹弟子のような存在になり、全体的に“ほんわか”した雰囲気が出来上がってしまいました。 つまり、私にシリアスを求めるのが間違っている! ということを言いたいような気もします。 要するに、私自身、シリアスな顔が0.5秒しか持続しないのでは? というオチでした。 今度またリベンジしたいです。
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