東方TRPGBRP版の舞台は泰山大陸となっている。泰山大陸は文化などは東アジア的地域となるが、一つ違うのは文明レベルは蒸気エンジンを用いた機械や、魔術と科学が融合した様々なオーバーテクノロジーが発達した架空の19世紀とも呼べる世界となっている。大陸自体は非常に広大で沿岸部には島国、そして内陸には東は巨大な湖とも呼べる海、西はマンサムーア大陸や各地域を隔てている山脈(大陸線付近)を擁しており、古くから交通の要地とも呼べる場所があると同時に盗賊団や魔人が乗り込んできて各地で抗争を繰り広げている場所でもある 泰山大陸は魔術的にも重要的な場所で、各地には旧世界の遺跡や遺物、多くの伝説や神話が語り継がれており、それらを求めて、他の大陸からも命知らずな冒険者や賞金稼ぎが乗り込んでくることで有名でもあり、また幻想郷とも最も近い場所でもあるためか、彼・彼女らが外の世界の抗争や頭のねじが3・4本緩んだ賞金稼ぎが乗り込んできて、八雲紫や有力妖怪たちの頭痛の種となっている。現在も、妖怪・人間・半妖・機械人・並びに魔人や魔獣といった「旧世界からの子孫」をはじめ龍・旧世界の亡霊のグール・英雄や怪人などが数多く住んでいる 泰山大陸の情勢 現在の泰山大陸は比較的平穏…と言いたいが、各地に潜む無法者共が徒党を組んで一大勢力権を築いて統治者に抗争を挑んでおり、彼らの抗争の場となっている 泰山大陸の要衝は泰山地方となっており、大陸の東側、東岳泰山を有する場所に位置する大都市圏であり、泰山の東岳大帝とその娘碧霞元君を守護神とする都市圏である一方、その都市圏に真っ向から戦いを挑んでいる無法者共は、通称業魔一族と呼ばれる無法者集団であり大陸山間部で結成された盗賊団である。彼らは周辺の力なき賊徒を次々と傘下に加え、一大勢力圏と化し現在に至る。30年前の大規模抗争の時と比べ、現在は散発的な戦闘が起きている程度に情勢は回復したが、それでも行商人が業魔の賊徒に襲撃されることも多く、油断ならない状況が続いている 気候と地形について 泰山大陸は各地域によって非常に環境が変わるため、一概にどこがどういう気候か?という事は言えないが大体の特徴は、泰山地方が比較的温帯で過ごしやすく、北側の恒山地方がユーダリル大陸から吹き付ける冷気により冷涼な気候であり、崋山地方が乾燥した雨の少ない気候、衡山地方が湿度の高い熱帯となっている 統治の中心泰山地方に関しては他には、平原が多く、農作に適しており、東側は海岸沿いに日照国が見える海が広がり、各地に川が流れている。少し進むと針葉樹林が広がりそれらが南、西と森林地帯を作っている 周辺諸国 泰山大陸は東側大陸の交通・通商上の要地である。泰山大陸と境を接する国々は次のようなものがある。 マンサムーア 泰山大陸の西側の黄沙丘砂漠を超えるとある乾燥した平原と砂漠が広がる大陸である。人々はシマウマ、牛や地龍、ラクダなどに乗り遊牧生活を送るが、都市部になるとサーサーンと呼ばれる王族が文明的な宮殿を建築し、人々を統治している。この都市部は、宮殿と同じく作りにしっかりした大理石の建築物が建てられており、観光客は一種の楽しみとして見学しているようだ。都市部には他に、パルティア、アフラマズダー、ハルワタート、アムルタートといった都市圏がある ノゴーン・タル 泰山大陸の北方、北岳恒山を有する地方と接する、遊牧民の国がある地域、強力無比な騎馬民族を有するだけでなく、自然の変化を敏感に感じ取り、異変があると即座に移動する能力があり、一目置かれている ルドラ 泰山大陸のはるか南、衡山地方のさらに南の密林地帯、大河ルドラ川に面しているからそう名付けられた。肥沃な大地だが、雨が多く、突発的な暴風雨(スコール)に見舞われるため、結構生活は大変な地域である。気候は熱帯で、彼らの歴史は熱帯性身体症を媒介する昆虫型の魔物との戦いの歴史でもあった。現在は領土ではないが、泰山大陸と交易を行っている。またジャングルの中に、旧世界の遺跡が佇んでおり、それらを見ようと賞金稼ぎや冒険者が訪れることがあるようだ 河伯港 泰山大陸南東の河伯川に面した港町、南側の玄関口である。この辺りにて文明が再起した場所でもある。諸外国と積極的に交易を行っている 歳星要塞 泰山大陸南西に位置する要塞、山脈の多いこの地域での玄関口であり、ジャランダーラ渓谷と向かい合っているこの場所は、このジャランダーラ側と泰山側の言わば関所の様な役割も果たす場所である。この地域はジャランダーラをはじめとして、多くの山脈などで隔たれており、陸路で通行するのは非常に手間となる。各地では麦などの土壌が貧相でも問題なく育つ作物などが好んで栽培されており、これらを、輸出・交易して商売している。戦士の地位が高く、中壇元帥の信奉者が多く集う事でも有名である。郊外には信奉者用の修練所があり、信者はそこで日々技と武力を競い合っているとの事だ 西の砂漠・南部一帯に広がる山脈地帯 泰山大陸の西は広大な砂漠となっており、タングステン鉱石の採掘鉱山があちこちに存在する過酷な場所である。各地から出稼ぎにきた労働者は炭鉱街を作り、そこで鉱石を採掘し、各地に運んで日銭を稼いで日々の生活を送っているのである。また、南部一帯は広大な山脈地帯となっており、更に南部に存在する密林地帯と泰山地帯を隔てているのである。いうまでもなく、この密林地帯にも泰山大陸と違った文化をもつ大陸が広がっている
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