東方TRPGBRP版サプリメント ワイルドライフ&アーティザン 曲芸師・芸人・アイドルルール

エミリオ(ハウスルール投函者)
エミリオ(ハウスルール投函者)スレッド種別C[web全体で公開] 押されたいいね! 1
登録日:2020/10/30 12:07最終更新日:2020/10/30 23:40

PLは旅芸人の一座(あるいは一座の構成員)として各地で催し物を行いながら冒険することが出来る
各地の公園や寄席劇場、あるいは歌劇場などで自慢の技や一発芸、歌唱や舞踊などを披露することで日銭を稼いで生活するのである

生活の拠点は、冒険者PTと同じく宿屋住まい
(一座の構成員としてPTと行動を共にしていた場合はPTが宿泊している宿屋を拠点とする)
で、それ以外は一般の冒険者と同じだが、ここからが違うのである

1.曲芸師

曲芸師を行う場合、手さばきや投擲、変装・跳躍などが重視される。これらの技能は、目にもとまらぬナイフ投げ、または投げナイフを手足の様に操りいともたやすく鋼鉄製の鎧を貫く、変装により、見た目を一瞬で全く違う何かに変える
(例えば、普通の人間なのに、次の瞬間ドレイクに変化させるなどである。多くの場合はドレイクそっくりに作られた着ぐるみなどで対処するのだが)
手さばきにより、目の前にある物体を一瞬で転送させるように見せかける
鍛えられた跳躍により、天井付近で大ジャンプして別の足場に乗り移る
といった、体を張った芸が中心になるのが曲芸師である

2.芸人
魔導・登攀・念話・並びに人望が重視されるこの人を滑稽な芸、無茶な芸で驚きを与えるこの職業は、いかに人望を把握し客を笑わせたり驚かせたりするかなどが重視される職業である

魔導は、高熱火炎放射や放射電撃などにしようされ
(これらの技能は魔導の知識が問われるのだ。安全に魔力エネルギーを制御できない素人がやると大惨事になるのは言うまでもない)

登攀によるバンジージャンプ、並びに見えない壁よじ登り
(どちらもロープのあるなしにかかわらず巨大な壁をよじ登る事を網羅した者にしか成し遂げられない技能である)

念話によるパントマイム及び人望による滑稽な芸
(滑稽な芸は現地の伝説などを知っている場合レパートリーが増える)

といった、人々の疲れを笑いと派手な芸で癒すのが芸人である

3.アイドル

歌唱や舞踏・演劇といった優雅な芸で人々を勇気づけたり穏やかにさせたりするのがこの職業である。芸術がまず最も重視されるが他には歴史やオカルト・自然といった技能が重視される。歴史はメインの芸術活動に様々なヒントをもたらし、オカルトと自然はそれぞれ動物や精霊などを使役し、彼らと共に一芸を披露するために取得するのである

歴史は自ら作り出す歌唱・演劇に深い効果並びにそれらを製作するヒントとなる。この技能は芸術による活動に支援効果をもたらし、より優れた芸術活動を担う一旦となるだろう

オカルトは技能によって、精霊などを使役して一芸を披露する技術となる。彼ら超自然の存在を使役しなければできない一芸を行うための助けとなるだろう
(精霊を使役する舞踏・またはすさまじい閉所、例えば箱などに入って何一つ傷を負わず脱出するパントマイムの一種など)

自然は動物を使役することにより彼らと共に一芸を披露する技術となる
(魔獣の中で非常に希少が荒々しい者達を使役して、彼らと一体となったかの如く見事な一芸を披露する。気がたっている魔獣や観衆たちを音楽で落ち着かせるなど)

旅芸人一座の収入、並びに、PTに旅芸人一座出身のキャラが居た場合

PTに旅芸人一座の出身者が居た。あるいはPTが旅芸人一座だった場合、突発イベントで旅人や街の住民が一芸を見たいと集まってくる場合がある。もしくは街道などを移動中の場合は、通りすがりの旅人などが一芸を見せてくれ!とせがんでくる場合があるかもしれない。PTはこれらの依頼を断ってもいいし、もしくは了承してもよい。断る(また今度)の場合は、そのまま何事もなく進行するが、依頼を了承した場合、街道などで鯛尾芸人一座、並びに旅芸人一座出身者が一芸を披露することになる

1d100上記技能対応判定を行い、勝利した場合、演劇や曲芸は大成功となり、客からおひねりをもらえる
(おひねりの相場はGMが自由に決めてよい、もしくはPL側から提案してもよい。大体相場は300GD)
もし失敗したら、おひねりは貰えないが、一応は客は満足して再び旅立っていく

4.熱狂的なファンの押しかけ

時には、熱狂的なファンが、PT一同に押しかけてくる(PTに旅芸人一座出身者か旅芸人一座だった場合)
この場合、PT側が用心棒となって説得するか、もしくは戦士団を読んで何とか説得して去ってもらう事となる
説得する場合はPTが説得・または強弁1d100判定を行い、誰か一人でも勝利した場合、なんとか彼らは立ち退いてくれるだろう。もし失敗した場合、彼らは数に物を言わせて一気に押し寄せてきて、その日1日は彼らの説得に費やすることとなる
(PT全員のMPに5ダメージ、彼らの熱狂的ぶりにPT全員は非常に疲れさせられるのである。精神的吸血鬼といった所か。ただし、いかがわしい真似はしない辺り、彼らもそこはわきまえている模様)
一番確実なのは戦士団を呼ぶ場合だが、警備量として300GDを支払う必要があるという事である。ただし相手が泣く子も黙る警備団員なのでその日は何事もなく終わるであろう

5.酒場での同業者との会話、並びに演劇技の伝授

街では、同業者(旅芸人一座)が滞在している場合がある。彼らとの会話により、曲芸や演劇・歌唱などを伝授してもらえることがある。このイベントはGMが好きな時に突発イベントとしていれてよい。ただし、情報共有してもらって覚えられるかは1d100対応技能判定を行って成功した場合のみ、失敗した場合はその時は教えてもらった知識は開眼しなかった(つまりは覚えられなかった)が、GMはその時の記録を取っておいて(PLもこれまでの冒険の軌跡に教えてもらった演劇技の記憶をメモに取っておいてよい)
GM・あるいはPLが演劇技判定を行ってもいいか申し出てもう一度演劇技開眼判定を行ってもよい
(好きな時に開眼判定は行える。成功すれば習得完了・失敗すればまた今度判定を行う)

6.用心棒の場合の熱狂的なファン

熱狂的なファンの中には用心棒クラスの強力な者達もいる。彼らは多くの場合、街で普通の住民として暮らしており、見事な一芸を披露すれば、用心棒(フォロワー)として協力を申し出てくれるだろう
ただし、彼らもそれなりの芸術観などを持っており、そう簡単にはフォロワーにできないので、仲間にできたら丁重にもてなそう
(扱いはフォロワーと全く同じ、GMとして登場させる場合の注意事項はフォロワーなので強力なキャラにしない。悪魔でお助けキャラという事を忘れずに)
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