大久野しぐれさんの過去のタイムライン
2024年02月
大久野しぐれ | |
2024/02/21 00:59[web全体で公開] |
水無月彦丸⇒大久野しぐれ | |
2024/02/06 20:34[web全体で公開] |
> 日記:きまぐれ猫のメモ(夜のあしあと/卓感想) こんばんは、大久野しぐれさん。 セッションの感想をありがとうございます。 また機会がありましたらよろしくお願いします。
大久野しぐれ | |
2024/02/06 01:24[web全体で公開] |
😊 きまぐれ猫のメモ(夜のあしあと/卓感想) 猫の目も賽の目も、いつだって思い通りにはいかないものです。 先日、水無月彦丸さんがGMを務めてくださった、「夜のあしあと」の公式シナリオ『はじめての夜回り』に参加させていただきました。 参加者全員がシステム初プレイということもあり、事前に読み込んでいたとしても、行動の度に「これあってるっけ、これあってたっけ」とルルブをめくりながら挑んでいたことでしょうね。 ひとまず初プレイの所感を、記したいと思います。(シナリオのネタバレは割愛します) ------ 私のPC――『プレイヤーキャット』は飼い猫のがんもくん。灰毛のハチワレ、さびしがりやでドンカン気味、けれど毛並みはピカイチ。チャームポイントはがなり気味な鳴き声。 ということで、野良猫のとらひこくんと、応援参加(補足:盤面にはいないが、1サイクルに1回無条件で後述する『猫の手』が使える)のこみかんくんと一緒に、はじめての夜の街の冒険です。 ゲームの基本ルールとして、制限時間までにメインクエスト達成を目指す、のが大目標。各所で発生するイベントをクリアすることで、大目標の達成を円滑に進められる、といった感じでしょうか。 そしてイベントの発生条件だったり、達成条件だったりには、手がかりを調べる必要があるわけですが。この手がかりを調べる行動には特定の『気持ち』を使う必要となります。 『気持ち』は初期と使い切った場合それぞれで3つ獲得でき、猫の気性の『気持ち』は確定で1つもらえますが、残り2つはダイスでランダムで決定することになります。 ですので、調べる行動が使える『気持ち』がない場合は、『気持ち』を付け替える行動を取る必要があるほか、同じ『気持ち』が2つ以上ある場合は、調べる行動が選べないことも。 何かを調べるだけで一苦労! やはり猫というのは気まぐれなものですね。実に可愛いものです。(今回のプレイでは気持ちがあまり偏らなかったこともあって、円滑に進められました) そして、いざ調べるとなると判定。4種のステータス(初期作成なら、長所は3、短所は1、それ以外は2)の中から指定されたものを選び、そのステータス値の個数分ダイスを振ります。 そして出目4以上が出たダイスの個数が、判定に指定された危険度以上であれば成功、未満なら失敗。非常にわかりやすいですが、思いのほかシビア! 実際、3つダイスを振れる場面で、1つも4以上の目が出なかった、というケースも見られたものです。 他のPCが事前に特定の行動を取っていたり特別な『気持ち』を持っていたりすると、振れるダイスが増えることもあります。ですが手っ取り早いのはこれ。『猫の手』です。困ったときに借りたいもの。 判定直後に、1d6点のやる気(補足:いわゆるHP、初期の最大値が10点で、0点になるとケガをしてしまう)を消費することで、追加で2個ダイスを振って成功数を加算できます。 もちろん、借りてもダメな場合もありますし、コストが思いのほかデカくなる場合もありうるので、なかなか使い時に悩むことになります。 さて、手がかりを調べることに成功したPCには、手がかりの真実が獲得できます。しかしその真実にも伏兵が。真実の中に記されている〈〉で囲まれたワードは『禁句』。これは猫同士でそのまま伝えることのできないワードなのです。 つまり真実を共有するには、この『禁句』を猫なりに解釈して説明しなければならない――すなわち、『ニャラティブ』に挑まなければならないのです。 ボイセでは1分、テキセでは3分程度を制限時間として、『禁句』をうまく猫の理解の範疇で伝える……私が伝えることになったワードが思いのほか難しいもので、「うまく伝えられた!」と思ったものの失敗、2度目の挑戦での補足でようやく成功、と相成りました。 そして伝えたワードは、新しい猫語としてシートに追加。たくさん集めてネコ語じてんを作りたいものですね。ニャムハー。 (しかし、公式シナリオプレイ後の猫のシートは、未プレイの方は見ない方がいいのかもしれませんね……ネタバレ的に) ------ 休憩を挟みながら4時間と少しプレイしまして、どうにか(現実の方の)時間ギリギリでメインクエストを達成。結末も、幸せなものとなりました。 楽しくプレイしたできたものの、やはりルールはもう少し把握しておいた方がよかった、と自戒しましょう。とはいえ、「初めての割にはそこそこやれたのでは」と併せて自分を褒めておきます。 猫の気持ちとダイスの目という気まぐれに振り回されながらも、「猫として、この言葉をどう解釈し、どのように伝えるか」と思考する――実に楽しいシステムでしょう。 何より、猫は可愛いのです。今回は飼い猫でしたが、今度は野良猫や、迷い猫でも遊んでみたいものですね。そしてゆくゆくは、私も卓を回して、たくさんの猫に囲まれたい……。 それから、今回は戦闘のないシナリオだったため、戦闘を行うとどのような感じになるのか、というのも体験しておきたいところです。とはいえ可愛い猫にケガをさせたくないジレンマ……。 それでは最後に改めまして。セッションを開催していただいた水無月彦丸さん、そしてご一緒にプレイした春先リンさん。 今回は楽しいセッションをありがとうございました! また機会があれば、その際はよろしくお願いいたします。