水無月彦丸さんの日記 「「恋を夢見る巨大怪獣は」オープニングフェイズのシナリオ公開。シナリオセットに載せないですので」

	水無月彦丸
	2022/04/25 22:14[web全体で公開]

😶 「恋を夢見る巨大怪獣は」オープニングフェイズのシナリオ公開。シナリオセットに載せないですので
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）参加するPCの設定に合わせていろいろ変更をしているのですが、こちらが原文になります。
なので、全然違うところがあるのは、すべてアドリブという…。
かなりガバガバなシナリオですが、これくらいでちょうどいいのかもしれない。


「恋を夢見る巨大怪獣は」
[オープニングフェイズ]

〇シーン0「巨大怪獣現れる」

シーンプレイヤー：なし
登場判定：なし
マスターシーン

◆解説
巨大怪獣の現れるシーンを描く。
怪獣のしっぽを撃ち落としたGACジェットの功績もある。

▼描写
ネオンきらめくその夜、チバシティの沿岸に巨大怪獣が現れた。
その異様はそそりたち、天に向け威嚇するように、咆哮とともに火炎を吐いた。
緊急出動したGACジェットが巨大怪獣に攻撃を行い、そのしっぽを撃ち落とすことに成功した。
しっぽを撃ち抜かれ、巨大怪獣は悲鳴を上げるように咆哮を上げ、海の中へと身を潜り込ませ、行方をくらませた。

▼セリフ
「Gyaoooooooon！！！」

◆結末
演出を終えてシーン終了する。


〇シーン1「恋する少年少女とヒーローと」
シーンプレイヤー：PC1
登場判定：なし

◆解説
PC1といっしょにいる狩野刃シノブ（かりのは　しのぶ）の交流する場面。
PC1にほのかな思いを寄せているのだが、気持ちを伝えずにいる。
狩野刃シノブ（かりのは　しのぶ）の性別はPC1の好みによる。
NL、GL、BLのいずれかが好きで、両想いを期待するのなら好みの性別に。
そうではない場合なら別の性別にするのもあり。
狩野刃シノブがPC1を好きになったエピソードが盛り込めれたらなおよし。
狩野刃シノブは中学生か高校生くらいをイメージしている。
PC1の年齢によっては変更もありだが、幼馴染ということにすれば年長者や年少者でも対応できる。

▼描写1
（学校などの）いつもの場所で狩野刃シノブと出会ったとき、もじもじとキミを見ているのに気づく。
いつもとはなんだか様子が違う気がする。

▼セリフ1
「PC1に会いたかったからうれしいよ」
「あなたには、好きな人、いる？」
「（いる）そ、そうなんだ…」
「（いない）（ホッとしたような顔で）そっかぁ！」

▼描写2
秘密結社テラーの戦闘員が物陰からのぞき込んでいる。
キミはその視線に気づく。
狩野刃シノブが怖いのかPC1の背後に隠れる。
（知覚判定をして成功すると、テラーの見ている人物がだれかわかる。失敗したら、自分たちを見ていると勘違いする）

▼セリフ2
「…なんだか怪しい人たちがこっち見てた気が…」
「私（僕）を見てたのかな？　それともキミを見てたのかな？」（不思議そうに首をかしげる）
「（狩野刃シノブを見ていたと伝えると）怖いな…」

◆結末
PC1と狩野刃シノブの会話が終わったところでシーン終了。
【オース：狩野刃シノブを守る】

〇シーン2「巨大存在研究所の問題児」

シーンプレイヤー：PC2
登場判定：なし

◆解説
GACに協力している巨大存在研究所の問題児、両刃野鶴来（もろはの　つるぎ）に協力を仰ぐシーン。
両刃野鶴来（もろはの　つるぎ）は壮年の男性で研究大好き人間。
GACの隊員たちにも遠慮なくずけずけと物言いをする。
GACが巨大怪獣のしっぽを得たため、その研究を行ってもらうために来た、という場面。

▼描写1
PC2は、昨晩、現れた巨大怪獣のしっぽを得て、GACから巨大存在研究所へとおもむいた。
両刃野鶴来（もろはの　つるぎ）に協力をあおぐためだ。

▼セリフ1（両刃野鶴来）
「このしっぽがあの巨大怪獣のものかね」
「まかせたまえ。分析結果はしっかり報告するから」
「久しぶりに腕が鳴る。怪人はともかく、巨大怪獣なんてしょっちゅう現れてくれないからねぇ。わくわくするよ」

▼描写2
分析結果は数日しないと出ないということで、PC2は帰ることになる。
両刃野鶴来（もろはの　つるぎ）が気になることを告げる。

▼セリフ2（両刃野鶴来）
「あの巨大怪獣を倒す方法を見つけるのは簡単なのだがなぁ。コントロールする方法を見つけたいものだ」
「コントロールしてどうするかって？　研究素材としてがんばってもらうんだよ」

◆結末
PC2と両刃野鶴来（もろはの　つるぎ）の会話が終わったらシーン終了。
【オース：街の平和を守る】

〇シーン3「謎の女科学者」

シーンプレイヤー：PC3（いない場合は、PC1）
登場判定：なし

◆解説
PC3（もしくはPC1）が漸能寺魔布衣（ぜんのうじ　まほい）と遭遇する。
自己顕示欲の強い狂気を描いて、彼女を止めるように動くことを表す場面になる。
▼描写
白衣を着た女性が巨大怪獣のことを触れ回っている。

▼セリフ
「昨晩現れたあの怪獣の名前はご存じ？　アビスフォーリンというのですって。すばらしい名前よね」
「あのすばらしい姿を、もう一度拝みたいわね」
「（PC3咎められて）ふふ…、そんなこと言うあなたも、本当はもう一度現れてほしいのでしょう？　わかっているわ。あなたが正義感というイツワリの感情で動いていることくらい」
「わたくしは漸能寺魔布衣（ぜんのうじ　まほい）。この世で一番賢い科学者よ。覚えておいてちょうだい」

◆結末
会話が終わったらシーン終了。
【オース：漸能寺魔布衣を追う】