ぱむださんの日記 「薬師にできることならば鍛冶屋にできぬはずもなし」

ぱむださんの日記を全て見る

みんなの新着日記を見る

ぱむだ
ぱむだ日記
2024/09/30 10:34[web全体で公開]
😶 薬師にできることならば鍛冶屋にできぬはずもなし
海外のソロプレイ用TRPGはやたら薬を作る人になるものが多いんですが(ウィッチだったりハーバリストだったりアポセカリーだったり)、この手のゲームの面白さはやっぱり「具体性」なんですよね。そんなもんなんだってそうだろって話ではあるんですけど…
不思議な病気を治す不思議な薬の材料や、作り方や、効き目なんかが具体的な手触りとビジュアルをイメージできるような言葉の組み合わせで出来上がるし、そこに自分のキャラクターの仕事ぶりが見えてくるから、「薬を作る」ことが楽しいんです。
ゲームによっては材料を自生している場所まで取りに行かなきゃいけなかったりするので、一段と具体性が増しますよね。

しかし、意外とないのが「武器を作る」ゲームで……
パッと見いかにもそれっぽい「Forge」ってタイトルの有名なソロRPGはあるんですが、これは別に鍛冶屋をやるゲームではないです。
いや、探せばもちろんあるんですが、薬を作るときにはあんなに広がる想像の翼がなんだか若干換羽期気味でぱさぱさ。なんなんでしょうね、客に無茶振りで変な注文されて変な武器作りたい人って結構いると思うんですが。
材料が少ないダガーばっかり山ほど作って経験値上げたり。スカイリムみたいに。

多分薬を作る系のゲームの細かい表現を変えたら武器を作るゲームにできるのかもしれないと思ったのですが……
ここで問題なのが「売ったものが何をしたか」。
薬はもちろん処方した人が病気を治してハッピーエンドなんですが……
特別な武器を売ったら、それで誰を仕留めたのかは絶対に知りたいなあ!
ただのおまじない程度の勇気の魔法をかけた短剣を持った少年が、襲いかかってくるモンスターに立ち向かって大事な人たちをその一振りで守り抜いたとかそういうの!
闇堕ちした剣豪に魂を吸う妖刀とか鍛えてあげてめちゃくちゃ人を斬りまくったりするのも見てえなあ!
私の鍛えた武器を持つ戦士同士で殺し合って欲しいなあ!
こう考えてみると、確かにこの手のゲームがあまりないのも頷けます。武器は、それも特別な武器は作り手の手を離れた後の方が重要でドラマチックなわけですから……でも、この辺はランダムで作ってそこから話を膨らませるシステムに落とし込めたりしないかな。

このへんでそもそも突き詰めて考えると、いろんな武器を与えてどうなるか見守るのはだいたいファンタジー系のGMになるとみんなやってませんか?ってところに行きつきそうなので見ないふりをします。
いいね! いいね!12

レスポンス

レスポンスはありません。

コメントを書く

※投稿するにはログインが必要です。