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🤔 バディNPCとの恋愛から考える、GMが恋愛をうまくロールするための学習 現在私がGMやっているバディ物のキャンペーンシナリオ。10人いるNPCバディから一人を選び、二人一組で難事件を解決するDX3rdのアカデミアステージシナリオなのですが、女性PLと男性NPCバディの組み合わせになった場合に超高確率でエンディングには恋愛関係に発展するため、より良いロールの為に女性の恋愛心理について学習を始めました。 とりあえず女性向け小説から読み進め、恋愛小説なども読了していったのですが……、『んん? そこの心理描写いる?』とかついつい思ってしまうのですね。てめぇ恋愛小説から恋愛要素ぶっこ抜こうとするとか正気かよ、と、後で気付くのですが、完全に作者目線で思索する癖がついてしまっているのでもう自分は学術書から知識を集めたほうがいいのかもしれませんねw (参考文献:“薬屋の独り言”、“私の幸せな結婚”、“君の膵臓を食べたい”、“二度目の夏・二度と会えない君”、“時をかける少女”、それと最近の傾向を知るために“転生したらスライムだった件”、口直しに“ドグラ・マグラ”) そしていろいろと恋愛について考えた結論がこちら。恋愛について断言するような物言いになりますが、あくまで大まかなくくりであり、万人に適用されるものではないと前もって宣言しておきます。 ①【男女の恋愛は終着点が違うことに気を付ける】 近年、恋愛対象が複数登場する作品(ハーレム物)はライトノベルの傾向として一般的ですが、ここで登場する恋愛候補には男女に明確な違いが存在しました。 ・男性向けの作品の場合、“恋愛対象となる女性は社会的地位・社会的責任を持たない場合が多く、また人脈がない、もしくは少ない。主人公より弱く守るべき対象であることが大前提となる” ・女性向けの作品の場合、“恋愛対象となる男性は高い社会的地位・社会的責任を持つ場合が多く、また人脈が非常に豊かである。主人公より強く、頼りにできるだけの[武力・財力・人脈]持っていることが大前提となる” 当たり前といえば当たり前の違いだが、ここには明確に恋愛に求める男女の差異が現れているといえるだろう。 これを生物学的に身もふたもない解説をしてしまえば、恋愛は種の保存本能からくる根源的な情熱である。 ・[男性の恋愛の最終目的]男における恋愛の最終目的は“エッチ”である。より多くの女性を妊娠させるという合理的かつシンプルな結論であり、男性向け作品に登場する主人公はすべからく“他の男性に比べても強靭で優秀な遺伝子を持っている”要素を持つ。ここで決定的に女性と違うのは、“幸せな結婚生活”を連想させるような描写を極力排する傾向にあることだろう。 ・[女性の恋愛の最終目的]女における恋愛の最終目的は“安心で安全な育児生活”である。女性向け作品を見るとわかるのだが、主人公と恋愛対象、必ずどちらかが[武力・財力・人脈]など“安全”を保障する要素を持たないと成立しないのだ。例えば主人公か恋愛対象が奴隷階級だとしても、どちらかがその将来に対する不安を取り除ける要素を持たなければ恋愛には発展しないのだ。 ②【男性は主人公の“個人の強さ”が褒められることを好む。女性は主人公の強さよりも“培った社会的地位と人脈”という後ろ盾の方を褒められることを好む】 これはまさにそのままである。 男性はシンプルに強さを褒められることのみを好む。まさに野生の本能であり、たとえ仲間であっても自分より強い同姓が褒められることは非常に嫌う傾向にある。 女性は本能的な社会性の高さが現れた結果といえるだろう。どれほど強い女性主人公であろうと、[妊娠]という致命的弱体化(妊娠しても強いままという設定は本能的にあり得ないと考えてしまう)という関係上、弱っていても助けてくれる“社会的地位・財力・人脈”という自分の力ではない力に頼ることを至上としており、そんな“評価される後ろ盾”を見せつけて敵対的な同姓に示威行為をすることに本能的・根源的な感覚を感じるのである。 ③【見た目は気になる? 気にならない?】 実は男女ともに、“見た目”は重要ではなかったりする。 もちろんブサイクは嫌だと皆さん思うかもしれませんが、意外と“イケメン・美少女”描写が無くても、“清潔感”を感じさせる描写があれば恋愛対象になりえるのだ。 なぜ人は顔鼻立ちが整った相手を好むか。端的に言ってしまえば[ブサイク=病気・悪性因子を持っている]という直感が本能的に働いているからだ。要するに清潔でないと思ってしまうのだ。 『あなたの前に愛の告白をしている相手は、よく手入れされた髪から清潔な香りを漂わせる、塵やほこりを寄せ付けないような清涼さをもった礼儀正しい人物だった』 この描写だけでイケメンが相手だと連想してしまうことだろう。顔についての描写など一切していないのに、だ。 以上が自分が思った男女の持つ恋愛感覚の差異である。 漢はシンプルだ。布面積の少ない、弱弱しい女の子を渡しておけばそれでいい。 しかし女性の場合、その恋愛対象のロールをする場合はかような注意を重ね、繊細な描写を守らなければならない。褒めればいいというものではない。 女性の言う『普通の男性でも結婚相手として満足』という言葉の“普通の男性”とは、“ミスをすることが極端に少なく、満足できるだけの財力があり、趣味よりも自分を優先してくれて、ふけの一つもない清潔な男性”ということだ。『そこまで求めていない』という言葉は信じてはいけない、自分自身も信じてはいけない。女性は最終目標のハードルが男性よりもはるかに高いのだからしょうがないのだ。 逆に女性は意外と“モテる”必要がないというのも意外なところだろう。なぜなら、“モテる”必要がある相手は、“自分が一生を共にしたいと思える”相手にだけモテればいいわけなのだから。 恋愛に関してはこれからも考察と知識収集を続けねばならないだろう。今回は性別で大まかに分けただけなので、個別の精神的特徴に対応できるような恋愛考察ではないからだ。もっとも、“目安”としては記憶の片隅に残しておこうと思う。 【結論】 ・上の自分の考察を全否定するが、倫理的にならず感情的なロールプレイを心がけましょう。こんなん考えているから恋愛描写に困るんだよ!
> 日記:バディNPCとの恋愛から考える、GMが恋愛をうまくロールするための学習 GM頑張ってー(о´∀‘о) あといつもお疲れさま&ありがとうです
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